電王感想（１２月号後半）

　これも、今ごろですが。
　４５話と４６話の感想です。
　ですが、その前に。

　１１月は、侑斗メイン話でしたが、
　今後は、良太郎も一歩引いた立場が許せなくなりそう……というか、ゼロノス、「大人桜井さんよりも良太郎を優先して助ける」なんて、実は、大人桜井さんはダミー？　本命はあくまで良太郎？　それとも愛理姉さん？
　愛理姉さんを悲しませることが未来を変える条件だとしたら……大人桜井が自分のことで悲しまないよう、愛理さんの記憶を消してから、敵の目を引き付ける囮となって……などと複雑な方向に考察したりも（苦笑）。

　ええと、METHIEさんところのブログ（１２月２日分）で、１２月５日に書いたコメントです。４３話視聴後のタイミングですな。「よそ様のブログで、何、勝手な予想を書いてるんだ、オレ」と自己ツッコミ入れつつ、その場で思いついたんだから仕方ない（苦笑）。
　まあ、「愛理姉さんが本命で、大人桜井さんは囮」という部分は、うまく当たったわけですが、自分のところの４３話感想では、「この時点でのＮＯＶＡの感想は、「？？？」状態」なんて書いてますし……（＾＾；）。
　これは、あれですね。自分ところで書くと、思考が固まってうまく推測できないのが、よそ様のところで書くと、刺激されて推測が広がる、というか。また、煮詰まったときには、書き込みにうかがわせてもらいます　＞METHIEさん

　では、改めて、４５話と４６話の感想。

４５話「甦る空白の一日」

　ええと、この回の注目どころは、「雪だるまイマジン」と、「サンタ人形に誤って攻撃を向けてしまい、謝るモモタロス」ですな。重い話を、なごませてくれました。

　で、本編。
　良太郎の記憶から消えた空白の一日をめぐる謎解き。
　分かった事実は、過去の世界で「大人桜井がゼロノスに変身」して、カイ率いるレオソルジャー軍団と戦い、敗れたことで時間の流れに異変が生じたらしいこと。
　その「過去の事実」が、良太郎の記憶からは失われてしまったわけですね。

　何だか、謎だけ提示されて、ますます「？？？」状態になってしまった回です。

４６話「今明かす愛と理（ことわり）」

　そして、「時間の分岐点の鍵」が大人桜井ではなく、愛理姉さんだった、と判明する回です。ドラマ的には、これが大きなポイントですが、
　アクション的には、やはり３人ライダーの共闘が目玉ですな。

　電王には、近年珍しく、ライダーが２人しか登場しません。
　すなわち、電王とゼロノス。
　しかし、時間を越えて、過去の自分を呼んでくる、という荒技で、劇場版では４人の電王が集結する、という大イベントを実現してくれました。

　それと同じく、大人桜井の変身するノーマルゼロノスと、ヤング侑斗の変身するゼロノスゼロフォームの共演が実現し、ここにトリプルライダーが集結したわけです。
　う〜ん、燃えますな。

　愛理を守るという目的が一致し、３人ライダーが強敵アルビノレオイマジンを撃退します。
　それを知った、怒りのカイが大量のモールイマジンを召喚して、つづく、と。
　終盤にて、大量の怪人が発生して、世界が危機に見舞われるのは、平成ライダーにほぼ共通するフォーマットですな。
　次回、キンタロスの最期という「泣ける」話を心して見守りたい、と思います。