Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

カブト40話

 レナたんがレクイエムを歌う話。
ファイナルファンタジーV アドバンスファイナルファンタジーV アドバンス (SE-MOOK)
 って、吟遊詩人にジョブチェンジですか? 


 あるいは、オペラの場面に注目か、と。
ファイナルファンタジーVI アドバンス
 う〜ん、とりあえず新要素として、「追加ダンジョン」と「追加魔石」は気になります。特に後者。「リバイアサン」「ギルガメッシュ」「サボテンダー」の新召喚獣は気になりますが、
 Vの新ジョブほどの牽引力は感じないので、NOVAは購入を見合わせます。


 え? カブトの話をしろって? ごもっとも。
 ただ、前回、「まじめな考察は、次回のストーリーの後で」なんて書きましたが、考察するほどの中身のない回だったので、そちらは先送り、と。

強敵?黒カブ

 もう、最初にちょこっと戦って、カブトを元の次元に送り返して、出番終了。
 ただの顔見せで終わっただけです。

風間大介

 この人と、ウカワームこと間宮麗奈の悲恋ストーリー。
 まあ、ウカ姐さんの退場劇としては珠玉の一編だけど、それ以上でも、それ以下でもないし、大介が格別、面白い演技をしたわけでもない。全くもって、予定調和に終わったわけで、今さらブログで突っ込む点はなし。

消し飛ぶ矢車!

 書いていて面白いのは、こちらですね。
 ウカ姉さんの前に現われて、「瞳の中に闇が見える!」なんて、おかしな惚れ方をした挙句、「消し飛ぶ」とは(爆笑)。
 「おかえりなさい」と嬉しそうな影山と、ぶっきらぼうに「ただいま」と返す矢車さん。もう、独立したコントとして、笑うしかありません。


 前回の時点では「ドレイクVSキックホッパー」とか「ドレイク&キックホッパーVSカブト」といった展開を予想してはいたんですが、
 そのはるか斜め上をぶっちぎるインパクト映像を見せつけられて、NOVAとしては影山同様、矢車兄貴にどこまでもついて行きたい気分にさせられました。

恋のキューピッド

 「ライオン丸Gのジュニア様」をはるかに凌駕して、「特撮コスプレ界において頂点に立った男」が、またもやってくれました。
 剣坊ちゃまのコスプレの凄いのは、どれだけ奇抜な格好をしても、そこにドラマ上の必然があること。前回で失恋したため、親友と想い人の幸せを願い、自ら「恋のキューピッド」になる……こういう筋書きを見せられると、納得するしかないじゃないですか。
 おかしな格好を見たなら、ふつうは「何で、その格好?」とツッコミたくなるわけですが、神代剣の場合は、そういうツッコミも踏まえた上での必然的なコスプレ。つまり、(多少強引な展開にせよ)ドラマと有機的に結びついているのです。
 この点で、ジュニア様の「ただ、こんな格好をして見ました」的コスプレとは一線を画す、と。テニスルックを着たいなら、テニスコートに立ってテニスドラマを展開すべきだし、神父さんになりたいなら教会に行け、と*1


 そんなコスプレ王が、次回、矢車さんとどう絡むかに期待です。

トリッキーなダブル・ライダーシューティング

 ドレイクは弱い(断言)。
 そんな弱者が、ノーマルのカブトさえ圧倒するウカ姐さんと、どう戦うかが、今回の注目要素だったのでは、と。

 もちろん、ドラマ展開の心理的な作用で、ウカ姐さんが全力を発揮できない状況を演出するってのもあり。
 ただし、それだけでは、ご都合主義の謗りを免れない。
 そこで、映像的に説得力ある演出として、クロックアップによる時間差でダブル・ライダーシューティングを描いて見せた。これはアイデアとしても、実際の映像としても賞賛に値する、と思います。


 まず、ライダーシューティングを放つ。これは「必殺技」級の大技だけど、たいていはガードされて、当たらない。当たりどころさえ良ければ、ただの石ころでも人を殺せる……かもしれないわけで。
 ここで、ドレイクは、クロックアップを発動。その間、初弾のライダーシューティングは、空中に青い光球状態で静止したままです。ビデオで見返すと、この青い光球は絶妙な存在感を放って、動かず輝いております。
 そして、覚悟を決めたドレイクが、2発目のライダーシューティングを放つ。ウカ姐さんはガードするものの、勢いを止めることはできずに押し込まれる。そして、背後の青い光球に無防備の背中あるいは後頭部を直撃されるわけで。
 その瞬間にガードも解け、2発目のライダーシューティングのダメージも受ける。
 クロックオーバー。


 もう一度、断言します、ドレイクは弱い、って。
 でも単に強いだけだと、映像的な迫力、悪く言えば力任せで相手を粉砕するだけで、どうしても単調な見せ方になります。
 しかし、弱いキャラの場合、勝つためにはどうしても小細工が必要になります。その小細工こそが、映像を面白くさせる、と思うわけで。

 今回のカブトは、ドラマが云々よりも、映像的に面白かった回、と言えるでしょう。

*1:そう言えば、天道も神父さんになって、説教の中で「おばあちゃんの言葉」を引用していましたな。先にコスプレありきではなく、先にキャラありきで、そこにコスプレという上辺を飾るからこそ面白い、と主張してみる。