サイバスターをGETせよ
ケイP『マスターNOVAから指令が来たッピ』
シロ「どんな?」
ケイP『スパロボDDで、新たに制圧戦イベントが来た。その戦いでサイバスターをGETせよ、とのことだッピ』
リトル「サイバスター?」
ケイP『やれやれ、お子さまはサイバスターも知らないッピか。これだッピ』
SRW OGS 魔装機神F COTE サイバスター All Attacks
シロ「風の魔装機神サイバスター。1991年のファミコンソフト『第2次スーパーロボット大戦』に登場して以来、数あるスパロボ・オリジナルロボットでもトップレベルの人気を誇る代表的機体。スパロボ・オリジナルロボットの歴史は、サイバスターとシュウのグランゾン、ビアン総帥のヴァルシオンに始まるわけで。
「パイロットのマサキ・アンドーの声は緑川光さんが務め、緑川さんと言えば、数々のロボットアニメや特撮関係で有名な声優。しかも、自身が熱狂的なスパロボファンであることをアピールし、現代を代表するゲーマー声優の一人。
「最近はドルイドンのワイズルーさんの声で、華麗なる歌とショータイムを披露して輝かしく退場したり、シンカリオンの出水さんの声でメガネンジャーにスカウトされるのか? と局地的に噂になったり、グリッドマンの声で電子世界中を飛び回ったり、ミラーナイトの声でビヨンド学園で講義中とのこと」
リトル「大活躍なんですね」
ケイP『しかも、あのロードスと同じフォーセリア世界の物語「レジェンド・オブ・クリスタニア」主人公レードンを演じたこともあって、マスターにとっては超重要声優の一人という位置付けだッピ。年齢的にも、マスターの2、3年上で、ちょっとした先輩感覚を抱いている、とか。コスモノヴァとか、アカシックノヴァと技名を叫ばれると、思わず「はい」と返事してしまうとも』
シロ「ぼくが『早くしろ』とか『しっかりしろ』と言われると、思わず自分に言われていると感じてしまうようなものか」
ケイP『他には「静かにしろ」とか「おとなしくしろ」とか、いろいろネタ振りができるッピね』
シロ「だから、忍者として早く、しっかり、静かにすることを学べたのさ。しかも、緑川さんの声で呼ばれるのは、新星さまだけじゃない。ぼくだって、ファミリアの名前で呼ばれている」
ケイP『そう言われると確かに。声優は折笠愛さんだッピね。特撮関連では、牙狼シリーズで絶狼の相方の魔導輪シルヴァの声や、キョウリュウジャーのラッキューロの声。スパロボでは、カトルの声や、ガンバルガーの主人公・虎太郎の声。すると、シロ君の声イメージは折笠愛さんで決まりッピか?』
シロ「うん、今、そう決まった。読者の人も、これからはそういうイメージで読むように」
現在のDDの状況
シロ「で、DDのプレイは進めているのか?」
ケイP『いや、それがちっとも。手慣れたスパクロと違って、DDはどう進めていいか困っているッピ』
シロ「困る必要などないだろう。適当にプレイしていれば、キャラもレベルアップするし、イベントを消化していれば普通に楽しめるものだろう?」
ケイP『スパクロだとそうなんだけど、 DDではキャラの育成にいろいろアイテムを投入しないといけなくて、「自然にレベルアップすることは一切ない」仕様だッピ。つまり、自分でどのキャラを育てるか決めてからでないと、育成させられない。
『しかも、うちのマスターは、お気に入りユニットを一点集中で育てるのではなく、満遍なく、つまみ食いしながら平均的に育てるスタイルなもので、「育てていないユニットが強制出撃でハマッた」状態になることは少ない代わり、効率的に育てて突出した機体がないので、「攻略難易度が一気に上がる」DDではストーリーで行き詰まったわけで』
シロ「だけど、その後でコツコツ、ガチャで部隊の強化を図っていたようだが」
ケイP『その通り。でも、どのキャラが強いのか、マスターから託されたデータを解析するのに手間取っている次第』
シロ「何で手間取るんだよ? 強い能力順にソートを掛ければ、簡単に最強機体が分かるはずだろう?」
ケイP『スパクロなら、それができるんだけど、DDだと機体の能力を調べる機能も不便で不便で、慣れていないと、所持ヒロインパーツのキャラ名すらパッと見て分からないほどだッピ』
シロ「ハッ? ヒロインキャラの名前が分からない? 何を言っているんだ?」
ケイP『例えば、エールストライクをパワーアップさせるマリュー・ラミアス艦長だけど、パーツ名は「大天使を指揮する艦長」という通称だけで、キャラ名が提示されない。まあ、調べなくても知っていることなら分かるが、ついド忘れしてしまった人名を調べるのに、いちいちゲームの外で検索しないといけないのは、記事書きする身としては面倒だッピ』
シロ「つまり、調べれば分かるが、ゲーム内で簡単に情報が分かる仕様になっていないので、詳しくない人間にとっては敷居が高いということだな。スパクロよりも、いろいろ不親切な面が目立つ、と」
ケイP『ガチャで手に入れたパーツで強化する際も、ダブりアイテムを重ねる際に、いちいちリストを探し回らないといけない。スパクロみたいにダブりアイテムをすぐに提示してくれる仕様だったら、素早く強化できるんだけど。どうして、パーツでの強化が重要なシステムなのに、強化の作業そのものが、面倒くさいだッピか』
シロ「まだ、こなれていないインターフェイスということか。これが数年経つと、便利になるのかな?」
ケイP『それまで継続するといいッピが、まあ、せっかくプレイするゲームの不満点ばかりを挙げつらねても、「だったらプレイしなければいいし、話題にするまでもない」わけで。別に、おらたちは評論家を気取るわけじゃなくて、ファンとして楽しんで、自分の心を充実させるためにエンタメを遊んでいるんだッピ。だから、どうすれば楽しめるかを考えるための記事だッピ』
シロ「で、どうすれば楽しめるんだ?」
ケイP『まずは、推しを決めるッピね。どのキャラが好き? と聞かれて、答えられないような奴は、その作品を楽しんでいないッピ。そのキャラのことを考えるだけで、心がウキウキワクワクできるなら、その愛は本物だッピよ』
リトル「ケイPさんは、どのキャラが好きなんですか?」
ケイP『もちろん、リバTだッピよ』
シロ「お前個人(個ドゴラ?)のことを聞いているんじゃねえよ。DDのキャラだ」
ケイP『だったら、シロ君は誰が好きッピか?』
シロ「そりゃ、一に翔花、二にアリナ様、三にセイリュウ師匠、四にリトル、五にゲンブって感じだな。皆まで言わせるな。恥ずかしい」
ケイP『シロ君も個人のことを答えているッピ』
シロ「思わず、答えてしまっただけだ。大体、ぼくはDDをプレイしていないんだから、DDのキャラで誰がいいかなんて分かるわけないだろう?」
ケイP『それはともかく……シロ君の好きな相手の中に、うちのマスターは入っていないッピな』
シロ「うっ。それはまあ、新星さまは、まだ付き合いが短いからな。翔花の父で、伝説の時空魔術師って点には憧れを感じるが、あくまで距離を置いた付き合いだと考えている。今はまだ次点ってことにしておこう」
リトル「お父上はどうですか?」
シロ「父さんとは会った記憶がないんだ。どこまでも遠い人って感じだな」
リトル「……シロさん。踏み入ったことを聞いてゴメンなさい」
シロ「気にする必要はないさ。師匠のおかげで、その件は吹っ切れたからな。それより、ケイP、今はDDの話じゃないのか? 公式での展開は、どうなっているんだよ?」
ケイP『メインストーリーは、第1章のパート4が実装されるッピ。ワールド5のキャラが合流するようだッピな。だから、こちらは第1章のパート1をそろそろ進めたいと思っているんだけど、そのためには、いろいろ分析しないと』
シロ「何を分析するってんだ?」
ケイP『どのキャラなら楽しめるかってことだッピ』
今の推しキャラは?
ケイP『マスター個人の推しは、いろいろ挙げられるけど、出撃可能機体が4体しかいないのでは、全てをまんべんなく育てることは不可能に近い。よって、ここで第1章のパート1を進めるのに厳選されたユニットを決めたいと思うッピ』
シロ「そんなこと、いちいちブログ記事に書かないといけないものなのか?」
ケイP『好きなものがいっぱいとか、育てているのがいっぱい、あれもこれもってだけじゃ、話として面白くないッピよ。「今週のラッキー星座はこれ」とか「今はこれが旬」とか「よろしくマイブーム」ってノリで、スポットライトを当てていくのが、いい記事を書く手法……とマスターは言っていたッピ』
シロ「精神コマンドで言うところの『集中』だな。しかし、何かを選ぶにしても、何でそれを選ぶに至ったのか、という理由が語られなければ、ただの気まぐれと何も変わらないんじゃないか」
リトル「シロ姉さんは、何で翔花さんが一推しなんですか?」
シロ「今、それを聞くか? あいつはぼくを鬱屈から救ってくれたんだよ。アリナ様は、ぼくにいろいろ教えてくれて、仕事をくれた。ぼくは、それで自分の為すべきことを知ったんだけど、それは楽しいからするとか、そういうものじゃなかったんだ。翔花はぼくに初めて家族以外で、守りたいもの、前向きな気持ちでしたいことを感じさせてくれた。つまり、ぼくの世界を広げてくれたんだな。初めての友達だし、初めてのパートナー。だったら、そこに追いつきたいって気持ちになって、何が悪い?」
リトル「悪くはないですよ。だったら、リウはそんなシロ姉さんに付いて行きたいと思います。リウにとっては、シロ姉さんが初めての友達みたいなものだから。そして、シロ姉さんの好きな翔花さんは、まだよく分からないけど、リウも好きになって行きたいと思うですぅ」
ケイP『姉弟仲のいい2人は置いておいて、今のDDの推しユニットには、ストーリーを進めるための強さが必要だッピ。ゲームである以上、敵に勝つための強さがなければ、楽しめない。ならば、強くなるユニットを鍛えて勝つ。そのために必要なのは何か?』
シロ「修行だな」
リトル「修行ですね」
ケイP『個人を鍛えるなら、それでも結構。しかし、部隊司令には、もう一つ気に掛けなければいけないことがあるッピ』
シロ「何だ?」
ケイP『遊びではなく、真剣勝負であるならば、時間と資材を投入するために、機体の成長可能性の把握は重要だッピ。才能のない者に資源を費やすのは無駄無駄無駄』
シロ「しかし、個人の才能なんて、前もって分かるものなのか? 早熟な者もいれば、大器晩成で後から本領を発揮する者もいる。若い時に芽が出なかったからと言って、安易に無能と切り捨てるのは優秀な指揮官とは言えないぞ」
ケイP『そういう現実的な話は置いておいて、ゲームの中でははっきり分かるッピ。RパーツよりもSRパーツの方が強く成長する。そして、SRパーツよりもSSRパーツの方が強い。よって、SSRパーツを十分確保してしまえば、SR以下のパーツなど、ただのコレクション、人によっては、ただのゴミにさえなってしまうもの。よって、SSRパーツをゲットした機体こそ推し機体として、積極的に育てることが勝利への一歩だッピ』
シロ「まあ、当たり前といえば当たり前だよな。今さら何を言ってるのかレベルの話だけど」
ケイP『そう。その当たり前のことを、マスターは実践していなかった。なぜなら、SSRパーツをそれほど持っていなかったので、考えるまでもなかったわけで。初心者は目に映るものが全て新鮮なので、とにかくガチャで何が当たっても嬉しい。その中で適当に選んだ機体で手軽に緩く楽しめていれば、それで満足できるヌルゲーマー。それはそれで暇つぶしに軽く、あるいは忙しいけど手慰みの遊びとする分には問題ない。ゲーム性云々よりも、クロスオーバー物語を楽しむことがメインなら、そこまでガチにキャラを鍛えなくても、付いて行ける程度なら十分。そう思っていたら、甘かった、と』
シロ「つまり、ゲームをナメていたら、攻略難易度が上がってきたので、本腰を入れなければってわけだな。適当に遊んでいても何とかならないから、何とかしてみせよう、ホトトギスだと」
ケイP『まあ、殺してしまえ、と言って、ゲームを破壊するようなマネをしないだけマシ、というか』
シロ「つまらないゲームならデータから削除してしまえ、とか」
リトル「つまらないコメントなら削除してしまえ、とか」
シロ「いや、安易にそういうことを言うと、ぼくたちがダベッているだけの、この文もつまらないので、削除される危険があるわけで。つまらないコメントなら、どうすれば、つまらなくなくなるかを考えるのが、秀吉流じゃないか」
ケイP『つまらなくなくなるまで待とう、ホトトギスと辛抱強く待ち続けて10年経っても、結局つまらないまま、ということもあるわけで、つまらないものはいつまでもつまらないというケースはさておき、DDはそんなことにならないよう、面白く成長するゲームであることを期待するッピ』
シロ「期待しているのか、酷評しているのかよく分からない言い方だけど、さっさと話を進めろよ。このノロマ、ポンコツ、ドゴラ」
ケイP『ドゴラまで、悪口の範疇に入れないで欲しいッピよ。まったく、思ったより口の悪いシロ猫だな。とにかく、これがマスターのデータにあるSSR必殺技パーツを持つ機体だッピ』
★SSR必殺技ゲット済みユニット(2020年1月時点)
・ディーダリオン
・ブラックゲッター
・アーバレスト(フルメタルパニック)
シロ「何だよ、それなりに数がそろっているじゃないか。この中から選べるんだったら、そこそこ楽しめると思うんだが」
ケイP『確かに。アムロさんのマジンガーを除いても、11機あれば、それなりの部隊編成もできそうだッピね。では、次にヒロインパーツの確認だッピ』
リトル「ヒロインパーツって?」
ケイP『機体に装着できるパーツの一つで、戦闘時に応援カットインをくれる。こんな感じだッピ』
「スーパーロボット大戦DD 」支援演出集:クリスマスガシャ(2019)
リトル「一部、ヒロインじゃない人の支援演出も混じっているですぅ」
シロ「ガオガイガーを応援する護くんや、カレンを応援するゼロ(ルルーシュ)とかだな。すると、ぼくがDDのユニットになれば、翔花やアリナ様がヒロインパーツになったりするのかな」
★シロの妄想タイム
翔花『シロちゃん、頑張って。私も応援しているから』
ヒノキ『スイーツ魂で頑張るのじゃ、シロ。わらわのためにのう』
シロ「DDもいいかもしれないなあ」
リトル「だったら、リウも」
★リトルの妄想タイム
セイリュウ『頑張るのだ、息子よ。強くなれ』
シロ『大丈夫だ、リトル。お前はボクが守るから』
リトル「うん、これならゲームも楽しそうですね」
ケイP『なるほど。そういう楽しみ方を想像するのも一興だッピ』
★ケイPの妄想タイム
リバT『お兄さま、頑張ってください。ケイP一族の誇りにかけて』
晶華『KPちゃん、頑張って。NOVAちゃんも応援してるよ。ついでに私もね』
一同(妄想モードで、ニンマリ中)
シロ「はっ、こんな妄想で現を抜かしている場合ではないのでは? ええい、ケイP。データを見せろ。お前に任せていたんじゃ、ノロマすぎて、話が進まん。新星さまの所持ヒロインデータは……あった、これだな」
★SSR支援パーツ入手済み(2020年1月時点)
・大門恵留(メグ):ディーダリオン
・マリュー・ラミアス:エールストライク
・卯月美和:鋼鉄ジーグ
・ラピス・ラズリ:ブラックサレナ(ナデシコ)
・チャム・ファウ:ビルバイン
シロ「こう見ると、必殺技とヒロインパーツの両方が揃っているのは、ディーダリオンと、ビルバイン、ガンダムエクシアとアーバレストの4機ということになる。これで出撃機体は確定したんじゃないか?」
ケイP『なるほど、シロ君。的確なアドバイスだ。だが、しかし、マジンガーZはマスターが最初からお気に入りの機体なので、ディーダリオンとマジンガーZは鉄板かな、と考えているッピ。残り2機だけど、ゼーガペイン・アルティールは第一章パート1の実質的主人公機なので、使いたい。するとラスト1で、ビルバインかエクシアで悩むなあ』
【スーパーロボット大戦DD】ビルバイン 全武装 (ショウ・ザマ)
「スーパーロボット大戦DD」武装集 ガンダムエクシア(再編集)
シロ「ここはウルトラマンゼロの声優・宮野真守さんにちなんで、エクシアにするというのはどうかな」
ケイP『それだ。そういう理由なら、マスターNOVAも納得してくれるはず。では、それで物語を進めてみようッピ。うまく進むようなら、次の記事ネタにするってことで』
(当記事 完)