From魔進To機界
GM(NOVA)「キラメイジャー終了記念で、今回はキラ迷宮を攻略してもらう」
ミリィ(晶華)「うん、せっかくキラ迷宮って名前を付けても、新番組に変わってしまえば、タイムリーとは言えないもんね」
GM「いや、キラメイジャー自体は、もう少し続くんだけどな」
Ryusoulger - Kiramager Hand-off (HD Textless) リュウソウジャー& キラメイジャー渡す
Vシネクスト「魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー」特報
マークス(ケイPマーク1)「だけど、次のゼンカイジャーのことも考えないといけません」
【スーパー戦隊】キラメイジャーからゼンカイジャーへ交代(バトンタッチ)
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初代レッド・アカレンジャー誠直也登場! ゼンカイジャーの設定に「最高だよ」の激励も 「スーパー戦隊 MOVIE レンジャー2021」完成報告イベント
GM「なお、10年前だとこんな感じだな」
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サイバ(009)「199ヒーローだと? そんな映画があったとは初耳だ」
GM「まあ、2009年人だったら知らなくて当然だな」
サイバ「うう。何だか、この10年をパスすると、いろいろと大切なものを見落としたような気がする。今から元の時代に戻してくれ」
GM「そんなに見たいならDVDがあるから、後で見せてやる。今はプレイに専念してくれ」
サイバ「よし、絶対だぞ。ゴーカイジャーを堪能してから、ゼンカイジャーを見る。これで失われた10年を取り戻すんだ」
キラ迷宮へ
ミリィ「で、戦隊寄り道はこれぐらいにして、あたしたちはこれからキラ迷宮へ向かうことになるのね」
マークス「キラ迷宮。正式名称は【太陽と月と星の迷宮】と呼ばれ、全6階層あるそうですね」
GM「ああ、それはデマだ」
マークス「はい?」
GM「6階層分のイベントは確かに用意されているんだけど、それらはランダムに出現するのであって、実際は3階層でクリアできることが分かった。つまり、前に6階層と言ってしまったのは、俺の勘違い……いや、きっと魔女が夢で見せた虚偽情報だったんだろう」
サイバ「GMの間違いは全部、魔女の仕業にしようってことか?」
GM「大体、6階層って情報を出したのは、妖精郷の物語の中じゃなくて、この記事だったわけで。本編外で聞いた情報をうかつに信じる方が悪い」
サイバ「いやいや。嘘偽りを流す方が悪いんだろう」
ミリィ「とにかく、6階層よりも3階層の方が簡単ってことで、実害はないわね。だったら、さくっと攻略するわよ」
GM「一応、これが第3部のクライマックスになるわけだから、あまりさくっと攻略されてもなあ。ともあれ、今はまだ南エリアの【炎の穴】だ。そこから、どうやって東エリアの【キラ迷宮】に向かう?」
ミリィ「一度、中央のおもてなし亭に戻るわよ。それから一晩休んで、翌朝未明に迷宮に行くってことで。まずは、【炎の穴】からおもてなし亭への道をつなげるわ。移動判定は成功」
グラタン『おかえり〜。なかなか帰って来ないから心配したよ』
ミリィ「ええと、おもてなし亭を出発したのは3ー2以来だったから、リアルタイムでは一月半ぐらい? ゲーム内時間だと22日めの未明の話ね」
サイバ「今が25日めの夜ということだから、3日ぶりってことか。その間に妖精郷を一周したわけだが、それにしても凄いことに気づいた」
GM「何だ?」
サイバ「一月半前の記事で、あんたはこんなことを祈っている」
>(シンカリオンZが)今、放送してるアースグランナーの後番組だったら、思いきりゼンカイジャーとぶつかっちゃうんだよ。俺の好きな作品同士が視聴率で食い合って、共倒れする可能性だけは勘弁して欲しい。30分ぐらいシンカリオンZが後の時間にズレてくれることを、俺は強い祈りで願ってみるけどな。
サイバ「その結果がこれだ」
GM「まさか、金曜夜にまでズレ込むとは思わなかった。祈りが強すぎたか? と思ったり。ニチアサじゃないために、仕事の都合からリアルタイムで見れないのは結局一緒だが、まあ、ゼンカイジャーとぶつかることがなくなったのは幸いだな」
ミリィ「じゃあ、アースグランナーさんの後番組は何?」
GM「こういうのらしい」
【マジカパーティ】マジで進化するカードバトルホビー 30秒PV
GM「こういうカードゲームを元ネタにしたホビーアニメっぽいんだな。中身はよく知らんが。話を戻すと、グラタンはフィットチーネの動向とか、君たちの冒険の経緯とか、いろいろ知りたがるんだけど」
ミリィ「フィットチーネさんの件は、普通に報告するとして、アラマユさんとか魔女の話をどこまで話したらいいか、考えものね」
サイバ「今のミッションを片付けてから考えてもいいんじゃないか? 第3部が終わって、第4部を始める前に改めて状況整理したいわけだし」
マークス「それなら第4部の頭に、ケットシーの皆さんと、リモートのタイタンさんと、私たちでおもてなし会議を開催するといいかもしれません」
ミリィ「じゃあ、今回は『フィットチーネさんを助けるためには、東の【キラ迷宮】の攻略が必要』とだけグラタンに伝えて、細かい話は後でするから、とだけ言って、寝ることにします」
GM「では、26日め未明から早朝にかけて。早い朝食を食べた君たちは【キラ迷宮】へ向かう。移動判定を行ってくれ」
ミリィ「9。問題なく到着したわ」
太陽と月と星の迷宮にて(26日め朝)
●妖精郷の探索範囲(第3部8話時点)
(青字は宿泊可能、
緑は新しく書き入れた場所、
赤は現在地とミッション目的地)
鉱山 骨の丘 雲海の岬ー大樹の森 屋根付き橋
l l l l l
花迷路ー大神殿ーー停留所ーー花畑ー羊ヶ原ー魔法陣
l l
火柱の塔 l薬草園ー鏡の池
凍結海l l l
l煙草の森ーおもてなし亭 → キラ迷宮
凍山 l l l l lー白い巨塔
ll l l 闇の木 lー星空の舞台
ll 風車の谷ーー赤い河 lー果樹園
ll lll lーl
l白百合l鳥籠の木ー花咲く丘 l
l の谷 l lー炎の穴ーーーl
l l l
砂の街ーl 巨人たちの墓場
l
崩れゆく場所
- 中央エリア:おもてなし亭、薬草園、鏡の池、闇の木、白い巨塔
- 西エリア:煙草好きの森、火柱の塔、凍てつく山、凍結海
- 南西エリア:風車の谷、鳥籠の木、白百合の谷、崩れゆく場所、砂に埋もれた街、巨人たちの墓場
- 南エリア:赤い河、果樹園、花咲く丘、星空の舞台、炎の穴
- 北西エリア:大神殿、骨の丘、花園の迷路、妖精の鉱山
- 北エリア:停留所、雲海の岬
- 北東エリア:羊ヶ原、水路のある花畑、屋根付き橋、魔法陣の広場、大樹の森
- 東エリア:太陽と月と星の迷宮
GM「森の中に小さな石造りの建物がある。建物の入り口の上には、魔法文明語で『太陽と月と星の迷宮』と刻まれたプレートが嵌められている。迷宮の中は暗くて、明かりが必要になるね。それと2部位までの騎獣は入ることができそうだ」
サイバ「では、【ライト】の呪文をキャプテンのメイスに灯すぞ。明かりをつけましょ、槌矛に♪」
マークス「惜しいですね。ひな祭りは2日前でした」
ミリィ「巫女って和風だから、ソード・ワールドにはあまり関係ないわよね」
GM「旧版のアレクラストには、日本モチーフのイーストエンドがあったけどな。ラクシアでは、今のところ和のテイストって、コボルドニンジャぐらいしか見られないけど、噂によると東洋風の文化を持つ大陸が存在するらしい。あくまでコボルドニンジャの起源がそちらにあるってぐらいだから、公式には発表されていないけど」
ミリィ「とにかく、騎獣が入れるなら、ノマちゃんに乗って入るわ」
GM「では、地上階層のイベントだ。6つある中で、(1コロ)出目4。冒険者レベルの5を足して9だから『とても汚い部屋』だ。生命抵抗12を行え。失敗すると、ビョーゲンズに蝕まれるぞ」
ミリィ「番組が終わったんだから、蝕まないでよ。11で失敗」
GM「だったら、ミリィは1tbごとにHPの上限値が1ずつ減っていく。朝になったら病気の回復判定ができるけど。とりあえず、HPを1点減らしておいて」
ミリィ「うう、微熱で頭が重いわね」
GM「花粉症でダルい俺の気持ちが分かったか。具合が悪くて、素でシンドいねって言える気分なんだ。さすがにバテテはいないけど」
ミリィ「このあたしが、花粉症の呪いに蝕まれるなんて。こうなったら、この地に花粉症キングダム、いえ、クイーンダムを築いて、みんなを花粉症で蝕んでやる」
サイバ「こらこら、アラマユさんの魂の継承者があっさり闇堕ちするな。地上階層のイベントがこれで終わりなら、さっさと地下へ行くぞ」
GM「階段を降りると、そこは大きな地下室になっていて、床は4x4のブロック構造になっている。各ブロックには、それぞれ紋様が刻まれていて、下図のようになっているよ」
入口
▽▽☆☆
▽☆◎☆
☆☆◎▽
▽◎☆☆
奥側
ミリィ「何これ?」
GM「これが迷宮の名前の由来だよ。◎が太陽で、▽が月、☆は言うまでもないな。奥に行くまでに、どのブロックを踏むか、という仕掛けになっている」
サイバ「じゃあ、とりあえず右端の☆に乗ってみるか」
GM「☆に乗ると◎が消えて、こうなった」
▽▽☆☆
▽☆ ☆
☆☆ ▽
▽ ☆☆
サイバ「だったら、3列めの▽まで進むか」
GM「すると、◎が浮かび上がって、☆が消えた」
▽▽
▽ ◎
◎▽
▽◎
サイバ「次は、左隣の◎に乗るしかないな」
GM「◎に乗ると、▽が消えて☆が浮かび上がる」
☆☆
☆◎☆
☆☆◎
◎☆☆
サイバ「それなら☆に乗って、無事に奥まで到着だ。思ったより、簡単なパズルだったな。☆→▽→◎→☆と辿れば、行きも帰りも通り抜けることができる」
ミリィ「そんなことをしなくても、【ウィングフライヤー】の呪文を使えば、簡単にクリアできたのに」
GM「そうなんだよな。飛行能力があれば、クリアできることって多いんだよな。なお、ドルイド魔法が実装されていない時でも、竜人リルドラケンなら1日1分だけ飛行可能。そちらのルールによれば、飛行では通常移動のみで全力移動はできないとあるので、【ウィングフライヤー】でも通常移動のみとしておこう」
ミリィ「それじゃ、あたしは18メートルしか飛べないんですけど。前回の30メートルの穴はクリアできなかったのでは?」
GM「空中で、もう一回、呪文を掛け直したんだろうな。だから、魔法行使判定でピンゾロを出すと墜落していたかもしれないけど、過ぎたことはもういいや」
マークス「どっちにせよ、リオンさんがパズルを解いたんだから、無駄にMPを使う必要がなかったってことですね。健闘を称えて、次に進みましょう」
GM「では、パズルを解いたので★3つを進呈して、部屋の奥の扉を抜けると、迷宮の最深部に降りることができる。そこでクライマックス戦闘が行われるよ」
ボガードたちとの決戦
GM「本来、ここはオーガウォーロードという13レベル蛮族が出現する場所なんだな」
サイバ「13レベルって、何だよそれ!?」
GM「何の警告もないので、いわゆる初見殺し的なイベントだな。ただし、今回はミッション受注でのイベントが優先されるので、登場するのは格下のボガードトルーパー(5レベル蛮族)と、手下のボガードソーズマン(4レベル蛮族)1体となる」
サイバ「魔物知識判定で、データを確認しておこう。トルーパーは12で、ソーズマンは17だけど?」
GM「どちらも成功で、ソーズマンは弱点も抜いた。物理ダメージに+2できる」
ミリィ「先制判定は18だから難なくとったわ。では、戦闘開始ね」
★バトル開始時の状況
・ボガードトルーパー(HP57)
・ボガードソーズマン(HP21)
・マークス(HP40、MP22)
・ミリィ(HP26、MP33)
・ノマ(HP34)
・サイバ(HP29、MP 40/41)
サイバ「先にザコのソーズマンを倒してから、ボスのトルーパーに挑むのがセオリーだな。【ファイア・ウエポン】を3倍がけで、自分以外の2人とノマちゃんにかけて、MP12点消費。それぞれダメージ+2で、さらに鼓咆【怒涛の攻陣】でダメージ+2、回避マイナス1」
ミリィ「それって、あたしが避けにくくなるってことじゃない?」
マークス「私がかばいますので、ご心配なく。ミリィさんとノマさんは私が守りますので、安心して攻撃に専念してください」
ミリィ「だったら、先に突撃させてもらうわ。《魔力撃》を宣言して、ソーズマンに斬りかかる。13で当たる?」
GM「回避はぴったり13なんだ」
マークス「だったら、剣の恩寵を使います。ミリィさん、あなたは女王です。もっとワイルドに、もっとたくましく、生きてごらんなさい。ロマンティックをあげましょう」
ミリィ「ときめく胸に、キラキラ光る夢ももらったので、命中値+2されて当てることができた。ありがとう、キャプテンさん。ダメージは20点ね」
GM「防護点2点減らして、18点くらったから、残りHPは3点だな」
ミリィ「とどめはノマちゃんが。命中15。ダメージは16点。女王の道を邪魔する奴は、馬に蹴られて、地獄に落ちろ!」
GM「炎のように激しく突っ込んできたエルフと馬に瞬殺されるボガード剣士だった」
マークス「では、次に私の突撃です。もちろん、かばう宣言をミリィさんとノマさんにしてから、【マッスルベアー】と【ビートルスキン】で攻防2点アップ。そして、光り輝くメイスを振りかぶって、命中判定は18。当たったようですので、ダメージは17点。魔力撃の追加ダメージが加わらない分、低めですね」
GM「防護点9を減らして、8点ダメージだから、残りHPは48点。では、こちらの反撃だ。【マッスルベアー】の全力攻撃でダメージ+6をして、ミリィを狙えばキャプテンに当たる。20点ダメージをくらうがいい」
マークス「こちらの防護点は10点です。だから実ダメージは10点。残りHPは30ですね」
GM「さらに連続攻撃して、もう一度ミリィに」
マークス「させません。さらに庇います」
GM「2撃目は全力攻撃の追加ダメージが乗らずに、ダイス目も低かったので11点のみ」
マークス「1点くらって、残りHPは29。まだまだですね」
★1ラウンドめ終了時の状況
・ボガードトルーパー(HP57→48)
・ボガードソーズマン(HP21→死亡)
・マークス(HP29/40、MP16/22)
・ミリィ(HP26、MP33)
・ノマ(HP34)
・サイバ(HP29、MP 28/41)
ミリィ「次はマルチアクション宣言して、【ファイアボルト】を撃つわ。 魔法行使14で抵抗を抜いて、8点ダメージ。さらに武器攻撃。命中12は当たるかしら」
GM「全力攻撃で回避マイナス2されているから、回避10しかないんだ」
ミリィ「つまり当たりね。ダメージは12点」
GM「それで3点くらって、残りHP36点」
ミリィ「おまけにノマちゃんキック。命中してダメージ18点」
GM「9点くらって、残りHP27点。今回はノマちゃん、大活躍だな」
マークス「では、かばう宣言してから、メイスです。命中して、ダメージは20点」
GM「11点受けて、残りHPは16点。次のラウンドで終わりそうだな」
サイバ「さすがに、このラウンドでは落とせないか。ダメージを受けているキャプテンに、【アース・ヒール】で回復しておこう。10点治してくれ」
マークス「助かります」
GM「しかし、すぐに傷つけてやる。連続攻撃で、16点と15点だ」
マークス「合わせて、11点受けました」
★2ラウンドめ終了時の状況
・ボガードトルーパー(HP57→48→16)
・マークス(HP28/40、MP16/22)
・ミリィ(HP26、MP30/33)
・ノマ(HP34)
・サイバ(HP29、MP 25/41)
ミリィ「このラウンドで 決着がつきそうなので、ダイスを振るのは、誰がとどめを刺すかを決めるためね。では1番、カシュミーラ行きます。使う特技は魔力撃ということで、必殺のアバンストラッシュを狙ってみるわ。出目3でも命中11で当たって、でもクリティカルは発生せず、ダメージは18点」
GM「残り7点だな」
ミリィ「ノマちゃんで倒せるかな。命中して、ダメージは18点」
GM「馬に蹴り倒されたようだ」
ミリィ「さすがはノマちゃん」
GM「もっと褒めてくれ」
ミリィ「あたしが褒めたのは、ノマちゃんであって、NOVAちゃんじゃないんだから」
サイバ「というか、GMは馬扱いされて喜ぶのかよ」
マークス「流行しているのは娘であって、ウマ親父ではないと思いますが」
ミリィ「とにかく、戦利品を回収するわ」
入手したのは、鋭い武器(100G)が2本と豪華な武器(500G)、そして剣のかけら5つで、合計1700G分。
さらに……
GM「宝箱があって、中にはディーラが求めていた古代の書物がある」
サイバ「それは喜んで、中身を読むぞ」
GM「どうも、恋愛小説じみた話だね。鳥娘に恋して、魔法で翼を作って飛ぼうとしたけれど、墜落死した少年魔術師の物語」
サイバ「愚かと言えばいいのか、ロマンティックだと言えばいいのか、コメントが難しいが、物語の題材にはなるか。冒険の手がかりになりそうな記述は?」
GM「特にない。だけど、妖精郷では有名な物語の初版本として価値があるのかも」
サイバ「ぼくなら、そういう悲劇じゃなくて、墜落死する際に、鳥娘が助けてくれてハッピーになる話にアレンジするな」
GM「そういうアレンジ版もあるんだよ。だけど、稀少価値があるのは、アレンジされる前の初版本で……と今、でっち上げた話を考えるのはこれぐらいにして」
マークス「でっち上げなんですか!?」
GM「ああ、シナリオには書いていない。単なるイベントアイテムでしかないんだけど、サイバが興味を示したからね。アドリブで、適当に話を考えるぐらいはしないと」
サイバ「まあ、作品の研究者なら、元版と改訂版の版違いを両方揃えて、どこがどう変わったか読み比べて、その変化の背景事情を考察したりするのは普通だからな」
ミリィ「NOVAちゃんがゲームのルールブックなんかで、よくやることよね」
GM「あるいは、原作マンガとアニメの違いとか、旧版アニメとリメイク版の違いとか、ファンサイトなら普通に記事書きするだろう。そういうレベルの作品ファンなら、初版本って稀少価値が高いはず」
サイバ「興味のない人間には、そこまでのこだわりに敬意を示しつつも、あまり共感はできないんだけどな」
GM「逆に、こだわりポイントに共感を示せる人間であれば、マニアックな同志認定できるわけで」
サイバ「だから、冒険小説には興味があるけど、恋愛の末の悲劇はジャンル違いなんだよ。そこで、気の毒に思った神さまが少年を鳥人間に転生させてくれて、二人は永遠に仲良く暮らしました……って話なら、変身ものとして興味が持てるんだけどな」
GM「幻獣ディーラには男はいないんだよ。鳥人間に転生するなら、それは蛮族のアードラーってことになる。旧版SWのフォーセリアなら、有翼人フェザーフォルクって種族もあるし、鳥系の神獣の民でバードマンって亜人もいたけど、ラクシアには鳥系の人族がいないわけで。もしも、神さまが少年を鳥人間にしてくれたとしたら、それは蛮族か、あるいは女体化という物語になってしまいそうだ」
ミリィ「『鳥娘に恋して、翼を願ったら、自分が鳥娘になってしまった男の娘の話』かあ。それはそれで需要があるかも」
マークス「あるいは『鳥娘に恋して、翼を願ったら、悪堕ち蛮族になってしまった少年の話』というのもあるかもしれませんね」
サイバ「そういうアレンジバージョンをあれこれ集めている鳥娘がいるのかもしれないな。で、元版は『鳥娘に恋して、翼を願ったら、空から勝手に落ちて死んじゃった残念な魔法使いの話』ということで、あまりにもあれなオチなので、読者からは酷評されまくったけれど、少年を気の毒に思ったマニアックなファンが二次創作をいっぱい書いたら、そっちがブームになったとか、いろいろ背景逸話ができそうだ」
GM「……と、そういうカルトな読者がついた初版本を君たちはゲットして、帰還するわけだが、今回はここまでにしておこう。次回で第3部完のつもり」
ミリィ「ウマ娘とか、鳥娘の話にいろいろ寄り道した、クライマックスバトルだったということで」
●フェアリーガーデン第3部8話の状況
日数経過:26日め朝(キラ迷宮を攻略する)
経験点:ゴブリンシャーマンを倒した★3個
コボルドたちを解放した★3個
ポピンの歌からの情報3つ★3個
ポピンをタイタンに会わせた★3個
タイタンからの情報いろいろ★6個
シルフと仲良くなる★1個
ジィから透明薬の情報を聞く★3個
ピクシーのお茶会で情報を聞く★4個
火柱の塔のドゥームを倒す★2個
炎の穴に無事に降りる★2個
イフリートからの情報いろいろ★6個
キラ迷宮のパズルをクリア★3個
(合計★39個)
魔物退治分280点、ピンゾロ(ミリィ2回)
収支:2260G分の戦利品
闇精鉱、光精鉱
妖精の粉、土精鉱、乗り手の歌/ユニコーン
みかんムース消費
保存食補充(ミリィ5、他6)
魔香草補充(ミリィ&サイバ4、マークス5)
アンチドーテポーション各人1つ購入
妖精の宝石(タイタン)と(シルフ)と
(エインセル)
妖精郷同化度2(カシュミーラのみ3)
ブラウニー発見数:4体
遂行中のミッション
・フィットチーネを助けろ
(そのためのキラ迷宮探索をクリア)
受注したクエスト
・マルキのペンダントを故郷のロッテに渡す。
その他の冒険目的&情報
「白い巨塔に〈光精鉱〉を持ってくる」
「火柱の塔に〈炎精鉱〉を持ってくる」
「火柱の塔の上層階には、レベル8植物ポイズン
モールドがいる(対毒・病気の準備が必要)」
「火柱の塔には炎の妖精エインセルがいる」
「火柱の塔にある〈ダレス写本〉を入手」
「水晶塔の情報6ヶ所」
「大神殿の信者を解放できるよう成長」
「白百合の谷のエマを救出する」
「そのために、透明薬を作る」
「透明薬の材料は、妖精の粉と妖精の酒」
「ピクシーへの謝礼として、ラナ印のスイーツ1セット買う」
「タイタンに酒をもらうため、ラナ印のスイーツ1つ買う」
「雲海の岬でジンに会う」(レベル11以上で達成可)
「凍て付く山でスカディに会う」
「凍結海でミーミルに会う」
「星空の舞台のベルゼンにアラマユの遺産の情報を話す」
「ひっくり返る沼地に、変なカエルがいる」
「ヒックリカエルはダジャレで世界をひっくり返し、闇に包む」
「空に浮かぶ家に3人のルーンフォーク女性がいる」
「雪山にドラゴンゾンビがいる」
「鳥籠の木には偽女王が捕まっている」
(レベル11以上でイベント発生)
「崩壊しかけている妖精郷を救う」
冒険達成度:合計25%
(当記事 完)