Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

今月の読書

巷説百物語、読了

前巷説百物語 (怪BOOKS)
 4月に買っていた本、このたび、読み終わりました。

 最後の「旧鼠」の章が、『必殺必中仕事屋稼業』の最終話を連想させました。裏稼業の末路と組織崩壊が描かれていて、必殺好きの作者・京極さんの仕込んだネタなども、いろいろニヤリとさせられたり。
必殺必中仕事屋稼業 上巻 [DVD]必殺必中仕事屋稼業 下巻 [DVD]
 裏稼業の素人から始まって、組織崩壊を機に、さらなる裏世界の深みに入っていく、主人公・又市の姿は、仕事屋稼業で緒形拳演じる「知らぬ顔の半兵衛」の姿にかぶったり。

デルタ・アストレイ完結

機動戦士ガンダムSEED C.E.73 DELTA ASTRAY (2)

機動戦士ガンダムSEED C.E.73 DELTA ASTRAY (2)

 発売されたのは6月ですけど、気付くのが遅れてました。

 主人公機デルタ・アストレイが破壊され、新型機ターンデルタが登場するのが目玉……と言えますが、それよりも驚いたのは、デスティニー・アストレイから出続けている不思議系少女(笑)セトナの正体。まさか、火星ゆかりのキャラだったとはね*1

ブラス城年代記も完結

 これも先月のネタですが、一応、この機会に。
タネローンを求めて―ブラス城年代記〈3〉 (創元推理文庫)
 ホークムーン、エルリック、エレコーゼ、コルムの4人が一同に集結して、巨敵を倒した後、それぞれの物語の最後を迎える話は、「永遠の戦士」完結編を飾る話として圧巻でした。

 その後、パラレルワールドとして、エルリックサーガの続編で違うラストが描かれますが、やはり物語の完結として、しっくり来るのは、ブラス城年代記の方ですね。

*1:1巻読み直すと、伏線は張られていたんですが、気付かなかったり。