特撮物がいろいろ盛り上がる中で、始まったばかりのこの作品は、先週、少々パワー不足。
「永遠を生きる吸血鬼にも、家族や人との絆が必要」というテーマを、八誠さんの過去回想や、母親との絆を信じられなくて自殺しようとする少女への激励などを経て、描いていたわけですが……地味で叙情的な話に終始。
ま、そういう作品と言えば、そうなんでしょうが。
ところで、よく考えたら、八誠さんって、「ネギま」でネギの父親ナギを演じて、女吸血鬼エヴァンジェリンとの絡みもあったんですな。
すると、この作品の八誠さん(きよい)は、闇に落ちたナギ……というパラレルワールド的解釈で楽しむこともできそうなわけで。
とりあえず、役者的にも、テーマ的にも、「ライダー」にも「牙狼」にも通じるホラーアクション物ですから、いろいろ妄想深めて堪能するのも一興かと。