Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

25話

 奇しくも、「地底文明」と「変わる未来」というキーワードで、マックス最終話とシンクロする形になったセイザーX


 当初、嵐の目になるかと思われた「雷将軍サンダーラ」が、あっさり地底世界に帰って退場し、その巻き添えを受けてグローザ消失という思わぬ展開に。
 う〜ん、サンダーラ、その属性と、強引な結婚を迫る恋する乙女という設定から、「うる星やつら」を連想したんですがね。あと、シャア声の宇宙忍者とか、78年版「西遊記」のエンディングテーマとか、言葉遊びネタにできないかなあ、と思っていたんですが。


 「地底文明からの使者」との和解、という点でマックスと同じですが、戦いの構図はこちらの方が相当にややこしいです。本編中でも、「誰と誰が戦っているか分からない」というセリフが二度も入り、複雑な乱戦模様を語っています。
 ええと、勢力の数は「セイザーX」「ネオデスカル」「雷神ゴード」そして「ジャッカル」の4つ巴ですか。その中で、一番数が多い「質より量」なのが主人公たち……って、戦況を一番ややこしくしているのは、実は彼らだったりして(苦笑)。
 グレートライオVSゴード。そこに乱入するネオデスカル戦艦。で、その攻撃が思わずグレートライオを援護する形になってしまい、「助けてくれたのか?」と反応するセイザーX側に対し、「あいつらを助けてたまるか!」と会話レスしてしまうガレード様が笑えます。 このガレード様、横暴で自意識過剰な憎たらしい悪役にも関わらず、部下のグローザに呆れられる「戦士としては優秀だけど、指揮官としては無能」という点で、実に楽しめるキャラになってます。どことなく人間味ある存在に描かれているんですよね。で、今回、グローザがいなくなってしまったものの、ガレード様の上に立つ上官らしき人物が出てきて、中間管理職の悲哀を体現することを期待(笑)。

 さて、苦戦するグレートライオを援護するべく出てきたシャークリーガーですが、シャーク隊長が出ると必ず邪魔するジャッカル。ということは、援護のために飛び出してきた隊長が乱戦の元になってるわけですか? う〜ん、今後、シャークリーガーは囮として使う方が賢明かも。
 で、ジャッカルが邪魔するおかげで、シャーク隊長は力量を発揮できず、事態の解決は主人公のタックンに委ねられます。本来、強いはずの隊長が出しゃばりにくい、この展開は、非常に上手いなあ、と思いますね。


 何はともあれ、ブレアードがサンダーラと一緒に行って退場、ってなことにならなくて、良かったと思うNOVAでした。今後は、サンダーラの残した楽器を奏でながら登場、という芸を示してくれないかな。