ライダーと交代交代で隔週追跡になっている気もしますが、
番組改編期における新情報吸収&生活パターンの微調整などで慌しいってことで。
さて、先週の7話は、新炎神キャリゲーターの登場と、それに伴う2号ロボ・ガンバルオーの登場がトピック。
今週の8話は、真夏竜氏のゲスト出演と、ガイアーク3大臣との初対決、そして前回錆びてしまったエンジンオーの復活と盛り沢山な内容でした。
ブラウンの千両役者(GP07)
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元ネタは『フォンブラウンの戦士』。できれば、『策謀の宙域』の方が、ガイアークの策謀(キャリゲーターと手を組んだと思わせる)につなげられて、イジリやすかったなあ、と思いつつ。
キャリゲーターのカラーリングは、「ブラウン(茶色)」ではなくて、「オレンジ」という気もするのですが、その辺りはご理解のほどを。
さて、千両役者ことカブキ侍口調のヤツデンワニ、キャリゲーターですが、人間なんかと手を組まない、と言っていたのが、軍平さん(ついでに範人)の熱い正義のハートに惚れこんで、仲間になってくれました。
スパロボおなじみの「説得」という奴ですな。
おかげで、とうとう待望のロボ操縦権をゲットした軍平さん。
錆びて戦闘不能になったエンジンオーに代わり、黒いボディーが活かすガンバルオーで、ワイルドな戦いを披露してくれます。どの辺がワイルドかっというと、胸のワニ口でガブリと噛み付いて、とどめを刺すところ。
さらに、ラストシーン。
キャリゲーターの炎神キャストの所有権をめぐって、範人と争う軍平さん。大人気ない、と言うことなかれ。これは、つまりですな、子供への販促効果って奴です。
これを見た子供は、自分もキャリゲーターの玩具が欲しくて、たまらなくなるって寸法。お父さん方、ゴールデンウィークにはキャリゲーターを買ってあげましょう(笑)。
赤く輝く炎で(GP08)
一人一人は小さな火だが、二つ合わせて炎になれ♪
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……ということで、ガンバスターの話……ではなくて、ガンバルオーの話……でもなくて、そう「炎」ですよ。
炎と言えば、ゴーオンレッド。
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さらに、こいつ、炎神スピードル。
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それに加えて、コーチ役として登場したのが、
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もう、本当に赤い炎の戦士の絆が、「奇跡」を生み出した話です。
ただし、奇跡は簡単には起こりません。「努力」と「根性」が必要なわけですな。
前回の戦いで錆びた炎神たちを甦らせるために、必死に錆び落としに取り組む赤青黄の物語。「錆びても強い」ってわけにはいきません。
青黄はマメに取り組むのですが、短気で勢いと幸運が取り柄のレッドは、イライラのし通し。
そんな彼を諭したのが、昨年はメビウスを鍛えたレオコーチ。今回は、戦隊レッドとの絡み。こうなると、次はライダーを特訓してあげて欲しいなあ、と思うのがオールド特撮ファンの夢。
あ、どうせなら、キバではなく、名護さんに「真の正義」を叩き込んでやってくれないかな。手遅れになる前に。
3幹部戦
汚れた土や、汚い空気や、穢れた水が好きなガイアーク3大臣。
もしもタイムスリップができるなら、今ではなく1970年代にヒューマンワールドに来れば良かったのにね。それなら、公害怪獣ヘドラや、ザザーンなんかが出現するほど汚染されているし、炎神ならぬ宇宙猿人ゴリまでもが、公害Gメンと戦っていたりしますからね。
まあ、そうなっていたら、彼らの敵は、ゴーオンジャーではなく、正義の怪獣王ゴジラや、帰ってきたウルトラマン、スペクトルマンなどになっていましたが。
あるいは、80年代だと、ベーダー一味と手を組んでいた可能性も……。
妄想はさておき、3幹部に立ち向かうのは、錆び落としが終わった青と黄です。今回、前座を務めた黒と緑は巨大戦に回ります。
そして、遅れた赤が登場して、ピンチの青黄を救いに来る、おなじみの燃える展開。
珍しく、3対3の数的に対等なバトルが展開されます。ただし、力量は相手の方が上。それを補うのが、「努力」と「根性」の生み出す奇跡です。
「努力」とは、すなわち「数をこなすこと」。
「根性」とは、すなわち「諦めないこと」。
1発では通用しない必殺技を、諦めずに3連発することで、勝機を見出す展開は「反動3段蹴り」に通じるものがあります。思わず、ハァリィケェェェンと叫びたくなりますが、それは別の戦隊になってしまいますので、次の戦いに向かいましょう。
巨大戦
敵バンキ獣は、最初から巨大仕様です。
寝ているように見せかけて、実は地面に穴を掘って、マグマを噴火させる作戦でした。
ヤツデンワニ キャリゲーターはエネルギー補充が終わるまで、熟睡モードでしたが、こいつのキャラの濃さは他の炎神を喰ってしまいそうなので、普段は寝ている設定が正解かもしれません。
今回は、緊急事態ということもあり、腹八分目で出撃。だから力が出なかったのか、バンキ獣に苦戦のガンバルオー。
そこへ錆び落としの終わったエンジンオーが応援に駆けつけます、
一人一人は小さな火だが、二つ合わせて炎になれ♪ と合体するのは、先の話。
今回は、卑怯と言われようが、二対一でのバトル。いや、マグマ噴出して都心部に被害を与えるわけにはいきませんから、いかなる手を使っても災害は未然に防ぎ止めるのが正義です。
ともあれ、バンキ獣、断末魔に「ストラ〜イク!」と叫び、思わず「そのボーリングが意味ちゃう」とツッコんでしまいました。
次回は、緑と黄の主役回。
やはり、各キャラ、まんべんなく絡まないと面白くない、と思ったり。