またまたGM交代
晶華「もう、NOVAちゃんったら。どうしてシーさんをコンパーニュに帰しちゃうのよ? せっかく、あたしがケーキ作りミッションで引き留めたのに!」
NOVA「仕方ないだろう? ヒノキ姐さんに頼まれたんだから。シロ君だって、クリスマスぐらい、あっちの家族といっしょに過ごしたいだろうし」
晶華「だったら、NOVAちゃんが責任をとって、シーさんの代わりにケーキを作って」
NOVA「俺にシロ君みたいなパティシエ技能はないぞ。だが、責任をとれと言うことなら、代わりにGMをすることぐらいはできる。ゴブスレさん流に言うなら『俺はケーキを作らない。ただGMをするだけだ』ってところか」
翔花「そんなことを言って大丈夫?」
NOVA「何だ、翔花。俺のGM歴をナメるなよ。初GMは86年だから、今年で37年だ。さすがにプロの面々みたいに毎月1度は確実にGMして来て、総計300回から、人によっては1000回以上の経験を誇ることはできないが、各種システムを合わせて100回は下らないと自負している」
009『確かにな。それでレベルはどれくらいだ?』
NOVA「そうだな。ソード・ワールドのルールブックIIIに所収の高レベルキャラクター作成表によれば、成長回数(シナリオ攻略回数)100回で、最高の冒険者レベル15にはなっているそうだ。また、ゴブリンスレイヤーTRPGでは、シナリオ達成回数30回ほどで銀等級冒険者となっている。つまり、俺は銀等級GMと言ったところか」
009『金等級や白金等級ではないんだな』
NOVA「ゴブスレ的に言うなら、金等級はゲーム会社に所属して、作品発表してるライターさんやデザイナーさん。白金等級は、有名作品を手がけて業界人やファンなら誰でも知ってそうな伝説級の方々と言えようか」
009『つまり、我々は金等級の成り損ないと言うことか』
NOVA「昔の話だ。今はギルドにも所属していない気ままな隠居ゲーマーだな。個人の趣味で細々とゴブリン退治を続けているわけで、世界は救わない、と」
晶華「まあ、世界を救うのはGMではなくて、高レベルPC(プレイヤーキャラ)の仕事だしね。GMは世界を作るか、壊そうとする悪役を動かすのが仕事ってことで」
ケイP『ところで、オラたちがマスターNOVAのことを心配しているのは、GM経験の量ではなくて、次のミッション内容なんだッピ』
翔花「そうそう。ケーキ作りミッションの目的地は【凍て付く山】よ。つまり、雪山登山なんだけど、GMできるの?」
NOVA「雪山なんて世界からなくなってしまえばいいのに……と剣の乙女みたいにボソッとつぶやくぞ」
晶華「こらこら。雪山はゴブリンじゃないんだから。世の中には、雪山でスキーをしたり、冒険したり、遭難したりするのが好きな人間だっているんだから」
NOVA「遭難するのが好きな人間がどれだけいるかは知らんが、俺は寒いのが嫌いな人間だからな。まあ、それはともかく、雪山に行くシナリオなぞ、なくせばいいと考えているのはマジだぞ。なあに、銀等級のGMともなれば、公式シナリオを勝手に改変して、自分の卓の状況に合うように調整することはできて当然だ。雪山シナリオ? そんな物は書き換えてやる」
翔花「世界の理を勝手に書き換えるなんて、まるで神様ね」
NOVA「ゲームマスターって、そういうものだろう? しかし、今は先にすることがある」
晶華「何?」
NOVA「この記事を書いている途中に、日曜日の昼になった。仮面ライダーガッチャードとギーツの映画を見に行くぞ。噂によると、九堂りんねが仮面ライダーに変身するようだからな。と言うか、映画を見る前に、先にTVでネタバレしてしまったので、TVのストーリーを補完するためにも、劇場へ行かねば、という気分だ。さあ、準備をするぞ」
劇場から帰ってきて
NOVA「いやあ、まさか釘宮リヒトがデザイアグランプリに関係していたとはな。前に、ピーコックアンデッドとしてバトルファイトにも関係していたし、こんなところで『仮面ライダー剣』につながるとは思ってもいなかったぜ」
晶華「映画を未見の人を混乱させるようなことを言わないで。ギーツにはつながっているけど、剣にはつながっていないでしょうに」
NOVA「いや、カードにモンスターを封印するシステムとか、BOARDのライダーシステムと、ガッチャードの錬金術は何らかのつながりがあってもおかしくないだろう」
翔花「だったら、龍騎さんやディケイドさんともつながって来るし」
NOVA「龍騎は去年の冬映画でギーツとつながったし、ディケイドは最近の配信でガッチャードともつながっているからな」
晶華「スピンオフ配信のライダー話は置いておいて、今の旬は九堂りんねさんでしょ?」
NOVA「マジェードのベルトって、俺の名前を必殺技で呼んでくれるんだな。ヒロインライダーの技名に採用してもらえるなんて、光栄な話だ」
晶華「うん。太陽の名前を持っている私としても、マジェードの変身属性がザ・サンというのは、いいと思う」
翔花「翔の字はないの?」
NOVA「それはアギトかWか、エグゼイドのパラドの役者を推すんだな。まあ、そのうち翔にスポットが当たる日も来るだろう。とにかく、今の俺はマジェードのベルトに名前を呼んでもらえるってだけで、来年のニチアサが楽しみでならない」
晶華「それはそうと、劇場ではこのCMも流れていたわね」
NOVA「来年2月は楽しみが多そうだな。こいつの予告もあったし」
翔花「それより先にこっちでしょう」
晶華「って、ウルトラマンまで寄り道脱線していると、妖精郷に行けないでしょう?」
NOVA「だったら、今から妖精女王ズのプレイだ」
翔花「ねえ、NOVAちゃん」
NOVA「何だ?」
翔花「記事書きの途中で映画を見に行って、今の空気は特撮話だから、ここは仕切り直して、妖精女王ズは記事を改めて……ってことにしない?」
NOVA「なるほど、それもそうだな。しかし、当記事にはすでに『妖精女王ズと、妖精王の城(SW続フェアリーガーデン2ー7)』というタイトルを付けている。ここで記事を改めるなら、当記事のタイトルが『妖精女王ズと、妖精王の城……になり損ねた特撮映画記事』になってしまうが、それでいいのか?」
晶華「何それ、ダサい。NOVAちゃんのタイトルセンスよりも、はてな新機能のAIタイトルの方がよっぽどマシなのを考えるわよ」
NOVA「本当か? だったら、試してみるとするか」
AIが選んだ当記事タイトル
NOVA「AIは記事の内容から、9つのタイトル候補を考えてくれるんだよな。果たして、俺のこの記事のポイントはどこだとAIが判断するかだが……」
- 交代人事によるGM変更とケーキ作りミッション
- 卓の状況に合わせたシナリオ改変と世界の理の書き換え
- 仮面ライダーガッチャードと映画鑑賞の準備
- GM交代!新たなる挑戦が始まる
- ケーキ作りミッションと迫りくるシナリオ
- 仮面ライダーガッチャードとギーツの映画、注目の展開!
- 仮面ライダーガッチャードとギーツの映画!九堂りんねの変身見たい!#仮面ライダー
- GM交代の理!NOVAちゃんがケーキ作って?#ヒノキ姐さん
- 翔花が世界の理を書き換える!神様と化す!#改変シナリオ
NOVA「まだ使い物になりそうなのは、6番と7番かな。他は何というか、ツッコミどころが多すぎる」
晶華「最初の3つは固い感じで、次の3つは!を作って煽る感じで、最後の3つは#(ハッシュタグ)まで付けて、ソーシャルメディア向きってところか」
NOVA「何で、ヒノキ姐さんに#が付いているのか、8番が謎なんだが。どうして、俺がケーキを作らないといけないタイトルなんだ」
晶華「私のセリフを拾ったみたいね」
NOVA「5番の『迫りくるシナリオ』ってのも、凄いセンスだな。まるで、シナリオが悪の組織か災厄みたいだし」
翔花「9番はすごいね。わたしが神さまになっちゃった♪」
NOVA「まるで『花粉ライターJUHO』か、『未来の神霊候補の粉杉翔花』を先取りしたような話だが、少なくとも当記事ではそういう話をしていない。AIの誤読もいいところだ。もう一度、AIには反省してもらい、別の案を考えさせよう」
- GM交代: ケーキ作りミッションと仮面ライダー映画
- NOVAの責任と翔花の改変: 世界の理とギーツの映画
- 晶華とNOVA: クリスマスとゲームマスター
- GM交代でケーキ作りミッションに挑戦?
- 晶華のケーキ作りミッションがNOVAによってサプライズGM交代!
- NOVAはケーキ作りミッションよりもゲームマスターになりたい?
- GM交代!晶華がNOVAの行動に不満をぶちまける #GM交代 #不満爆発
- NOVAと晶華のやりとりに翔花が参戦!シナリオ改変大作戦 #翔花参戦 #シナリオ改変
- NOVAの本職はGM?日曜日の昼に映画を見に行く理由とは #GMの本職 #映画鑑賞
NOVA「AIのボケっぷりというか、記事中の妙な部分を選んでつぎはぎする習性に対して、ツッコミが追いつかないんだが、一つ分かったことがある」
晶華「AIはバカだってこと?」
NOVA「短絡的にストレートに言うと、そうなるんだが、バカと道具は使いようって言葉もある。AIってのは要するに、ランダムイベント表みたいなところがあって、あるいは偏見なくブレインストーミング的な素材をたくさん引っ張って来るんだな。その中には、ゴミも散見されるけど、たまにズバリ正解とか、ドンピシャなアイデアがあったりして、その判断を人間が行なって適宜修正を行いながら使いこなすと、便利に活用できる。たまに盲点となるアイデアに気付かせてくれたりもして、AIの提案がアイデアを生むことだって考えられる。こう言っちゃ何だが、AIの勘違いとか文脈を読まないボケに対して、ツッコミを入れるだけで漫才ができる」
翔花「まるで、或人じゃないと〜ね」
NOVA「フィクションでは、人間のボケとか脈絡ない感情的行動に対して、クールなAIが論理的じゃないとか合理的じゃないとかツッコミを入れることが多いが、今の現実AIはもっぱら天然ボケ役で、人間がツッコミ入れる方にフィクションの主流も変わって来そうだな」
晶華「勘違いしたAIの暴走行動に、主人公がそうじゃないんだ〜と悲鳴をあげながら、事態の収拾に励むシチュエーションね」
NOVA「あと、今回の俺の記事のように、『最初はソード・ワールドの話をしようとしていたのが、途中で違う話に切り替わった寄り道脱線記事』だと、AIがうまく読みとってくれない」
晶華「それは、AIさんが悪いのじゃなくて、NOVAちゃんが行き当たりばったりで、最初の本筋を逸脱しがちな記事を書くからじゃない? もっと、AIさんが読み取りやすい要旨明快で、一本筋の通ったまとまりのある記事を書きなさいよ」
NOVA「フッ、AIに簡単に読み取らせる記事など、つまらんではないか。やはり、論理を超越したサプライズこそ、俺の記事の真骨頂」
晶華「それって、ただの独り善がりだし。AIに読み取りにくいってことは、人間の読者さんにも読み取りにくいって言うか、ただの混沌妄言摩訶不思議な迷宮記事なんだから」
翔花「すごいね。こんとんもうげんまかふしぎって何だか強そう」
NOVA「我が混沌妄言摩訶不思議パワーの前には、貴様の計算など何の役にも立たないことを証明してみせるわ! と言うのが少年マンガの主人公だな」
晶華「違うし。少年マンガの主人公は『熱血根性努力と友情や愛情の絆なんかで計算外の力を発揮するもの』だし。混沌妄言摩訶不思議パワーなんて、少年マンガのヒーローっぽくない」
NOVA「ああ、そう言うのは、こいつの領分だな」
晶華「一体全体、どこまで話を錯綜させようとするのかしら、NOVAちゃんは!?」
NOVA「いや、結論は簡単なんだが?」
晶華「何?」
NOVA「来年も、いろいろ楽しもうぜってことさ。予想外のサプライズも、それが楽しめるエンタメに結実するなら受け止めたいし、つまらない記事よりは、楽しい記事を書き続けたいってことさ。そこはブレないようにしたい」
翔花「では、結論が出たところで、『当記事 完』ね」
NOVA「いや、改変したタイトルを決めないといけないんだが。ええと、『妖精女王ズ、混沌妄言摩訶不思議パワーとガッチャする #世界改変の理』って感じか?」
晶華「混沌も、妄言も、摩訶不思議もタイトル使用禁止よ」
NOVA「と言うことで、AIと関係なく、付けたタイトルが上記ってことで」
翔花「何だかよく分からないオチになったけど、季節のあいさつぐらいはしないとね。メリークリスマス♪」
晶華「何だかんだ言って、ハッピーなクリスマスだってことで」
(当記事 完)