今さらゲッターロボの話
009「作者NOVAがそろそろスパロボYの終盤に達したそうだ。昨夜、ゲッター聖ドラゴンを撃退に成功したらしい」
ケイP「ゲッター聖ドラゴンと言えば、早乙女研究所の地下に封印されたゲッタードラゴンが進化したもので、後にゲッターエンペラーに進化すると言われている化け物だッピね」
翔花「あれ? 敵なの? 確か、こういうのでしょ?」
009「それは真ドラゴンといって、OVAの『真ゲッターロボ』に出て来た機体だ。OVAと2021年にTV放送された『ゲッターロボアーク』は世界観が違う。詳しい話は、作者NOVAが先月、この記事で語っているぞ」
ジュニア「作品別に整理すると、こうですねぇ。新星さまから急遽、資料が届けられましたぁ」
- ゲッターロボ:1974年、アニメとコミックで展開された。イーグル号(流竜馬)、ジャガー号(神隼人)、ベアー号(巴武蔵)の3機のゲットマシンが合体して、空戦格闘機のゲッター1、地上と地中を高速で駆け回るドリルロボのゲッター2、パワフルで重装甲な格闘および砲撃可能な水中ロボのゲッター3の3形態に変形するのが主役機のゲッターロボ。恐竜帝国のメカザウルスと戦った。
- ゲッターロボG:1975年、ゲッターロボの続編として展開された。恐竜帝国との最終決戦で巴武蔵が戦死して、新たな3号機のパイロット車弁慶を迎えて、強化されたゲッターロボG(ゲッタードラゴン、ライガー、ポセイドン)が百鬼帝国の百鬼ロボと戦う。1991年にスタートした『スーパーロボット大戦』シリーズでは、長らくここまでがゲッターロボの基本とされ、ガンダムやマジンガーシリーズと並ぶ御三家として伝統的に君臨し続けている。
- ゲッターロボ號(TVアニメ版):1991年に放送された第3のゲッターロボアニメ。コミック版も同時並行で展開されたけど、アニメとコミック版はかなり異なる設定……というか、コミック版の方がアニメ放送終了した1992年を越えて、1993年までストーリーが続いたために、後半は主人公機として真ゲッターロボが登場して、ゲッターシリーズを延々と続ける柱となっていく。基本設定は、一文字號、橘翔、大道剴の3人のパイロットが操縦する変形合体メカのゲッターロボが、世界征服を企む悪の科学者プロフェッサー・ランドウの差し向けるメタルビーストと戦うもの。TVアニメ版は、後にパワーアップパーツのGアームライザーと合体して「スーパーゲッター號」に強化されるが、スパロボには今だに登場したことがない。
- ゲッターロボ號および真ゲッターロボ(コミック版):1991〜1993年まで雑誌連載されたゲッターロボサーガの契機となった作品。TVアニメ版の世界観は、旧作のゲッターとは異なる作品で、当初はゲッターよりもマジンガーのリメイクという位置づけだったけど、コミック版は旧作の延長上にあり、神隼人が司令官として號たちをスカウトするところから物語がスタートする。ランドウのメタルビーストと戦う前半の大筋は同じだが(ただし、中盤から物語がワールドワイドに展開し、アメリカのアラスカ戦線で世界中のスーパーロボット軍団と共闘する大掛かりなものになる)、ランドウを倒した後で背後に潜伏していた因縁の敵種族、恐竜帝国が出現し、「ゲッター線事故によって崩壊した早乙女研究所」「封印された真のゲッターロボ」「ゲッター線の暴走を恐れて、距離を置いた武闘家の流竜馬」という旧作コミック由来の展開が行われて、地球環境の改造を企む恐竜帝国の最終兵器、デビラ・ムウごと火星に運び去るなどの驚異的な能力を発揮して、地球を救った。ゲッター線が意思を持つ、進化するエネルギーと設定づけられたのもこの作品から。アークはこの作品の続編となる。
- 第4次スーパーロボット大戦(ゲーム版):1995年発売。コミック版に登場した真ゲッターロボが初参戦。旧ゲッターロボがゲッター線実験の暴走事故によって、思わぬパワーアップ進化を遂げた機体として、ゲッターGの後継機のように乗り換える。この後、スパロボなどのゲーム作品とダイナミック企画のロボットアニメ作品が、コミックも交えてオリジナルゲッターでメディアミックス展開を続ける発端となった。真ゲッター絡みの設定は、コミック版の號では変形システムも含めて断片的な描写でしかなかったが、ゲームのために改めて設定が構築されるほか、スパロボを契機とした70年代ロボット作品の研究本や復刻コミックの発売、また超合金魂やフィギュアなど、大人のホビーとしてのSFロボット懐古熱が活性化していく時流もあって、80年代のガンダムやマクロスといった模型ブーム、ミリタリーアニメブームと並行して、70年代の児童向けスーパーロボットという金鉱に「ただの子供向けで収まらないシリアスな内容」を再発掘することとなった。
- 真ゲッターロボ(OVA):副題は『世界最後の日』。また、真と書いて(チェンジ)と読むこともあって、「チェンゲ」と略されることもある。1998〜99年に全13話でVHS販売された。アニメ作品としては、號に続く4作めとなる。内容は、『ゲッターロボ』『ゲッターロボG』『ゲッターロボ號』のコミック版の雰囲気を土台に、オリジナルストーリーを展開。無数のゲッタードラゴン軍団を操る悪の早乙女博士と、博士殺しの罪(濡れ衣)で囚人となっていたワイルドな流竜馬の対決から始まり、重量子爆弾による崩壊劇から13年後。インベーダー汚染で荒廃している世界で、車弁慶の養女である渓を中心とする新世代のゲッターパイロット(謎の青年ゴウと、弁慶を慕うメカニックの凱)が真ゲッターを起動し、インベーダーに憑依されたメタルビースト軍団と戦うものの、ピンチの彼らを助けるかのように、謎のブラックゲッターを操る行方不明だった流竜馬が暴れ回り、物語に秘められた謎を解明していく大河ストーリーが展開される。2010年以降のスパロボにおけるゲッターは概ねこの作品であり、DDのゲッターも同様。しかし、アークにつながる恐竜帝国、百鬼帝国の要素は全くなくて、独自の作品世界を構築。ただし、中盤の「世界各地のスーパーロボット軍団VSメタルビースト」の構図は、コミック版の號のアラスカ戦線のエピソードをアニメ化したもので、換骨奪胎的な作品だったりもする。
- ネオゲッターロボ(OVA):正式タイトルは『真ゲッターロボVSネオゲッターロボ』。2000年に全4話で発表されたが、チェンゲとはまた違う世界観の作品。こちらはより原作コミックに近い世界観で、『武蔵の自爆による恐竜帝国の最期』(無印ゲッターロボの終盤)、『號・翔・剴の新生ゲッターチームの結成』(ゲッターロボ號の序盤)、『廃墟となった早乙女研究所で真ゲッターへの乗り換え』(ゲッターロボ號の後半への転機)の3つのエピソードを基軸に、アメリカ製ロボットのテキサスマック(スパロボに登場して、コミカルサポーター機体として妙な人気となっていた)との共闘などアニメ独自の展開も混ぜて、上手く勧善懲悪の分かりやすいエンタメ・ロボアニメとしてまとめ上げた。一連のOVAシリーズでは、視聴後感が一番スッキリする作品。本作とゲッターGが最後まで見てハッピーエンドで、他は敵を倒したけど大きな犠牲者を出したり、日常生活を捨てた別次元への旅立ちエンドだったり、スッキリした幕引きではないからね。
- 新ゲッターロボ(OVA):2004年に発表された、最もマイナーなゲッターロボアニメ。全13話。序盤は無印ゲッターロボの原作コミックに準じた3人パイロットの集結劇を描くが、敵は恐竜帝国ではなくて、鬼である。中盤で平安時代にタイムスリップして、安倍晴明や四天王と戦ったりもする、メカSFよりは伝奇アニメの方向性。ゲッター聖ドラゴンの初出は、この作品で、今回のスパロボで知名度が向上するかも。
- ゲッターロボアーク(コミックおよびTVアニメ):2001〜03年に発表された原作コミックが、2021年にTVアニメ化された。つまり、2005〜20年までの15年間は、ゲームやコミック、模型などの展開を除けば、ゲッターの新作は作られていないことになる。まあ、それを言うなら、76年〜90年の間の15年近くもゲッターは空白期間だったけど。ゲッターの物語は、竜馬世代、號世代に主人公が交代しつつも、メインはやはり竜馬になりがちだったけど、果たして竜馬の息子の拓馬は次の時代のスパロボを担うゲッターの顔になれるのか、それともまた竜馬推しに戻るのか、それは次作を楽しみにしつつ。
009「アークは、過去のアニメゲッターの集大成的な作りだったけど、新ゲッターともつながっていたとは、今回、チェックするまで気づいていなかったよ。聖ドラゴンは新ゲッター初出だったとはなあ」
ケイP「原作コミックのアークでは、聖ドラゴンじゃなくて、ただのドラゴンのイメージだけだッピ。そして、アークのアニメでは、聖ドラゴンよりもラストカットで登場したゲッター天(ワン)に注目されていたから、聖ドラゴンは今回、スパロボで戦う羽目になって、初めて情報がいろいろ出てきた流れだッピね」
改めてDDの話に戻ります
009「DDといえば、やはりこの忍者ロボだな」
ケイP「それもスパロボYの機体だッピ。DDの話をしたければ、こっちを用意しないと」
009「おお、それがフォルテの力か。初めて見たよ」
ケイP「他には、こういうものも今回、実装されたッピね」
晶華「今回の新武装や新機体は、夏のこの記事で描かれた話の後出しって感じね」
009「確かにルプスレクスも、ベターマンのサイコグローリーも、先に本来の登場イベントをやっていて、そのうち実装されると思っていたのが、ここに来たって感じだから、あんまり意外性というか、サプライズ感覚はないよな」
ジュニア「最近一番のサプライズは、これみたいですねぇ」
009「ダイモスは双竜剣が実装されたけど、ガシャで当たらなかった。今、スーパーロボットで欲しい武装が3つあって、ライディーンのゴッドバード、鋼鉄ジーグのマッハドリルに次いで、ダイモスの双竜剣だ。いずれも、そのロボのトレードマーク的な武装だと思っているので、ないと寂しい」
晶華「ダイモスさんといえば、烈風正拳突きでしょ? それは当てたの?」
009「ああ。それは運良く、初実装の際のガシャで当てたんだが、双竜剣ガシャの際に、2つめの正拳突きが来たんだよ。正拳突きが強化されるのはいいんだが、やはり持っていない武装が来た方が喜びもひとしおだ」
翔花「で、今回はオルフェンズの話の続きなの?」
009「いや、前半のメインは、同じ世界のレイズナーとヴァルヴレイヴだった」
第5世界の動向
ケイP「第5世界の関連作品は、オルフェンズ、レイズナー、ボトムズ、ヴァルヴレイヴの4作品。レイズナーのグラドス軍がオルフェンズの火星を占拠していたのを、去年の春(第3章パート11)に追い出して、それから、しばらく平和だったんだけど、今年の夏に発掘されたMAハシュマルが暴れて一騒動あったッピね」
009「オルガが火星の王云々と言い出して、きな臭くなりそうだと思っていたら、火星の地下にグラドスが何かを隠しているらしいことが分かった。それを回収するために、グラドスの死鬼隊がこっそり戻って来たんだな」
翔花「何かって何?」
009「ナデシコに出てくる演算ユニットみたいなすごい何かで、レスキューユニットという名前なんだが、DDオリジナルのアイテムらしく、原作由来じゃないからよく分からん、というのが現状だ。
「話を戻して、第2世界のオービットベースは、自軍の拠点みたいになっていて、ブライトさん中心に多元宇宙の平和を守る戦略作戦会議が行われるのが恒例なんだが、新たにブレイバーンの世界を第12世界と名づけ、加えてダイモスの件も報告された。ダイモスの世界は、こちらからまだ訪れていない未探索の世界なので、名称は付けられていない。他の報告としては、SEEDの第3世界が新たな問題が発生して、アークエンジェルが沈められたことが大きな問題として取り上げられた」
ケイP「確かに、スパロボ数ある中で、アークエンジェルが沈められたことは、今回が初だッピね」
009「アークエンジェルには、次元の壁を越えて転移する最新装置を取り付けたばかりなのに、沈められるとは想定外」
晶華「そんな便利な機能があるなら、次元転移すれば沈められずに逃げられたんじゃない?」
009「SEED FREEDOMでは、ファウンデーション王国との共同戦線の際に、謀略で先方からの奇襲攻撃を受けて、対処しようもなかったそうだ。次元転移の際には、いろいろ準備に手間暇掛かるから、突発的にパッとテレポートするような使い方はできないらしい。ともあれ、アークエンジェルは最後に核ミサイルで消滅したそうだから、機密装置を敵に奪われることがなかったのは幸いだ、と」
ジュニア「確か、次元転移は自軍と、謎のライバル組織ディスコード・ディフューザーの専売特許って話でしたねぇ」
009「物語展開中の原作の敵が自由に次元移動できるようになったら、物語が大きく変わって来るからなあ。今までDDの物語でそれをしたのは、真ゲッターの早乙女博士ぐらいだ。彼がインベーダーの軍団をSEEDの世界に送り込んで、混乱を助長したせいで、シン・アスカが家族を失い、長らく恨みを受けることになったからなあ」
翔花「第3世界は、SEED FREEDOMの物語が始まって、絶賛混迷中と。他に、物語の種は?」
009「今回、特に話題になったのは、ガンダムOOとギアスの第4世界だ。ギアスの皇帝ルルーシュの対処をするためには、彼に匹敵する知謀派キャラのヴァルヴレイヴのエルエルフの協力が必要だけど、エルエルフに咲森学園の防衛任務から引き離すための交渉とかを行うことになって、アムロさんが交渉役の代表として部隊を率いて、咲森学園に向かうことになった。ヴァルヴレイヴが物語に大きく絡んでくるのは、本当に本当に久しぶりだ」
晶華「確か、第1部が終わって、第2部に向けて停滞中だったわね。第1部が終わったのはいつ?」
009「何と。第2章のパート3で、今から4年前。NOVAがスパロボ30をプレイしている最中だ」
翔花「4年間も放置されているなら、もう作品自体が賞味期限切れになってるかもね」
009「2013年の作品だから、同期がビルドファイターズ、マジェプリ、ガルガンティアか。ガルガンティアは第3次Zに出て、マジェプリはスパロボ30で大活躍し、現在はYにも出ているけど、出涸らしのお茶みたいな評価があることを考えると、確かに賞味期限切れという意見にも一理ある」
ジュニア「オルフェンズも、ヴァルヴレイヴも、最後は主人公が死んでしまうという共通点がありますねぇ。むしろ、ストーリーを下手に進めない方が、幸せなのではぁ?」
009「それは一理あるが、とにかく今は平和な咲森学園のコロニーに、グラドス軍が攻めて来るのが最初のシナリオの戦いだ。何だか学園のあるコロニーに、宇宙の侵略者が攻めて来る展開ってのは、スパロボYの『水星の魔女』シナリオと被るなあ、と感じたプレイヤーもこの時期、多いと思われ」
晶華「でも、何でグラドスが咲森学園に?」
009「本命は火星なんだが、自軍の目を咲森学園防衛に引きつけるための陽動らしい。だから、同時に火星を死鬼隊が襲撃して、いろいろピンチだっていうストーリーの仕掛けだ。ただ、ナデシコのボソンジャンプが使えるようになったのが、グラドス側の誤算だった」
ジュニア「ボソンジャンプってのは、テレポートですねぇ。ナデシコは原作アニメで、次元の壁を越える力はないけど、同じ世界内でワープをすることはできる」
009「長距離ワープには、演算ユニットが必要で、それはナデシコの世界(第8世界)にあるから他の世界では長距離のボソンジャンプは不可能という設定らしい。ただ、今回はレスキューユニットが発掘されたことで、ボソンジャンプが使えるようになったと判明し、咲森学園を防衛した後で、一気に火星に飛べるようになったわけで」
翔花「では、引き続き火星でのバトルに移るわけね」
火星の異変
009「グラドス軍が狙っているレスキューユニット。それを発掘しているレイズナーの研究者チームだが、何とそこには第3章のラストで行方不明になっていたディドの姿があった」
晶華「ああ、とうとう主人公が見つかったのね」
009「半年間の行方不明状態だったが、4年間放置されているヴァルヴレイヴに比べたら、まだマシだと思う」
ケイP「それに、ディドは放置されていないッピ。ディドを探すためにメグは、多元世界を探してブレイバーンの第12世界まで赴いたッピ」
009「現在、行方不明なのはディドと、それからグレンダイザーU世界に転移した鉄也さんとジュドー(およびオリジナルのマリア)だが、これで1人をゲット。ただ、ここで新たな問題が」
翔花「一問解いて、また一問かあ。問題山積みね」
009「ディドは記憶喪失になっているので、彼の記憶を取り戻すためのドラマが、今後のストーリーの大筋だな。それはともかく、今は死鬼隊の襲撃を何とかしないといけない。こちらの戦力は、レイズナー、スコープドッグ、グシオンだが、そこにミカヅキのルプスレクスが飛来する。ハシュマル戦でボロボロになった機体が修復されたということだ」
ケイP「原作どおりだッピ」
009「あれ、そうだっけか? スパロボ30のDLCシナリオでは、ルプスレクスの状態でハシュマルと戦ったが、そっちが間違いだったんだな」
ケイP「ルプスレクスの尻尾武器は、ハシュマルの装備を移植したものだから、ハシュマル撃退前に装備しているはずがないッピ」
009「確かに。で、今、改めて調べ直すと、30のオルフェンズの面々は、別世界から転移して来たんだよな。だから、自分たちの世界でハシュマルを倒した後に、もう一度30の世界に転移してきて、同様に転移してきた第2のハシュマルと戦うことになったそうだ。そのシナリオはNOVAが2回しかプレイしてないし、その時は細かいことを気にしていなかったから、今、初めて時系列を確認した次第。うむ、とにかくミカヅキは新型機に乗り換えて復帰した、と。これで彼の機体は4機めになった」
晶華「4機も乗り換え機体を持つなんて、彼ぐらいじゃない?」
ケイP「第4形態、第6形態、ルプス、ルプスレクスと倉庫に4種類もあるッピね。他のスパロボなら上級機にアップデートして、元の機体は残らないことが多いけど、DDでは機体の武装パーツに課金している人も多いから、古い機体を消してしまったら、ユーザーの苦情がいっぱい来るッピ」
009「こういうのはコレクションの意味もあるからな。マジンカイザーを入手しても、旧式のマジンガーZに愛着を持つ人だって多いってことだ」
ジュニア「乗り換えが多そうなのは、SEEDのキラさんもそうですねぇ」
009「今のところ、ストライク、フリーダム、ストフリの3機だな。ライジングフリーダムはユニット化されていない。そのうちマイティストライクも来るだろうが。数だけなら、アスランはもっと多いが、ジャスティス、インジャス、ズゴックしかユニット実装はされていない。イージスは敵専用で、セイヴァーはイベント用のデータなし機体。他にアムロさんもνガンダム、Hiνガンダム、それにマジンガーZに乗せ換えられる」
晶華「アムロさんをマジンガーに乗せられるのがDDの特徴よね」
009「それはさておき、実はこの火星シナリオで一番かわいそうなのは死鬼隊なんだよ。ミカヅキが新機体で飛んできたのみならず、ナデシコがボソンジャンプして来て、アムロさんやヴァルヴレイヴチームとかブラックサレナとか援軍がいっぱい来たので、全滅させられて、しかもマンジェロを除く他の面々が全員、在庫一斉処分的に討ち死にするという状態。まさか、あのしぶといゴステロがこんなところで死ぬとは思わなかった」
ケイP「これはまたディスコード・ディフューザーとして再登場して来るッピ」
009「可能性は十分にあるな。じっさい、発掘されたレスキューユニットは戦場に乱入してきた連中の手で奪い取られたんだ。しかも、連中には強力な軍師が新しく加わったのか、こちらの対応を全て読みとって来るという展開。エルエルフが驚くほどだ」
晶華「エルエルフさんって、ルルーシュさんや、アルドノアの伊奈帆さんに匹敵する戦略家よね。他に対抗できる人っているの?」
009「ディスコード・ディフューザーは原作物語から退場した(死亡した)連中が再生利用されている幽霊みたいな連中だから、最近死んだキャラで天才軍師っていたっけなあ、と探してみたが、ブレイバーンのデスドライヴス辺りしか思いつかん。まあ、連中は軍師というより、未来予知の能力だったと思うが、他には死んでないけど、エルエルフの教官でもあったカインぐらいか。カインがディスコード・ディフューザーと手を組んでいる可能性を考えると厄介だけど、とにかくレスキューユニットは漁夫の利を狙った敵DDに奪われた。グラドスの死鬼隊はほぼ壊滅して、レイズナーの最終決戦ももう間際じゃないか、と思ったり」
そしてOOの完結編
009「その後、ガンダム00の話が残り5話分、畳み掛けるようなスピードで一気に終わった。ほぼ原作アニメどおりの展開で進んだので、ここで付け加える感想はあまりない。ゲームとして面白いネタは、リボーンズガンダムに対してアムロさんと鋼鉄ジーグで同じ声での会話バトルが繰り広げられたこと」
晶華「ジークアクスは、鋼鉄ジーグじゃないし、何をネタにしているのよ!?」
009「すまない。鋼鉄ジーグ、アムロで動画検索したら、面白そうなネタ映像があったので、ついつい貼りつけてしまったんだ。ところで、ジークアクスはスパロボにいつ参戦するだろうか?」
翔花「そんなの、わたしが知るか」
晶華「DDで期間限定で出るのが無難だと思うけど、ストーリーも混ぜるのは難しくない?」
ジュニア「ゼクノヴァで時空転移するのは簡単だと思いますが、問題はそれでどういう物語を展開させるかですねぇ。単純にパラレルワールドだったら、スパロボで普通に時空改変ネタはやってますし、それを公式のガンダムアニメがやったから面白かった、と。ゲームというプレイヤーが積極的に物語進行をフラグ立てで調整できる媒体だと、いろいろなネタの面白さ、意外な展開の妙があってこそ楽しめるのであって、時空改変すれば自然に面白くなるという単純なものではないと思いますぅ」
009「時空改変した結果、失敗した2次創作は数多いもんなあ。もちろん、公式にできないことを試して、誰かのツボを突くこともあり得るわけだが。少なくとも、00の終盤は下手に物語をイジるとガッカリするぐらい綺麗なハッピーエンドに終わったから、基本的に改変して許されるのはバッドエンドやビターエンドで、ハッピーエンドに余計なものを付け加えると蛇足にしかならない。せいぜいクスリと笑える小ネタを少し差し込むぐらいだろう」
晶華「それが、鋼鉄ジーグとアムロさんとリボンズさんの会話ネタね」
009「あとはゲームのどのシーンを戦闘ゲームに落とし込むかだな。本作では、アロウズとの決着と、その後のイノベイドとの決着を3本のシナリオにしつつ、和解できる敵ユニットは自動的にイベントで処理できる。家庭用スパロボだと、説得コマンドやフラグ立ての条件が必要な作業を、DDでは確定イベントでプレイヤーが介入する余地なく進行する」
ケイP「基本的に、明確な悪役を除けば、悩める敵キャラはことごとくトランザムバーストの会話空間で、分かり合って和解するハッピーな終わり方だッピ」
009「終盤で死んだキャラって、アロウズの将校と、ネーナと王瑠美と兄、サーシェス、そしてリボンズとお付きのイノベイド。味方で肉体を失ったのは、ティエリアのみ。これは続編映画があるので、改変するわけにはいかない。とにかく、1期のソレスタル・ビーイングの崩壊で終わった末路に比べると、2期の終わり方はほぼハッピーエンドだったと言えよう。スパロボでの改変は、原作で死んだアニュー(ロックオンといい仲になったイノベイド女性)が生還したことぐらいだ」
晶華「だったら、アニメの追体験ってことね」
009「面白いのは、最後の戦いであるエクシアVS Oガンダムの旧機体同士の決着は、ゲームでのバトルではなく、イベント処理されたことだ。だから、Oガンダムのデータは用意されていない」
ケイP「Gジェネなんかではあるッピね」
009「ゲーム的に考えるなら、最強性能のボスキャラVS自軍のエース機体の激戦の後で、弱体化した初期機体同士の1機討ちをプレイさせても、盛り上がりにくい蛇足だと判断したんだろうね。それだったら、イベント処理で形式的に原作再現する程度で十分ということで」
晶華「アニメ視聴だと、始まりの機体同士の最終バトルって、最初から物語を追って来たファンとして感慨深いという気持ちになるけど、同じ感動をゲームのプレイでは追体験しにくい、と」
次回以降への橋渡し
009「さて、OOの話はこれで終わったけど、少し時間を置いて、劇場版につながることは確実と思われ。一方で、同じ第4世界では、いよいよコードギアスの最終回に向けて動き出した感じだ」
ジュニア「確か、ゼロ・レクイエムですねぇ」
ケイP「スパロボYでは、ゼロ・レクイエムがプロローグとなって物語が始まる形だッピ」
009「TV版ギアスの最終回は、双貌のオズとのクロスオーバーにもつながるわけで、結構重層的なストーリーになりそうだけど、それをゲームシナリオとして、どう扱うかだな。ギアスのストーリーは、これまでも戦闘ゲームとしては形式的に済ませた形で、会話イベントがメインの展開が多かったけど、外伝のオズが混じる以上は、TVの展開をそのままではなくて、上手くシーン構成する必要もあるだろうし、そこは楽しみにしておく」
翔花「他には、主人公のディーダリオンさんの記憶がいつ回復するかね」
009「急遽、ヒロインのメグが第12世界から帰還の許可が出て、ディドとの出会い直しのシーンが描かれた。もう一度、記憶を紡ぎ直せばいいと言いつつ、たぶん次に記憶を取り戻せば、いろいろパワーアップしたり、それ以前の過去の記憶や、ストーリー上の重大な秘密が明かされるのだと思う」
(当記事 完)