Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ライオン丸G 1話

 我々の知っているライオン丸といえば、「清廉かつ勇敢な青年剣士」獅子丸が日本の平和を守るため、ゴースン率いる暗黒魔人と、配下のドクロ忍者と戦う物語だった。
 旅の連れとして、同じ果心居士に師事した妹弟弟子の沙織・小助がいて、
 ライバルとして、タイガージョーこと虎錠ノ介がいて、
 小助の笛の音で召喚される天馬「ヒカリマル」を駆って、
 「風よ!光よ!」と念じると、「金砂地の太刀」を封印する鎖が外れ、「ターッ」と刃を抜いて、「忍法・獅子変化!」と唱えて、
 白いタテガミの獅子面剣士に変身し、
 ライオン飛行斬りで敵を斬り、
 刃に沿って手の平をすべらせると、相手がなぜか爆発する……そんな物語で間違いないですよね? 


 決して、獅子丸が「スケベで軟弱な最低ホスト」で、
 ゴースンがヤクザの親分で、
 ドクロ忍者が「スカルアイ」という変な麻薬効果のある赤いコンタクトレンズを着けた「カブキ者」集団で、
 サオリが、「さすらいのキャバクラ嬢」で、
 小助が、「コスプレマニアのカオリ」略して「コスK」というハンドルおよびペンネームを持つ女子高生で、
 「ヒカリマル」がどう見ても格好悪い「白いトライク(三輪のバイク)」で、
 舞台が「ネオ歌舞伎町」っていう(イカレた変人の跳梁跋扈する)大人の街だったりする話ではなかったはずなのに……(苦笑)。


 ……と、まあ原作とリメイク作の設定上の変化を書いてみたわけですが、今回の作品を受け入れるには、
 初代・獅子丸の魂は、その後、風雲ライオン丸こと弾獅子丸に受け継がれ、
 さらに現代に至って、「SSI*1の三神博士*2」に受け継がれ、
スーパーロボット レッドバロン vol.6 [DVD] シルバー仮面・アイアンキング・レッドバロン大全―宣弘社ヒーローの世界
 その後、「神仮面ファラオン」*3に転生した、と脳内解釈。
仮面天使ロゼッタ DVD-BOX(完全版)
 一方で、その魂の残りかすが何の因果か、ネオ歌舞伎町に引きずり込まれて、劣化転生した成れの果てが「ライオン丸Gの獅子丸」である、と設定補完した上で、ようやく一安心。


 以上の「視聴上のご注意」を書いた上、
 さらに「お子様は見てはいけませんのアダルトオーラ*4」を突き抜けた上で、
 ようやく冷静になって感想。

主題歌

 串田アキラの「風よ光よ」。歌は良くても、曲のアレンジが燃えない、軽すぎなので、番組終了後、早急に原曲を聞いて耳直しした。
 作品世界に合ったアレンジかもしれないが……。

アクション

 一話は、獅子丸が初変身したところで終わりなので、評価は次回。
 ワンシーンだけ、タイガージョーが戦っている短いシーンがあったが、そちらは「剣が舞い、マントが踊る」という風雲ライオン丸の歌詞イメージどおり。マントを活用した戦闘シーンは面白そう、と期待してみる。

雨宮慶太氏が企画協力

 少なくとも、氏の世界に含まれる「映像美」を期待した人は、ため息をつく羽目になります。どちらかと言うと、ネオ歌舞伎町は「GAROのダークでアダルティックだけど洗練された美しさ」とは縁遠く、「サイコ(狂的)で生々しい下品さ」に満ちた世界。

主人公の獅子丸

 お下劣さは、「シティーハンターの冴羽遼」ゆずりだそうな。「うる星やつら諸星あたる」も入っているかな。あと「ルパン3世」とか。
 ただ、彼らは臆病ではなく、状況を動かす行動力を持っているわけで……波岡さん演じる新・獅子丸は、「逃げ」の人で、状況に流されるキャラ。超人オリンピック前の「キン肉マン」が近いかも。
 そういうダメキャラがヒーローになって、どう変わるかが、ある意味、注目かもしれない。

ジュニア

 豪山興業の若頭。カクレンジャーの貴公子ジュニア時代よりも、いっそう暴走している。変なコスプレしてるし。
 カクレンジャーで思い出したが、「肩の凝らない、軽すぎる世界観」と「空回りしているシュールなギャグセンス」は、初期カクレンジャーの感覚に近いかも。
 妖怪相手に逃げているだけの当初のサスケ&サイゾウも、G獅子丸にかぶるし。

ひかる一平

 1話には出なかったが、特撮雑誌では「マスター役」として、名前が挙がっている。
 『必殺仕事人』のファンとしては、「順ちゃん、こんなところで何やってんの?」と言いたくなる。オカマの出没するネオ歌舞伎町でマスターをやっているなんてねえ。
 あと、「必殺」と言えば、ダメ役人の中村主水が裏では闇の処刑人……なんて設定は、今回のライオン丸とかぶるか? 「現代版必殺」なんてのがあったが、「時代劇のライオン丸が現代に置き換わった本作」と対比してみるのも楽しそう。
必殺! <劇場版>DVD-BOX

タイガージョー

 どうも登場人物全員が今のところ「生々しい変人ぞろい」のこの作品で、一人だけクールに努めている。
 変身後のスーツデザインでも、白基調のライオン丸*5より、黒基調のこちらの方が格好いい。

結論

 とりあえず、2話を見ないと、何とも言えないが、「ネタとしてつつく」には十分な作品ですね。この作品なら、どれだけボロカスに評価しても、怒るファンがいる、とは思えないから、そういうストレス解消が好みの方にもお勧め(笑)。
 NOVA? 
 スパロボの攻略本で、「GMⅢ」や「ネモ」を無理に誉めるのは疲れる*6、というような記述がありましたが、似たような気持ちです(苦笑)。

*1:スーパーロボット レッドバロン』に登場する「現在の忍者」と称される戦闘チーム。

*2:後期SSIの隊長で、スペースウィングスを開発。獅子丸の潮哲也氏が演じた。

*3:仮面天使ロゼッタ』で、主人公ロゼッタ=神あすかの父、神健一郎が変身する。同じく、獅子丸の潮哲也氏が演じた。

*4:「ビーチク」とか「パイオツ」なんて下品語が会話の中で自然に出てくるし……

*5:個人的には、赤を取り入れて欲しかったのだが……

*6:「ネモ」は『Zガンダム』、「GMⅢ」は『ガンダムZZ』にそれぞれ登場した量産型モビルスーツ。主人公メカがドンパチかわすスパロボ世界では、どちらも性能が低くて活躍が困難なメカと見なされる。