昨日は妄想をたっぷり浮かべたので、今日は現実のストーリー感想に専念。
強し、三輪ワーム
まず、何よりも「御前さまこと三輪ひとみワーム」の強さは特筆すべき。
ええと、本名はシオマネキの力を持った「ウカワーム」。人間名は「間宮麗奈」。
カブトにはこれまで出なかった「幹部としての風格を持ったワーム」なわけで、序盤にザビー&ドレイクをあっさり撃破。サソードの前に顔を見せた後、カブトすら圧倒する強さを見せます。そして救援に来たガタックとカブトの変形バイクを駆使した合体技ですら凌いでみせる。
無敵の天道を窮地に追い込むなんて、さすがは御前さまと言えようか。
したたか、加賀美パパ
無敵の天道といえば、珍しく彼を感情的にさせたのが、加賀美陸。
今まで語られることのなかった天道の両親について言及し、妹・樹花ちゃんのことにも触れてみせ、自らは情報を出すことなく、天道の追及をいなしてみせる。やはり、パパはあなどれませんなあ。
漢だ、田所さん
ゼクト本部に乗り込んでいった加賀美。しかし、それは三島さんの罠だったわけで……行き詰まった加賀美を抑えて、事態の収拾をつけたのが田所さん。
辞表提出の覚悟まで決めた田所さんに対し、「本来の使命であるワーム退治」を貫くことを改めて宣言する加賀美。それをバックアップすべく、元の鞘に収まった田所チーム。
ようやく、本来NOVAが見たかった「G3チーム」の再来が見られた気分です。
ゼクトは胡散臭い組織だけど、前線で戦う田所チームは、熱い正義の魂を持った組織であってほしい、と思いつつ。
ひより&樹花
「ねらわれるヒロインズ」といった役どころ。
岬ワームに狙われていた樹花は、ひよりの通報を受けた天道の登場で、あっさり救われます。が、今後もワームと、ゼクトに狙われる可能性は大。
そして、ひより。三輪ワームに、「人間の心を調べるための素材」として狙われつつ、天道との絆を深めることに。
今回、「七年前のベルトの少年」がやはり天道だったことを知り、どう振る舞うのかに期待。
影山
三輪ワームにボコボコにされた挙句、ラストに三輪ワームと接触するわけですが、あれって、本物? それとも擬態? と謎を深めて、つづく、と。
風間
影山とともに、三輪ワームにボコボコにされた挙句、次回は「殺人容疑をかけられる」始末。それって、本物の仕業? それとも擬態? と謎を深める、と。
なお、次回は井上脚本です。違う意味で期待したりも。
それに風間には欠かせない相方の「ゴン」復活にも期待。以前はコメント欄で、
またワームに襲撃されれば「ゴン」の人格が出てきて……などといったストーリーも考えてみましたが、それは少し可哀想だと思うので、この件はこれで終わりであれば、と
と、ゴンの再登場は歓迎しない旨、書きましたが、出るなら出るで、やはり嬉しくなるもの。ただ、不幸な目にはあって欲しくないわけで。
神代
今回、岬ワームとの間で、ちゃっかり独自のドラマを築いていました。
岬ワームを亡き姉と見誤ったことから生じたドラマも、彼女の正体がワームと判明すると非情に切り捨てるキャラ。
でも、自分自身がワームと気付いていない、複雑な設定。
次回、大切な「爺や」が体調を崩すことで、またも一波乱。果たして、お坊ちゃま君の運命は?