Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

マックス最終話

 ウルトラマンマックス最終話を記念して、本日より特撮感想はブログの方に書いてみようかと。


 ウルトラマンの力に頼らず、人類が自らの力で地球を守る決意をする。おなじみの結論で終わった最終回でした。
 映像として新しいのは、カイトがミズキの前でマックスに変身し、その後「等身大のまま、ミズキを抱きかかえて飛行」、地底から脱出するシーン。こういう空飛ぶデート、みたいな映像が絵になるのは、これまで二人の関係をきちんと描いていた賜物だと思います。まあ、今までは少々、あからさますぎる描写とは思っていたけど(苦笑)。

 それとラスト。未来(2076年)に舞台を移して、二人の孫の旅立ちを見守るカイト&ミズキ老夫婦の描写は、ダイレンジャーの最終回を思い出したものの、平和なほのぼの感を味わうことができました。年をとることのない(髪は白髪? 銀髪染め? の)エリーがカイト孫を「30年経っても待っている」というセリフも、いい雰囲気かと。
 欲を言うなら、コバやショーンのその後も見たかったけれど。


 さて、人間ドラマの方はこれぐらいにして、マックスの方を。
 エネルギーを失って、カイトと分離したマックスを蘇らせるために、マックスギャラクシーを仲介にする、というアイデアは、小道具を有効に使った、という点で評価。まあ、ドラマ的盛り上がりとしては、ガイア最終話の同種の展開に劣りますが。
 巨大な最終ボスに対して、自らも超巨大化するのは、ダークバルタン戦で披露しているため、唐突感はなし。アイスラッガー(正式名はマクシウムソード)の分身も、同じくダークバルタン戦を思い出しました。それと宇宙まで伸びる長大な「光の剣」が、某伝説巨神みたいで映像的に面白い、と思ったり。
 ただ、マックスが故郷に帰る際に、顔見せ登場したウルトラマンゼノンが、何だか「ゾフィーになりたくてなれなかった男」みたいで、ちと哀れかと。次回作のメビウスにも登場の機会をあげて欲しいです。
ウルトラマンマックス ウルトラヒーローシリーズ2005 ウルトラマンゼノン