Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ゲキレンジャー(44話)ワフワフ感想

 メインは、ジャンとスウグの対決。
 父子対決ものとしては、やはりダイレンジャーと比べてしまいたくなるわけですが、熱い拳士のドラマではなく、子が父を慕う想いの方を前面に出した作風だと思えば、納得の出来。
 まあ、自分的には「子が父を乗り越え、涙ながらに呪縛から解放する流れ」に期待するのだけど、果たして?


 第2テーマとして、理央と戦うために、ゲキワザ「天地転変打」を身に付けるための特訓をするゴウ兄さん。うむ、特訓として、滝に打たれるのは絵的にいいですなあ。
 ゲキの場合、特訓が何だか安易、という展開が多かったので、ここに来て王道を見せてくれるのは、いい感じ。
 しょせんは前座かも知れませんが、ゴウ兄さんは兄さんで、理央との熱いドラマを見せてくれることを願っています。


 そして、その他3人で、今回の怪人退治。
 相手役の幻獣ケルベロス拳コウは、五毒拳ブラコの弟……って、弟の方が強いのですか。それじゃあ、兄の立場が……。
 それはともかく、ブラコとか、あとスウグの技で、かつての臨獣殿拳士の映像が登場したのは、ちょっとした総集編の代わりで、これまでの長い戦いを振り返ったような気になりましたなあ。
 ゲキ側は、登場シーンで、キャプテンのランちゃんが中央に立って、チームを仕切っているようで、「お、今年は彼女にも見せ場が?」と思っていたら、結局、おいしいところはケンに持っていかれる、というオチ。
 逆転のきっかけから、とどめを刺したときの立ち位置(チョッパーが中央)、そして巨大戦まで、結局、ケンがリーダーシップを取っていたわけで。


 せめて、サイダイオーがちょっとしたピンチに陥って、それをランとレツのゲキビーストが援護することで逆転……ぐらいの活躍はさせて欲しかったですな。
 チーターとか、象とか、ペンギンとか、
 ジャガーとか、コウモリとか、ガゼルとか、
 別にロボにならなくてもいいので、分離形態で支援用に使ってくれてもいいじゃありませんか。
 結局、青と黄は、もはやドラマ面でも、バトル面でも、居場所がないのかな? と残念に思いつつ。

PS:エンディングの「メレの歌」はグッジョブ。でも、こういう歌は、主役回とうまくリンクさせて欲しかった、と思いつつ。
 ま、次週は、理央主役なので、申し分ないわけですが。