Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

電王35〜38話の感想(前編)

 月1感想になってしまった電王です。
 基本的に、電王は前後編の2話完結なんですが、今回は36話を見逃したために、肝心のライナーフォームの活躍を見たのが、38話になってしまいました。
 まあ、37話の冒頭で見たと言えば、見たんですが、そんな中途半端な状態じゃ書くに書けない気分だったりもしたもので。
装着変身 仮面ライダー電王 ライナーフォーム仮面ライダー電王 重回転剣 DXデンカメンソード仮面ライダー電王 アクションライナーシリーズ11 DXキングライナー
 ともあれ、玩具的には、「ライナーフォーム」「デンカメンソード」「キングライナー」と次々飛び出す注目回だったわけで、
 物語の方も、イマジンの黒幕らしき男カイの登場で、盛り上がっている最中ですな。


 ただ、例年ですと、そろそろ来年の新番組情報も飛び出す時期なわけで、そちらにもアンテナを向けていたりします。
 ともあれ、感想と。

35話「悲劇の復活カード・ゼロ」

 32話でカードを使い果たして変身不能になったゼロノス
 でも、たった1エピソードはさんだだけで、また変身できるようになるなんて、ちょっと意外でした。
 もっとも、彼の場合、「自分が忘れられる」という犠牲を払っての変身ですから、やはり、変身の重みが違います。


 ともあれ、本話の最初の段階では、ゼロノスが変身できない状況なので、良太郎が「自分一人で戦わないといけない」と思い定め、強くなろうと特訓中。やっぱ、いいなあ、特訓って。特訓きらいな某ネコ舌ライダーには、爪の垢を煎じて呑んでもらいたいです。冷めたお茶でかまいませんので。
 それでも、特訓に付き合うキンタロスには不可解な様子。これは、キンタロスが鈍感なのかと思いきや、「良太郎は、特訓せんでも十分強いやんか」と名セリフを口にしたりします。そう、良太郎は戦闘力で測れない、人間の器としての強さを持ち合わせているんですね。「ケンカには弱くても、人として強い」なんてのは、子供たちにとってはいい見本じゃないでしょうか? 


 そして、侑斗のエピソード。
 補充のカードを渡しに来た「懐中時計の男」との接触で、いろいろな事情が明らかに。
 「懐中時計の男」は、やはり本来の大人版・桜井侑斗で、
 ゼロノスに変身するヤング侑斗は、大人の侑斗がデネブと契約することで、戦う宿命を帯びたわけですな。少々、ややこしい設定ですが、劇場版関連でいろいろな時間の良太郎が呼び集められて……というのを一度見せているから、視聴者側も納得できる、というもの。
 この辺の「順を追って見せる段取りの上手さ」には、惚れ惚れしました。

36話「憑かず、離れず、電車斬り!」

 で、NOVAが見逃したライナーフォーム初登場編。
 電王とゼロノスのダブル変身や、侑斗の「弱かったり運が悪かったり、何も知らないとしても、それは何もやらないことの言い訳にはならない」という名セリフなど、見逃したものは、いろいろ大きかったように感じます。


 サブタイトルも、七五調で語呂がいい名文句だと思いますね。
 過去の世界で、タロスたちが電王に憑依できなくなった異変。それでも、新武器に自分たちを託すことで、共に戦う。しかし、あくまでメインで戦うのは良太郎。
 そして、飛び出した必殺技の名前が、相変わらずセンスのない「電車斬り」(笑)。
 新フォーム登場が、単に格好いいだけでなく、2枚目半のお笑い風味なのは、クライマックスフォームの時もそうでしたが、電王らしさ満点です。


 敵のモールイマジンは、3人のトリオ構成。
 アックスハンド、ドリルハンド、クローハンドってアタッチメントが活かす設定ですな。
 原典は『親指姫サンブリーナ』に登場するモグラ……って、「道場の連中と勝負して勝つ」のが望みの山口くん、何て少女チックな趣味をしているんでしょう(笑)。
 NOVAだったら、例えば『シンデレラ』に登場する馬に変えられたネズミを元ネタにしたラットイマジン……なんて呼び出してしまったら、絶句してしまいます、ホント*1
 呼び出したいとしたら、『ニルスのふしぎな旅』に出てきたハムスターのキャロットなんかがいいですなあ。ハムスターイマジンって。ただ、原作にはキャロットって出てなくて、アニメオリジナルキャラなんだけど。
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 長くなったし、話が電王とも関係ない方向に来たので、今宵はここまで。つづきは明日にでも*2

*1:いや、来年がネズミ年なんで思いついたネタですがね。

*2:視聴してなくても、結構、書けるじゃん、と自己ツッコミ。