前回から2日たって、5話進んだ。
このペースだと、終わるまで、残り3〜4日ぐらいですが、果たして。
無理な方に一票(オイ)。
今がその時だ!
本作のゲッターのバトルBGMは、基本的に2つ目のオープニング「HEATS」。スパロボDの時もそうでしたが、自分は序盤オープニングの「今がその時だ」が良かった、と思っていました。
イメージとしては、「HEATS」が軽快な感じで、「ゴウ、ケイ、ガイ」の新生ゲッターチーム向きで、
「今がその時だ」は重厚な曲調で、竜馬を始めとする旧ゲッターチーム向きって感じてます。
歌い手も、「HEATS」が影山さんで、「今がその時だ」が水木さん。
で、今回も、バトルBGMは「今がその時だ」がいいのになあ、と不満っぽく書こうと思ってましたが、「いや、プレイが進めば、どこかで流れるかなあ」とも期待していたので、まあ、話が進むのを待ってから、と待機。
そして、とうとう早乙女博士が決起。それに合わせて、OVA真ゲッター序盤の物語にようやく突入。
もう、BGMで「今がその時だ」が流れて、いかにも重々しい展開になったことで、ナイス選曲と思ったり。
早乙女博士率いるゲッターG軍団の大群と、そこに攻め入るメタルビースト、いや獣人のガンメンたち。我らがZEXISは、彼らと三つ巴の戦いを繰り広げることになります。
以前、暴走した博士がドラゴン、ライガー、ポセイドンを送り込んできたときはHP2万を越す強敵で、
今回も、それらが大挙して押し寄せてきたときは、正直ビビりましたが、戦ってみて安心。一機当たりのHPは9000ぐらい。これなら、通常攻撃の2〜3撃ぐらいで落とせます。
でも、シナリオの目的は、ゲッターG軍団を全滅させることではなく、獣人の母艦を落とすこと。昔は全滅を狙ってましたが、最近はシナリオ終了条件を早急に果たすことを考えてます。まあ、名のある敵は、強化パーツ欲しさにあえて狙うこともありですが。
ともかく、適当にゲッターG軍団の相手をしつつ、別動隊にガンメン退治を任せます。ちなみに、別動隊のメンバーは、ガンダムDXと、ゴッドシグマと、アクエリオン。
本隊は、マジンガーと、ゲッターと、ニルバーシュと、キングゲイナー、グレンラガン、トライダー。後は、主人公機。
でも、シナリオイベントで、ゲッターがあっさり戦線離脱。
まあ、その後、イベントがいろいろあって、真ゲッターに乗り換えることになった竜馬、隼人、武蔵の3人。
おや? 武蔵が真ゲッターに乗ったのって、スパロボでは、これが初めてじゃないですか? たいていは、ゲッターポセイドンに乗り換える際に死んだり、重傷を負って、弁慶に代わるのに。
数少ないポセイドン搭乗回が、弁慶未登場の「最初の第2次スパロボ」で、
スパロボAでは、一人乗りの旧ゲッターやゲッターGには乗れるものの、真ゲッターは無理。
その他の作品でも、ミチルさんのレディーコマンドのサブパイロットになったり、まあ、生き残っても真ゲッターには乗れず、前線からは引退を余儀なくされるのに。
今回の武蔵は、どうやら幸運みたいです。いや、精神コマンド「幸運」持ちでもあるのですが。今までは、「幸運」持ちって大体、隼人の役目だったのですが、本作の隼人は幸運を持たないので、「ひらめき」を気軽に使えるのがおいしい。できれば「集中」も欲しかったのですけど。昔は「集中」かけて、回避率の高いゲッター2で切り込んで行ったのですが、本作は武蔵の「鉄壁」をかけて切り込んで行ってます(笑)。
いや、「鉄壁」かけるなら、ゲッター1や3でもいいような気もするんですが。
ともかく、武蔵が真ゲッターに乗った記念作品ってことで、めでたい。
今回は、弁慶に声が入ってないことで、ずっと武蔵を使えそうですし。
気になるのは、竜馬たちが真ゲッターに乗ったということは、ブラックゲッターはなしですかい。
ステルバーと並んで、次作に期待するとしましょう。
そんなわけで、機体的にはOVA原作とは微妙に違う展開ながら、ストーリー的には、インベーダーと同化したゴール&ブライとか、真ドラゴンが登場するなど、思いきり盛り上がります。
なお、スパロボDでは、この盛り上がる展開が、OVA同様、ただのプロローグ扱いでしたが、本作では「一つのクライマックス」と化しています。
クライマックスの基準としては、シナリオボスのHPがこれまでよりもグンと増えていることから分かります。ボスのHPが高いということは、それだけスーパーロボットの必殺技をいっぱい叩き込まないといけない、ということですからね。
で、早乙女博士と、攻撃するスーパーロボットパイロットの間で、会話が展開するわけですが、印象的なのを書くと、
- ゴッドシグマチーム:「この博士も、風見博士と同様、力に溺れたのか」とかジュリィが反応したり、「トリニティエネルギーなんかよりも、ゲッター線の方が強い」と断言する早乙女博士とか、いい味出してます。
- アクエリオン:「ゲッターと同じ合体システムか。興味深いが、真ドラゴンの敵ではない」と早乙女博士。
- マジンガーZ:「十蔵の孫と戦えるとは、面白い」と早乙女博士。
まあ、こんな感じですか。
いろいろありましたが、真ドラゴンのHP9万を何とか削って勝利。
ええと、「ゲッター炉の暴走で、メルトダウンの危機」とか、やたらとこの時期、リアルを感じるんですけど。
これと同じようにリアルなのが、ダイ・ガードの「ヘテロダインは、天災と同じようなものだ」発言。
世界各地を舞台にした戦いでは、それほど感じないんだけど、日本を舞台に危機が発生するシナリオだと、やたらと現実を意識してしまう現状。
他の話
ゴッドマーズで、マーグを説得して洗脳解除できたけれども、結局、マーズをかばったマーグが命を落とす原作同様の展開に。う〜ん、劇場版仕様のゴッドマーズ(通称ゴッドマーグ)が使えるのは、スパロボDだけっぽい。
さあ、ロゼをこの後、説得できるかなあ? と思ったら、ゴッドマーズは宇宙に行ってしまいました。地上に残ったら、説得は無理?
ダイ・ガードの最終話とかを経て、暗黒大陸に向かうことにした一行。グレンラガン第2部のクライマックス、螺旋王との決着編に突入します。
熱血持ち
ここから余談ですが、カミナ兄貴の死後、誰が最初に「熱血」を覚えるかな? と思ったら、マジンガーの甲児でした。これで、ブレストファイヤーや光子力ビームが文字どおりの必殺技となります。
次いで、ゲッターチームの竜馬。この辺は、さすがスパロボ伝統の2作と言ったところでしょう。
そして、兄貴の後を継いだシモンも、ようやく「熱血」を覚えてくれました。これで、名実共に兄貴の後継者と言えますな。
しかし、これらをさておき、一気に「魂」を覚えた猛者が一人。
これが、スコープドッグのキリコ。
キリコメインのシナリオが一つあって、何だか、それまでの熱い流れとは、一線を画して、別世界のクールな戦場物語を展開していたり(笑)。
戦場とは違う空気
一方で、「命なんて安い」ということをのたまう無口な兵士がいると思えば、聞いてて恥ずかしくなる言葉をのたまう子供が2人。
1人は、ワッ太社長。ええと、トライダービームキャノンを撃つときのセリフが、「この前見た西部劇、格好良かったなあ。バビューン、バビューン、バビューン」
銃を撃つときのセリフで、ここまで脱力する作品はなかったです(笑)。
さすがは、社長で、小学生。
ちなみに、自分が銃を撃つときの擬声語は、「バキューン、バキューン」なので、「バビューン」には違和感があります。バビューンだと、某超神を連想したり。
しかし、バビューンは、小学生のセリフなので許します。社長には、PP稼ぎでお世話になってますし、ね。
それより、もっと恥ずかしいのは、ニルバーシュが強化した後のレントン。
「エウレカ、俺は君が大好きだーーーー!」
いや、あの、そういうことを戦場で大声で叫ばれてもねえ。
そういうことを叫ぶのは、せめて必殺技を放つとき、だけにしましょうよ。
うん、必殺技なら、「愛を叫ぶ」のもOK。
でも、レントンの愛って、通常の飛び道具を使うときに連発してますから、非常に軽い(苦笑)。おまけに、精神コマンド「愛」をまだ覚えてませんし(爆)。
ちなみに、現在、ニルバーシュは必殺技も持っていないので、機体性能は結構高いにも関わらず、ザコ敵の的になって削るしか使い道がないな、と。言わば、オーガスと似たような役どころですけど、「集中」使えるニルバーシュの精神ポイントが低く、わずか3回で打ち止めになるので、継戦能力に欠けます。
なお、ニルバーシュ。前作だと、エウレカがパイロットの時、素足でペダルをグッと踏み込むカットインに萌えてて、お気に入りユニットだったんですが、レントンがパイロットになると、残念な機体になった、と攻略記事に書いてまして(笑)。
今回は、そんなお楽しみもなく、お気に入りのホランドも敵に回って離脱するなど、いろいろ残念な仕様。
TV版の主題歌も好きだったので、エウレカセブンに関する限り、自分は前作の方をプッシュします。
無敵の合体攻撃
トライダーに、ザンボット、ダイターンの3作が揃うことで、ついに「太陽と月と鳥の合体攻撃」が可能になりました。
まあ、実際に見ると、燃えるのは燃えるのですが、演出的には想像通りで割と普通。
ファイナルダイナミックスペシャルほどの「何が飛び出すか分からない総攻撃」という感じはないので、まあ、こんな物か、と。実際、ENもバカ食いしますので、普通に「サンアタック」「ムーンアタック」「バードアタック」を使っている方がいいかな、今のところ。
もちろん、万丈さんのレベルが上がって、「魂」を覚えてくれるなら、評価もさらに向上することは間違いないですが。
あと、合体攻撃だと、ダブルダンクーガには用意されているのかな? 目下未確認。
思いつきだけど、イーグルファイターのアグレッシブ突撃と、トライダーバードアタックの合体攻撃なんて、面白いと思うんですけどね。ノヴァイーグルには、突撃がないようなのが残念ですが。
ファイナルダンクーガ
背中に、アランのブラックウィングを付けて、5人乗りになったダンクーガ。スパロボでは、「GC(2004年)」に初登場してから、「第3次α(2005年)」と「J(2005年)」に登場。
どの作品も、自分は未クリアなので、プレイ中にファイナルダンクーガを見たのは、今回が初となります。まあ、ダンクーガ自身、久しぶりになるよね。
スパロボにおけるダンクーガの歴史を語ってみると、
まず、初出が1995年の「第4次」から。当時は、コンVとの二択で切られたり、飛べなかったり、可哀相な扱い。もっとも、分離後の通常モード、ヒューマノイドモードと、ビーストモードの3変形を再現するなど、ギミック的には恵まれた扱いでした。
続いて、96年の「新」、97年の「F」に登場し続けて、常連化が定着した後、99年の「64」で、初めて敵のムゲ・ゾルバドスや、母艦のガンドールが登場。また、飛行可能前の「翼を持たないダンクーガ」も64のみで再現。
2000年の「α」、2001年の「α外伝」でも出続ける一方、2000年の「COMPACT2」、次いでリメイクの2002年「IMPACT」で、OVA版の敵を再現。この時期のダンクーガの扱いは非常に良かったです。
そうしたダンクーガ時代に翳りが見え始めたのが、2003年の「第2次α」で割愛されたこと。だから、第3次αで復活した際、「いつの間にか小隊システムなんてできてよ」と愚痴ってたり(笑)。
ともあれ、ファイナルダンクーガが加入して、さあ、これから使おうかな、と思ったら、宇宙に行ってしまいました。
う〜ん、残念。
その代わりと言っては何ですが、グレンラガンも、敵の飛行ガンメンを無理矢理奪って融合。飛行可能になったりして。
でも、この形態もファイナル・グレンラガンとは言わないですね。ファイナル、すなわち「天元突破グレンラガン」は、スパロボでは、どのように再現されるのかな。まあ、「必殺技扱い」だとは思うけど。
それ以前の「アークグレンラガン」や、「超銀河グレンラガン」でも、十分デカイですが。前者は、5kmでマクロス以上。後者は衛星サイズ。
そんなわけで、最後にグレンラガン話になりましたが、これからロージェノムを倒しに行くわけだから、こういう終わり方でいいよね。