で、この秋、NOVAのアクション見たい願望を大いに満たしてくれているのが、牙狼です。
わずか30分の間に、高レベルなアクションを組み込んでくれて、自分としては毎週火曜日の夜が楽しみ、という至福状態。
アクション部分については、目下3話まで外れがない、という状況ですね。
第1話「火花」
登場ホラーは、骨董品のライターをゲートに出現するシガレイン。
これが、竹中直人演じるチンピラに取り付いて、ヤクザ相手に大暴れするという内容で前半。
後半で、牙狼こと鋼牙と対決して、TVシリーズ久々の大乱闘となるわけですが、「戦闘の最中に命乞いして、油断したところを不意討ち」という何だか小物っぷりを披露(笑)。いや、この小物演技が、竹中さん上手なんですな。で、不意討ちなのに、やたらとアクションが派手で格好いい。しかも、不意討ちバレても開き直ったり、もう高レベルアクションの中にちょっとしたドラマを仕込んだりもして、第1話ですでにお腹いっぱい。
そして、ホラー撃退後、謎の刺客「赤い仮面の男」が鋼牙を急襲し、胸に「破滅の刻印」を残して去る、という連続ドラマの縦糸も仕込んだ、と。
第2話「街灯」
登場ホラーは、ホームレス女性に憑依し、街灯をゲートにするルーザギン。
気に入った男をコレクションするという悪女で、光と炎を用いた攻撃を行ないます。
この回で、前作からのヒロイン・カオル嬢が、またも事件に巻き込まれることになります。魔導輪ザルバに「つくづくホラーに縁のある女だな」とツッコミ入れられるのに爆笑。いや、前作はほぼ毎回のように事件に巻き込まれてましたからね。まあ、第1話でホラーの血を浴びたから、という理由付きなのですが。
今回は、第1話では顔見せだけの登場で、「忙しい鋼牙との再会を待つ」と言っていたのに、2話めであっさり再会を果たす展開に。
あとは、鋼牙が元老院付きの魔戒騎士になったことで、上司がアンヌ隊員になったり、相棒として魔戒法師のレオが登場したりして、そのうちゼロやダンが登場したりする、と書くと、「どこのウルトラワールド?」と指摘したくもなるわけですが、別に間違ったことを書いているわけでもない、と。
第3話「車輪」
登場ホラーは、2体というアクション巨編。
まあ、1体はやられ役のメルギス。本命は、レオの作った号竜(機械仕掛けのの使い魔みたいなもの)コルトが、ホラー化して暴走したもの。
コルトがバイクに憑依したため、一気にバイクアクションが活性化。すごく面白かったです。そこら辺の仮面ライダーとは比べ物にならないくらい、超絶バイクアクションが堪能できました。
そして、牙狼に変身後も、騎士らしく魔道馬・轟天を召喚して、バイク怪物VS騎馬武者というシチュエーションでCGアクションを披露。これまでは、夜を舞台にしていたのが、夜明け過ぎの街中を疾走するバトルは、牙狼の映像としても新鮮味があって拍手ものでした。
で、ドラマとしては、鋼牙とレオの絆を作る回、ということで、次への引きとしても、銀牙騎士ゼロこと涼邑零の登場と、彼も鋼牙同様の「破滅の刻印」を付けられたことが判明する、という流れ。
当ブログ記事での復習
そんなわけで、現在堪能中の牙狼ですが、
昔も確か、記事書きしていたよなあ、と思って、確認してみると、量的には乏しくて残念。
ええと、牙狼第1シリーズは、2005年10月〜06年3月の放送で、本記事は06年2月に開始なものだから、本ブログとしては、終盤2話を書いただけ。
その後、『TVスペシャル 白夜の魔獣』を記事にしようと思ったら、録画失敗したり、記事化するタイミングを外してばっかり。
まあ、『白夜の魔獣』はその後、DVDでも購入したりしたけど、DVD視聴の場合、当ブログで記事書きしようとまでは思い立たない傾向があります。
何となく、DVD視聴の場合は、リアルタイムと違う感じに思っちゃうのかもしれませんが、はっきり言って、無意味なこだわりか、と。
あと、牙狼のDVDだと、最近、『RED REQUIEM』と『キバ外伝』が出たんだけど、
どちらも未鑑賞だったりします。
とりあえず、そこからチェックしないとな、と改めて実感したり。