Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

渡辺宙明さんを偲ぶ記事(メタルヒーロー編1)

宙明さんの遺した伝説

 

NOVA「先週は、宙明さんの訃報に接したわけだが、SFロボットやヒーローに与えた功績の大きさに改めて感じ入っている最中だ。ゴジラ伊福部昭さん、ウルトラの宮内國郎さんと冬木透さん、仮面ライダー菊池俊輔さんと、それぞれの世界の大御所的な音楽分野の創始者がいるわけだが、昭和から平成を越えて令和まで、そのジャンルで作り続けた人となると、宙明さんの軌跡ってのは凄いよ。まあ、ウルトラセブンの冬木透さんは健在だが、ジャンルの最近作が2006年のウルトラマンメビウスのワンダバだからな。楽曲のコンサート活動は最近も続けてらっしゃるようだが、現役で曲を作り続けているようには思えない」

晶華「ウルトラ界は、Qと初代マンさんが宮内國郎さんで、今のシン・ウルトラでも楽曲がいっぱい採用されてスポットが当たっている人ね。それでも、セブンさん以降は冬木透さんの音楽がメインになった、と」

NOVA「昭和ウルトラではタロウを除けば、冬木さんだもんなあ。他にミラーマンやファイヤーマン……そして、2001年のコスモスでメイン作曲として復活したんだが、それはさておき、今回は宙明さんだ」

NOVA「俺が初めて宙明さんの曲に接したのは、幼少期のゴレンジャーかアクマイザーだが、音楽CDを初めて買ったのは、これだな」

NOVA「これは2016年に出た復刻版だが、オリジナルは平成の頭に出ていて、俺の宙明追っかけはそれぐらいから始まったんだな。最初はマジンガー宇宙刑事になるわけだ。で、同盤収録のマジンガー曲で一番好きなBGMはこれだ」

NOVA「当時は、主題歌を口ずさめても、マジンガーZの曲なんてものはちっとも知らなかった。スパロボもまだプレイしていなかったし、俺の記憶していた初マジンガーはZじゃなくて、グレートだったし、例えばZの主題歌を初めて、きちんと聞いた時の感想が、『前奏がキカイダー01っぽいな』ってもの」

NOVA「再放送の都合で、俺の視聴体験が先に01だったためだが、ZのTV作品を初めて見たのは平成に入ってからだと思う。先に劇場版のレンタルビデオを見て、後からTVで深夜に再放送していたのを見て、その間にスパロボ関連から勉強していたんだが、音楽を意識したのは先に宇宙刑事音楽とのカップリングCDからだな。宇宙刑事の方は耳に馴染んでいたので懐かしいなあ、と思って聴き、マジンガーの方は当時、出撃挿入歌の『Zのテーマ』すら分かっていなかったという」

翔花「つまり、このCDはマジンガーZさんよりも、宇宙刑事目当てで買った形?」

NOVA「何よりも白眉はこれだろう」

NOVA「あと、放送当時はそれほど意識していなかったが、CDを聞いてから好きになった曲がこれ」

NOVA「各放送回のクロージングに流れる曲は、耳に馴染んでいるにも関わらず、あまり口ずさんだりハミングしたりはしないから、さほど強くは意識しないんだよな。大体、歌曲で最初に覚えるのは歌詞付きのバトルソングとか、メカの出撃シーンに流れる曲。それで幼少期から主題歌はどんどん覚えるし、歌だけ知ってて中身は記憶していない作品も多い。懐かしの特番で、一部の回だけ知ってるとか、書籍で読んで内容だけ知ってるけど、現物は見たことがないとか。その場合、劇伴などの印象が分からないんだよね。作品を知っている人は、音楽を聴くだけでシーンが思い浮かんだりするんだ」

NOVA「この曲は、歌詞付きで知っている人は少ない(挿入歌込みのヒットソング集を買うマニアぐらい)と思うが、メロディーはゴレンジャーを普通に視聴していたファンならみんな知っているはず」

NOVA「これは選曲の人のセンスも素晴らしいわけだけど、ゴレンジャー以前は『必殺技専用BGM』なんて文化はなかったと思うんだ。例えば、ウルトラマンスペシウム光線のテーマとか、ライダーキックのテーマ、マジンガーのブレストファイヤーのテーマなんてものは存在しない。だけど、ゴレンジャーハリケーンの定番テーマは、挿入歌のインストを流用したわけだし、ギャバンのレーザーブレードも本来は敵側のマクー側の襲撃テーマとして作られたものを必殺技テーマに選曲することで、シリーズの定番になり、さらにアニメロボットの剣撃にも伝播していく」

NOVA「曲調もそうだけど、『必殺技専用BGM』という音楽文化自体、宙明さんの曲が生み出した伝統と言えるかもしれない。変身曲とか合体曲とかの伝統はそれ以前からあったかもしれないが、必殺技曲ってのはやはり宙明さんからでしょう、と」

NOVA「まあ、戦隊ロボの必殺剣技が作った伝統なのかもしれないがな。バトルフィーバーロボの電光剣BGMも、他の音楽の流用曲が必殺技テーマに昇格したわけだし、その伝統が、宙明さん以降の戦隊にも受け継がれていった」

晶華「渡辺宙明さんの話のはずなのに、田中公平さんにつなげるなんて」

NOVA「俺的には、公平さんも宙明さんのジャンル後継作曲家の1人だからな。シャイダースピルバンで作品に関わっているし、戦隊にもスーパーロボットにも関わっているし。まあ、先人の偉大さってのは、その伝統を受け継ぎ、発展させる人がいればこそ、遺るものだと考えるから。もちろん、息子さんのこの人もいい仕事をしているんだけどさ」

翔花「へえ。息子さんの渡辺俊幸さんが、平成モスラやゴーゴーV、ファイバード、それにシンカリオンさんの作曲家なんだ」

NOVA「ああ、ゴーゴーVのロボソングも好きでな」

 

改めて宇宙刑事

 

NOVA「さて、宙明さんとその後継者的な立ち位置と思える作曲家を挙げて、前置きを終了したわけだが」

晶華「もう、十分お腹いっぱいな気がするので、私はこの辺で」

翔花「あっ、アキちゃんが退場した」

NOVA「どうやら熱気に当てられたようだな。熱中症には気を付けないと」

翔花「NOVAちゃんは熱中しすぎよ」

NOVA「というか、いろいろ書きたいことはあるのに、いまいち的に命中しないんだな。どうも、宙明さんを掘り下げようとすると、思い入れが強すぎて、周辺の関連事項にばかり目移りしてしまい、中心に上手く当たらない。まあ、普通にスパロボや特撮ヒーローの懐古話をすると、それだけで宙明さんにヒットするので、これまでに語り尽くしているような気もするし、いざ語ろうとすると、あれもこれもとなって、まとまらん。どうしたらいいと思う?」

翔花「そんなの、わたしが知るか。わたしが感心したのは、宙明さんの息子さんが平成モスラの曲を作っていたという事実よ。こうなると、わたし自身は宙明さんじゃなくて、俊幸さんを追っかけないとって気になるわ」

NOVA「バイファムマジェスティック・プリンスも俊幸さんなんだな。時々、名前を拝見するけど、特に作風とかを研究したこともないから、俺には上手く語れないや」

翔花「宙明さんなら語れるの?」

NOVA「思い入れならいっぱいあるからな。でも、俺が語るよりも本人が語っているのを聴く方がいいように思えてきた」

NOVA「で、宇宙刑事は傑作曲が多いわけだけど、ギャバンシャリバンシャイダーから3曲だけ挙げて、今回の記事は終了だ」

(当記事 完)