WショーカとShiny NOVAのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

S1『シャムタンティ丘陵』裏攻略記・魔法使い編4

1巻めの旅の終わりをしみじみと

 

晶華「今回で、私の〈シャムタンティ丘陵〉冒険譚も最終回です」

翔花「NOVAちゃんに質問」

NOVA「はい。何だ?」

翔花「『シャムタンティ丘陵』は、昔、『魔法使いの丘』というタイトルで発売されたのよね。魔法使いって誰のこと?」

NOVA「厳密には3つのタイトル違いがあるな」

NOVA「原題は『The Shamutanti Hills』だから、コレクション版の『シャムタンティ丘陵』がそのままだが、ゲームブックとして初めて紹介する際に、分かりづらいタイトルだよな。だから、『火吹山の魔法使い』の関連作であるのと、シリーズタイトルの『ソーサリー』が『魔法』という意味なのを考慮して、〈魔法使いキャラが冒険する物語〉と〈アリアンナやガザ・ムーンといった魔女や、魔法を使うエルヴィンのような生き物が生息するファンタジー世界の丘〉という意味が伝わりやすいように意訳したと思われ。

「一方、FF2巻の『混沌の要塞』は敵ボスの固有名詞を入れて『バルサスの要塞』とした。シャムタンティという固有名詞は、魔法使いという一般名詞に変えて、混沌という一般名詞はバルサスという固有名詞に変えたのは、1作めは分かりやすく、2作めはシリーズの続編だから、インパクトのあるカタカナを入れたとか、そんな感じかな」

翔花「でも、『魔法使いの丘』というタイトルだと、ラスボスが魔法使いっぽいよね」

NOVA「『シャムタンティの丘』でも、シャムタンティが人名みたいに思えるな。創土社版の『シャムタンティの丘を越えて』を〈〜を越えて〉を意訳的に加えることで、詩的なタイトルにしたのと、原題に近づけた意味合いがあるわけだが、このタイトルの影響を受けた作品がある」

NOVA「ゴブリンスレイヤーの1巻の12章の章題が、『小鬼どもの丘を越えて』になっていて、創土社版ソーサリーのパロディになっている。他に5章『思いがけない来客』、6章『旅の仲間』がホビットおよび指輪のパロディになっていて、ファンタジーマニアのツボを突く章題なんだが、それ以降も2巻、3巻、飛んで5巻が、それぞれソーサリーの各巻のタイトルをなぞらえた章題が付いて来るんだな」

ジュニア「〈〜の丘を越えて〉という訳語じゃなかったら、パロディも分かりづらいということになりますねぇ」

NOVA「そんなわけで、『魔法使いの丘』は80年代のゲームブック初紹介の時期に分かりやすさ優先の良いタイトルだと思うし、『シャムタンティの丘を越えて』はソーサリー復刻というだけで買う人は買うだろうから、分かりやすさよりも原題を尊重したインパクトを優先した。そして正直、コレクション版は、原題に忠実なもののタイトルとしてのインパクトは薄い。だけど、これは1冊だけ買うわけじゃなくて、ソーサリー全4巻および新作『サラモニスの秘密』のセット販売だから、個々のタイトルは印象が薄くても許される、中身で勝負って目論見なんだな」

晶華「NOVAちゃんはどれが好き?」

NOVA「やはり、ファーストインパクトの『魔法使いの丘』だな。実は、この丘のどこかに大魔法使いシャムタンティという隠しキャラがいて……と考えていたことがあって、シャムタンティがただの地名ということに納得いってなかった。そして、後の巻にシャムという名の魔女が登場して、おお、彼女がシャムタンティの主か? と勝手に思い込み勘違いしていたこともあって、まあ、今となっては恥ずかしい思い出語りでもあるのだが。

創土社版は、やはりゴブスレつながりで印象的なタイトルに変わった感がある。コレクション版は、タイトルという字面よりも、裏表紙も含めた装丁が素敵だな、と」

NOVA「表カバーは例のマンティコアと洞窟の入り口が描かれているのに対し、裏面は背景にある丘陵群と集落があって、自分が踏破してきた世界の広がりを感じさせてくれる。冒険の最後に来し方を振り返るのが、なかなか感じ入る仕掛けなんだよ。右下の『YOU are the HERO!』って決まり文句も含めてな」

 

トレパーニふたたび

 

ロザリン(晶華)「それでは、パラグラフ232番。トレパーニの村に到着です」

翔花「人オークの村には、陰鬱な空気が漂っていますね」

ロザリン「はい、みなまで言うな。神の使いの大魔女が、皆さんの窮地を救いに現れましたよ〜と、アピールする。もちろん、カレードウルフの柄に付いた狼面をさらして、威嚇しまくります。ここの村人は油断すると、力づくで人を罠だらけの洞窟に追い込むことは先刻承知だし。そんな強制力を働かされる前に、自分からプロセウス族長に会わせるように言うわ」

翔花「うさん臭い自称・大魔女の出現に、村人たちは警戒心を崩しませんが」

ロザリン「そうね。私がいかに凄い大魔女かを示すために、唱えます。BIG!」

翔花「ちょっと、ロザリンちゃん。ゲームブックでは、ここで魔法を使うように指示されていないんだけど?」

ロザリン「だけど、村人に私の凄さを証明できるわよね。この力で、巨人を倒したこともあるって、巨人のところから持ってきた網とか、巨人の奥歯を見せながら、洞窟の中のデーモンも敵じゃないってアピールします」

翔花「あまりにも大胆不敵なロザリンちゃんの態度に、ディレクターのわたしも、トレパーニの村人たちも戸惑うばかりですが、遠巻きに畏怖の想いでざわついていたところに、族長さんが登場しました」

ロザリン「族長の顔は知っているので、全てを包み込むような慈悲深い笑みを浮かべます。本当はGODの呪文を使いたいところだけど、触媒アイテムの【黄金飾り】を持たないので、呪文じゃなくて持ち前の神々しい魅力で、『私を魔物の洞窟に連れて行きなさい。必ず娘さんを助けてあげましょう』と語ります」

翔花「それでは、運だめしをしてください。成功すれば、信じましょう」

ロザリン「運点は12だけど?」

翔花「信じました。ははあ、と平伏します。族長がロザリンちゃんを崇めたので、村人たちもいっしょになって崇め始めます」

ロザリン「苦しゅうない、面を上げいと言うと、効果時間切れで元のサイズに戻ります。『私は女神ではなくて、その使徒に過ぎません。我が主はこの地が闇に覆われることを望んでいません。それゆえに私めを差し向けたのです。我が使命は、このトレパーニを闇から解放すること。そのために、スヴィンの方々にも協力をいただきたい。よろしいですね』と、かつての王女の威厳で語ります」

翔花「その夜、トレパーニの村は、神の使いの美しき魔女を歓待するムードで、闇夜に一筋の光が差し込んだような雰囲気になりました。そして、翌朝、例の洞窟へ向かうことになります」

ロザリン「一晩明けたので、魔法で消費した体力点は回復するわね」

翔花「運点も回復していいわよ」

ロザリン「じゃあ、フル回復で、洞窟攻略に挑みます」

 

一応、トラップの確認

 

ロザリン→晶華「攻略は左左へ進むとして、記事のために右からイベントを確認するわ。参考までに、お姉ちゃんの攻略記事も貼り付けておいて」

NOVA「では、右右と進んだら、何がある、ジュニア君?」

ジュニア「あ、ええと、岩が転がってきますねぇ」

晶華「アリアンナさんから【にかわ】をもらっていれば、GUMの呪文で大岩を止めるのが最適解だけど、そうでないならWALで壁を作って、岩を止めることになるわ」

NOVA「正解だ。偽呪文はBAMとSIT。アイテムがなくて発動しないのがFIXだな。では、次に右左だとどうなる、翔花?」

翔花「こっちに振る?」

NOVA「そりゃあ、教師としては、質問は平等に振り分けるのが授業のコツだからな」

翔花「授業をしているつもりはないし。それでも、答えは蛇穴って言うけど」

晶華「ここって、POPやLAWでヘビを防ぐことはできても、穴を登る手段がないので、結局、リーブラ様、もといロガーン様に頼らないと脱出できないのよね」

NOVA「そうなんだよな。偽呪文はRISとFIL。【宝石細工のメダル】があれば、空中浮遊のZENが役立つところなんだが」

晶華「穴の深さはどれぐらいかしら?」

ジュニア「AFFシナリオだと、4mって書いてますぅ」

晶華「だったら、体の大きさが3倍になるBIGで脱出できそうなものだけど。あるいは、巨人のところから持ってきた網をロープに結んだりして、何とかなりそう」

NOVA「穴の縁に引っ掛けるためにはフックが必要だが?」

晶華「それはない。だけど、YOBの呪文で巨人を呼び出して、担ぎ上げてもらうっていうのはどう?」

NOVA「それなら脱出できそうだなあ。ゲームブックでは、そういう機転が利かなかったようだが。あるいは、ゲームブックでは穴の深さが10メートルとか、巨人の背丈でも届かないぐらい深いという想定で、AFF版が脱出可能な深さに緩めてくれた可能性もあるが」

晶華「どうでもいいので、次に行きましょう。左右は水牢よね。最適解は力場を作るFOF。自分の周りに空気だまりができるので、水が引くまで呼吸ができる。次の正解はSUS。罠感知以外にも、罠に対処する知恵も授けてくれるのよね。背負い袋を空にして、中に空気を蓄えれば、急ごしらえの呼吸バッグになる。ただし、上手く行くかは運だめしが必要で、それに成功しても保存食やその他のアイテムが水に濡れて失う可能性もあるので、推奨はできない」

ジュニア「蜜蝋とか、にかわがダメになりそうですぅ」

NOVA「偽呪文はDIPとSUD。HUFはアイテム不足で使えない。こんなところか」

晶華「では、いよいよマンティコアと戦いに行きましょう」

 

マンティコアVS時戻りの魔女

 

翔花「ヴァンカスさんの助言どおりに、あるいは以前の記憶どおりに左左へ進んだロザリンちゃんは、スヴィンの少女フレシアちゃんを見つけ出すことに成功しました」

ロザリン「前の記憶では、名前が分かっていなかったけど、今回は名前が付いたのね。だったら、怖くない怖くないって宥めてあげるわ。昔、お姉ちゃんが怯える私を勇気づけてくれたみたいにね」

翔花「わたし、そんなことをした覚えはないんだけど?」

ロザリン「あるのよ。思い出してよ。この時とか……」

ロザリン「この時とか……」

翔花「へえ。そんな昔のことをよく覚えていたわね」

ロザリン「それに、ロザリンとしてもクローディアにはいっぱい助けてもらったはず」

翔花「確かにそうかもね。だけど、クローディアだって、ロザリンちゃんにはいっぱい助けてもらったと思うよ。だから、お互い様だね」

ロザリン「うん、私たち双子の姉妹だもんね。花粉症ガールとしても、ガンドバッド王国の双子姫としても」

翔花「それに妖精郷では、エマ=ショーカとして、わたしが吸血鬼の魔の手から助けてもらったんじゃないかなあ」

ロザリン「そう考えると、ずいぶんといろいろな冒険をした気がする。そういう想いも込めて、フレシアちゃんを宥めてあげる。そして……洞窟の奥にいるマンティコアに対峙する。来なさい、ラスボス。あんたと戦うのは今が初めてじゃない。対処法は、しっかり覚えている」

Cウルフ(ジュニア)「もしかして、呪文だけで全て片付けるつもりかぁ? オレサマの出番はなしかぁ?」

ロザリン「ごめん、ウルフ君。応援だけしていて」

Cウルフ「考えてみれば、戦士の愛剣EJと違って、魔法使いの愛剣はいつも活躍するわけじゃなかったんだなぁ。ワイルドに活躍したいのに、ただ単に吠えているだけなんてウォーーーーン」

NOVA「吠えているんだか、泣いているんだか分からないな」

ロザリン「とにかく、一手目の魔法、それはDOZ! 体力点2消費して、残り17点」

翔花「ええと、パラグラフ195番から、325番ね。マンティコアは体を反転させると、トゲのある尾を振るおうと身がまえる。しかし、呪文がかかると、その動きが鈍くなって隙が生まれる。武器で戦うなら、最初の4ラウンドの間、マンティコアの技術点は半減して6になるわよ」

ロザリン「減速呪文DOZは相手の動きを6分の1にするのよ。ここでの最適解はこれだけど、他に力場呪文のFOFって手もある。体力点4消費なので、DOZの方が効果的だけど。どっちにしても、次の呪文は364で選ぶ」

NOVA「呪文失敗の解説は、俺がしよう。偽呪文はBAGとHOP。HOPのパラグラフ345は、コレクション版だと消費体力点が4になっているが、正しくは5だ。あとは【火酒】がないと使えないPEPが一番外れだな。体力消費1に加えて、マンティコアの尻尾攻撃が命中して6点ダメージを負う。偽呪文のときは尻尾攻撃をかわすことができて、5点しか失わないのに、7点もダメージを受けるのはピンチだろう」

ロザリン「まだ、リカバリーは可能だと思うけどね。それでは、2ラウンドめは364から、火球のHOTを選んで、4点消費。残り体力点は13点」

翔花「ロザリンちゃんの手のひらに巨大な火球が生じる。それをマンティコアに向けて放つと、脇腹に命中して苦しげな咆哮が響く」

Cウルフ「代わりにオレサマが吠えてやるぜぇ。ワオーーーーン」

ロザリン「さあて、とどめよ。WAL。体力点4消費なので、残り9点。マンティコアを見えない壁で取り囲んで、身動きできないようにしてから、フレシアちゃんを連れて、悠々と洞窟の外に脱出する。これがゴブリンスレイヤーだと、WALの壁を複数重ねて、相手を圧殺するのが決め技だったけど、ソーサリーはそこまでできない」

NOVA「厳密には、ゴブリンロードにとどめを刺したのは、ゴブスレさんの剣だったな」

ロザリン「HOTで大ダメージを与えて、剣でトドメという技が使えたらいいんだけど、ゲームブックではHOTで何点ダメージを与えたか分からないのよね。HOTの後で、剣での攻撃に切り替えても、マンティコアの体力点は18点のまま変わっていないわけで、HOT→WALのコンボでないと呪文を使った意味がない、と」

NOVA「AFFだと、HOTのダメージが1D6+1だから最大7点で、一撃のダメージとしては武器攻撃よりも高いが、自分で4点体力を消費して、相手に与えるダメージが期待値4.5だと、あまり美味しくない呪文に感じる。ただ、半径3メートルの範囲攻撃呪文だから、ザコを削るには向いている。単体相手だと、3D6ダメージのZAPを使うべきという仕様だな」

ロザリン「HOTの後の呪文選択(パラグラフ420)がなかなか酷いのよね。WALを除けば、全てが外れ呪文で、マンティコアの反撃によってバッドエンドを迎えてしまう。HOTに続いてZAPでトドメという選択肢なら、絶対にそっちを選んでいたのに」

翔花「魔法使いは、壁に閉じ込めるのが最適解ってことね」

Cウルフ「HOT以外の攻撃手段はないのかぁ?」

ロザリン「パラグラフ364番だと、YOBでジャイアント召喚したり、GOBでゴブリン召喚したりできるけど、マンティコアに対しては弱すぎて役に立たない。他は偽呪文のKILと、アイテムなくて使えないKINだけ」

NOVA「……いや、もしかすると、GOBが有効かもしれない」

ロザリン「え? どういうこと?」

NOVA「俺、ずっとマンティコア戦の最適解は、DOZ→HOT→WALで合計2+4+4=10点の体力消費だと思っていたんだよ。だけど、今、DOZ→GOB→WALでも行けることに気づいたんだ。これだと2+1+4=7点の体力消費で済む。ゴブリン一匹じゃ(複数いても)マンティコアには勝てないが、ゴブリンが負けた後は、HOTを使った時と同じ420番に進むことができて、つまりWALでクリア可能だと。消費体力を3点も節約できたなんて、今さらながら新発見に心が打ち震えている!」

ロザリン「10点消費でも、7点消費でもクリアしてしまえば一緒でしょ? それほど感動すること?」

NOVA「というか、俺のこれまでのプレイでは、その手が使えなかったことにも気がついた。最初の買い物では、竹笛を買って、歯袋は買わなかったし、美女の肖像画の【ロケット】入手にこだわっていたから、【ゴブリンの歯】を入手する機会がなかったわけで。つまり、マンティコアとの対決で、【ゴブリンの歯】を持っている状況が今回のロザリンのプレイで初体験だったわけだ。やはり、自分じゃない他人のプレイって、いい勉強になるなあ」

 

エピローグ(パラグラフ456)

 

 こうして、私、ロザリンは、トレパーニの救世主、聖ロザリンとして称えられることになった。

 魔女は自称していたけど、聖女と呼ばれることは初めてだ。

 まあ、神の使いと自己紹介してしまったのだから、当然の結果なんだけど。

 これまでの冒険で、あそこまで大胆に振る舞ったことはなかったし、リーブラ信徒のときは控えめに振る舞っていたのだけど、ロガーン信徒になってからは、いろいろと切り替わってしまったのだと思う。

 真実よりも虚飾、時にこそこそ動きつつも、ここぞというところでは芝居がかって劇的に、派手に行く。

 物事は必ず両面があり、影と光、陰と陽はどちらも尊ぶべきもの。

 

 だけど、いつまでも聖女扱いで持ち上げられるのは、こそばゆい。

 だから、さっさとトレパーニの村を後にした。

 スヴィンの族長の娘フレシアは別れを惜しんでくれたけど、私は聖女らしく、こう言った。

「あなたが私に助けられたことを恩義に感じるなら、その恩はあなたよりも弱い誰かに返しなさい。そのために、あなたは強くなるのです。私にもそういう恩人がいました。その人はいなくなってしまったけど、今でも私の心に生きている。そして私が神のために尽くしたならば、必ずその人のところに到達できると信じてる。だから、私は神に命じられた旅を続けるのです。

「あなたはあなたの立場から、役割があるのでしょう。部族の姫として生まれたなら、その生き方を全うして、部族を栄えさせることがあなたの使命。私も、前世ではそうして多くの試練を切り抜けてきた。今世でも、また来世でも、私は旅を続けるのだと思う。限りなき人生の旅をね」

 前世とか、来世とか、いかにも宗教めいた言い方だけど、時戻りとかを経験していれば、自然にそういう考え方にもなろう。

 この世は泡沫の夢。今ある生も、何度も繰り返した歴史の一部となるかもしれないし、未来への一歩になるのか、時の狭間に飲み込まれるのかは知れたものじゃない。

 それでも私は、この旅を続ける。

 出会いと別れを繰り返しながら、果てしなく続くかも知れない旅を。

 

 次の目的地は城砦都市カーレ。

 二柱の神に閉ざされた門の先に広がる荒野を目指して、新たな、それでいて懐かしい試練に私はまた向かうとしよう。

 今とは違う時間軸で、私の恩義の相手、姉のクローディアもまた聖勇者として挑むであろう冒険を感じとりながら。

●カーレを目指す聖魔女ロザリン(7日め、シャムタンティ丘陵クリア)

 

・技術点10(剣ボーナス+1)

・体力点19

運点13

金貨12枚

・食料3食

 

・所持品:背負い袋、ふつうの剣×2、上質の幅広の剣+1(精霊Cウルフが宿っている)、ゴブリンの歯×4、巨人の奥歯×5、その他の歯袋、蜜蝋、宝石1個(金貨10枚の価値)、ボンバの実(食料の回復効果2倍)、銅の鍵(カーレの牢獄用、206)、巨人の網、小石10個、布の縁なし帽、カーレの門の鍵(12)

 

・手がかり:VIKの呪文でヴィック

      フランカー(79)

(当記事 完)