待望のエース、そして南夕子の登場編。
月で喜ぶテッペイの気持ちに、正に共感しきり。
「離れていても、心は通じ合っている」なんて、どこかの「天の道を往く男」が使いそうなフレーズも、北斗星司の言葉で語られると、実感を伴うというもの。
ルナチクスを倒したときに別れた二人が、ルナチクスを倒すことで再会する展開も、美味しすぎる*1。
80の時もそうでしたが、番組放送当時のファンには心残り、しこりになっていた展開を、メビウス劇中できれいに昇華してくれた点も感激です。夕子曰く、「星司さんと別れたことを後悔していない。だって、離れても心は一つだったから」なんて語られると、夕子降板を残念がった当時のファンの気持ちも浄化されるではないですか!
……と、オールドファンの回顧はここまでにして。
今回のストーリーの第2の立役者は、まさにこいつ。
「優しさを失わないでくれ。その気持ちが何百回裏切られることになっても」なんてセリフが生きてくるのは、「何百回裏切る人間」がいてこそ。
そしてダークザギ(笑)。異空間でも、嫌な奴ぶりを発揮して、ミライを翻弄することを期待しております。
ダークザギが、ヤプールに憑依でもされようものなら……また伝説に残りそうですな。石堀隊員こと俳優・加藤厚成氏は。
前回、こんなことを書いていましたが、ヤプールに憑依される必要はありませんでした。素で充分、嫌な奴でしたよ、ホント。「メビウス一嫌な奴」の称号を進呈します。さすが、ネクサスの出演者は違うなあ(笑)。
ミライ君も、「一人では戦えない」とヤプールにいたぶられていましたが、エース兄さんの激励と、かつてのレオ兄さんの特訓の甲斐もあってか、心の炎を再燃し、逆転勝利。
そして、次回は……「帰ってきたウルトラマン」ことジャック兄さんの登場なり、と。期待大。