インサイザー(シザーズ)の登場編にして、弁護士に扮したボスキャラ・ゼイビアックスとか、伝説のハッカーJTC*1の名前が語られ、登場キャラが増えてきた回。
あとは、レンの一人マーシャルアーツ演舞とかも含め、アクション要素も充実。カノンに足りない成分は、こちらで補充すればいいかな。
富豪の一人息子だけど、父親から勘当(?)されたリッチー・プレストンが、カニライダーことインサイザーの正体。
大会社の御曹司という意味では、日本の仮面ライダーガイやインペラーに相当するキャラっぽいです。
彼にデッキを与えた弁護士が、本作のラスボス・ゼイビアックスですが、声が大塚芳忠さんなので、契約シーンではデネブを思い出したりも。
いや、まあ、イマジンも、異次元ベンタラの侵略者も、似たような物、と思えば。
「他の仮面ライダーを倒せば、賞金100万ドル」という甘言につられて、ライダーになったばかりのキットを襲撃します。レンは最初、キットを見殺しにしようとしますが、結局、見捨てられず、助っ人に参入。
2対1は不利だと悟ったリッチーは、戦線離脱。
そして勃発するウイングナイトVSドラゴンナイト。
原作では、ライダー同士のバトルロワイヤルがルールですから、ナイトにとっても龍騎は倒すべき敵なわけですが、本作では「レンが未熟なキットを戦士として鍛える訓練」という解釈。
それでも、トリックベントの分身や、ソードベントによるウイングランサーなど、原作3話のバトル映像は十分、堪能できます。シザース登場は原作5話ですが、この辺は原作2つ分の映像をうまく編集しているなあ、と。
おまけの杉田コーナー。各キャラに適当な呼称を付けております。
キットは、失業中の若者代表ってことで、「リーマン」。
レンは、「グラサン」。
マヤは、名前(マヤ・ヤング)から「マヤヤン」。
ゼイビアックスは、3つの世界征服を狙っている変なおじさんということで、「変の三冠王」。いや、その呼称センスが変だって。
とりあえず、NOVAとしては、「マヤヤン」が気に入ったので、ここでは使って行こう、と思ってます。いや、何だか「マリリン」みたいで可愛いし、大阪弁にもなってるし。
*1:その正体は王蛇ことストライクだってのは、日本のDKファンにとっては公然の秘密。