ストーリー上のポイント。
- ゼクターを操れる謎の男「立川大吾」登場。彼は、角を持った別種のワーム「ネイティブ」だった。
- ザビーゼクターを失った影山は、「ウカワーム間宮麗奈」の誘いに乗り、立川を襲撃するが、立川を護衛するゼクトルーパーの妨害に合い、さらに「使えない奴」と麗奈自身からも切り捨てられ、ボロボロになる。それを救った矢車さんが「パンチホッパー」として彼をスカウト。
- 高鳥蓮華は、天道を師匠と仰ぎ、料理の訓練なんかをしていたりする。平時はにぎやかし担当で、イザというときには戦闘もできるようだが、結局は足手まといだった「かつてのライダーガール」を想起させる扱い。
こんなところか。
今回、剣坊ちゃんは、訪ねてきた親友・カッガーミを相手に、あんなことやこんなことをする*1が、先週ほどのインパクトはなし。
立川大吾
正体は、劇場版に出てきた「角付きワーム(ネイティブ)」。TV版の従来のワームとは別種族、という設定が示されました。
天道の両親である日下部夫妻に擬態したのも「角付き」であったことから、ひより自身もネイティブの方に位置づけされるのでしょう。
天道に「ゼクター集めはやめろ。ライダーがワームを倒さないと、都合が悪い。君の大事な人(ひより?)にとっても」と警告。
ゼクトの指針は、「立川を、ワームから保護する」こと。これはネイティブだから特別扱いってこと?
一方で、「ひより抹殺」を計画していたわけだが、ひよりがネイティブの子であることを把握していない? あるいは、ネイティブ一般ではなく、立川だけが特別扱いなのか?
三島さんは、ウカワーム一派との一時結託をしていたが、前回のハイパーゼクター争奪戦および立川の件で、再び対立関係になったようだ。
立川は、「ドレイクゼクター」を(グリップ部分ごと)召喚して、ドレイクに変身。こうなるとザビー立川というのも見られそうだなあ。
加賀美新の名前を知っていたのは、マスクドライダー計画の関係者……とも見なされるわけだが。
ともあれ、いろいろ謎を秘めた重要人物なのは間違いなさそうだが、何だか次週あっさり殺され、謎の答えは先送り……ってことになりそうな気がする。
影山
蓮華と、天道の弟子の座を競う。
師匠一人に弟子2人。一人は不正行為をして……って、どこかで太鼓の音が聞こえてくるような。まあ、「去年の話をしたら鬼が笑う」という諺もある*2ことで流すとして。
「天の道を外れた」と天道から宣告され、
加賀美にも突き放され、
ウカワームの誘惑に乗るものの、結局、使えない奴と切り捨てられ、
とうとう、下剋上して追い落としたかつての上司・矢車さんの下に戻ってきました。
ところで以前、矢車さんのセリフ関連で、
「オレを見て笑ったな」とか言って、因縁つけちゃうような人
と書いていましたが、正確には「オレを見て笑えよ」でした。因縁つけてるのは同じですが、少し言葉のニュアンスが違いますね。
「笑ったな」だと、自分にプライドを持っていて、バカにされたことに対して激怒しているわけですが、
「笑えよ」だと、すでにプライドなんか崩壊しており、自分の落ちぶれた様を自己卑下するに至っていると。
でも、NOVAは、そんな矢車さんを笑う気にはなれないので、代わりに影山の果てしない没落人生の方を笑うことにします。
それと一応、参考までに影山くんのこれまでの遍歴をば。
→ → →
う〜ん、何だかんだ言って、数奇な人生だなあ。
ラビットオルフェノクだけ、玩具が出ていないようなので、公式HPから画像を拝借してきましたが、影山ファンの人なら(いるのか?)こちらもフィギュア化して欲しい、と思うのかも。
なお、彼の最初の師匠と、彼を最初に殺したライダーも、この機会に貼り付けておくことにします。
次回、やさぐれた影山が見られる……か?
蓮華
ええと、この娘の姓は「高鳥(たかとり)」なんですね。何だか、「高島(たかしま)」という誤記が目立つ上、NOVA自身もこのブログでそう書いた記述があるので、修正しました。
名前を間違われるのはマイナーの証ですが、この娘にはもう少しメジャー化して欲しいので、このブログを読んで、もし「高島(たかしま)」と書いてしまっていたカブトファンは至急、手直しすることを要望します。
今回は天道語録「人生とはゴールを目指す遠い道、重い荷物は捨て、手ぶらで歩いた方が楽しい」を聞いて、早速荷物を捨てるというボケをかましてしまいました。
でも、これは天道が悪い。「荷物を持って歩いている人」相手に、そういう分かり難い喩えを使っても、素直にリアクションされてしまうのがオチでしょう。
「重い荷物」=「弟子」のことだなんて、普通想像つきませんよ。ねえ、響鬼さん♪(って、どうして、そっちに話を振る^^;)
次回は、本人はいたって真面目なのに、ボケキャラとしての役割が定着しているもう一人、剣坊ちゃまとの料理対決が見られるそうなので、楽しみにします。
「ショ・ミーンの味で頂点を目指す男」に、「天道流弟子」はどう挑むのか?*3
パーフェクトゼクター
新作玩具情報です。
「ハイパーカブト」の使う最強武器「ハイパーソード」として、ネット上で噂が挙がっていたのですが、正式名称はパーフェクトゼクター。
う〜ん、これって、プレイバリューが非常に高そうです。
単体でも「ハイパーブレイド」「ハイパーキャノン」として使える上、
ザビーゼクターと組み合わせて「ハイパースティング」「ハイパーレイザー」、
ドレイクゼクターと組み合わせて「ハイパーアックス」「ハイパーシューティング」、
サソードゼクターと組み合わせて「ハイパースラッシュ」「ハイパーウェーブ」と多彩な技を発動。
極め付けは、全てを組み合わせてソードモードの「マキシマムハイパータイフーン」、ガンモードの「マキシマムハイパーサイクロン」を放つことが可能。
こんな武器が控えているなら、天道がゼクター集めをしているのも、伏線として納得できます。
合体武器と言えば、戦隊の十八番だったわけで、ライダーでは初めての試み。
戦隊なら、仲間が力を合わせて……というところですが、ライダーでは仲間の武器を一人で集めて、という点が異なる。でも、一度、ハイパーカブト、ザビー、ドレイク、サソードの4人がそろって、「マキシマムハイパーサイクロン」を放つ燃え映像も見てみたいものです。
ひよりと樹花
姿を消して、心配していたひよりですが、
東映ヒロインMAXの4号で、樹花ちゃんとの対談があって、ほっと一安心。
でも、最後のオチが気になってしまいます。
ひより:樹花も変身すればいいのにね(笑)
樹花:樹花は(ライダーとワームの)どっちになるんだろう?
ひより:そうだねぇー…。じゃあ樹花もワームで。仲間に引き込みます(笑)
樹花:じゃあ仲間になります(笑)
……ということで、ついにワームの本性を表して、樹花を仲間に引き込もうとしたひよりに対し、果たしてどうする、天道? ……なんてダーク展開を妄想してしまったNOVAがいたりします(笑)。
実際はどういう展開になることやら。