大晦日からの旧年総括も、今回で終わり。
ラストは10月〜12月までですな。
この辺は記憶も新しいので、書いていても、あまり回顧って感じがしないので、淡々と記述するぐらいか、と*1。
秋は映画も見てないし。
10月からの3ヶ月間
マイ・ホビー・ライフ的に、この3ヶ月を振り返ると、「スパロボ」三昧なのを除けば、深夜に「ヴァルヴレイヴ」と「衝撃ゴウライガン」を見て、他には「仮面ライダー鎧武」という新規ネタが始まった、と。
あと、「ガンダム・ビルドファイターズ」か。
で、どれも掲示板で語っているので、わざわざここで書くことでもない、と思いつつ*2。
とりあえず、「ヴァルヴレイヴ」は、「マジェスティック・プリンス」と同様に、3〜4年も経てば、スパロボに参戦する可能性が高いと思うので、その折にまた書くことになるだろう。今は、この場ではまとめずに残しておきます。
適当に見繕ったお気に入りの商品画像だけ貼りつけて。
総じて、主人公のハルトと、メインヒロインのショーコの2人を除けば、キャラの描かれ方にハマった次第。
逆に、その二人にハマれなかったために、手放しに傑作とは言えない、と。
で、「ヴァルヴレイヴ」と対比する形で、「マジェスティック・プリンス」も改めて貼るわけですが。
こちらは特に、キャラにハマッたりしたわけじゃなく、メカの連携とか、チームとしての人間関係なんかに、居心地の良さを感じて見ていた。
スパロボにおける、自軍のキャラに愛着を感じるようなもので、毎回の戦いを見る際は、「ああ、今回のミッションもうまく行ったな」とか「ゲッ、ここで増援かよ。突出した機体を呼び戻さないと」とか「こいつは強敵だな。さて、どうやって攻略するか」なんて気持ちで、視聴してた。
ヴァルヴレイヴが、どう転ぶか分からない物語にドキドキしながら見ていたのに対し、
マジェプリは、もっと大局的な目で、ゲーム的な戦術云々を考えながら見ていた、と。
文系の情動を刺激するヴァルヴレイヴと、理系の計算感覚で見入っていたマジェプリという形。
どちらが好みというつもりはないけど、マジェプリの方が安心して見ることができたと思う。
惜しむらくは、テオーリアさんの見せ場が少なかったので、続編では、もっと彼女にスポットを当てて欲しいです。あえて、好みのヒロインを挙げれば、彼女なんだけど、描写が少なめだったので、萌えにまでは到達しなかった。
まあ、終盤は彼女もメカに乗っていたので、スパロボの自軍で操作できれば、喜んで使いたいけれど。
で、ロボ物という観点では、もう一つ。
ガンプラ同士で戦う、バーチャルで平和なバトル物。
だけど、「遊びだからこそ、命のやり取りという重荷を背負うことなく、本気で技量を競って戦える」という言葉に感じ入ってるわけで。
しかも、旧作のパロディが豊富かつ、バトル映像は実戦にも匹敵する迫力で、異なるガンダム作品のMS同士が夢の対決を行なう、という「スパロボ」や「Gジェネ」に通じる競演具合がワクワクさせてくれる、と。
ホビー対決は子供の遊びなんだけど、世界観的に「子供の遊びとは言え、歴史が長いので、昔は子供だった大人だって違和感なくハマり込んでいる」という描写に、昔からガンダム好きだった大人は大変居心地良く視聴できているわけで。
その代表がラルさん。
彼が大人代表として、子供たちを暖かい目で見守り、主人公のお母さんやアイドルに素直に萌えを感じ、それでもマニアからは「大尉」と敬意を示され、ひとたび戦場を観戦すれば、適度な解説とパロディセリフを口にしながら、いっしょにぼくたちを応援させてくれる。
昔は35才のランバ・ラルに、アムロみたいに目指すべき大人を感じ、
今は、同じ大人として、オタク魂を共有しながらも、決して暴走することなく、暖かく子供を見守ることのできる存在であり続けてくれる。
とにかく、こういうラルさんの視点が作品世界で描かれてこそ、いい年した大人が子供たちの戦いを暖かく見守ることができる、と。
まあ、「チナちゃん萌え」「凛々しいアイラさんと、腹ペコアイラちゃんのギャップに惚れた」「美星さん、ラブ」なんてもやもやしてるハートは、横に置いておいて。
そういう声も許容する懐の広さは、作品内にあるんだけどね。
さすがに、中学生の女の子に「変なおじさん」と蔑まれてしまうような言動はつつしまないと(苦笑)。
衝撃ゴウライガン
で、この秋はアニメばかり見ていたんじゃない! と主張するために、
「衝撃ゴウライガン」に移ります*3。
この番組タイトル、ついつい「ゴウライガン」と言いたくなりますが、ちゃんと「衝撃」も付けないと、不十分。
何しろ、主要キャラの光人が「ショウ」「ゲキ」「ゴウ」「ライ」「ガン」の5人だから。
「機動戦士ガンダム」だったら、固有名詞はガンダムだけど、
「武者頑駄無」を「頑駄無」と略したら何を表しているか、良く分からないように、「衝撃ゴウライガン」も「ゴウライガン」だけでは何を表しているか……分かりそうで、分からなくなる。
ええと、良く分からない喩えですが、要は「ゴウライガン」という略し方は番組タイトルとしてはあり、かも知れないけど、劇中のキャラの名前ではない、と。
だから、作品を語る際に「ゴウライガン、面白いよな」とは言えるけど、
番組見てないのに知ったかぶって、「ゴウライガンって強そうだな」とか「ゴウライガンの5人で誰が好き?」とか言ってしまうと、にわかぶりがバレてしまう、と。
なお、最終回で出てきた巨大ロボの名前は、「兆人ショウゲキゴウライガン」。ええと、「ジン」ってキャラ名はあったけど、「チョウ」っていたっけ? と自分は首をかしげています。
……って、どうでもいい前置きを披露して、どんな感想を書こうか、と思いましたが、「ジェットマンみたいな特撮ヒーロー物だと思って見たら、
不思議コメディだったでござる」という感想。
宇宙から来た変な5人が、根暗なヒロインのところに居候して、ご町内の平和を守ることよりも、地球人の習俗に戸惑って奇怪な行動を繰り返した挙句、とって付けたように、地球に振り掛かる災厄を防ぐために戦おうとするものの、主人公の女性関係でトラブったりして、かえって地球を危機にさらして、視聴者的には「どないするねん、これ?」と思わせつつも、ご町内のみんなは災厄に全く気付くよしもなく、何となくの流れで、5人を応援したら、5人が大ハッスルして、いつの間にか、悪に堕ちた主人公のライバル・ジンも更正して、みんなの心を一つにしたロボで、テリー伊藤の変身した巨大怪獣を打ち倒して、空の彼方で戦い続けてる、という話。
なかなか、ひどいあらすじ紹介文だけど、まあ、間違ってないと思います。
これにライバル側視点の話を付け加えれば、ほぼ完全なんだけど、
それを詳細に書くと、18禁になるので、健全な当ブログでは割愛だ。
壇蜜が、鳥人戦隊のブラックコンドルに誘惑されて、ふしだらな姿をさらして、人間捨てて妖怪になって、濃密な三角関係を展開するような展開。
でも、全てが終わってみれば、壇蜜ってエロスを振り撒いていただけで、物語の本筋には全然、関わっていなかったね。
もう少し、暴れてくれることを期待したんだけど。