D&Dと絡めて
NOVA「前回は、ドンブラ映画が楽しみだワクワクって話と、ファミコン時代のドラクエおよびFFの話をしていたんだったな」
翔花「早くドンブラ映画を見に行って、FF3をプレイしたいよ〜」
NOVA「行くのは日曜日って言ったろう。1日ぐらい待ってなさい」
晶華「時空魔術師なんだから、さっさと時間を進めて明日にしなさいよ」
NOVA「それには、昼夜を逆転させるラナルータの呪文が最適なんだが、外伝なんかを除く正伝では、ドラクエ3〜5のみに採用で、現在はほぼ遺失呪文になっているな」
翔花「どうしてよ?」
NOVA「やはり、昼夜を逆転させるという大きな変化は、世界に与えるリスクが大きいから禁呪扱いにされた、という説が一つ。また、8と9を除くと、ゲームシステム的に昼夜のイベントの違いがなくなったからという事情が一つ。あとは、8と9では錬金釜というシステムが採用されて、アイテム生成に時間を費やすようになった。時間はゲーム内での移動距離から算出される仕様になっているんだが、もしもここで時間操作のできる魔法と組み合わせた場合、何だかシステムがおかしくなってしまうから、錬金釜を優先して大掛かりな時間操作呪文はなし、ということになったと推測する」
翔花「つまり、世界からラナルータが消えたのも錬金釜のせい。わたしたちが今すぐドンブラ映画に行けないのも、錬金釜のせい。諸悪の根源は錬金釜のせいってことね。だったら、そんな憎き釜を生み出した錬金術師を殲滅させましょう。ガッチャードはドンブラの敵ってことで」
NOVA「その短絡さは何だよ? 落ち着いて1日待つぐらいのことができないのか? むしろ、俺なんか時間の経つのが遅い方がいいのに、と思っているのに」
翔花「何で?」
NOVA「仕事が休みの日は、少しでも長く過ごしたい。社会人の誰もが考えることじゃないのか?」
翔花「わたしは社会人じゃないもん」
NOVA「だから、社会人の気持ちに立って考えろってことだよ。世の中には、休みの日は少しでも長く過ごしたいって考えながらも、1日が過ぎてしまうことに惜別の念を覚える大人がいっぱいいるんだよ。のんびりダラダラ過ごせる幸せをしっかり噛みしめることだな」
晶華「で、NOVAちゃんは何をしてるの?」
NOVA「資料の整理だ」
翔花「何の資料?」
NOVA「そうして見つけたのがこれだ!」
NOVA「今のテーマに近い話を、去年の2月にもやってたんだ。今年の3月にコンパーニュで語った話と一部かぶってるけどな」
晶華「同じような話を繰り返しているのって、成長しないよね」
NOVA「いや、それは同じ人間を相手にしている場合だろ? 去年はお前たちとD&Dの話を語り、今年はヒノキ姐さんと語って、勢いでウォーハンマーにまで達したんだ。同じことをやっているわけではなく、DNAの二重螺旋のように時期に合わせて遺伝子構造が進化してるんだよ」
翔花「でも、今回はわたしたちが相手なんだから、去年と違う話をしないと芸がないってことね」
NOVA「そうだ。だから、去年した話をチェックして、そこから先を目指さないといけないんだよ。勇気爆発のその先にビッグバーンがあるようにな」
晶華「まあ、ブレイバーンは去年はなかったけどね」
NOVA「去年の俺に、スミスとイサミの話をしても、ホモ臭くてイヤだって拒絶反応を起こしていただろうな。しかし、グエル・ジェターク→ルイス・スミスのイケボと漢ぶりにアニメキャラとして惚れ込んだんだよ。ソロキャンできるバイタリティと劇中でしっかり成長を遂げて第一印象の傲慢アニキぶりから謙虚なイケメンに返り咲いたグエル先輩の勇姿と、ヒーロー好きなあまり死んでも敵ロボと融合転生して時空跳躍を果たした後で、主役ロボにまでなってしまい、主人公のイサミを勇者に導いた好漢のルイス・スミスは、2023年度の俺の推しアニメW副主人公格だった!」
翔花「で、それとD&Dがどうつながるの?」
NOVA「D&Dにはつながらないが、スパロボDDの主演キャラ声優としてはつながるんだよな」
晶華「スパロボ30にも、次元の壁を越えてDLC参戦を果たしていたのね」
NOVA「ディーダリオンとして巨大ロボに変身した声優さんが、今度はルイス・スミスとしてもロボに変身するなんて、憧れるぜ。俺も巨大ロボに変身したいと思ったぐらいだ」
翔花「NOVAちゃんだったら、頑張ればロボにだってなれるよ」
NOVA「なれるかな?」
翔花「だって、ドンブラ脳なんでしょ? ドンブラだったら、ロボにだってなってるし」
NOVA「そう言えば、ドンブラは戦隊がロボに乗るんじゃなくて、ロボになる系のヒーローだったな。カクレンジャーなんかと同系統の変化(へんげ)型のロボだ。そうか、ドンブラ脳を極めれば、ロボにだってなれるってことか」
翔花「うん、そのためには変身後のイメージを作るために名前を決めましょう?」
NOVA「名前? う〜ん、新星合体といえば牙大王だし、輝星合体ビッグノバーンってのはどうだ?」
晶華「ベタすぎて、センスがないので却下ね」
NOVA「何を! ビッグノバーンの何が悪いんだ!?」
晶華「あからさまにブレイバーンの影響がありありでしょ。オリジナリティに欠ける」
NOVA「オリジナリティか。う〜ん、妄想合体だとアキバレンジャーっぽいし、時空合体も普通にありそうだ。俺らしく、他にないものといえば……おお、思いついた」
翔花「何なに? 花粉合体?」
NOVA「それは娘であって、俺じゃない。俺の芸を活かすなら、これだろう?」
寄り道脱線合体!
晶華「戦隊の放送時間枠は決まっているんだから、合体するのにいちいち寄り道脱線していたら、尺に収まらないから却下。合体事故が発生しそうなロボは、実戦の許可は出せません」
NOVA「う〜ん、ロボになるという夢は意外と難しいんだな」
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