Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

W第1部感想

 体調不良と言いつつ、枕元にDSは置いてあったりするわけで(爆)。
スーパーロボット大戦W(特典無し)
 じわりじわりとプレイを進めながら、とりあえず第1部まで終わらせました*1
 で、さすがに全話の感想を書く気力はないので、各作品ごとのトピックにしぼって感じたことを。

オリジナル作品

 宇宙の何でも屋トレイラー。
 主人公のカズマ・アーディガンは、家族と共に戦艦ヴァルストークに乗って、自由な航海と、正義の戦いに赴きます。
 カズマの愛機は、可変戦闘機ヴァルホーク。機体としては、小回りの効くリアル系メカに分類されますね。
 そして、一家の大黒柱である父親ブレス艦長の駆るヴァルストークは、砲門の形がマニュピュレーターになっていて、これは「マクロスやアイアンギアーみたく、ロボットに可変するな」と期待していたら、やはり第1部終盤でヴァルホークと合体、巨大ロボ・ヴァルガードになってくれました*2
 小型機との合体だから、ジェイダー&キングジェイダーに相当する合体と言えますね。
 あと、「家族そろって一機のメカに乗っての戦い」だと、コンパクト3のアクロバンチを思い出します。現時点でスパロボ最大の「6人乗り」って共通点もあるし*3

ガンダムW

 ヴァルストーク・ファミリーに、プリベンターのデュオとカトルが仕事を依頼することから、物語が始まります。
 NOVAとしては、最近、AやRをプレイしていて、エンドレス・ワルツの物語は、おなじみだったわけですが、それでも戦闘演出が凝っていて、楽しめました。
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 地上で戦っているのに、わざわざ大気圏を越えた宇宙にまで舞い上がり、そこから大気圏に再突入しながら、ツインバスターライフルを放つウイングゼロカスタムの描写は、かなり笑えます。戦隊ロボでもあったなあ、わざわざ変形・合体するのに宇宙に飛び出すメカとか、楯を構えて大気圏突入してくるメカとか……*4
 エンドレス・ワルツの「マリーメイア軍」との戦いは、倒しても倒しても後から湧いて出てくる敵軍に閉口しましたが、まあ、いい資金稼ぎにはなったな、と*5

ガオガイガー

勇者王ガオガイガー Vol.1 [DVD]
 本作のメインキャラと言ってもいいでしょう。NOVAのお気に入り作品の一つ*6
 地上に降りたヴァルストーク・ファミリーは、GGGに協力する形になります。
 ガオガイガーは、「第2次α」および「第3次α」に登場していますが、NOVAはどちらもまだ終わらせておらず、ゴルディオンハンマーを使うのは今回が初めて、になります*7
 αシリーズでは、第2次でゾンダー戦が、第3次で原種戦およびファイナルの物語が描かれていましたが、本作では第1部でゾンダー戦と原種戦まで、そしてファイナルの物語が第2部、というように分けられています。
 そして、αシリーズでは割愛された撃龍神(風龍&雷龍)、およびザ・パワーによる幻竜神&強龍神の合体も、きちんと再現されています*8
 物語的にも、ガオガイガーの最終話(ゾヌーダロボとの決着)が、そのまま第1部の最終話になっており、本作でのガガガの扱いは、かなり大きなものがあります。
 個人的には、ザ・パワーによる勇者ロボ無敵状態がかなり熱く、印象深かったですね。

テッカマンブレード

宇宙の騎士テッカマンブレード DVD-BOX(完全予約限定生産盤)
 自分は、元祖テッカマンのアンドロ梅田に愛着があったりするわけですが、本作では、前作Jに引き続き、ブレードの登場です。あ、それとガガガのEI-01の東京侵攻の際、ラダムの侵攻もあって、ラダム樹に3人ほど取り込まれておりますが、それが第2部の「ブレードⅡ」の伏線になっています。
 ブレード単体に限って言えば、前作できちんと描いている分、本作では端折られている感がありますが、それでも「デトネイター・オーガン」との絡みなどで、スパロボらしいクロスオーバー物語の存在感はきちんと示されていますね。
 それにしても、今回、ブレードの妹のミユキの顛末には泣けてきます。ゾンダー化されたり、第1部の最後で絶命したり……前作では何とか味方ユニットにできるのですが、本作では果たしてミユキの命を救うことはできるのかな? それとも、原作どおり、彼女はあきらめるしかないのか? 

ナデシコ

機動戦艦ナデシコ Vol.7 [DVD]
 A以降のアドバンス・スパロボでは、Dを除いて皆勤賞という作品。他には、IMPACTとMXに登場しておりますが*9、TV版から劇場版に直接続く物語は、今回が初めてだったりします*10
 で、第1部は、TV版ナデシコの世界なんですが、「コックとしてのアキト」にこれまで以上にスポットが当たっている、と思います。だからこそ、味覚消失という劇場版の悲劇(第2部)が引き立つわけですが。
 他には、火星の決戦で、「ゲキガンガー」BGMに乗って、死んだはずのダイゴウジ・ガイが復活する展開は、激燃えだった、と。それ以降、NOVAのナデシコ戦闘BGMは、「ゲキガンガー」一色です*11

ゴライオン

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 黒獅子、赤獅子、緑獅子、青獅子、黄獅子、それに白獅子(ギャレオン)を加えて、全部でロクライオンだ! なんて、ネタには大爆笑。さらに、「6人目は、一人で一台のロボを持っているのが御約束」とか、戦隊ネタがあったりして、今回のWは、時おり特撮ネタが混じっているのが、NOVA的には好印象。
 他に、スパロボでのライオンネタだと、ダルタニアスのベラリオスとか、飛影の黒獅子(獣魔)とか、ダンクーガのランドライガー*12とかがありますが、いずれ改めての共演を期待しています。
 さて、ゴライオンイベントとしては、青獅子の初代パイロットの「銀(しろがね)の死」が一大事件。
 ただ、それ以外には、敵のガルラがドクターヘルと手を結んでいる典型的悪役というだけで、いまいち印象薄し。でも、まあ、ナデシコとの絡みで、ガルラの存在が「ゲキガンガーの御約束」*13どおりというツッコミには笑えました。それをきっかけに、主人公軍(ヴェルター)が木連との共同戦線を展開するきっかけになった*14のは、非常にナイスな物語だった、と思います。
 第2部では、ギャレオンと共に宇宙に旅立ったゴライオン。後の再登場に期待しつつ。

フルメタルパニック

フルメタル・パニック! The Second Raid Scene01 +α 初回限定版 [DVD]
 NOVAがドラゴンマガジンを読まなくなってから、連載が始まったんだよなあ、この作品って。
 で、アニメも見ていなかったNOVAは、今だ、この作品、初心者だったりします。先日初めて、原作小説の1巻を読みました。スパロボに影響されて、ね。
 一応、この作品、前作のJにも登場しているんだけど、まだ、機体が出てくるまでプレイが進んでおらず、「ラムダ・ドライバー? 何それ?」な状態でした*15
 今回プレイして思ったのは、「ガンダムW」との相性よすぎ。宗介とヒイロの似た物同士なキャラの絡みが楽しめました。
 あと、ぼん太くん(笑)。
フルメタル・パニック? ふもっふ MISSION COMPLETE

マジンカイザー&ゲッター

マジンカイザー 7 [DVD]
 OVA版マジンカイザーは、前作JやGC(あるいはリメイクのXO)に引き続いての登場。最近の主流になってきている、と言えるのかな。そちらだと、グレートマジンガーもデフォルトで登場できるんだけど、その分、グレンダイザーの方は絶対に絡めないのが悲しいです。
 とりあえず、マジンカイザーで、ドクターヘルとの決戦までプレイが進んだのは、今回が初めて。暗黒大将軍の登場は、第2部につづく、と。
ゲッターロボ・真ボーカルアルバム 聴け魂の声を!叫べ我らとともに!
 ゲッターの方は、前作Jで初めて欠場という憂き目に合いましたが、今作で復活を遂げました。ただし、物語的にはマジンカイザーのおまけ的扱い。一応、「ゲッターG」「真ゲッター(原作版)」が出演とのことですが、前者はキャラおよび戦闘BGMのみの採用で、メカは完全に真ゲッターのみですな。
 ただ、物語的なトピックとしては、「高校生としてのリョウ、ハヤト、ベンケイ」にスポットが当たっているのが新しい、と思います。それまでは、リョウ君たちって「歴戦の戦士」としての側面ばかり強調されて、「実は学生だった」という点はほとんど意識されていませんでしたから。
 今回は、フルメタルパニックの陣代高校を舞台に、ゲッターチームと甲児たちが学食でダベる光景が描かれます。それが実に新鮮だったり。ついでに、ナデシコのアキトが、学食でバイトをしていたり、などなど。
 軍隊や、研究所から離れたロボットパイロットの日常生活……が、これほど斬新とは思いもしませんでした。

その他

 SEEDや、デトネイター・オーガンは、第1部では一部キャラのスポット参戦のみで、本格的な活躍は第2部に持ち越されました。
 SEEDは、前作Jできっちり描いたので、本作ではアストレイ側からの視点が中心になるようです。ロウのレッドフレームの活躍に期待しつつ。

*1:ついでに、IMPACTもこの時期、ようやくにして第1部を終わらせたんだけど、それはまた別の話。

*2:まあ、人型とはいえ、横長体型で脚が短いのが格好悪いかも。顔は何だかSRXっぽいし。

*3:第2部では、ゆえあって5人乗りになってしまいますが。惜しい人を亡くしてしまった。

*4:前者はゴーゴーV、後者はメガレンジャーを参照。

*5:ターン経過しないと、敵は無尽蔵に湧いて出てくるわけで、それを知らずにプレイしていると、なかなかきつかったです。五飛のアルトロンも、倒しても倒しても復活するし……。

*6:他の2つは、オリジナル作品と、ゴライオン。

*7:ブレイブサーガなどの勇者ゲームでは、堪能したけど。

*8:ただし、αシリーズではユニット扱いだったゴルディーマーグが、本作ではゴルディオンハンマー使用時に登場するだけになってしまいましたが。

*9:何気に「Gガンダム」との相性が良かったりして。本作では、別れちゃったけど。

*10:Rでは、劇場版の悲劇からタイムスリップして、過去のTV版の世界に戻る展開。MXでは劇場版のみ。AとIMPACTで、TV版のみを描き、Jで再度掘り下げたのが、スパロボにおけるナデシコ史の流れ。

*11:戦闘BGMを変えられるのはいいですねえ。他に、ガオガイガー以外の勇者ロボのBGMは「最強勇者ロボ軍団」一色だったり。

*12:ダンクーガノヴァでは、ライノスに変わってしまいましたが……。

*13:悪の星間帝国で、異星のプリンセスを狙うイヤな奴。

*14:「敵にもアカラ王子みたいな武人がいたか」とゲキガンガーネタがこれまでより豊富……って、ゴライオンがテーマなのに、ナデシコを熱く語ってるよ。

*15:正確な表記は、語尾を伸ばさない「ラムダ・ドライバ」。あかん、素人丸出しの書き込みだった。