Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ヴァルヴレイヴとゼーガペイン(DDワールド4編その3)

ワールド4クリア

 

NOVA「今回で、ワールド4編の序盤10話は終了。7話から9話はヴァルヴレイヴが鉄華団に合流する話で、10話はゼーガペインの話の序章といったところだな。ワールド1では、10話でディーダリオンのライバル超人が干渉してきたが、今回は9話で彼らが乱入してくる。その攻撃でディーダリオンが窮地に陥って、時空跳躍するわけだが、それでゼーガペインのヴァーチャル世界に飛ばされる流れになったわけだ」

ケイP『ワールド1は一大決戦の後で時空跳躍した形でキリが良いと思うけど、ワールド4では、いろいろと中途半端な形に聞こえるッピ』

NOVA「全くそうだ。とりわけ、ヴァルヴレイヴはこれからサキさんが4号機に乗る話になるはずだったのに、突然の時空跳躍で果たせず仕舞い。この後のストーリーが実装されたら、サキさんの機体を育てたいぜ。あと、昭弘のグシオンリベイクも次で実装されるかな、と期待したいところだ」

1/144 ヴァルヴレイヴIV 火ノ輪 (革命機ヴァルヴレイヴ)

1/144 ヴァルヴレイヴIV 火ノ輪 (革命機ヴァルヴレイヴ)

 
革命機ヴァルヴレイヴ 流星の乙女 (1) (電撃コミックスNEXT)

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ヴァルヴレイヴの話(ワールド4の7話と8話)

 

NOVA「ともあれ、オルフェンズに続いて、スパロボ初参戦の『革命機ヴァルヴレイヴ』だ。2013年のアニメで比較的新しい作品だな。同時期にスタートしたのが『翠星のガルガンティア』と『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』なんだが、スパロボ参戦はガルガンティアが早かった。2015年の第3次Z天獄篇からだからな。その後、今年の春にスパクロにも期間限定参戦している」


【第3次スーパーロボット大戦Z】 天獄篇 チェインバー All Attacks 【SRWZ3】

 

NOVA「ガルガンティアの主役機体チェインバーは、レイズナー同様にパイロット支援のAIパートナーが特徴のロボで、いつか共演して欲しいな、と思っている。まあ、それ以外でもマイトガインとか、ガラットとか、ヤットデタマンの大巨神とか、意思持ちロボットとパイロットの組み合わせは、いろいろ見てみたいんだがな」

リバT『チェインバーレイズナーの共演ですか。DDが続けば、ガルガンティア参戦はあり得ますね』

NOVA「あるいは、スパクロにレイズナーが参戦して、同時にガルガンティア復刻イベントでもあればいいかな」

ケイP『復刻といえば、マジェプリの方はイベント復刻ではなく、ガチャのみ復刻だったピ』

NOVA「おかげで、主役機のレッドファイブをゲットできたよ」


銀河機攻隊マジェスティックプリンスop 1


【スパロボX-Ω スパクロ】迫力のΩスキル!完全覚醒イズル/レッドファイブ【銀河機攻隊マジェスティックプリンス】

 

NOVA「マジェプリのスパクロ参戦は2016年秋が最初の期間限定イベントで、その後、2018年秋、俺がスパクロを始めた時期に復刻参戦していた。そして、今、現在が3回目だな。いずれ、スパロボ本編にも出て欲しい、と特撮ファンとして強く思う次第だ」

リバT『どうして、特撮ファンなのですか?  ロボットファンなら分かりますが』

NOVA「うむ、それは声優さんが特撮ヒーロー出身なんだよ。主役のイズル役が相葉シンケンブルー裕樹氏で、仲間のゴールドフォー・パイロットのスルガ役が池田ゴーカイシルバー純矢氏。池田氏牙狼シリーズでも、魔戒騎士になっていたりするな」

リバT『なるほど。マジェプリがスパロボ参戦すると、特撮マニア的にもツボなのですね』

NOVA「ついでに、ヴァルヴレイヴの流木野サキ役も戸松遥さんで、同時期にキョウリュウジャーの敵女幹部キャンデリラ様を好演していて、翌年にはプリキュアになっていたりする。まあ、彼女の場合、一番メジャーなのは、妖怪ウォッチの主人公の声なんだろうが」

ケイP『では、同期の作品からは遅ればせながら、晴れてスパロボ・デビューを飾ったヴァルヴレイブだが、マスター的にはどうなんだ?』

NOVA「一応、原作には忠実だが、それでなおかつ、うまくオルフェンズと設定を噛み合わせているな、と感じた。サキさんもきちんと目立っているしな」


「スーパーロボット大戦DD」武装集 ヴァルヴレイヴI 


Nightcore - Preserved Roses 「T.M. Revolution x Mizuki Nana」

 

ケイP『マスターは、ヴァルヴレイヴではサキさんしか見えていないのか?』

NOVA「いや、他にもエルエルフとか、キューマ先輩とか、サンダーこと山田ライゾウ君とか、天才ハッカー娘のアキラちゃんとか、いいキャラはいっぱいだ。マリエちゃんとか、アイナちゃんとか亡くなったのが惜しいキャラもいるしな。スパロボでは、そういう悲劇が避けられるといいんだが」

ケイP『主役のハルトは?  メインヒロインのショーコは?』

NOVA「そいつらには放送当時、ほとんど感情移入ができなかった。どうも、ロボ物で気弱系主人公は、自分の性に合わないし、ショーコは何だろうな。ハルトに対する終盤の裏切りで、一気にヒロインとしての株を下げたし、それでいてラストで能天気な大勝利エンドを迎えたことで、かえって作品そのものの評価を転落させたと思っている。

「まあ、俺もこの歳になると、主人公とメインヒロインには感情移入できないことも多くて、どちらかと言うと、脇役の方にツボを押されて作品を見続けるのが多いな。理想は、ポジティブな主人公と、それを支える知性派相棒と、健気な癒し系、あるいは陰のある大人ヒロインかな。エルエルフは知性派相棒として申し分ないが、ショーコは癒し系にはなれなかった。まあ、スパロボでは、ショーコがクーデリアとの絡みでヒロインとして救済されて欲しいが」

リバT『では、スパロボDDのストーリーを順に追っていきましょうか』

 

NOVA「まず、7話。ギャラルホルンの追っ手を逃れて、鉄華団イサリビが中立国ジオールのコロニー、モジュール77に補給に寄るところから始まる。オルフェンズでは、ドルトコロニーの武装蜂起でフミタンが死んでしまうエピソードに相当するが、ヴァルヴレイヴの物語に置き換わったために、フミタンは犠牲にならずに健在。

「そして、秘密兵器ヴァルヴレイヴを巡って、エルエルフたちの潜入作戦や、ドルシア軍の侵攻などが発生し、ハルトがヴァルヴレイヴ1号機に搭乗。人間辞めてカミツキになったり、エルエルフの体をジャックして裏切り者の汚名を着せるなど、まあVVV原作の通りに話が進行する。そして、ドルシア軍の襲撃に巻き込まれた鉄華団は、ヴァルヴレイヴを駆るモジュール77の咲森学園と共闘する流れとなるわけだ」

ケイP『もしかして、マスターがサキさん推しなのは、彼女が人間を辞めてカミツキになったからであって、ショーコがダメなのは本編中は人間を辞めなかったからでは?』

NOVA「その可能性は大きいな。というか、200年後の未来では、カミツキになった彼女がハルトの想いを引き継いで、1号機のパイロットスーツを着ている姿が描かれているわけで。その空白の年月を描写すれば、カミツキになったショーコの物語になって、もしかすると俺のツボを突くのかもしれん。そういう意味で、彼女に関しては一番見たい話が提供されなかった気がする。というか、ハルトがカミツキの件をずっとショーコに秘密にしていたから、話がこじれた面もあって、やはり気弱な主人公ゆえの悲劇かなあ、と思えなくもない」

リバT『だけど、そういう気持ちの通じなさゆえに、味わい深い悲劇が構築されるという物語作法もありますし、全てを否定するのもどうかと思われますが』

NOVA「別に全てを否定しているわけではないんだがな。俺はヴァルヴレイヴという作品は視聴当時から好きだし、悲劇だからダメと言う気もない。ただ、主人公の気弱さや、最後の報われなさに関しては好きじゃないってことだな。

「まあ、それを言うなら、エヴァのシンジも、SEEDのキラも同様に好きではないわけだが、スパロボではゲーム向きに、前向きに修正される点が楽しめるし、原作との違いを比較分析する楽しさもある。あとは、ストーリーは好みじゃなくても、キャラ設定とか背景世界とか素材としては好み、ということもある。だから、別キャラが主役の外伝などが楽しめたり、とかな」

 

NOVA「次に8話。この話で、ドルシア襲撃およびジオール崩壊から、咲森学園の独立宣言まで、一気に話が加速する。その立役者が、モンターク商会を名乗るマクギリスで、オルフェンズの物語と絡めているわけだな。

モンターク商会がクーデリアとショーコを引き合わせ、彼女たちの革命の動きを扇動することで、ヴァルヴレイヴ原作の無謀な夢物語よりも、オルフェンズ前期の比較的リアルっぽさを土台にしている。曲がりなりにも戦闘集団である鉄華団が、亡国トップの娘であるショーコたち学生革命集団を護衛するという名目で、それを兵站面で支援する商会との組み合わせもあって、単なるヤクザの鉄砲玉という立ち位置よりも表の顔が鮮明になったとも言える」

ケイP『しかし、味方が増えた分、敵も増えたわけだッピ』

NOVA「スパロボなら当然だな。当面の敵がドルシアとギャラルホルンの二つになって、それに対して味方陣営の交流が弾んだりするのがクロスオーバーの醍醐味だ。8話では、ドルシアの襲撃部隊を撃退し、9話の前半ではギャラルホルンガエリオとアインを撃退する形になって、その後、転機が訪れる」

リバT『ディーダリオンを狙う男女巨人の襲来ですね』

NOVA「ああ。奴らが来るのは、ワールド1の前例から10話だと思っていたが、予想よりも早かったので、プレイ中は少し驚いたんだが、まあ順にストーリーを追おう」

 

クロスオーバーと時空跳躍(ワールド4の9話)

 

NOVA「9話では、鉄華団と咲森学園の連携が確定した段階で、レイズナーのエイジの処遇が問題になる。エイジは、世間知のあるモンターク(マクギリス)にグラドス襲来の件を訴えるが、『私は君の話を信じよう。しかし、信じない人も多いだろうな。足場のない言葉は、人の心に響かないものだ。君が本気で訴えたいなら、まずは鉄華団に残留して、彼らの革命が世間を動かすのを助けるのが効果的だと考えるが』と諭され、協力することになる流れだ」

リバT『マクギリスさんって有能な策士なんですね』

NOVA「オルフェンズの1期ではな。このまま有能であり続けて欲しいものだが。そして、モンタークはエルエルフにも接触するが、そちらは策士連合にはならず、互いに牽制し合うだけになる。しかし、このまま話が進むと、オルフェンズのカインと、レイズナーのル・カインが手を組む流れにならないかな、と思ったり」

ケイP『カイン同士の結託ッピ』

NOVA「今のところ、ワールド4では敵同士の連携はなく、個別に襲撃してくるだけなんだがな。いずれ、敵同士のクロスオーバーにも期待したい。さて、期待と言えば、ヴァルヴレイヴの残りの機体も地下の研究施設で発見されたんだが、それを発見したハルトが同行者のサキさんに秘密にして欲しいって言うんだな。そこで、サキさんの名セリフ『ふたりぼっち』が出てくる」

リバT『何ですか、それは?』

NOVA「大勢の人は信用できないが、独りぼっちは寂しい。だから、秘密を分かち合った本当に信用できる相手と、ふたりぼっちでいることが彼女にとっての幸せだということで、ハルトにモーションを掛けるわけだ。ヴァルヴレイブのヒロインは、陽性で外交的なショーコと、その他の陰性ヒロインに分かれるが、サキさんは昔、陽性なアイドルとして振る舞って傷つけられた過去があって、『活動的で大胆なのに、現在の行動原理は陰性』という二面性がある。表面的には知的で冷静に見えて、時に思いがけない行動に出るんだな。そして力を渇望して、ハルトに黙ってカミツキになったりするわけだ。今回はそこまで描かれなかったけど、伏線はまかれた感じだな」

リバT『グランドマスターNOVAは、本当にサキさんが好きなんですね』

NOVA「ああ。だから、ショーコにこだわらずに、サキさんの方に飛び込めば、ハルトだって幸せになれたろうに、と今だに思っている。ハルトは、ショーコを大切に想うあまり、自分のカミツキの呪いのことを彼女に隠し通そうとする。一方で、同じカミツキ同士の連帯感で、サキさんには割と本音で話すところがあって、コミュニケーションという観点から見れば、どう見てもサキさんの方が正ヒロインなんだよな」

ケイP『だったら、どうしてショーコが正ヒロインに描かれたんだろうな』

NOVA「作品テーマが秘密とか、ディスコミュニケーションにあるんじゃないかな。表面上はコミュニケーションが取れているように見えて、内面までは分かってもらえないもどかしさみたいなものが描きたくて、それが2010年代のインターネット世代の若者像なのかもしれないけど、ヴァルヴレイヴの場合、それを生々しく描き過ぎた気もする。

「表面上の空虚な祭りと、その内面のドロドロな感情の両方を描きつつ、主人公の物語としては、どっちも否定しながら衝動的にしか動かない(暴走していない時には受け身すぎる)のと、メインヒロインの物語としてはドロドロした内面に触れないようにしていたのに(そういう汚れ役が全部サキさんに押し付けられた)、終盤で主人公を化け物と罵って敵に売るという破局を招いた点で、ある意味、精神分裂的なアニメなんだよな。ただ、秘密を抱えて、人知れず大切な人を守りたいヒーローという方向性は嫌いじゃない。デビルマンだって、その方向性だしな」

リバT『ああ、ヴァルヴレイヴはデビルマンに通じる要素があるのでしたね』

NOVA「デビルマンの正体がバレた明を、美樹は受け入れたものの惨殺されて、明は人類を滅ぼして自らも最期を遂げる悲劇。一方、ハルトはショーコに拒絶され、それでも戦い散って、後からショーコがハルトの想いを知って、哀しみに暮れる。似たような悲劇ながら、対比の面白さはあるな。今回はワールド1とワールド4で、接点はなかったけれど、今後は両作品が接触して影響を与え合うことに期待したいところだ」

ケイP『人でなくなった化け物の残した人間性とか想いのドラマは、マスターの好むところだッピ』

NOVA「ああ。その意味で、俺がヴァルヴレイヴで想像、脳内補完したのは、ショーコがハルトの想いを受け止めて、カミツキになる決意をしたシーンと、それを見たサキさんがショーコを『ハルトの想いの継承者』として認めるまでの葛藤とか衝突とか、最終的にショーコと『ふたりぼっちな百合関係』を通じて、互いにハルトを失った欠落感を埋める展開とか、そういう過程を経ての200年後だ。そこをOVAか何かで補完してくれれば、ショーコを正ヒロインとして認められるのになあ、と思った次第」

ケイP『過程をすっ飛ばして、いきなり200年後、「ハルトを拒絶したショーコが、ハルトの後継者ぶって、対話の手を伸ばすシーンを見せる」のじゃ、手のひら返しの謗りを免れないってことだなッピ』

NOVA「そこに至る過程は、視聴者の想像力で脳内補完するのも一興だが、それは公式じゃないので、ファントークの共有財産にはならないんだよな。ドラマとしては、登場人物の心の動きを提示しなければならないのに、そこを飛ばされたんじゃ、見たいものを見せてくれないもどかしさに苛まれるばかりだ。まあ、悲劇で終わったものを、暗く終わらせないために、最後を無理やり明るく終わらせる手法もあるが、それでも明るさが唐突だと、エヴァのおめでとうエンドみたいなものになってしまう」

リバT『そう言えば、エヴァもDDには出ているのですね』

NOVA「ワールド1のデビルマン、ワールド2のエヴァ、ワールド3のギアス、ワールド4のオルフェンズおよびヴァルヴレイヴが、悲劇で終わりそうな作品群だな。それがスパロボのクロスオーバー救済効果で、どうハッピーにつなげられるものかは見てみたいわけで」

ケイP『オルフェンズの悲劇エンドと、ヴァルヴレイヴの悲劇エンドが、どう相乗効果で回避されるか、とか見どころはいろいろあるッピ』

NOVA「まあ、悲劇と言っても、少女が新世界を作るのを助けるために、主人公が命を掛けて犠牲になるエンドだからな。大切な少女を守れなかったデビルマンよりはマシと言えなくもない。本当に、どうするんだろうなあ、デビルマン

リバT『最後はデビルマンに話を流しますか』

 

NOVA「ともあれ、クロスオーバーの楽しみとか、先の展開がどうなるかを気にしつつ、9話は前述のとおり、鉄華団with咲森学園をギャラルホルンが襲撃してくる。そして、彼らを撤退させた後で、ついに杉田智和声と遠藤綾声の2巨人が出現するわけだ」

ケイP『ウルトラマンギンガと、シェリル・ノームだなッピ』

NOVA「いや、ギンガはともかく、シェリルは巨人じゃないだろう。巨大化したのはランカの方だ」


スパロボZ マクロスFの名場面!巨大ランカちゃん登場。

 

リバT『ギンガ声の巨人はアンギルオン、シェリル声の巨人はマービュオンでしたわね』

NOVA「いまいち、名前が覚えられないんだけどな。とにかく、両方を相手にする余裕はないので、攻撃力の低いマービュオンの方を集中砲火で、HP半減させればシナリオクリアだ。すると、イベントによって、ディーダリオンが暴走し、またもや時空跳躍が起こる。そして、たどり着いたのが……」

 

ゼーガペインの話(ワールド4の10話)


ゼーガペインADP 劇場特報

 

NOVA「ゼーガペインは、2006年に放送された仮想空間をテーマにした作品だ。この世界の人類はすでに絶滅しており、人々の情報は『幻体』と呼ばれるデータという形で、コンピューターサーバー内の架空世界で日常生活を送っている。一方、現実世界を滅ぼそうとしている勢力がガルズオルムで、奴らは現実世界のサーバーをも破壊して人類のデータをも消滅させようとしているので、幻体の人類が現実世界に干渉できる兵器ゼーガペインを駆って、ガルズオルムと戦うという設定だ」

ケイP『つまり、日常生活の場が架空世界で、戦場になっている世界が現実ということだッピ』

NOVA「主人公のソゴル・キョウは、舞浜サーバーで生活していて、ゼーガペインというゲームでガルズオルムと戦ったりしていたんだが、実はゲームと思っていたのが現実だという世界の真実を知るようになる。普通に暮らしている世界だと思っていたのが、実は虚構世界だったというのは、昨年のグリッドマンSSSSの背景世界でもあり、しばしばゼーガと比べられることもあったわけだ」


SSSS.GRIDMAN op full 歌詞付き -UNION-

 

ケイP『つまり、ゼーガの登場人物は現実の肉体を持たない幻体で、世界はすでに壊滅している。そんな世界をどうオルフェンズやヴァルヴレイヴと絡めるんだッピ?』

NOVA「俺も、それを気にしていたんだが、結果的にディーダリオンの時空跳躍で転移された別世界だったみたいだ。つまり、ワールド4の中に、アナザーな世界であるワールド4’ があった形になる。鉄華団の母艦イサリビがゼーガの世界に飛ばされて、咲森学園とは連絡が取れない状態になったようだ。これで帰還後には、サキさんがヴァルヴレイヴ4号機のパイロットになって既に戦っていました、と言われても納得できるってもんだ。その話の実装が楽しみだぜ」

リバT『それよりも、今は10話の話をして下さい』

NOVA「ああ。この10話は、TVシリーズの前日譚のADPの内容らしい。ADPはゼーガ10周年の2016年に劇場公開された作品で、主人公のキョウはTVシリーズ以前に戦死しているんだな。ゼーガの幻体は死んでもサーバーにデータが残っていれば復元ができる。ただし、復元した際に戦闘経験などの記憶を失ったりするので、前のキョウと今のキョウは同一人物でありながら別人扱い、言わばクローンに近いドラマが展開されたりするわけだ。さらに、サーバーも8月31日が過ぎるとリセットされ、4月5日に戻るように設定されているため、ゼーガの架空世界では決して9月1日を迎えられない。つまり、令和の象徴ゼロワンを視聴することができないわけだ。何たることだ!」

ケイP『いやいや、そもそもゼーガの世界では、仮面ライダーは放送されていないと思うッピ』

NOVA「まあ、そうか。2006年放送時だったら、カブトの時代だし、巨大隕石に乗ってきたワームが跳梁跋扈していた時代だしな。うむ、延々とカブトだけを放送している時代か。悪夢だな。せめて、翌年だったら電王で、いろいろ時間がループするのも納得するんだが」

ケイP『だから、仮面ライダーの話から離れろッピ』

NOVA「いや。だから、仮面ライダーのいない世界は滅びるんだから、ガルズオルムの侵攻を防ぐには、ゼーガの世界にも仮面ライダーをだな」

ケイP『だから、スパロボには仮面ライダーはいないだろう?  スパクロにも、宇宙刑事ギャバンゴーカイジャーはいるが、仮面ライダーはいないッピ』

NOVA「そのうち、ジオウがタイムマジーンを駆って登場するかもしれないじゃないか。それはともかく、仮面ライダーの代わりにディーダリオンが鉄華団とヴァルヴレイヴを連れて、ガルズオルムと戦うゼーガペイン・アルティールを助けに来るのが10話の内容だ」


「スーパーロボット大戦DD」戦闘演出集:ゼーガペイン アルティール(初期武器4種)

 

NOVA「とりあえず、仮面ライダーはいないが、ヴァルヴレイヴのハルトは、ウィザードみたいな名前だし、レイズナーのエイジにはオーズの代役を頼もう。ミカヅキは月属性ってことで、キバになってもらうかな」

リバT『キリコさんはどうするのですか?』

NOVA「名前が似ているので、エグゼイドの監察医、貴利矢さんのレーザーがいいかな」

ケイP『良くねえよ。無理やりスパロボキャラを仮面ライダーにつなげるなよ。仮面ライダーを出すなら、こっちだろう』

スーパー特撮大戦2001

スーパー特撮大戦2001

 

 

NOVA「まあ、とりあえず、ゼーガペインについては、スパクロに先に登場して、そちらはガルズオルムと堕天使族とコーラリアンが暴れ回る、滅亡寸前な第2世界のキャラなんだな。つまり、ゼーガペインの登場する世界は滅びが近いってことで、これを一体どうしろって言うんだよ?」

リバT『ガルズオルムを倒せばよろしいのではないでしょうか?』

NOVA「倒したんだよ。そうすると、ゼーガペイン・アルティールがどうも限界に達したらしく、爆発光を発して、それで、みんな光に包まれてシナリオクリア。だけど、その後のストーリーにはつながらず、何がどうなったかも分からない。ゼーガのキャラにとっては、鉄華団って異世界から乱入してきた謎の助っ人のようなものだし、鉄華団からすれば、状況もよく分からないまま適当に戦っただけ。ワールド4のストーリーは実に宙ぶらりんな状態で終わってしまったんだ。まあ、アルティールはゲットできたから、この後は、違う世界へ行くつもりだけどな」

ケイP『次は、ワールド2か、3のどっちに向かうつもりッピ?』

NOVA「多分、ワールド2だが、その前に9月になったので、ブログの総括記事を書いておきたいんだわ。秋になって、時間ができたから、いろいろやりたいこともあって、頭の中も整理しておきたいしな。スパロボDDの続きは、それからだ」

(当記事 完)