本日はネコの日
ケイP『本日2月22日は、ネコの日だッピニャン』
シロ「そのニャン口調を、ずっと続ける気か?」
ケイP『当たり前だッピニャン。マスターNOVAから「お前はコメント対応を失敗したから、これからはニャン口調で親しみやすさを増量しろ」との命令を受けたッピニャン』
シロ「その新星さまはいつ帰って来るんだ?」
ケイP『2月26日が誕生日なので、それ以前に帰って来たい、と念波が届いたッピニャン』
リトル「今日はネコの日。ということは、トライ・スキャット結成記念日にしたいですぅ」
シロ「ちょっと待て、リトル。トライ・スキャットって本気か?」
リトル「実は……ケイPさんから熱いラブコールを受けたですぅ」
ケイP『この動画を見るッピニャン』
Unused Little Godzilla Footage
ケイP『これを見れば分かるように、リトルゴジラは大きな目玉と耳を強調したフェイスデザイン。つまり、天然の姿でネコっぽいデザインだッピニャン。わざわざ付け耳を用意しなくても、ネコだと言い張れる素材。だったら、本日、2020年、令和2年の2月22日という2だらけの記念すべき日に、我らはネコ3兄弟としてトライ・スキャットを正式に立ち上げようということが決まったッピニャン』
シロ「だから、ちょっと待て。ボクは了承してないぞ」
ケイP『リトルは了承したッピニャン』
リトル「シロ姉さん、リウはケイPさんとも仲良くしたいですぅ。だから、一つのチームを結成したいと思いますぅ。シロ姉さんは、リウと同じチームだったらイヤですか?(ウルウル)」
シロ「うっ、その潤んだ瞳で見つめられると、ボクは抵抗できない。だが、しかし、一つだけ言わせてもらう」
ケイP『何でピかニャン?』
シロ「ネコ3兄弟という言い方はやめろ。ボクは女だし、トラなんだ」
ケイP『だったら、トライ・スキャットの中にトラって言葉が入っているから問題ないッピニャン』
シロ「うっ、確かに。トラとイスとキャットが合わさって、トライ・スキャットか。だったら、誰がイスなんだ?」
ケイP『はい、社長秘書のイスと申します』
シロ「それはイスじゃなくて、イズだ!」
リトル「ケイPさんがイスなら、リウがキャットですね」
シロ「ケイP、お前はイスでいいのかよ」
ケイP『問題ないッピニャン。チーム結成のためなら、おらは机でも椅子でもニャンにでもなるッピ』
シロ「何とッ! 自らイスになってもいいという覚悟で、トライ・スキャット結成に懸ける情熱。ならば、ボクはトライ・スキャットのタイガになる!」
リトル「だったら、セイリュウの子であるリウは、青い戦士フーマになりますぅ」
ケイP『それならば、おらはマスター一推しの力の賢者をゲットだッピニャン』
シロ「では、本日ネコの日にして、ニンニン忍者の日に、ボクたちはネコ忍者トリオのトライ・スキャット結成を宣言する」
ケイP『いつの間にか、忍者まで混ぜられたけど、まあいいでピニンニャンでござる』
シロ「そこまで、語尾を混ぜられると、何がニャンだか分からニャイので、控えめにするべし」
ウルトラ映画の話
3/6公開『劇場版ウルトラマンタイガ』カウントダウンメッセージ!①~市野龍一監督~
リトル「やっぱり、父親を助けるために戦うタイガっていいですぅ」
シロ「ああ。ウルトラマンの父子愛が注目だな」
ケイP『ううっ、おらは父親不明の野良ドゴラだったから、その辺の人情の機微はよく分からないッピ』
謎の声「KPちゃんには、私がいるじゃない」
ケイP『おお、その声は……晶華ママか』
晶華「たっだいま〜。今、帰ったよ〜」
NOVA「もちろん、俺も一緒だ。ケイP、管理人代行の任、ご苦労だったな」
ケイP『いいや、マスターNOVA。どうも、おらがトチったせいで、コンパーニュに出向いているマスターに余計な苦労をかけてしまったニャン』
晶華「へえ、KPちゃんがニャン口調になっている」
NOVA「うむ、今年は夏にパグマイアに続く猫RPGが出るからな。今から、ネコロールプレイの事前練習をしておくのもありだろう」
晶華「ネコと言えば、こういうのもあったのよね」
Ultra Nyan 2: Happy Daisakusen - Ending
NOVA「ウルトラマンでネコ耳だと、このキャラのイメージもある」
S.H.フィギュアーツ ウルトラマンR/B(ルーブ) ウルトラマンロッソ フレイム(初回特典付) 約150mm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア
- 発売日: 2018/12/15
- メディア: 付属品
晶華「でも、NOVAちゃんの一推しはこっちでしょう?」
【劇場版R/B】『湊アサヒ&ペガの応援チャレンジ』特別編!未公開コメントも大公開♪
NOVA「まあ、アサヒはタイガの映画では声のみの出演らしいんだが、ビヨンド学園の方に出て来るとハッピーになれる俺がいる」
ケイP『マスターNOVA。スペシャル情報ですッピニャン』
NOVA「何だよ、その語尾は? ッピかニャンか、どちらかに決めろよ」
ケイP『え? ッピかニャンか両方使っちゃダメなのか?』
NOVA「『拙者は忍者でござるですたい』なんて忍者キャラがいたら変だし、『うちは関西人ですねんわよ』って喋る関西人女は聞いたこともない。語尾はそのキャラの特徴を作る創作芸の一つだが、過剰に付けると鬱陶しいだけだ。混ぜればいいってものじゃない」
ケイP『ならば……ケイPのアイデンティティーと、ネコ耳のアイデンティティーを秤にかけて、おらはネコ耳を選択するニャン。さらば、ッピ口調よ。お前のことは忘れないからな。達者で暮らせよ』
NOVA「こうして、ッピ口調はケイPの元を去ったのであった。まあ、そのうち『帰ってきたッピ口調』が見られるかもしれんが」
ケイP「では、気を取り直して行くニャン。スペシャル情報はこれだッピ」
シロ「いきなり、帰ってくるか!」
NOVA「何と。ビヨンド学園ではなくて、来週のニチアサにグリージョが来るというのか。つまり、リュウソウジャーの最終回の後で、我々はテレビ大阪のスペシャル番組を忘れずに見ないといけないということだな。てっきり、ビヨンド学園の話かと思ったぞ」
もう一人の妹の話
ケイP『さらに、マスターが喜びそうな情報がもう一つあるニャン』
NOVA「ほう。俺が喜ぶだと? それは何だ?」
ケイP『アサヒの妹の話だッピ』
NOVA「何? グリージョにさらなる妹がいるだと?」
ケイP『そっちのアサヒじゃないッピ。こっちのアサヒニャン』
【スパロボ】 ホノカ(水着2017夏)- カットイン【スパクロ】
NOVA「何だ、ホノカの話か」
ケイP『彼女の機体ヴァンハイトが登場するッピよ』
NOVA「それは……吉報だ」
ケイP『さらに、これを見るニャン』
NOVA「それは昨年、献血ポスターの件で一躍有名になった作品ではないか。俺は読んでないので、内容までは語れんが」
ケイP『こいつのアニメ化が決定して、しかも先輩の声優がアサヒ、ヒロインの宇崎ちゃんの声優がホノカに決まったッピ』
NOVA「何だと? 赤羽根健治さんと大空直美さんだと? つまり、スパクロと宇崎ちゃんのコラボか?」
ケイP『いや、単に声優つながりってだけだッピ。ともあれ、声優に興味があるなら、こういうボイスコミックもあるニャン』
NOVA「何だ、普通の日常ギャグマンガじゃないか。この作品の何が問題なのか、俺にはちっとも分からんのだが。もしかして、批判しているのって、作品を読まずに印象だけでやらかしているのか?」
晶華「じゃあ、NOVAちゃんは宇崎ちゃんのアニメを見る気ある?」
NOVA「いや、ないな。7月スタートのアニメだと、俺が仕事で忙しい時期とかぶるので、見ている余裕がない。まあ、ニチアサの延長で、キラメイジャーの次に放送するなら、流れで見てもいいが。別に世間で話題になっているだけで、全てに飛びつくほどミーハーじゃないし。まあ、話題になっているものに全く無知なのも、恥ずかしいと思うがな」
晶華「NOVAちゃんの興味って、特撮ヒーローと、SFロボットと、時代劇とかファンタジーとかだし、宇崎ちゃんはどこにも該当しなさそうだしね」
NOVA「そうなんだよ。例えば、俺のことをアニメオタクとか、ラノベファンという枠で一括りに考えている人間もいて、いまいち的を外した話題を振って来られたりするんだが、俺は別にラノベと名の付く物全般にこだわっているわけでもないので、『ラノベ書きました。読んで』『ジャンルは?』『スポーツ学園ラブコメもの』『興味ない。他を当たれ』ってやりとりになる。
「俺に何かを読ませようと思うなら、その作品が俺の関心あるジャンルに通じていることをアピールすべきだと思うし、そもそも今の俺は『ラノベってジャンルそのものに関心あるわけじゃない』ことを知らないとな。ラノベに関心があるなら、ブログのカテゴリーに『ラノベ』ってあるだろうし。それがないってことは、俺がその分野にこだわってないってことだ」
晶華「じゃあ、NOVAちゃんに対する殺し文句は何?」
NOVA「そりゃ、ヒーロー愛とか、ロボット愛とか、必殺マニアとか、TRPG愛とかだろう。そういうジャンルに造詣の深い人間が、俺のツボを突くような書き方をしてくれるなら、喜んで読むさ。逆に、そういう要素にこだわりのなさそうな人間の書くものが、俺のツボを突く可能性はまずない。少なくとも俺に『自分の創作を読んで』と訴えてきた人間が、そういうジャンルで俺を感心させる発言をした試しがほとんどないわけで」
ちょっくら私的創作論
晶華「じゃあ、私がNOVAちゃんのツボを試してみるね。ラノベ書きました。読んで」
NOVA「ジャンルは?」
晶華「魔法学園ラブコメもの」
NOVA「魔法学園かあ。ハリー・ポッターみたいなものか?」
晶華「そんな感じ」
NOVA「敵は何? 悪の魔法使い? ドラゴン? ゾンビ? 吸血鬼? ゴーレム? それとも邪神の使徒?」
晶華「いや、封印された幽霊ですけど」
NOVA「なるほど。学園に封印された幽霊が復活したのを倒す話か。だったら、楽しそうだな。試しに読んでみるか」
晶華「やったね」
NOVA「……とまあ、こんな感じか。後は、まあ実際に作品を読んで、主要キャラの性格造形が自分のツボか、とか、作者のジャンル知識が尊敬に値するか、とか、文章技術が一定以上に達しているか、とか、ストーリー構成が巧みか、とか、いろいろ吟味するポイントはあるわけだけど、そこでその作者の作風が自分に合うかどうかが分かる。例えば、今の俺が読んでいて、あるいは視聴していて、感情移入できないタイプの作品がある」
晶華「それは何?」
NOVA「少年少女だけで何かをする話。俺は大人だから、10代の若者よりも、20代後半から30過ぎたおっさんに感情移入しがちなんだよ。そういう大人がいない物語だと、俺向きじゃないって感じるわけで。仮にスポーツ物だと、若者を指導する監督の動きに関心を持つし、魔法ものだと師匠的なキャラが出て来ると、そこを通じて世界を見たい気になる。もちろん、主人公は若者でいいんだけど、その背景には大人が当然いて欲しいし、いい味出した大人キャラが背景にいるだけで、世界観が引き締まって見える」
ケイP『ロボット物だと、博士や艦長、メカニックのおやっさんなんかだッピね』
NOVA「車田作品には、大人の主要人物があまりいない(二世もの除く)が、それは少年たちのバトルに徹した世界であるのと、少年の中に大人顔負けの知謀を持つキャラや、老成した兄貴分の漢キャラや、師匠格の姉キャラなんかがいて、十分、大人の代用になっているからなんだな。
「例えば、フェニックスの一輝兄さんは15歳だが(一部作品では20歳に設定アレンジされたものも)、貫禄は大人顔負けで、50前のおっさんが見ても、一輝兄さんと呼ぶに値する頼り甲斐がある。まあ、これは聖闘士として過酷な修行と戦いの日々を送って、年齢の割に老成した経験を積み、覚悟を宿した結果なんだが、作品内での年齢設定はさておき、作者の車田さんが一輝兄さんを『大人の目から見ても、百戦錬磨の頼れる兄貴分』として描いているところが何よりも大きい」
シロ「バトル物の世界では年齢設定よりも、修行や戦闘経験の方が大切だと思いますが」
NOVA「そういうことだな。逆にどれだけ年を重ねても、平和なぬるま湯に浸かっているだけの人間には、そういう大人の貫禄みたいな味わいを作品に込めることはできないということかな」
シロ「だけど、身近にそういう憧れとなる人物像、モデルケースがいたり、フィクションの世界で理想の大人を知ることで、まずはコピー的にキャラを造形することはできると思います」
NOVA「まあ、そうかもな。ともあれ、俺は物語の中でも、師匠と弟子の絆とか、そういうものが描かれていると結構のめり込めるし、若者を導く大人のあり方には興味があるし、逆に、そういう要素の欠落した物語には、この年では全く魅力を感じない。
「もちろん、『少年少女だけで無人島に漂流してサバイバル』とか『大人の死滅した世界で、子供たちだけが取り残された絶望感』とか、そういう物語を否定するものではない。ただ、そういう物語や世界でも『回想シーンに登場する両親とか尊敬できる大人』という存在があって、主人公たちの立脚する土台として大きな影響力があったりすると、リアリティを感じるな」
シロ「つまり、新星さまは『師弟関係のドラマ』『親子のドラマ』にこだわりを持つってことですか」
NOVA「今はな。『少年の魂を持つ大人』を自認しちゃいるが、今さら少年時代に戻りたいとは思わない。あくまで『少年時代に好きだった物を今でも愛し続けられる大人』ってことだ。ただし、年相応に味の好みも変わってくるし、お子さまランチを美味しく食べたいわけでもない。食べるとしたら、作り手の技量とかこだわりとかセンスとか、そういう物を味わう感じだな。
「『おお、このお子様ランチは子供に寄り添いつつも、しっかり大人の仕込みが隠されている。作り手のさじ加減が絶妙だ。しかも素材が厳選された逸品だし』とか、そんな感想になるな。単に美味い不味いだけじゃなくて」
リトル「つまり時空魔術師さまは、お子様ランチが大好きだと?」
NOVA「いやいや、あくまで話の例えだし、『お子様ランチを美味しく食べたいわけじゃない』って言ったよね。お子様ランチそのものじゃなくて、『お子様ランチを構成するハンバーグとか、スパゲティーとか、そういう要素を取り出して、それぞれの味わいを個別に評価する』って感じか。ハンバーグやスパゲティーは普通に好きだしな」
「例えば、戦隊ものをお子様ランチに例えるなら、子供向けに作られた勧善懲悪の分かりやすいドラマに、今さら感じ入ったりはしない。そこはお約束の様式ということで、俺が戦隊をこの年になっても応援しているのは、『アクション』『敵味方の複数キャラの描き分けの妙』『ロボットの見せ方』の三点にテーマを置きつつ、作り手や役者のこだわりに感じ入っているからだ。それに40年以上続く伝統様式と、それでいて新機軸を打ち出そうとする先鋭性とかは、文化発展史的なテーマとして論じられる奥深さもあるしな」
リュウソウジャーの話(2月23日放送分を見て)
晶華「それと、NOVAちゃんは、自分が感じ入ったものを自分の中に取り込んで、要素を抽出して再現したいって欲求は強いよね」
NOVA「ああ、それはもう習い性になってるな。そのために分析するし、分析終了したキャラは、ある程度までパロディー的に再現もできる。もちろん、俺的なアレンジが施されているけどな。二次創作ってそういうものだと思うし、そのアレンジの仕方を自己分析して、自分の手法として確立させればオリジナルキャラだって作られる。
「逆に、俺的な分析手法が意味を為さないぐらい、変な組み方をしてくる作品もあって、リュウソウジャーがそうなんだが、最初は受け入れるのにもの凄く抵抗があるわけだよ。それでも一年見続けると、何となく作り手の癖というものが分かって来て、『この話の流れだと、俺ならこう料理するが、この作者は俺と違うセンスの持ち主だから、違う展開をしてくるだろう。果たして、どんなやり方を見せてくれるかな』と、意外さを楽しめる心の余裕が出てくる。『変だけど面白い。何だかんだ言って、うまくまとめて来た。最後まで見て、つながった瞬間の達成感を得られた』的な感想を語ったり」
晶華「自分の好みではないけど、面白さは分かるって感じ?」
NOVA「『1.好みだし、面白い』『2.好みじゃないけど、面白い』『3.好みなのに、つまらない』『4.好みじゃなくて、つまらない』の4つがあって、1は絶賛評価する。2は評価が難しいんだけど、周囲の批評と絡め合わせているうちに面白さが分かってくることもある。3は話が読めすぎて新鮮味を感じないので、飽きたパターンかな。まあ、見ていて安心感はある。4は最悪だな。そんなものは見たくない」
晶華「リュウソウジャーは2番?」
NOVA「最初は、1番を期待して見るんだよ。設定的には、マスターから剣を受け継いで、団次郎さんの長老を中心に地球を守る正義の騎士ってことで、おお、こいつは王道でツボだ、と思ったんだ。だけど、マスターはいきなり死ぬし、長老もほとんど出番がなくなるし、俺が番組開始前に期待していた要素がいろいろと消えていくんだよな。
「お約束のツボがどんどんなくなって、しかもドラマ的に感じ入ることもなく、俺はこの番組の何を楽しみに見たらいいんだ? ということが分からなくなっていた時期があった。それが切り替わったのが、6人めのカナロ登場から。まあ、オトちゃんが付いて来たのも大きいが、とにかく婚活ネタでギャグを重ねてくる。それまでがメルトイジメという陰湿な感じのギャグ描写で笑えなかったのが、アクティブなカナロの勘違いと失敗だらけの婚活というネタで、一気に面白くなった。
「それまでのリュウソウジャーは、地球を守る使命を持った騎士という大義はあったけど、個人的に人間を守る意思というのが希薄に感じていた。そういうドラマ作りをあまりして来なかったからな。ところがカナロが出た途端、『惚れた相手が事件に巻き込まれる。惚れた相手のために戦う』というシンプルな動機で話が作れるようになって、まあ『仲間のためなら手を貸そう』って他のメンバーのチームワークが強調されるようになる。大義とか使命とかだと感情移入できないけど、個人的動機を仕込むとドラマが面白くなるのを改めて感じたり。
「ここで、陸のリュウソウ族はどうも仲間うちだけで閉鎖的に行動していて面白みがないけど(本来なら、ういちゃんが人間社会とリュウソウ族の接点になるはずだったんだろうけど、ういちゃん自身、コミュ障の引きこもりと後に判明。社会との接点にはあまりなれず)、海のリュウソウ族の兄妹はすごく人間味があって、人間社会にも積極的に絡んでくるため、そこを感情移入対象にしていればOKと。結果的に、『リュウソウジャーは好みじゃない(好みの要素をどんどん削り落とした)けど、面白い(カナロを見ていれば)』という形にシフトして、あとはヒロインのアスナだな」
晶華「アスナさんがツボなの?」
NOVA「違う。ヒロインなのに剛健の騎士という設定を見たときから、大丈夫なのか? と感じたし、今でも『好みのキャラ属性』ではない。ただ、ネタとしては面白いんだよな。日常シーンで、いつも何かを美味しそうに食べている。ツイッターでも、『また食べてるアスナ』といった内容を何度書いたかなあ。もう、ここまで食にこだわったヒロインはいないよ、ピンクなのに中身は怪力大食いのキレンジャーというギャップのまま、1年間ブレずに走り続けた。
「そして、最後に『幸せな夢を見ながら死ね』という地球の意思の権化に対し、『夢でいくら食べても、お腹は膨れない』という名言で、空気を一変させたのは素晴らしい。もう、ここまでブレずに、地球の意思に対しても、食欲で論破するという質実剛健ぶりに、俺のハートがケボーンと鳴った。しかも、怪力で足元の地球を割って見せるし」
NOVA「実際、『幸せな夢の世界に引きこもって、安らかに死ね』というのは、俺みたいなオタクには突き刺さる殺し文句なんだよ。もしも俺がリュウソウジャーの立場なら、 この状況でエラスの誘惑に抵抗できる自信が全くない。カナロは『婚活が成功して結婚できた夢』に未練を感じて諦めモードだったし、主人公レッドのコウも『死んだナダが復活した夢』に対して、反論できなかった。俺も、ナダさんの復活は望んでいたので、このタイミングでリュウソウジャーに同調してしまったわけだ。
「そのラスボスの誘惑に対して、ヒーローたちが、どういう切り返しをするのかも注目していたら、そこで一年間積み重ねて来た『食欲』を起爆剤にするとは。確かに、アスナの食欲描写は、カナロの婚活や、ナダさんよりもずっと前から続いて来た作品カラーだからな。説得力、納得力において、1年間見てきた人にとっては、腑に落ちるわけだよ。まあ、食欲だけで終われば、ただのギャグなんだが、それに続いて、アスナは涙を流しながら『夢の中では、いくら幸せでも仲間がいなかった。自分一人の夢に引きこもるよりも、私は仲間と一緒に生きて、戦い、乗り越えたい』という趣旨のセリフで、『食欲と仲間との友情』を基軸に、チームの戦意を鼓舞するんだ」
「メルト曰く『アスナは時々ミラクルを起こす』という発言もあったし、彼女の名前の語源の一つもラスボス・エラスと同じアース(earth)だし、アスナの初期設定はリュウソウジャーの中でも最も高貴な家柄の姫騎士というものがあるし、この最終1話前にとうとう主人公を差し置いて、精神的支柱としてのチームリーダーに昇格したなあ、と感じ入った次第だ」
晶華「NOVAちゃんが感じ入った……ってことは、取り込んで再現したいと思う?」
NOVA「いや、俺には無理だ。俺の中の萌えヒロインリストには、アスナはどうしても異物なので、受け付けられそうにない。その意味で、アスナは『好きじゃないけど、面白い』リュウソウジャーという作品を象徴するヒロインなんだ。萌えとか、そういう要素とは別次元の、正に伝説級、神に近い輝きを持って、アスナというヒロインがそびえ立った瞬間である。祝え」
【尾碕真花】「騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!」初日舞台挨拶&インタビュー
晶華「これまでは、全然アスナさんをプッシュしていなかったのにね」
NOVA「だって、ヒロインとしてはツボじゃなかったからな。しかし、チームリーダーの姫騎士、剛健の騎士として、リュウソウジャーの精神的バックボーン、ミラクルファイターという属性で再評価するに至ったわけだ。そう、理屈を通り越したエモさ、情動、エモーションを体現したキャラとして、再評価に至ったキャラってことで」
ネコの日・翌日の光のプリキュア
NOVA「で、当記事最後にプリキュア話だ。ヒープリ3人の初期メンバーが揃ったタイミングで、今年は当面、キュアスパークル推しで行く」
シロ「それは……ネコの日絡みだからですか?🐱」
NOVA「それもあるが、彼女のキャラクターが見ていて、面白いからだな。そそっかしくて、天性のトラブルメーカーなところがあって、友達にはなりたくないが、とにかく明るく天然陽性キャラで、物語を活性化させる起爆剤になる。今作は、主人公が病弱という鬱要素があるし、毎回、犬のお姫さまがビョウゲンズに冒されてグッタリとなる描写があるので、明るい癒し系キャラは絶対必要なんだが、もう本作のコミカル枠は平光ひなたさんに決定だ」
晶華「NOVAちゃんのことだから、青のキュアフォンテーヌを一推しにするかと思ってたわ」
NOVA「俺もそう思ってたんだが、どうも主人公が真面目で病弱、2人目が真面目でしっかり者の姉キャラとなると、2人だけだと面白みに欠けるんだな。それで、3人めの賑やかし担当が出て来て、ようやく明るい女児ものとして雰囲気が軽くなる。いや、好みとしてはキュアフォンテーヌなんだが、今年はどうも好みとは別に、面白さを追求する方向かもしれん」
ヒーリングっとプリキュアキュアフォンテーヌ Cure Fontaine Transformation Precure Operation
NOVA「まあ、回を重ねるごとに推しが変わるかもしれず、今はまだ暫定的だと思うが、とりあえず、キュアスパークルの明るさをいいと思っている俺がいる。もっとも、キャラ的に一番ツボなのは、この方なんだけどな」
【ヒーリングっど❤︎プリキュア 】第2話 もう2人のビョーゲンズもなかなか濃くて気になる件
晶華「なるほど、マッチョなグアイワルさんが本命なのね。タイタスさん好きなNOVAちゃんらしいわ」
NOVA「何でだよ。プリキュアの女の子の話をしていて、どうして男推しになるんだ。俺にはホモ趣味はねえ。当然、シンドイーネ様に決まってるじゃないか」
シロ「敵キャラなのに、様付けですか?」
NOVA「味方にならないか、と思っているんだよ。彼女はもう、伊藤静さんの声で色っぽいんだ。21世紀版のヤッターマン2号とか、セーラーヴィーナスとか、ヤマト2199のメルダさんの声なんだぞ。おまけに、ビョーゲンズ幹部ってことは、人間じゃない。花粉症ガールの父である俺のアイデンティティーからして、ビョーゲンズ幹部に心惹かれても、何の不思議でもない」
シロ「いや、やはりヒーロー好きの新星さまが敵役に心を奪われては、当ブログの示しがつかないかと。おまけに、彼女は敵ボスのキングビョーゲンに心を奪われているようですし」
NOVA「おのれ、キングビョーゲン。俺のシンドイーネ様の心を弄ぶとは」
シロ「早速、俺のもの宣言ですか?」
NOVA「先物買いという奴だ。彼女が4人目のプリキュア(赤か紫か)に転向したときに、先に目を付けていたと言い張るためのな。つまり、本命キュア4人め、それまでの暫定推しキュアスパークルというのが現状だ」
シロ「なあ、アッキー。新星さまはこんなことを言っているが、娘としては父親のこんな軽薄発言を聞いて、どう思うんだ?」
晶華「そうね。以前だったら、『私という娘がいながら、他の娘に現を抜かすなんて、この浮気者〜』と言って、迷わず花粉症バスターを打ち込むところだったけど、今は一つの真理に達したの」
シロ「一つの真理? 何だ、それは?」
晶華「アニメのキャラは総じて賞味期限が短い。とりわけ、敵キャラはね。これでNOVAちゃんが大のプリキュアマニアで、映画館に見に行ったり、映像ソフトを喜んで購入したり、夜な夜な目覚めて『ぼくのシンドイーネた〜ん。グフフフフ、君のことは絶対に離さないからね〜』と呟いて、眼鏡をキラーンと光らせたりしたら、オタクとして末期症状に来ていると思うけど、そのレベルには到底達していないし」
ケイP『ただし、夜中にYouTubeで『おお、仮面ライダーフォーゼ、伝説の落語家回キター。坂本監督のアクション演出は凄いし、何よりも、俺の腹は……黒いぜ、がいいなあ』と悶えるような御仁だったりするけどな』
シロ「つまり、敵のビョーゲンズ幹部よりも、蟹座のゾディアーツの方に夢中になるってことか」
晶華「実は私もプリキュアで一推しがいるの」
シロ「ん? 花のプリキュア、キュアグレースか?」
キュアグレーストランスフォーメーションプリキュアオペレーションヒーリングっどプリキュアCure GraceTransformation Precure Operation
晶華「違うわ。そのお父さん、花寺たけしさんよ。 メガネを付けた父親キャラってだけで、私のツボなの。今すぐメガネンジャーにスカウトしたいぐらい」
シロ「別世界の一般人を、こっちの世界の戦隊活動に巻き込むのはどうかと思うがな。ったく、この父娘は揃いも揃って……」
リトル「だけど、リウも推しを決めたいですぅ。やはり、ここは青ってことでキュアフォンテーヌこと沢泉ちゆさんですか。温泉娘というところも気に入ったですぅ」
シロ「やれやれ。だったら、ボクはニャトランでも応援するか」
(当記事 完)