またも2話分フォローという形になりました。
ええと、劇場版を見に行くのは、27日を予定していますので、第1シーズンのTV放送が終わった直後ということですね。
今回の目玉怪獣はこれ。
って、あれ?
目玉は目玉だけど、怪獣じゃないや。宇宙人ですね。
ええと訂正。
これも厳密には怪獣ではなくて、宇宙恐竜なんですけど。
ま、ゼットン(ピロロロロロロロロ)ってことで*1。
第11話「ウルトラマン」
実に、燃えるサブタイトルです。
もう、いろいろ期待するじゃないですか。
まあ、颯爽と活躍する光の国の超人の姿を期待すると、肩透かしを受けるのですが。
何せ、石の中に封印されたままですから。
この回の目玉は、少女カレンの回想シーンに出てくる「レッドキングVSアーストロン」……じゃなくて、超獣VS怪獣のタッグバトルです。
ミサイル超獣ベロクロンと、
蛾超獣ドラゴリー……って、思いきり違いますがな。
ええと、ソフビが見当たらないので、蛾の怪獣で代用です。
ちなみに、こいつもファイヤーモスラになりますね。ちょっと、リトラと戦わせてみたい。
実際は、ベロクロンVSゴモラ、そしてドラゴリーVSエレキングの戦いになります。
ま、普通は、怪獣と超獣なら、超獣の方が強く、超獣よりは宇宙大怪獣の方が強いと考えるものですが、当然、主のいない野良超獣よりは、レイオニクスの操る主役怪獣の方が強いわけで。
その後は、ドラマ中心で、レイがカレンの道案内で、ウルトラマンを探しに行きます。
で、石になったウルトラマンと遭遇。
ウルトラマンがその力で、ヴィンセント島に結界を張って、怪獣の侵入を阻止していたんだけど、だんだん力尽きてきていることが分かります。また、レイに対してテレパシーで、「生き残った人間を連れて、惑星ボリスから脱出するように」との忠告。
一方、レイがレイオニクスとして覚醒することを望むケイトは、強敵ゼットンを送り込んで、修理中のペンドラゴンを急襲。
ハルナ兄妹のダブルスピーダーで牽制している間に、レイもリトラに乗って飛来。
そして、ゼットンに対して、ゴモラ、エレキング、リトラの3怪獣が対峙する場面でつづく、と。
第12話「レイブラッド」
覚醒の時近しってことで、レイモンの姿が初めて、オープニング以外の画面で示される回。
まず、最初のメインは、3大怪獣VS宇宙恐竜ってことで、「ボリス最大の決戦」となります。
ゴジラ、ラドン、モスラならぬゴモラ、リトラ、エレキングが、初代マン最大の敵と戦うわけで。
ええと、ゴジラとゴモラは語呂が合っているし、ラドンとリトラは当然関連しているし……モスラとエレキングはどうつなげましょう?(笑)
せめて、エレキングの代わりにドラゴリーならまだつなげようがありますが。
う〜ん、2人組のピット星人を双子の小美人になぞらえますか?
あるいは『GMK大怪獣総攻撃』の設定になぞらえて、「護国聖獣・海の神」ということで、水中戦担当のエレキングにつなげますか?
いや、そこまで無理矢理つなげなくても、と自分でツッコミ入れておきます。
それよりも、本当にボリス最大の決戦です。
戦いの迫力、強敵に対する一進一退の燃え試合という点に関しては、次回のラストバトルよりも凄いです。
次回のは、レイの覚醒と、ゴモラのパワーアップによる大逆転、そしてボリス脱出などのドラマ的盛り上がりも加味して、いかにもクライマックスなわけですが、純粋な怪獣バトルのみの観点では、今回がシーズン1最高だと断言。
まず、ゼットンが3体を相手に、非常によく動きます。光線技も、防御技も、格闘戦もフル活用して、実に魅力的なバトルシーンを展開。たぶん、ウルトラ史上、最も動きに動いたゼットンの姿と言えるでしょう。
一方のゴモラたちも、やられっ放しではないことが評価できます。
ゼットンの強敵ぶりを見せながら、ゴモラたちが何とか喰らい付いて奮闘するバトルは、これがプロレスなら正に血湧き肉踊る戦い。
ゴモラの必殺技もゼットンのバリアで遮られ、エレキングの光線もゼットンに反射させられ、まずはエレキングが戦線離脱。でも、それ以前にエレキングはエレキングなりに格闘戦で奮戦していたことを明記しておきます。
エレキング離脱後、それでも頑張るゴモラ。飛び蹴りまで放って、ゼットンをダウンさせる一幕も。
リトラはリトラで、小柄な体格を生かして、奇襲攻撃。ゼットンの顔の真正面を突ついたりしながらも、チョップで弾き飛ばされたり、火球であわや焼き鳥にされかけたり、見ている方がヒヤヒヤ。
そして、最後の決め手は、ゴモラの超振動波。バリアに遮られますが、そこに上空から、リトラのファイヤーストライク。バリアは上方まではカバーしてなかったようで、その攻撃でバリア解除。ゴモラの渾身の超振動波をまともに受けて倒れ伏すゼットン。
一応、勝った形にはなりましたが、ゴモラとリトラも力尽きて、バトルナイザーに回収。
一方のゼットンは、一時的戦闘不能から立ち上がり、健在ぶりをアピールしながら、ケイトに回収されて撤退。
ここまでのバトルだけで前半終了。かなりお腹いっぱいになれますね。
その後は、レイモンの覚醒を促すケイトの悪夢。
一方で、ペンドラゴンのクルーは、宇宙にSOS信号を発信し、トリスタンを中心とする救助チームの船複数が飛来しますが、キングジョーブラックによって撃墜されます。その際の攻撃で、ボリスの人工太陽にもトラブルが発生し、このままだと38時間後に惑星焼滅の危機に。
この辺り、一気に物語が加速して、ピンチを煽っている様が爽快さすら覚えます。
結局、突貫作業で機体を修理し、惑星脱出を余儀なくされたペンドラゴン一行。
その中で、レイはケイトとの決着をつけるため、仲間との別れを覚悟するのでした。(つづく)
PS:ええと、赤王さんは今回、アーストロンと(回想シーンで)戦い続けているため、こっちには来られないとのこと。くれぐれも皆さんによろしく、というメッセージは……あるわけないですね(苦笑)。