ジョージ編。
3体を同時に攻撃しないとダメージを与えられない量子論的怪獣に対し、「一度に3体を視認できるスペシャル動態視力」を持つジョージが、新兵器を駆使して戦う話。
ただ、単独行動が目立ったために、リュウさんと衝突……っていうか、リュウさんに他人の単独行動を責める資格はないと思うぞ。セリザワ隊長絡みの時は、やたらと一人で突っ走っていたのに……相変わらず、「その場の勢い、脊髄反射で暴言吐いているだけ」ですなあ。
おまけに、ミライ君。「他人に見えない物が見えているんでしょう? どうして、それを隠すんです。ちゃんと話せば、みんな、分かってくれる」って……ウルトラマンの正体を秘密にしている君が、それを言う資格はあるのか? それに、前回の今回だからって、リュウさんのことをそんなに信頼していいのか? たぶん、リュウさんは、「ちゃんと話そうとしたって、聞く耳持たない」と思うぞ(笑)。
そんな愛すべきリュウさんですが、今回、セリザワさんではなく、サコミズ隊長と相談していました。おお、ようやく、セリザワ隊長離れしたんだねえ。
でも、サコミズさん、「ジョージにとって、『君たち』が初めてのチームになるんじゃないかな?」なんて、自分はチームの一員じゃないみたいな発言。ええと、隊長はコーチや監督であって、選手ではないってことか? それとも、やはり正体がゾフィだから、「地球人の問題は、地球人同士で解決しろ」ってか?
もし、彼がゾフィなら、ヒカリ(セリザワ隊長)を故郷に返した張本人だから、リュウさんを大事な預かり子みたいな感覚で接しているかもしれないなあ。
……と、ジョージよりも、気になるリュウさん絡みばかりで語ってみました。
いやね、本来、こういう「3体を同時に攻撃しないといけない」って話なら、3人が心を合わせて……って展開になると思うんですね。エヴァの「瞬間、心、重ねて」の回とかみたいに……。
ちょうど、それができるメカも3機あるわけだし。
それなのに、ジョージの単独活躍話になって、メビウスも、リュウさんもジョージの尻拭い役に終わったのは、「チームの大切さ」を訴えた話としてはどうよ、と。
まあ、NOVAが好きな「チームとして一丸となって協力する話」は、今後に期待するってことで。