@whitenova: ともあれ、アクションものとして高レベル。ドラマも熱い部分と、コミカルな部分がうまく描き分けられて、さらに時間移動ものならではの仕掛けが用意されて、伏線とか上手い作り。フォーゼ編の怪人同盟も、きちんとウィザード編に絡んでいて、感心させられた。
@whitenova: アクションネタとしては、なでしこやポワトリンなど女性キャラが殴ったり、見えを切ったりする時の効果音がキラリーンとかポワーンという感じの擬音で不思議な雰囲気を強調。あと、同盟員のコング君が、巨漢の怪力と頑丈さを演出していて、お気に入り。
@whitenova: で、怪人同盟の面々は、自分たちがバンバに利用されていたと知って、ライダー部OBと共闘するんだけど、この超能力と体術を駆使したアクションが一つの目玉。ライダー部OBは、インガの提供したであろう銃器を使って戦い、アクション描写の多様性が映画を飽きさせないようにしている。
@whitenova: アクションに関しては、変身前の生身アクションが多くて、しかも高レベル。怪人同盟は、サナギマンの三郎以外にもアクションが用意され、その対戦相手がハリケンブルー先生と来たもんだ。弦ちゃんは逃げる三郎を追いかけるんだけど、そのチェイスシーンが非常にアクロバティックで、楽しめる。
@whitenova: 夏のキョーダインは、陰謀を巡らせる卑怯なキャラとして描かれていたけど、今回のアクマイザーは正々堂々とした巨悪として描かれ、しかも今回の映画の初アクションは、彼らの立ち回りなんだよね。善悪関係なしで、キャラが格好良く立てられている。
@whitenova: で、アクマイザーですが、夏のキョーダインよりは、原作に忠実なキャラ作りをしていて好印象。ザタンの最期のセリフと、クライマックスで登場したザイダベックに、原作ファンとしては大喜び。イールの侍口調と、ガーラのコミカルぶりなど、善悪の逆転設定を除けば、ああ、アクマイザーだと納得。
@whitenova: おおむね、青春熱血教師ものとして予定調和と言えたフォーゼ編に比べ、ウィザード編は幻想的というか、どう展開するか予想の付きにくいストーリー。だから、ネタバレは避けた方がいいと判断。
@whitenova: ウィザード編は、現実を捨てて、引きこもったポワトリンを現実に引き戻す話なんだけど……こういうオチだったら、引きこもったままの方がいいのでは?と笑わせてくれます。まあ、架空の世界は美しいわな。現実に向き合うには勇気がいる。
@whitenova: まあ、ドライバーの廃棄は5年後の未来の話なので、それまではフォーゼも出続けられるわけですけどね。さて、今回、復活(宇宙からの帰還)したなでしこですが、XVIIのおかげで帰って来れたというのが泣かせます。昨年の冬と、今年の夏と、今回の冬の物語がうまくつながった、と。
@whitenova: フォーゼ編のドラマは、まあ、弦太朗が三郎を説得して、ヒーロー魂を目覚めさせて、サナギマンからイナズマンに……という流れは予想していたけど、「フォーゼドライバーの廃棄」という弦太朗の一大決意がいろいろツボ。「賢吾、すまん」と言いながら、賢吾もそれを承認する、と。
@whitenova: で、フォーゼ編は、フォーゼからイナズマンへのバトンタッチで終了したんだけど、その後、ウィザードとの共闘があるのに、ベルトを廃棄して、どうなるの? と思いきや、時間移動して過去弦太朗からベルトを借りる、という荒技を駆使して、ウィザードと合流。
@whitenova: そして結論。自分が友達になるのではなく、生徒の友達作りを助けるのが教師道と。つまり、自分が主役になるのではなく、青春の主役の生徒をフォローする脇役としての教師の道を見出した。だから、フォーゼドライバーを捨てて、ヒロイン救出を新世代のヒーローの三郎に委ねた、と。
@whitenova: 「それでは本当の教師にはなれない」と、佐竹校長の指導を受け、教師の道を模索する物語なんだよね。で、賢吾にも「お前が友達になるだけじゃ問題は解決しない」と指摘される。
@whitenova: フォーゼ編は、弦太朗の「フォーゼドライバーを破棄してまでの説得」が熱い。「この学園の全ての生徒と友達になる教師だ」の発言はどうなの? と思いつつ、弦太朗らしいと許容していたが、
@whitenova: ラストの、「ポワトリンの正体」というネタが凄すぎる。これ、浦沢さん以外がやったら、原作ファンの怒りを買うよ。で、このネタを知ると、本編を見る目が変わってしまう。そのうち、変身しないかと期待もしつつ。まあ、最後の魔法と言っていたので、ないと思うけど。
@whitenova: MOVIE大戦から帰宅。帰りに寄った本屋で、先週買えなかったライダー小説3巻もゲットして、ホクホク中。