WショーカとShiny NOVAのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

S1『シャムタンティ丘陵』裏攻略記・魔法使い編2

丘の頂上の鉱山

 

ロザリン(晶華)「前回、再びカントパーニから出発した時戻りの魔女たる私、ロザリンは、ワイルドな愛剣カレードウルフとともに、人間の創造神ロガーン様の導きによって、シャンカー鉱山の前まで到達しました」

翔花「わたしのクローディアはここに来たことがないので、何が待っているかはよく知らないの」

Cウルフ(ジュニア)「オレサマは、攻略本たるシナリオがあるから、道案内できるぜぇ。この洞窟では宝石が手に入るんだぁ」

ロザリン「ということで、買い物でお金をいっぱい使った私は、旅費の調達のために、小鬼や大鬼を蹴散らして、一財産稼ごうって計画を練ったわけ。なお、キャラクターシートはこれね」

●時戻りの魔女ロザリン(2日め昼、パラグラフ68番)

 

・技術点10(剣ボーナス+1)

・体力点15/19

・運点12

・金貨3枚

・食料3食

 

・所持品:背負い袋、ふつうの剣、上質の幅広の剣+1(精霊Cウルフが宿っている)、グランドラゴルの斧(233)、呪文書(害虫よけ)の1ページ(102)、ゴブリンの歯×4、巨人の奥歯、その他の歯袋、蜜蝋

 

・手がかり:自由の鍵にまつわる詩(黒い目のもの)

 

翔花「では、丘の頂上からさほど遠くない場所まで来ると、何か大きな物音が聞こえて来ました。岩に金属を打ち付ける音や、足を踏み鳴らす音、いろいろと物々しい雰囲気なので、道を外れて注意深く、木々の間を進むようにします」

ロザリン「1周めの旅なら、こんな危険そうな場所はスルーして、道を急いでいたでしょうね。だけど、2周めの私は少し大胆に振る舞います。マンパン砦に侵入した私にとって、こんなゴブリンが経営する鉱山なんて、危険とも言えないし」

Cウルフ「調子に乗ってるなぁ。それでこそ、我が女主人(あるじ)様だぜぇ」

ロザリン「ゴブリンどもは皆殺しだ……とは言わないけど、カレードウルフを装備して、実質的に技術点が+1されている私は、能力値において、かの火吹山の魔法使いオルドラン・ザゴールに匹敵する力を持っているのよ」

NOVA「確かにそうだな。さすがに異世界転生して悪魔と融合合体した最新バージョンはともかく、無印とふたたびのザゴールは技術点11、体力点18だったもんな」

ロザリン「そんなわけで、臆することなく、洞窟に侵入するわ」

翔花「採掘作業でうろちょろしているゴブリンたちの隙を見計らって、こっそりロザリンちゃんは鉱窟に潜り込むことに成功しました。用心しながら通路を進むと、道が左右に分かれています」

ロザリン「目的の宝石はどっち? ウルフ君」

Cウルフ「クンクン。右ですぜぇ」

ロザリン「だったら、右に」

翔花「扉がありますが、鍵が掛かっています」

ロザリン「DOP(体力点2消費。残り13)」

 

 魔法を使わなければ、技術点判定に成功することで扉は開けられる。試みるたびに体力1点減少するが、技術点10のロザリンなら高い確率で一発成功するだろう。

 それでも、わざわざ余分に体力消耗する呪文を使ったのは、魔法使いとしてのこだわりって奴らしい。

 なお、DOP以外では、偽魔法がDOM、PAP。【疾風の角笛】がないために発動できないHUFの他、HOWの呪文が発動するが……安全な道を指し示すこの呪文。便利は便利であるものの、この局面では「扉の向こうに行くと危険なので、さっさと鉱山から出て行く方がいい」という忠告をされるだけで、実質、役に立っていない。

 何せ、危険を承知で、お宝を狙っているのだから。

 ともあれ、魔法で扉が開いた。

 果たして、出てくるのは鬼か蛇か。

 

 まあ、鬼なんですがね(苦笑)。

 

鉱山内での鬼退治

 

翔花「扉が開くと、倉庫然とした部屋の中央に機械が設置されて、プレス機か石切り機の類だろうと推測できます。そして、機械を操作しているのは大きな図体のオーガーで、金属のハンドルを回して石を砕く作業に励んでいます。あなたが入って来たことに気づいたオーガーはうなり声を上げますが、部屋を出ますか? それともオーガーと戦いますか?」

ロザリン「ウルフ君、こっちも威嚇に吠えてやって」

Cウルフ「了解でさぁ。ワオーーーーンと吠え声を上げますぅ」

翔花「威嚇されたオーガーは激怒して、襲いかかって来ます。技術点8、体力点7ですが、剣で戦いますか? それとも魔法を使う?」

ロザリン「3差で勝っているけど、ダメ押しでDIM(体力2消費。残り11)」

 

 惜しげなく、魔法を使うロザリン。

 この魔法は、相手を混乱させる効果がある。オーガーの技術点が半減して4となり、後は難なくカレードウルフで切り刻まれた。

 なお、他の魔法の選択肢は、偽呪文がKIL。いかにも強力な死の呪文っぽいネーミングなので、ついつい使いたくなるが、こんな呪文は存在しない。体力点5を減らすこと……って奴である。BAMとKILとDOMがよく出る偽呪文っぽい印象が。

 ここでソーサリー偽呪文リストを作りたくなったが、EX記事のネタにしてみるかな。

 【石の粉】を持っていないために発動失敗するのが、石化呪文のROK。

 基本呪文として役立つのがWALで、オーガーを壁に封じ込めてしまうが、体力消費が多いうえに、戦利品の宝石が1つしかもらえなくなるので、外れ呪文ということになるだろう。

 金貨1枚と体力点1点を消費するWOKは、相手の攻撃力を2下げる盾呪文だが、やはり金貨は大事にしたいと考えるので、DIMが最適解と判断。

 いや、まあ、技術点3差で勝っているのだから、魔法を使わずに普通に戦うのが最適解かも、と思わなくもないが、魔法使いの攻略記事である以上、可能なかぎり魔法を使って行きたいという気持ちも働くわけで。

 

 そして、オーガーを倒した戦利品は、金貨10枚の価値がある宝石が2個という、一気にお金持ちになった気分にさせられる物。ただし、換金できないのと、お釣りが出ないので、何を買うかで結構、悩んだりもする。

 シャムタンティ丘陵は都会ではないので、宝石店なんて立派なものはないのである。

 

翔花「それでは高価な宝石を2個も手に入れたロザリンちゃん(羨ましい)。目的を果たしたので、洞窟を出ます。ゴブリンに見つからないように運だめししてください」

ロザリン「見つかってもいいから、運だめしをしないって選択肢はない? 運だめしをわざと失敗するオプションとか」

NOVA「ないんだな、これが」

ロザリン「運点12の私は、絶対成功なのよ(出目5、残り運点11)」

 

 基本的に、運だめしは成功する方がいいんだけど、たまにジャクソンは運だめしに失敗する方がラッキーだと思えるイベントを用意してくる。

 ここで運だめしに失敗すると、ゴブリン3体と戦いになる。

 が、しょせんはゴブリン、ザコである。技術点5とか6とか、余裕勝ちなんだが、戦利品が金貨2枚(少し嬉しい)と、ゴブリンの歯が8本も。

 なお、ゴブリン相手でも魔法は使えて、偽呪文HOPとRAW、【緑色のかつら】がなくて使えない通訳呪文RAPがハズレである。

 有効なのは稲妻呪文ZAP(思いきりオーバーキル)と、武器のダメージを倍にするRAZ。ゴブリン相手にレーザーブレードというのも、やりすぎという気もするけど、そもそも、ここで自分はゴブリンと遭遇したことがないんだから、いわゆる机上の空論って奴である。*1

 

 ともあれ、運だめし成功で、ゴブリンと出くわすこともなく、鉱山を後にすると、夜になる前に丘を下って、パラグラフ28番のクリスタタンティの村に到達して、一旦休憩に入る。

 

シャンカー鉱山IFルート

 

ロザリン→晶華「鉱山の右に進むと、左を調べることができなくなるのよね」

NOVA「右に比べると、大したものが手に入らないので、外れだと思うぞ」

晶華「それでも気になるので、きちんとチェックするのがマニアの心意気ってものでしょう」

NOVA「その前に、そもそも洞窟をスルーした際に通るパラグラフ13番。そこでスカンク熊(技7、体5)と遭遇するんだな。こいつは決して強くないんだが、悪臭攻撃のせいで主人公の攻撃力が2下げられるために、実質的に技術点9みたいなもの」

晶華「呪文を使うと?」

 

 例によって偽呪文から確認すると、BAGとKIL。カバンを作る呪文と、殺しの呪文は存在しません。

 【真鍮の振り子】を持ってないので使えない催眠呪文NAP。

 有効なのは6体に分身するSIXと、低知能の獣をなだめ操るLAWの2つ。

 ちなみに、実プレイではスカンク熊にも会ったことがないなあ。

 

晶華「鉱山の左の通路を進むと?」

NOVA「先の部屋に、鉱山を管理しているっぽい大柄なゴブリンがいる。おとなしく部屋から出て行くと何もしないが、逆らうとバトルになる(技7、体6)」

翔花「ゴブリンにしては少し強いけど、大したことはなさそうね」

NOVA「それでも呪文を使うなら、偽呪文がBAMとYAG。アイテムなしで使えないのがTELで、ここでもZAPとRAZが有効、と。RAZの蜜蝋は、1回の使用で半分消費するので、2回使えることが分かる」

晶華「戦利品は?」

NOVA「111という番号が書かれた銀の鍵だが、こいつは役に立たないアイテムだ。一応、アリアンナの檻を開けるのに、試しに使うことはできるが、鍵穴に合わないという結果に」

ジュニア「AFF版シナリオでは改変されて、オーガーの部屋の扉を開けるのに使えますぅ。あと、ゴブリンチーフを守るために、手下のゴブリン4体が加勢に駆けつけて来ますねぇ」

NOVA「ゲームブック版のアレンジがいい感じだな。さて、ここから引き返して右の通路を進むこともできるけど、部屋の奥の扉から先に進むこともできる。その場合、呪文の選択肢が出て来て、偽呪文がBAG。【水晶玉】の必要な透視呪文FARと、【樫の杖】が必要な停止呪文FIXが使えない」

晶華「FARはともかく、FIXなんて、たとえ使えたとしても、この場では意味がないでしょうに」

NOVA「不適切な呪文使用って奴だな。残り2つのSUSとHOWは、どちらも似たような効果の啓示呪文で、部屋の奥に進むなって警告してくれる」

晶華「まあ、怖いもの見たさで覗いてみるんだけどね」

翔花「その前に、SUSとHOWの違いが気になるんだけど」

NOVA「SUSは罠や危険の存在を感知する魔法。HOWはもっと幅広く使えるんだけど、より安全な方向や手段が分かる魔法だな。例えば、『火吹山の魔法使い』と『バルサスの要塞』のどっちをプレイすべきか、という状況で、SUSを使っても答えは出ないが、HOWを使うと『火吹山』の方が安全で、『バルサス』の方が危険だって分かる」

翔花「ゲームブックの難易度の違いも、HOWの呪文なら分かるんだ」

NOVA「SUSの呪文は……『天空要塞アーロック』に反応するかもなあ。あれは、トラップ級のクソゲーだ」

翔花「それでも、わたしたちのお年玉になってくれたんだから、しつこく悪口言わないの」

 

晶華「とにかく、奥に入ると危険だと分かっても、IFルートだから安心して踏み込むわ」

NOVA「部屋の奥は、真っ暗な通路なんだな。それでも手探りで進み続けると、洞窟の天井が崩れ始める。選択肢は引き返すか、奥に出口があることを期待して先に進むか、だ」

翔花「普通は、引き返すよね」

NOVA「扉には自動的に鍵が掛かっていた」

翔花「何それヒドイ」

NOVA「落盤が発生したときのための安全装置が働いていたらしい」

ジュニア「ゴブリンなのに、実に巧妙な機械技術を扱うんですねぇ」

NOVA「基本的には、原始的な種族なんだけど、罠や機械仕掛けの装置は好きなんだな。だから、ゴブリンが軍事活動に参加すると、工兵として大型の投石機械(カタパルト)とかを扱ったりして、意外と侮れなかったりする。肉体的に弱いからと言って、舐めてかかると、思わぬ小細工や、大掛かりな装置の餌食になることもある。ゴブリンは巧みに機械を扱う知恵を持っている、というのは重要な知識だな」

晶華「人間社会でも、原始的な部族と近代文明に近い国があるように、ゴブリンも数が多い分、その知恵のレベルはピンキリってことね」

翔花「とにかく、閉ざされた扉を開けるには、戦士だと力で叩き壊すしかない」

NOVA「ここでの判定は、サイコロ3個の合計で技術点以下を出さなければならない。成功すれば、無理が祟って技術点1点を失う代わりに、脱出できる。失敗すれば、最後の手段として神の加護を祈るしかない」

晶華「魔法使いなら、DOPで扉を開けられるわよね。たぶん、本作の役立ち呪文ナンバー1だと思うのよ、DOPって」

NOVA「ここでの偽呪文はGOPとDOMだ。HUFは【疾風の角笛】がなくて使えない。HOWを使うと、『DOPを使え』と忠告してくれる」

晶華「結局、DOP様さまだ、と」

 

NOVA「開き直って、奥に突き進むという選択をすると、落とし穴にハマってしまう。運だめしではないが、サイコロ2個を振って、運点以下なら1点ダメージ。運点を越えたら3点ダメージ。もしも、6ゾロなら頭から落ちて、首の骨を折ってゲームオーバーとなる」

晶華「魔法を使うわ。こういう時に役立つのはFALね」

NOVA「体力点2点消費で、無事に穴の底に降り立つ。まあ、運点に自信があるなら、1点ダメージの方が被害は少ないが、3%ほどの死亡リスクをどう見なすかだな」

晶華「偽呪文はSUDとRIS。アイテムがなくて使えないのが空中浮揚のZENね。【宝石細工のメダル】があれば、有効だったのに」

NOVA「意外に使えたのがSUSだな。罠感知の呪文だが、落とし穴にとっさに反応できて、体が自然に受け身をとるように動いてくれる。運点の判定ダイスをマイナス3できて、6ゾロ即死も避けられる」

晶華「それでも、FALを使う方が最適解ってことで」

NOVA「そして、この落とし穴トラップを切り抜けた先で得られるアイテムが、【ボリン革のブーツ】だ」

ジュニア「それは何ですかぁ?」

NOVA「ボリンという謎動物の正体は、『真モンスター事典』で初めて明かされる。小型のクマのような生物で、黒く厚い毛皮に覆われて、目の周りには黄色い円がある。尾には縞模様があるとのことで、これをグロックさんに描いてもらうとこうなった」

翔花「それって、タヌキ?」

NOVA「どちらかと言えば、アライグマだと思うんだが、その毛皮は丈夫で、保温効果に秀でていて、カーカバードで珍重されているようだ」

晶華「珍しいアイテムだけど、それを手に入れるために、宝石2個をフイにする気にはなれないわね」

NOVA「ということで、珍しいブーツを手に入れた先は、洞窟の出口になっていて、無事に鉱山を脱出できるという流れだ」

 

クリスタタンティを越えて

 

晶華→ロザリン「IFルートの確認を終えたので、物語を先に進めるわ」

翔花「パラグラフ28番で、クリスタタンティの村に到着です。ここはクローディアの時に立ち寄ったので、わたしも馴染みがあるところね」

ロザリン「だったら、話は略式でいいわよね。酒場で金貨1枚払って、農夫のお爺ちゃんとエールを飲みながら談笑して、【ボンバの実】と情報、運点2点をゲットする。それから贅沢して、宝石1個を支払って、今夜の宿代と食費、合わせて金貨5枚の代わりにするわ。お釣りは要らないわ、これで十分よね……と言って、セレブみたいな気分を楽しむ」

翔花「だったら、食事と睡眠で体力8点回復するわね」

ロザリン「フル回復! 気分スッキリな状態で、翌朝、3日めの旅を開始する」

翔花「選択肢は、125か226よ」

ロザリン「お姉ちゃんは125に進んだので、私は226を選びます」

翔花「すると、村の出口で目の不自由な物乞いが施しを求めてきます。目が見えないことを示すために、目を染料で黒く塗ってますね」

ロザリン「ここで例の詩が記憶に蘇ってくるの」

 

>汝は見るが、彼は見ず。

>黒き眼のもの、忍び足。

>いまとなりては、守護者にあらず。

>自由の鍵や、彼の手に。

 

ロザリン「謎は解けた。この物乞いさんこそ、黒き眼のものよ。この人に金貨1枚をあげると、いいことがある」

翔花「そうなんだ。わたしも125じゃなくて、226へ進めばよかった……って、あっ。自分の冒険記録を読み返してみると、クリスタタンティを出るときのクローディアは無一文だった。226を選んでいても、物乞いさんに恵む金貨を持っていない。むしろ、わたしが恵んで欲しい立場だった(涙目)」

ロザリン「その場合は、牛が引く荷車に乗った人が親切に乗せて行ってくれるのね」

翔花「だったら、喜んで乗って行きます」

ロザリン「お礼に御者さんの畑仕事を手伝うって選択肢が出ます。手伝うと野菜がもらえて、食料1食分を恵んでもらえます」

翔花「わ〜い……って、今はロザリンちゃんがプレイヤーなのに、わたしが喜んでどうするの? それに、こっちのルートに進んでいれば、アリアンナさんと出会えないみたい」

 

ロザリン「私は金貨を残していたので(残り1枚になっちゃうけど)、物乞いさんに恵んであげるわ」

翔花「彼は喜んで、銅の鍵(206)を渡してくれます。どうやらこれが自由の鍵みたいね」

 

 この物乞いは、カーレの街で牢番をしていたのが、レッドアイという連中に目を焼かれて、失明したそうです。彼のくれた鍵は、カーレの牢の鍵で、これさえあれば捕まっても大丈夫というもの。

 

ロザリン「でも、たぶん、私はDOPの呪文があるから、この鍵は必要ないと思う」

翔花「わたしは欲しかったなあ」

ロザリン「お姉ちゃんだったら、力づくで鍵を壊せると思うけど」

翔花「人を脳筋みたいに言わないで。とにかく捕まらなければいいだけの話なんだから」

ロザリン「まあ、この鍵は保険ってことね」

 

 なお、アリアンナの檻を開けるのには使えません。ゴブリンチーフの銀の鍵(111)と違って、そういうパラグラフも用意されていない、と。

 

ロザリン「とにかく、例の詩の謎がキュアっと解けたってことで、道を先に進みます」

翔花「西に向かうルートがあるけど?」

ロザリン「アリアンナさんには会ってみたいけど、今回は別ルートを攻略する話なので、まっすぐ進みます。攻略最適解はアリアンナさんからお礼のアイテムをもらうことだと思うけど、巨人の住まうリー・キでも入手できるアイテムがあるはず」

Cウルフ(ジュニア)「巨人をやっつけて、お宝ゲットなんだなぁ。ワイルドだぜぇ」

ロザリン「そんな脳筋キャラじゃないはずなのに、攻略記事の都合で、ダンジョン探索ルートばかり選ぶ羽目になってしまったの」

 

 エルヴィン→アリアンナのルートを選んだクローディアに対して、シャンカー鉱山→巨人の洞窟ルートを進むロザリン。

 どちらのルートでも、クリアできるのが本作の良いところです。

 多くのFFゲームブックでは、必須アイテムや必須情報の都合で、最後まで進むためにはこの道でなければいけないという制約がつきまといがちですが、本作の攻略の緩やかさは、最初の冒険らしくて、のびのびとしているなあ、と改めて感じたり。

 

リー・キの巨人

 

翔花「では、丘を登った道の先は巨大な門に通じていました。半開きの門を慎重に抜けると、洞窟が2つ見えました。右の洞窟か、左の洞窟か、どっちもスルーして通り過ぎるかの3択です」

ロザリン「スルーするのは面白くないので、今度は左から攻めます。先に右に行くと、左の洞窟には入れないみたいなので」

翔花「では、左です。ここは小石ばかりの瓦礫の中、大きな壊れた椅子、目の粗い網、巨大な頭蓋骨があります。何だか雑な書き方で、『巨人の住処から、好きなものを何でも持って行っていい』って書いてあるんだけど、いろいろ裁定に迷うよね、これ」

ロザリン「とりあえず、POPの呪文で使える小石と、頭蓋骨から巨人の奥歯を抜き出して……数が書いていないのよね。小石10個と、奥歯4本ってのはあり?」

Cウルフ「AFFシナリオだと、奥歯は2本って書いてあるぜぇ」

ロザリン「だったら、それに合わせて、小石10個と、巨人の奥歯2本、それから網を持って行くわ。椅子は持って行けないのよね」

翔花「大きすぎて、武器以外の荷物を全部置いて行けって書いてるわね」

ロザリン「そこまでして、椅子を持って行きたがる人がいるとも思えないけど、『俺は巨人の椅子のために、何もかも犠牲にした。椅子こそ俺の愛。椅子職人になるのが俺の夢』って人が、日本のどこかに1人ぐらいいてもいいと思う」

NOVA「そういう椅子マニアがどうしてマンパンまで行く気になったのか、設定を考えるのが大変そうだな」

ロザリン「大魔王の玉座を一目見たいから、という理由はどう?」

NOVA「玉座マニア。世界中の玉座を見るために、各国の王さまに会いに行く玉座魔法の使い手という設定を今、考えたが、玉座魔法がどういうものなのか、名称以外のイメージがあまり浮かばないので、アイデアノートの肥やしにしておく。玉座魔法、スローンマジックというネタに具体的なイメージが湧いて出たら、何かで使うかも」

翔花「玉座魔法で検索すると、こんなのが出てきたけど」

NOVA「サブタイトルに玉座って入ってるだけで、玉座魔法って呼称じゃないよね。まあ、『新星の玉座』ってタイトルには心くすぐるものもあるわけだが、今はどうでもいい。少なくとも、巨人の椅子を持っていく冒険者はまずいないってことだ」

ロザリン「はい。それ以外の品物をいろいろ持って行って、網なんて何に使うのかと自分でも疑問に思いながら(解体してロープにできたらいいんだけどねえ)、もう一方の洞窟に入ります」

翔花「すると、棍棒を構えたヒル・ジャイアント(技9、体11)の眠りをうっかり覚ましてしまって、バトルになります」

ロザリン「偽呪文は、お馴染みになりかけているKILで、【真珠の指輪】がなくて使えないのが透明化のYAZ。有効なのは、巨人召喚のYOB(コスト1)、不器用化のDUM(コスト4)、そして巨大化のBIG(コスト2)。ここで最適解はBIGだと思う」

Cウルフ「女主人(あるじ)が、巨大化したぁ!? こいつはワイルドだぜぇ」

ロザリン「今の私は、ロザリン・ジャイアント。技術点が倍になるので、空前の20よ。これだとマンティコアだって、怖くない」

NOVA「さすがにAFFだと、BIGの技術点倍増はバランスブレイカーすぎるってことで、『ダメージ倍増、動きが鈍って肉体を使った判定マイナス2』って効果になったが」

翔花「あれ? RAZもダメージ倍増じゃなかった?」

NOVA「AFFでは、ダメージダイスの出目+2になった。ソーサリーの強力な呪文効果が、AFFでは少しマイルドになった感じだが、選択肢の制限があるゲームブックと違って、いつでも使えるんだから、技術点倍増なんてチート技はそうそう扱えないよなあ」

ロザリン「でも、今はゲームブックなので、技術点20のグレートロザリンで、巨人を叩きつぶす。進撃のロザリンと言ってもいいかもね」

 

 技術点20で、技術点9の巨人を相手するってことは、敵が6ゾロを出して、こっちが1ゾロでも勝てるということである。

 なお、巨人VS巨人ということで、YOBを使うという手もあるが、実はあまり有効ではない。YOBで呼ばれた巨人の能力は技8、体9の劣化バージョンなので、本物にはおそらく負ける。

 また、DUMでは武器を落とした巨人の技術点が3下がるが、コストの割に効果がそれほど大きくない。

 BIGだと、魔法使いの最小技術点5でも、+5に跳ね上がるので、明らかにこっちが最適解と言えよう。

 

ロザリン「ということで、巨人を力で叩きつぶした大魔女の私は、金貨8枚をゲット。さらに倒した巨人から奥歯を回収。ええと、今回も2個でいいかしら?」

Cウルフ「AFFシナリオでは、そう書いてあるなぁ」

ロザリン「巨人の奥歯は、これで5個になった。巨人戦隊ゴジャイアンが結成できそうね」

NOVA「ギガントファイブってのが良さそうだが、検索すると、こんな本が引っかかった」

NOVA「巨大化能力を持ったAV女優が、破壊神と戦うSFラブコメディという筋書きを読むと、いろいろぶっ飛んでいるなあ、と思った」

ロザリン「それに比べると、巨大化魔女がジャイアントを倒して、奥歯を抜いて行っても普通よね」

翔花「いえ、その絵面は普通じゃないと思うの。倒されて、奥歯を引き抜かれた巨人さんの冥福を祈ります」

ロザリン「なお、魔法のために失った体力点2点は、洞窟で見つけた巨人用のパンをむしゃむしゃ食べて、きちんと回復します」

 

 こうして、巨人の洞窟をいろいろ荒らし回った大魔女ロザリンは、豪快にリー・キを出発した。今回はここまで。次回は、パラグラフ250から再開する予定。

●巨人殺しの大魔女ロザリン(3日め昼、パラグラフ250番)

 

・技術点10(剣ボーナス+1)

・体力点19

・運点12

金貨9枚

・食料3食

 

・所持品:背負い袋、ふつうの剣、上質の幅広の剣+1(精霊Cウルフが宿っている)、グランドラゴルの斧(233)、呪文書(害虫よけ)の1ページ(102)、ゴブリンの歯×4、巨人の奥歯×5、その他の歯袋、蜜蝋、宝石1個(金貨10枚の価値)、ボンバの実(食料の回復効果2倍)、銅の鍵(カーレの牢獄用、206)、巨人の網、小石10個

 

・手がかり:自由の鍵にまつわる詩(黒い目のもの)

(当記事 完)

*1:後日追記:そう思い込んでいたが、後日、NOVAのソーサリー初プレイキャラシートがチェックできたので、最初のプレイでは、ゴブリンに遭遇していたことが判明。いや、もしかすると2人めのキャラだな。だって、初プレイでは首狩り族の罠で死んだと記憶するから。キャラを作り直して、2人めでシャンカー鉱山でゴブリンと遭遇。歯を8本くすねていたことが分かる。詳細は、EX記事2を参照