ブレアード曰く「サイクリードは、優しい発明オタク」だそうな。
で、その「発明オタク」君が今回生み出したのは「モビルトレースシステム」(笑)。合体凶獣を自ら操縦することで、知的な戦法を取れるようにしたわけで。
活躍! ドリルアングラー
セイザーX側は、前々回までの戦いでグレートライオ以外のロボ合体が不可能、という状態。
そんな中で、活躍したのがブレアードのドリルアングラー。
う〜ん、胸ドリルと腕のギザギザが格好良いです。胸ドリルといえば、「グレートマイトガイン」(の合体途中)と、ダグオンの「ダグドリル」の技が思いつくのですが、常時胸ドリルってのはなかったので、実にオリジナリティある存在と*1。
ジャッカルが乗っていたときは、何だかシャープな印象の彼と、ゴテゴテしたドリルアングラーがイマイチ似つかわしくなかったのですが、「ブレアードの艦」となってみると、実によく似合っています。
熱いぜ! ブレアード(まあ、火将軍だしね)
その故ジャッカルを通じて、ブレアードとシャーク隊長の間にもドラマが発生。
仲間である宇宙海賊を裏切って、元仲間のジャッカルをやむなく倒してしまったシャーク隊長と、
サイクリードと戦うことを思い悩むブレアード。
人間体に変身しない着ぐるみキャラで、ここまでハードな物語に踏み込んでいくとは、まるでアクマイザー3か、ワルダーか、と思わんばかり。
熱血漢であり、クールに戦況分析の出来る将軍であり、しかも「納豆ご飯」などの強烈なギャグネタまで持ち合わせ、主役も、2枚目も、3枚目も張れるキャラとして、NOVAはブレアードに徹底的に惚れ込みました(笑)。
アクアルとの連携
モビルトレースシステム(仮)は、受けたダメージもフィードバックして帰ってきます。強靭な肉体を持つ武闘家なら耐えることができても、サイクリードは「優しい発明オタク」。肉体的ダメージには、やはり弱いわけで……。
それを考慮して積極的な攻撃に出られなかったブレアードが、「友達の間違いは正すべし」との考えで、地底からの奇襲と、ドリル胸での羽交い絞めを敢行。
そして、グレートライオのとどめの前に、サイクリードの傍にいるアクアルに声を掛けます。それを受けたアクアルも、すぐにブレアードの要望を受け入れて、サイクリードの体をトレースシステム(仮)から引き離す。何だかんだ言っても、気持ちは通じているんだなあ。
こんな三将軍が、無事に宇宙に帰れることを、NOVAは願ってます。
そして、またいつの日か、リュウトに乗ったリゲル(デモンナイト)と共に、地球のピンチに駆けつけてくることを……って、気が早すぎ(笑)。
PS:仕事帰りにすぐブログ書いているので、「メビウス」まだ見ていません。そちらは今から見て、明日、感想書くつもり。
*1:しかも、ドリルだけでなく、しっかり顔まで付いているので、アピール度高し。