年末からのやり残し……も残り「カブト」と「ボウケンジャー」を残すのみですが、それら終わってしまった両作品は、じっくり回顧してみるとして、
今夜は時代に乗り遅れないよう、「電王」について書いてみる。
始まったばかりの番組で、各話感想よりも、設定部分の考察および、シリーズの他作品との関連に興味があるので、そういう方向性で。
ただし、3話については、書きたいことがある。それは……。
獅子丸ちゃんと、スカルアイ!
波岡一喜のゲスト出演と聞いて、「幻星神ジャスティライザー」のデモンナイト神野司郎を思い出した人もいるようですが、
この「情けないチンピラ」っぷりは、どう見ても、「ライオン丸Gの獅子丸ちゃん」そのものじゃないですか〜。
神野のイメージを持っている人には、そのイメージギャップに驚かされたとも思いますが、すでに獅子丸ちゃんに慣れてしまったNOVAには、納得のキャラクターです。ネオ歌舞伎町の住人であった彼が、電王世界に移り住んだようにも見える。
……いや、違うなあ。「ライオン丸G」世界は2011年って設定だから、電王世界の彼がその後、記憶を失ってネオ歌舞伎町に移り住んで、そこでホストになって、豪山事件に巻き込まれるようになる! と解釈すれば、納得できそうだ(笑)。
そして、ライオン丸Gを見ていると、もう一つ繋がるビジュアルを発見した。
それは、「モモタロスに憑依された良太郎」。目が赤く光って、人間離れした怪力で暴れ回る彼の姿は、どう見ても「スカルアイをつけたカブキ者」じゃないですか。
これを見ると、「スカルアイ」とは、「イマジン・モモタロスによる憑依現象を見た豪山が、それをヒントに製造したアイテム」という設定を作っても、納得できる、というもの。
こういう設定をさらに裏付けるために、「電王」には今後、ジュニア様や「ひかる一平演じる探偵」や「変な刀を持ったじじい」がゲスト出演してもらいたいものだ。
ただ、オザキ先生は無意味にやかましいのでいらない(笑)。