何とか、今夜の放送前に、前回の感想を書けました。
今週は、ちょっと忙しかったからねえ。
それに、この回、21話に続いて、衝撃のラストシーンでしたから。
21話の「ミキの最期」は、全身から異物が突き出す、という故・石川賢テイストな映像だったのに対し、
22話のラストシーンは、正に永井豪テイストだったりします。
すなわち、
ハニーの首がすっ飛んだ!
首チョンパ……という言葉は、とっくの昔に死語ですが、やっちゃいましたなあ。
ハニーから空中元素固定装置を取り出すべく、半ば狂気のユキちゃんが、円月輪でハニーの首を切断した場面で、つづいた、と。
首と胴体の分かれたハニーのラスト映像は、実に衝撃。
昔、キカイダーもバラバラに分解されましたが、あれは変身後のスーツですから、それほどグロくはないわけで。
同じアンドロイドでも、人間の姿をしたハニーの首切断は、かなりデモーニッシュな絵だったりします。
永井作品だと、早乙女ミキ、いや平手のミキこと牧村ミキ(原作マンガ版)の衝撃に近いですな。
あ、ロボットだから、首だけでもしゃべったりするかもしれないなあ。
「んちゃ」とか言ったりして(笑)。
いや、永井作品だったら、こっちを出すべきか。
……ええと、本来なら「ブロッケン伯爵」の画像を出そうと思っていたんですが、見当たらなかったので、同じく「首がポロポロ落ちるロボ、いやボロット」で代用しました。
変わるわよ!
まあ、ハニーの首が落ちたとは言え、アンドロイドだから復活は可能ってことで、そちらはあまり心配していないのですが、
それより心配なのは、このお方。
ええと、役名・中条有次、役者名・村上幸平。
多重人格のキャラなんですが、当初は通常モードに加え、少年、そして凶暴な人格ギザの3重人格でした。しかし、ギザに惚れ込んだハニーの猛攻を受け、第4の人格・オカマフォームのヒカルさんが発動。
そして、このヒカルさん、変身願望があるようで、とうとう「ハニーフラッシュ」してしまいます。
すなわち、「ハニーのコスプレをした村上幸平氏」が大暴れの回だったんですねえ、この22話って。
何だか、井上敏樹さん、「ライオン丸Gのジュニア様」に対抗意識燃やしてません? その通りの演技をやってしまう幸平さんも幸平さんですが(苦笑)。
こうなったら、NOVAも対抗意識を燃やすしかないじゃないですか。
源さんでも、オカマの人でもフラッシュしたんだから、NOVAもうまくやればできるかもしれません。
それと、あの後、気付いたんですが、NOVAが変身できなかった最大の理由は、「ゼーバー」を使ったこと。考えてみれば、「ゼーバー」ってイナズマンの必殺技使用時のアイテムであって、変身アイテムではありません。
そりゃ、「ゼーバーNOVAフラッシュ!」と叫んでも変身できるわけないじゃないですか。
イナズマンだったら、「剛力招来」「超力招来」と唱えなければなりません。
ただ、NOVAは蝶能力者ではないので、イナズマンと同じやり方では変身できません。
だったら、発想を変えるまでです。
ゼーバーで変身できないなら、正しい変身アイテムを見出せばいい、と。
ウルトラマンのハヤタ隊員だって「カレーを食べていたスプーン」では変身できませんし、
ウルトラセブンのモロボシ・ダンだって「アイスラッガー」みたいな頭飾りを付けて変身するわけではありません。
彼らが変身するには、「ベーターカプセル」や「ウルトラアイ」が必要。*1
そうすると、NOVAが変身するには何が必要かなあ、と考えてみれば……おや? うちのサイトのトップにある「気まぐれ更新日記 3月7日分」に、すでに書いているじゃないですか。
「メガネとマスクを装着して、日夜、花粉妖怪と戦っている」って(笑)。
な〜んだ、別にフラッシュしなくても、NOVAの心は「特撮ヒーロー」だったんですね。満足満足。
……ええ、メガネとマスクで怪しいからって、「この世アレルギー」ってわけではありませんので、その点は誤解されませんように。
*1:NOVAが一番、好きな新マンことジャックは、アイテムを必要としませんが、自分からピンチに飛び込まなければいけません、念のため。