昨夜のつづき。
4月の回顧です。
4月
自分、特撮ファンであり、アニメロボットのファンは自認するけど、アニメ情報については、近年、あまりチェックして来なくて、後から追いかけることになりがちだったけど、
「ヴァルヴレイヴ」については、「JOJO」を見ていたことから、CMで知る機会があって、試しに見てみるか、という流れで視聴開始。
そして、「吸血鬼」「憑依」という設定が琴線に触れて、その後、「流木野サキ」に萌えを感じて、視聴を続けた次第。
で、後から「ガルガンティア」と「マジェスティック・プリンス」の存在を知って、視聴スケジュールに組み込んだんだけど、
ガルガンティアは、特にキャラに感情移入することもなく、まあ、AIロボットのチェインバーの設定は面白いなあ、と思って見ていた。
マジェプリの方は、キャラよりも声優目当て。と言っても、その辺は特撮の流れで、主人公のイズルがシンケンブルーで、スルガがゴーカイシルバーということから。
こういう風につなげて見ていたわけですな。
でも、視聴を続けるうちに、「チーム・ラビットの連携を駆使した戦術描写」なんかを楽しむようになって、毎回のミッションなんかも、「スパロボだったら、どんなシナリオ演出になるか?」など考えるのが楽しいな、と。
そんなわけで、マジェプリの設定は、ゲーム的な想像力も刺激して、実に自分好みと感じて終わった、と。
それに比べると、ヴァルヴレイヴは、1期が「チームの結成」で終わって、その後の2期は「チームの連携がうまく描かれるかな?」と期待したんだけど、どうも、そういう緻密に構築されたシミュレーション風バトルにはならず、勢いだけの情念に突き動かされたバトル展開で、あまりチームらしさを発揮することなく終わったかな、と(とりわけ主人公)。
スパロボで出た場合を想定しても、キャラ好みで、サキさんの機体をメインに、先輩やサンダーを活躍させたいと思う。
アキラの機体も、特殊能力が楽しそうだ。
でも、ハルトの1号機は、主役機らしいバランスの取れた強さがあって使いやすそうだけど、好んで使う、という方向にはならないかな。
何よりも、ゲームだったら、「死んでいったキャラ」の生存フラグを立てたいよね。
何だかんだ言って、主人公のハルトと、メインヒロインのショーコ以外のキャラには感情移入してハマッたわけだから、作品として「見て損した」って気にはならないわけで。
この辺は、やはり特撮つながりで、サキさんと、キョウリュウジャーのキャンデリラが同じ戸松遥声ということで、何かと絡めて考えられて楽しかったし。
まあ、ヴァルヴレイヴについては、9月以降の回顧でまた語るとして。
4月は他に、「牙狼」のTVシリーズ3作目も始まったり。
こちらはこちらで、ゴーカイシルバーがレギュラー出演してて、この時期、彼はNOVAの前で大活躍していた印象ですね。
3作目の物語は、主人公の交代によって、それまでの冴島鋼牙の物語とは異なり、その違和感がいつまでも拭えなかったので、自分の中ではマイナス評価。
肝心の牙狼のバトルが、さほど長くなくて、生身アクションばかり。一応、変身ヒーロー目当てで見ているので、生身アクションと変身後の戦闘時間のバランスが悪すぎると、興醒めだったというか。
いや、まあ、生身アクションのレベルは非常に高く(日本特撮最高峰と言っても過言ではない)、それはそれで見応えあるんだけど、NOVAの期待したものは、「生身アクションで目いっぱい盛り上げて、そのうえでCG駆使した牙狼の超絶アクションを魅せてくれる」ことだったのですが、
じっさいは、「生身アクションで盛り上げたのはいいけど、変身後が一瞬で終わる」という、ちょっとした肩すかしな展開が続いた、と。
まあ、設定上、主人公の流牙は「牙狼の鎧の扱いに慣れていない未熟者」だから、あまり長時間、鎧を着た戦闘を行なえない、ということなので、「ここぞというところで鎧装着。一撃で勝負を決める」という演出だったわけですが。
その後、強敵に出くわすと、やたらとダメージで鎧が脱げてしまうという展開も多用されて、
とにかく未熟だった流牙がいかに成長して、牙狼の鎧の真の使い手である黄金騎士に登りつめるか、が全編通じて描かれた話。
ある意味、「ギャバンG」みたいなキャラだったのかな、と今にして思ったり。
偉大な先代の後を継ぐために、若者がもがき傷つき、一皮剥けるまでの物語という目で見れば、また当初抱いた幻滅感とは違った見方もできるのだろうな、と思いつつ。
PS:何だか4月の個人総括のつもりだったけど、昨年見てきた番組総括までなってきている。やっぱり、書き始めると、長文になってしまうなあ。
ふだんから、こういうことをしまくっていると、時間がいくらあっても足りないので、昨年は自粛していたんだ、と納得しつつ。