Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

カブト11話

 書くキャラクターをことごとく変な奴にしてしまうことで有名な井上脚本
 矢車さんが前回で一時退場してくれて良かったです(笑)。
 しかし、被害を免れなかったのは、加賀美くん。彼は、もう少し地味で真面目なキャラだと思っていたので、合コンというイメージはなかったんですがね。
 それに比べると、ひよりさんは今回、まだいじられてなかったと思う。


 ともあれ、風間大介ことドレイクの登場編となる今回。ただし、変身して、つづくですが。
 本編のほとんどは、「天才メーキャップアーティスト」*1にして
「稀代のフェミニスト」の風間の描写、そして天道との対立に費やされています。


 天道の方は、いつもより20%増しの傲慢に描かれています。彼は傲慢だけど嫌味ではない、という認識だったのですが、今回の天道は嫌味度アップに思えました。これも井上脚本の毒なのか、それとも、こちらの思い込み? 自分と加賀美を比べて「太陽とすっぽん」とか名セリフを残しますが、いまいち心に響かない。どちらかというと、「食」とか「友情」といった漢字薀蓄の方が「おおっ」と感じさせてくれます。
 ところで、天道が何故、自分を太陽に例えるか、分かっていなかったんですが、「お天道さま」ってことなんですね。


 ストーリーとしては、合コンの女の子にもてるために、得意の料理とメーキャップ技術で対決。しかし、「あらゆる合コンに参加するのがポリシー」って風間。ここまで変なキャラを、井上脚本以外で書ききれるのか、逆に心配したりも。
 そして、この回は「天道が負けてる」という珍しい回*2
 女の子にもてているのは、風間さんの方。
 でも、まあ、女の子がみんな偽者ワームだった、というオチがついてます。それにしても、井上さん、「グレーのパンツ」という証拠で、どの女の子がワーム? なんてサスペンスを示しておきながら、全部ワームだったなんて、ミステリーの世界では反則だよ。それをやっていいのは、アガサ・クリスティーぐらい。 ま、井上脚本にミステリーを期待しても、どんでん返しというオチが待っているだけなんだけどさ。


 以上、気ままにダベるだけダベった、カブト感想でした。
 次回、ドレイクの活躍に期待。

*1:井上脚本には、やたらと天才キャラが出てくるものです^^;

*2:いや、豆腐対決で矢車さんにも負けたし、ザビーにも負けたか。それでも負けているイメージはないんですよね