前回、カニライダーの末路を見て、戦いから手を引こうと考えたキット。
しかし、一度ドラゴンと契約したため、バトルからは逃れられないと伝えるレン。
さらに、レンはキットを共に戦うパートナーと認め、異世界ベンタラのことや、侵略者ゼイビアックスのことなど、いろいろと打ち明けます。
「自分は行方不明の父親を探したいだけ」と言い張るキットに、レンは「自分も故郷で大切な人を失った。ゼイビアックスを放置すれば、この世界も滅ぼされる」と説得。レンの心情と責任に共感したキットは、ドラゴンナイトとして戦い続けることを決意。
ここに2人のライダータッグが結成された。
その様子を観察していたゼイビアックスと、部下のドリュー(仮面ライダートルク)。
ドリューは、天才的な詐欺の話術で、2人の人間関係を分断することを画策するのだった。
以上が、大体のあらすじですね。
物語の基本設定がさらに掘り下げられ、アクション面も充実。ヒーローバトル物としては、申し分のない作りです。
ドリューの声はウラタロスで、ゼイビアックスの声はデネブで……声優だけで違う番組を見ているような気分になります(笑)。
ドリューは詐欺師なので、次回、キットが彼の嘘に釣られるのを楽しみにしています。
ゼイビアックスは、まあデネブのイメージはありませんが。「2人がかりじゃフェアじゃない」って言っていたのは、インサイザーですしね。
今回のバトル映像は、原作11話&12話のテラバイターとか。
でも、オリジナルのバイク戦やら、戦闘員的なゲルニュートがわらわら出てくるバトルやら、オリジナル映像も多いです。バイク戦が充実しているのは、仮面ライダーとしては大満足です。
マヤヤンは、今回、バトルをやめたいというキットの相談役になりましたが、レンが押しかけてきたために、あまり出番が多くなかったです。
ライダーのことを信じない友人2人も、少ない時間で、キャラ性を見せていました。トレントの「仮面ライダーを宇宙人と結びつける」マニアックぶりが楽しいです。鏡の中の世界は信じないのに、宇宙人による拉致話は信じるってどうなのよ。
恒例の杉田コーナーは、前回ベントされたリッチーと、今回の目玉のドリューのキャラ紹介。
リッチーのことを「チャラいボンボン」とか言いたい放題。ドリューのことは、割と普通に言っていたけど。
「どちらも金が目当てだけど、ドリューの方が『世界の半分も欲しがる』など欲望のレベルがアップ」と持ち上げておりました。