Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

久々の読書記事

 調べてみると、昨年の5月以来ですね。
 その間、リプレイとか、雑誌とか、雑学ネタ本(主に軍事関係)とか、ゲームの攻略本とか、昔読んだ本の読み直しとかはいっぱい読んだんだけど、ここで書いていた小説関連が読まずにたまってます。
 読んでから記事書きするのだと、いつになるか分からないので、この辺で読後感想ならぬ購入時の感想などをまとめておきます。

竜馬がゆく」読了

新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫)新装版 竜馬がゆく (2) (文春文庫)新装版 竜馬がゆく (3) (文春文庫)新装版 竜馬がゆく (4) (文春文庫)新装版 竜馬がゆく (5) (文春文庫)新装版 竜馬がゆく (6) (文春文庫)新装版 竜馬がゆく (7) (文春文庫)新装版 竜馬がゆく (8) (文春文庫)
 昨年の正月の記事で紹介していましたが、ようやく今日、全8巻を読了しました。職場に置いて、空き時間の間にチビチビ読むスタイルでしたが、いろいろ勉強になりました。
 大河ドラマ龍馬伝』絡みで、CMなどでも坂本竜馬ネタが散見するこの頃。まあ、自分も「竜馬かぶれ」になるのでしょうが、決してにわかではない、と主張しておきます。
 じゃあ、いつからなんだ? と問われたら……昨年末のとある番組で、「竜馬ブームは、24年周期で繰り返される」という話がありまして、前の竜馬ブームは1986年ごろとか。ええと、武田鉄也が竜馬を演じた映画『幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬』がこの年でして、自分も大体、この時期の影響が大きいですね。


 その前の1962年は、『竜馬がゆく』の新聞連載が始まった年。で、68年の大河ドラマが、北大路欣也主演の『竜馬がゆく』だったそうですが、最後のモノクロ作品で、視聴率は平均14.5%。この数字は残念ながら、それまでの大河の歴代最低記録で、幕末物は当たらないとのジンクスを作ったそうですが、今の目ではちょっと意外な感じです。
 竜馬を演じた役者をいろいろ見てみると、74年の大河『勝海舟』で、本郷猛こと藤岡弘氏が竜馬を演じています。74年といえば、仮面ライダーが終わって間もなく。あの時期の藤岡さんが……と思うと、特撮ファンとしてはいろいろ妄想かき立てられます。
 で、自分にとっての初竜馬は何だろうな、と調べてみると、『影の軍団IV(および幕末編)』(85年)における世良公則演じた竜馬の印象が大きいですね。その後、日本テレビの年末時代劇(『白虎隊』とか『田原坂』とか)で、堀内孝雄の主題歌といっしょにイメージを植え付けられていったように思います。
 興味深いのは、89年のTBS系ドラマ『坂本龍馬』。主演は真田広之。この時期までの彼は、JAC所属のアクション俳優として一世を風靡していたわけですが、この年にJACから独立。演技派俳優としての道を歩み始めます。まあ、自分にとっての真田さんは、アクション俳優なんですけどね。その彼が前述の『影の軍団』だと、竜馬の師匠格の勝海舟(麟太郎)を演じていて、後に竜馬を演じるようになる流れも、キャスティング的に面白い*1
 90年以降は、自分はあまり竜馬の出てくる作品に接していないのですが、ちょっと、その時期の仕事(TRPGのシナリオ)で「京都の街を舞台にした幽霊退治」をネタにしたことがあり、主人公たちを守護する霊格として坂本龍馬を設定したりも。


 以上、ざっと「自分にとっての印象的な竜馬作品やら」を述べてみましたが、今回、小説を読んでの感想としては、これまでイメージしていた「薩長同盟の立役者」とか「先進的な開国主義者」という点以上に、「経済感覚に優れ、日本で最初の株式会社形式を導入した」ことに興味を覚えました。
 昔は、こういうことにはあまり関心がなかったんだけど、自分で仕事をするようになると、やはり見る部分が変わってくるんだろうなあ、と実感。


 それと、司馬さんの小説だと「いかにも変わり者に描かれている竜馬」なんだけど、大河ドラマだと、「それ以上に竜馬を一方的にライバル視する岩崎弥太郎」の方が変人なんですね。何だか70年代風のC調キャラというか、「オレは天才だ」と思い込んでいて、大言壮語をはくお調子者キャラなんだけど、不遇な身の上に鬱屈したものも抱えていて、完全に陽性で人のいいキャラ(ちょっと天然入っている)に描かれている竜馬と好対照。
 まあ、そんな岩崎が将来、竜馬の経済観念からも学んで三菱の創始者になる流れも、今だと興味がありますね。


 ともあれ、昨年は「これを完結させた、という達成感」の少なかった年なので、今年はまず、全8巻を読了したことから幸先がいいなあ、と思いつつ。

ドラル国戦史と、同作者の新作

高峰の決戦 (ドラル国戦史7) (ハヤカワ文庫FT)新しき神々―ドラル国戦史〈8〉 (ハヤカワ文庫FT)
 完結編の7巻と8巻は、未読了。現在、7巻の3分の1くらい。読むのが大体、「電車に乗ったとき」になっていて、今はあまり乗らなくなっているので、そりゃ進まないわな(苦笑)。本気で読むなら、そういう読書スタイルを切り替えないとね。


 で、そうしてのんびりしている間に、エディングスの新作が出ているんですね。
アルサラスの贖罪〈1〉黒猫の家 (ハヤカワ文庫FT)アルサラスの贖罪〈2〉女王と軍人 (ハヤカワ文庫FT)
 購入はしたけど、後書きだけ読んで、全然話を読んでません。
 哀しいことには、作者が昨年6月に亡くなられたこと。役者さんや声優さんの訃報もさることながら、好きな小説の作者が亡くなるのは、小説家志望だった自分にとっては、なおさら哀しみが大きいです。
 その分、これらの作品は、じっくり楽しもうと思っています。

ザンス20巻

魔王とひとしずくの涙 魔法の国ザンス20 (ハヤカワ文庫FT)
 こちらは昨年末に出たファンタジー
 未読なので、感想はいずれ。

新ライダー魂1巻

新 仮面ライダーSPIRITS(1) (KCデラックス 月刊少年マガジン)
 連載誌の休刊によって、アマゾン編が中断して、仕切り直しの1巻です。
 とりあえず、「一文字ライダー誕生秘話」ですね。ショッカーライダーが大野剣友会*2の方々という、お遊びがマニアックに面白いです。
 でも、自分としては、アマゾン編の続きが早く読みたい。

仮面ライダーSPIRITS超絶黙示録 (KCデラックス)
 それと、シリーズ10年目の懐古&ファンブック的に、こういう本も出ていたので日曜に購入。
 一昨日読了……と言いつつ、力の入った「エンサイクロペディア(用語辞典)」はさすがに読めてない(苦笑)。なお、最初の言葉は「アーマーゾーン」。ええと、「ヨロイ一族が支配する地帯(Armor Zone)=愛媛県」という意味ではなく、「アマゾンライダーの変身の掛け声」ですね。
 まあ、作品の裏設定とか、そういうのが好きなマニアックなファンにはお勧め。
 

ブレイドライン

ブレイドライン アーシア剣聖記 (角川スニーカー文庫)ブレイドライン2  アーシア剣聖記 (角川スニーカー文庫)
 今、読んでいる本の一つ。
 1巻は読了して、現在、2巻の2話めを読んでいるところ。
 1巻は「和風ファンタジー世界」の新構築が目玉だったと思いますが、2巻目に入って、キャラがつかめて物語的にもこなれてきたなあ、と実感します。


 1話めは、女心の分からない主人公が、ゲストヒロインの「あなたのことは嫌いでない」発言を誤解して、勝手に「そうか。好きでもないなら……」と勝手に失恋したように自己完結する流れが、すれ違いラブコメ的に楽しいです。本当は好かれているのに、相手がはっきり「好きです」と言えないだけで脈はあるのに、それに気付かない主人公の鈍感ぶりが美味しく描かれているなあ、と。


 ともあれ、自分は最初のロードス以来の長いファンですし、小説技法的にもいろいろ学ぶことの多かった師匠筋に当たる作者ですので、新作の盛り上がりを応援したいと思っています。



 とりあえず、書かなかった新刊としては、こんなところかな。後は、「UCガンダム」の完結編もそろそろ読まないとなあ、と思いつつ。 

*1:ちなみに、竜馬と勝海舟のキャストつながり、という点では、今回の大河ドラマで海舟を武田鉄也が演じるのもトピックと言えますね。

*2:この会長さんも先日亡くなられたんですね。合掌。