スパロボYの発表より
ケイP「まさかの怪獣王さまが、スパロボに参戦する日が来るとは」
シロ「セイリュウ師匠、ついにこの時が来たのですね」
翔花「モスラは出ないの?」
009「アニメのゴジラSPでは、ラストにちらっと出ていたが、目立った活躍はしていないので、スパロボYに出るかは謎だな」
晶華「ED画面には、一応、モスラもシーサーも出ているので期待されていたのよね」
009「じっさいに映像に出て、目立っていたのはラドンとアンギラス、マンダとクモンガ、それに主人公メカのジェットジャガーぐらいと記憶する。一応、下の解説動画を見てみるとしよう」
晶華「ラドンが出るなら、リナ老師が喜びそうね」
シロ「どうかな? 出ても敵役で、ジェットジャガーやスーパーロボットに退治される役どころだったら喜んでいいのか知らん」
翔花「ところで、ジュニア君はコンパーニュに帰ったのね」
シロ「ああ。新星さまとゲンブが、屋久島のガイア様のところに出張しているらしいから、代わりにセイリュウ師匠と次元ドルイドのハイラスさんがコンパーニュに来ることになって、ジュニアもアリナ様に帰って来るよう召喚されたんだな」
晶華「シーさんは帰らなくていいの?」
シロ「ボクはこっちに待機命令が出ている。あっちに戻っても、ゴジラSPの話をされると、居場所がないしな」
翔花「そっかあ。キングシーサーさんは光線技に対しては無敵で、カウンター防御ができるけど、フィンガーミサイルとかを撃ってくるメカゴジラさんは相手が悪かったのね」
晶華「まるでスペルゲン反射鏡を装備して、これでスペシウム光線に対しては万全の対策を施したとイキッていたら、あっさり八つ裂き光輪で真っ二つにされた2代目バルタン星人さんみたいね」
シロ「シーサー一族をバカにしてるのか?」
晶華「褒めてるのよ。その後、バルタン星人さんは不屈の魂で、メフィラスさんの手下になったり、ビルガモを作ったり、エイティ先生と複数回に渡って死闘(?)を繰り広げたり、コスモスさんの最初の映画にも登場したり、マックスさんにも登場したりしながら、ウルトラ宇宙人の代表みたいな顔をしているんだから」
009「最近はご無沙汰しているけどな。原型のセミ人間の方にスポットが当たったり、メフィラスやザラブの方がシン・ウルトラに採用されたりしているが、そろそろバルタンにまたスポットが当たって欲しいものだ」
晶華「そんなバルタンさんみたいに、シーサー一族も不屈の魂で出演回数を重ねて、ゴジラ様の相棒といえばシーサーだよな、とファンから言ってもらえるように精進してね」
シロ「そうなんだよ。シーサーは琉球の守護神のはずなんだよ。しかし、昔から崇めてきた一族の老人でさえ、守護神さまをキングシーサーって呼び捨てなんだぜ。バラダギ様は様づけで呼ばれるのに」
翔花「きっと、キングが敬称だから、キングシーサー様と付けると二重敬語で変なのよ。カイザーベリアルかベリアル様のどちらかね。NOVAちゃん様って呼ばないのと同じこと」
シロ「ちゃん付けが敬称なのかは知らんが。どちらかと言えば、愛称になるんじゃないか。……とにかく、当記事の話題はセイリュウ師匠、すなわちゴジラ様に関するもので、ボクの一族が主役じゃないんだから、そろそろ本題に移ろう」
クロスオメガなゴジラ
009「ウルトラマンもオメガというタイトルが発表されて、記憶喪失ウルトラという新設定が示されたが、ゴジラ様もスパロボ初ではなくて、クロスオメガで期間限定出演してるんだな」
ケイP「これで、戦隊、ウルトラ、ゴジラがそれぞれスパロボに出演したから、残すところは仮面ライダーがスパロボに出たらいいッピ」
晶華「『風都探偵』名義で出ないかな。ウルトラマンが等身大のスーツ姿で出たんだから、仮面ライダーがスパロボ参戦してもいいはずよね」
009「それより、ゴジラ様を味方ユニットで使えるクロスオメガに対して、今回は敵だからな。果たしてスーパーロボット軍団の火力でゴジラを倒せるのだろうか?」
翔花「ゲームだから、倒せるんじゃない?」
009「それを言ってしまうと、元も子もないわけだが」
シロ「ジェットジャガーで倒したら、仲間になったりしないかな? あるいはジェットジャガーの最強技が『ゴジラ顕現』とか『ゴジラ召喚』とかで、ゴジラ様はユニットとしてではなく、戦闘演出として登場する、とか」
ケイP「何らかの形で、ゴジラ様の力を味方として扱えるようになるといいッピね」
そしてダイナゼノン
009「怪獣つながりだと、この作品も今回の目玉の一つだな」
晶華「確か、グリッドマンの続編で、敵キャラが怪獣優生思想って言ってたのよね」
翔花「怪獣優生思想ってのは、怪獣が現実離れした超オカルト現象を起こすから、多元世界を越える神みたいに崇めましょうって原理?」
009「怪獣を操って、その破壊衝動を解放しようって連中みたいだが、連中の思想はよく分からない」
ケイP「もっとも、オラたちだってそれぞれ怪獣の眷属だから*1、怪獣優生思想に縁するものだけど、暴れたいとか破壊衝動はあまり感じないッピよ」
晶華「そういう衝動は、TRPGやゲームブック、空想妄想談義で適度に昇華しているからだと思う。それに、私たちは何だかんだ言って、NOVAちゃんと契約しているんだから、NOVAちゃんが悪堕ちしない限りは、破壊の衝動に呑まれることはないと思うんだけど」
シロ「ボクは、新星さまと契約しているわけじゃないんだけど、アリナ様や翔花たちとの絆で不毛な復讐心から解放されたんだと思うな」
翔花「一口に怪獣と言っても、ガメラさんみたいに子どもたちを守って戦う正義の味方だっているんだから、悪者と決めつけていいってものじゃないわね」
009「その怪獣の位置づけは、世界観によっても変わってくるわけだが、ダイナゼノンの世界観とゴジラSPの異なる世界観がクロスオーバーした時に、どのような物語が紡がれるかは興味深いな」
ケイP「果たして、怪獣優生思想はゴジラ様に対して、支配力を持ち得るのかが気になるッピ」
009「個人的には、怪獣優生思想のムジナさんが、水星の魔女のタヌキと共演するのが嬉しい」
ケイP「いや、ナイン君。スレッタは公式にタヌキと呼称されてはいなくて、あくまでネットミームだから」
翔花「え? タヌキじゃなかったの?」
水星の魔女初参戦
晶華「今回のトピックは、水星の魔女初参戦もあるのよね」
シロ「魔女と怪獣かあ。面白い組み合わせだよな」
009「ゴジラの参戦を聞く前は、水星の魔女か〜キタコレって感想なんだけど、ダイナゼノンで、よっしゃ〜ついに来たあ、となって、ゴジラSPでマジかよ、これ(驚愕)って反応だった」
009「ゴジラ様はもちろんトピックだが、ジェットジャガーの活躍(予定)も忘れてはいけない。このSP版ジェットジャガーは、最初こそ戦闘力が高くないが、対戦怪獣に合わせてヴァージョンアップが次々と施されていく点がスパロボ的に楽しそうだ」
翔花「意思を持った自律型ロボットになるという意味では、エアリアルとも関連づけできそうね」
009「確かに。今回、勇者ロボが登場しないので、意思を持った超AIロボの系譜は、エアリアルかジェットジャガーしかいないことになる。何らかのドラマ的な接点もありそうだな。分からんけど」
スパロボDDはボルテスV
009「スパロボYはまだまだ掘り下げられるネタがあると思うが、今回はこれぐらいにして、DD話に移りたい。だが、今回はストーリーイベントが進展せずに、ストーリー抜きのこんなイベントだけだった」
晶華「そのボルテスさんは、フィリピンから来たバージョンよね」
009「本家はこっちだな」
009「さすがに本家の方が武装は充実しているので、レガシー版はあまり実用的ではないな、と思っていたら、本家の武装パーツも使えるので、ガシャで強い武器が手に入らないから弱いという問題がクリアできた。ボルテスを2機出撃させて、ボルテスWという部隊編成もできるんじゃないかなあ」
シロ「そこにコンVとダルタニアスを入れて、擬似的にビクトリーファイブを作るというのは?」
009「いや、それだったら、ライディーンを入れて、擬似的にゴッドバードにするよ」
晶華「こうなるとダイモスさんもDDに参戦して欲しいものね」
翔花「声優で神谷明さんが解禁されたんだから、そのうちダイモスさんも来ると思うの」
009「何にせよ、ライディーンがDDに続いて、スパロボYにも来たんだから、神谷明のスパロボ作品もまた活性化して欲しいな、と思う」
(当記事 完)

