WショーカとShiny NOVAのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

『王女の対決』攻略記1

試練の開始

 

晶華「では、本邦初の2人用ゲームブックのリアルタイム攻略記事です」

NOVA「リプレイじゃないんだな。しかも、最近は先にパラグラフ解析してから、改めて攻略記事を書くスタイルで進めて来たが、久しぶりに解析なしのぶっつけ本番、実プレイ記事だ」

翔花「では、わたし、花粉症ガールの姉の粉杉翔花が女戦士クローディアを担当して……」

晶華「妹の晶華が、魔法少女のロザリンを担当して……」

NOVA「2冊のゲームブックを同時並行でプレイしようという、無茶な企画というわけだ。どんな記事になることやら」

 

クローディア(翔花)「パラグラフ1番。ロタール改めロザリンとともに旅を続けるなら199へ。あるいは1人で行くなら148へ」

ロザリン(晶華)「こっちも同じね」

クローディア「199へ進むと、『状態』が3になったわ」

ロザリン「ここで、私が148を選ぶと、『行動』が22になる」

クローディア「ふえ? 行動1か22だと、パラグラフ242番に進め?」

 

 パラグラフ242番

 「いやよ」とロザリンが同行を断る。「あなたと一緒に行きたくないの、クローディア。だけど、そうね。2、3日後にスカムダー川で会いましょう。じゃあね」ゲームブック本文を女口調にアレンジ)

 

クローディア「ちょっと。2人で一緒に旅するんじゃなかったの? 話が違うんですけど(涙目)」

ロザリン「(パラグラフの先を読んで)あら。1人で先に進むと、2匹の鬼(オーガー)に襲われて、大変なことになるみたいね。こっちの道は危険だわ。未来が見えたので、行動を選び直します。やっぱり、クローディア姉上と一緒がいいの。199へ進むと『行動』が23になります」

クローディア「あっ。だったら、パラグラフ287へ進めるから、姉妹仲良く2人旅ね」

ロザリン「私も287番で、同じ事件に遭遇するみたいね」

クローディア「ええと、森に馬を乗り入れて、3日間は何もなく進む」

ロザリン「こっちも同じね」

NOVA「どうやら、2人の読む文は全く同じみたいだな。神視点の俺がディレクター役として、状況解説してやろう。4日めにおびえた農夫と出会って、この先の小屋に数匹のオークがいるから用心した方がいい、と警告します」

クローディア「オークって、雑魚よね」

ロザリン「鬼(オーガー)よりは弱いと思う。ゴブリンと似たような感じ?」

クローディア「なら、農夫さんにニッコリ微笑んで言うわ。民を苦しめる邪悪なオークなど、このわたしの剣で退治してあげる」

ロザリン「やれやれ。姉上はすぐにそうやって、得にもならない仕事を引き受けるんだから」

クローディア「でも、オークを倒したら、何かゲットできるかも」

ロザリン「まあ、いいアイテムがあればいいんだけどね。では、オーク狩りのために小屋に向かいます」

NOVA「程なく、農夫の言っていた小屋に到着した。ここでの選択肢は3つ。2人で小屋の扉に飛び込むか、ロザリンが扉に飛び込みクローディアが窓から奇襲を狙うか、逆にクローディアが扉に飛び込んでロザリンが奇襲に回るか」

ロザリン「二つめは却下ね、どうして、魔法使いの私が正面から飛び込まないといけないの? そういう猪突猛進なのは、お姉ちゃんに任せた。私は窓から魔法で奇襲を仕掛ける」

クローディア「うん、役割分担って奴ね。パラグラフ403番へ進むわ」

 

 パラグラフ403番

 扉をさっと開けると、ロザリンの押しつぶしたような悲鳴が聞こえてくる。しかし、君には妹の心配をしている暇はない。鋭い剣を手にした3匹のオークが、牙をきしらせて向かってくる。

 

クローディア「ちょっと何があったの?」

ロザリン「……ゴメン。今、援護できそうにない。罠にハマって身動き取れないの。1人で頑張って」

クローディア「そんなあ。1対3なんて〜(涙目)」

 

オーク3体との対決

 

NOVA「さあ、3体のオークと戦うか。まず、1体め。技8、体6だな」

クローディア「こっちの技術点は11。余裕勝ちよ」

 

 確かに、クローディアの剣は危なげなく、オークを叩き切った。続いて2体めと3体めも、1体めより弱かったので圧勝。

 

クローディア「ええと、オークを倒すと、パラグラフ131番ね。ロザリンちゃんも、131番へ向かっていいわよ」

ロザリン「助かったわ。お姉ちゃんがオークに負けたら、私も身動き取れずに殺されてしまうところだった」

クローディア「わたしの本には、ロザリンちゃん(正確には弟のロタール)がオークの仕掛けた針金の輪で、雨戸に釘付けにされたって書いてあるんだけど?」

ロザリン「ええ。首に輪が巻きついて、う〜う〜もがいていたの。私としたことが、こんな原始的なトラップに引っ掛かるなんて、盗賊失格ね」

クローディア「ロザリンちゃんは盗賊じゃないでしょ?」

ロザリン「ああ。盗賊技能を持っていたのは、別の妖精女王のキャラだったわ。とにかく、お姉ちゃんに助けてもらって感謝しながら、小屋に入ります。金目の物はない?」

クローディア「赤い宝石と、金貨10枚を発見」

ロザリン「金貨は5枚ずつ山分け。宝石は、お姉ちゃんが持って行って。私は何もできなかったし、危険を冒したのはお姉ちゃんだから」

クローディア「じゃあ、そうするわ」

 

・クローディア:合計金貨15枚、赤い宝石

・ロザリン:合計金貨15枚

 

スカムダー川の石橋

 

NOVA「オークの小屋のイベントを終えた2人は、ふたたび馬に乗って、スカムダー川を目指します。川は深くて、古い石橋を渡らないと越えられそうにありません。石橋は頑丈な支え壁を持っていて、ちょっとした城砦めいた造りになっています」

クローディア「橋なのに城? ちょっとイメージができないんだけど」

NOVA「橋の上に築かれた塔みたいな感じかな。橋の入り口に頑丈そうな建物が設けられていて、選択肢は塔の階段を登るか、通路をまっすぐ進むかだけど?」

クローディア「塔に登ります」

ロザリン「何で?」

クローディア「何か良いアイテムがあるかもしれないから」

ロザリン「まあ、好奇心で調べるってことね。付き合うわ」

NOVA「そうすると、螺旋階段になっていて、クモの巣とほこりが分厚く覆っています。苦労して昇って行くと、突然、天井から巨大な蛾が落ちてきて、クローディアを押し倒します」

クローディア「キャー!」

NOVA「クローディアは必死にもがきますが、身動きとれません。その命は、ロザリン次第ですな」

ロザリン「魔法は使える?」

NOVA「この場で使える魔法は3種類です」

 

  • 透明(1)で姿をくらませる
  • 変身(3)で蛾を無害な生き物に変える
  • 発火(1)で蛾に火をつける

 

ロザリン「ここは発火がいいと見た」

クローディア「ちょっと、ロザリンちゃん? 私もいっしょに燃えてしまわない?」

ロザリン「大丈夫。ちょっと熱いだけよ。発火!」

NOVA「サイコロ1個を振って、6が出なければ成功するよ」

ロザリン「(コロコロ)6。どうして失敗するのよ!?」

クローディア「燃やされなくて良かったと言うべきかしら」

NOVA「ロザリンは魔法点1点を減らしておいて」

ロザリン「呪文は失敗したのに、MPは使うのね(残り魔法点18)」

NOVA「で、魔法が失敗すると、パラグラフ480番だ」

ロザリン「お姉ちゃんも480番へ進んでいいわよ」

クローディア「ええと、ロザリンちゃんが巨大蛾を攻撃したら、その隙にわたしも脱出できるって」

ロザリン「仕方ないわね。助けてあげる」

NOVA「蛾の技術点は7、体力点は10だ」

ロザリン「杖で殴ります」

 

 ロザリンの攻撃は命中して、蛾はクローディアから離れた。

 2人は代わりばんこに蛾を攻撃して、ロザリンが4点のダメージを受けるものの、何とか相手を仕留めた。

 

ロザリン「ううっ。残り体力15点、魔法点18点。それなりに消耗したわ」

クローディア「こっちは無傷よ」

ロザリン「私が助けてあげたんだからね」

クローディア「うん、感謝してる。で、これからどうしよう?」

NOVA「近くの壁の窪みに、大きな絹の繭が隠されているのに気づいた。剣で切り裂いて、中身を調べるか。それとも絹糸をほぐして持って行くかの2択ですな」

クローディア「剣で切り裂きます」

NOVA「すると、繭が破裂して、毒液が飛び散ります。2人とも1Dのダメージを負って」

クローディア「きゃっ。4点のダメージ」

ロザリン「私も?」

NOVA「君も」

ロザリン「シクシク。2点ダメージ。お姉ちゃんの巻き添えで、どんどん怪我して行くよ(涙目)」

 

 これでクローディアの体力は17点。ロザリンの体力は13点。

 そして、2人はそれぞれ「絹糸」を装備に加えたわけだが、その直後に事故が発生する。

 ロザリンが床に仕掛けられた罠にハマってしまい、傾斜路から川に転落。そのまま、下流に流されて、2人は唐突に離れ離れになってしまったのだった。

 

ロザリン「キャーーーーーッ!」

クローディア「ロザリンちゃーーーんッ!」

 

 果たして、生き別れになった2人は無事に再会できるのだろうか?

 

クローディアの旅路

 

●クローディア(戦士、プレイヤー:粉杉翔花)

技術点11

体力点17/21

運点12

金貨15枚

食料10

持ち物:赤い宝石、絹糸

 

NOVA「ここから先は別行動だ。まあ、記事の都合上、先にクローディアの方から処理しよう。ロザリンはしばらく待っていて」

ロザリン「川に落ちて、流されています。今は生死不明ってことで」

クローディア「1人か。ロザリンちゃんの無事を祈りながら、橋を渡ります」

NOVA「向こう岸に到着すると、橋の前で置き去りにした君の愛馬は川を泳いで、追いついて来ました」

クローディア「馬にKPちゃんと名前を付けて、旅を続けます。ところで、わたしはどこに向かっていたのかしら?」

NOVA「さあな。宝石探しの旅なんだけど、目的地は特にないんだよね」

クローディア「きっと、ロザリンちゃんなら調べていたんだろうけど、わたしは当てもなくさすらうことにします」

ロザリン「川に落ちたんだから、川下まで探しに来てよ」

クローディア「川下ってどっち?」

NOVA「さあ。ゲームブックには書いていないなあ。とりあえず、次の選択肢は、野営後に東に向かうか、西に向かうかだけど」

クローディア「どっちに行くかは、ダイスで決めます。奇数で東、偶数で西ってことで。(コロコロ)6だから西ね」

NOVA「西に数十キロも旅すると、道は北と南に分かれて、分岐点に井戸があります。井戸の底には金貨がいっぱい入っていて、もしかすると、これが噂に名高い〈願いの井戸〉ではないか、と思います」

クローディア「〈願いの井戸〉って、金貨1枚を入れると、願いが叶うって魔法の井戸?」

ロザリン「そう思わせて、無駄に金貨を投げ込ませるトラップがFF名物だと聞いたわ」

クローディア「だけど、1枚ぐらいなら試しに放り込んでもいいかも。元気なロザリンちゃんと再会できることを願ってみるわ(残り金貨14枚)」

NOVA「すると、井戸からささやき声が聞こえて来る。『友よ、汝が妹と再会したいなら、汝自身が無事でいなければならない。鏡なしで北へ進めば、汝は消失すべし』

クローディア「何、その予言は? だったら、危険は避けて、南へ向かえってことね」

NOVA「まあ、じっさいに北を覗き見たら、ゲームオーバーだったな」

クローディア「安全な南へ進むと?」

NOVA「下草の生えた荒れ地で、馬に乗ったままだと進みにくいので、降りて馬の手綱を引っ張りながら、藪の中を進むことになります。途中で、女性の声が聞こえて来て、近くの空き地にいるのかな、と見当をつけます。空き地に入って女性を確認するか、そのまま藪の中を進み続けるか、の2択ですな」

クローディア「女性の正体を確かめますよ」

ロザリン「好奇心の塊みたいなムーブね」

NOVA「初見だと、そうするだろう。危険なら、次のプレイで避けて通ることを学ぶわけだ」

クローディア「とにかく、女の人の正体を確かめるわね。もしかして、ロザリンちゃん?」

NOVA「いや、怪しげな黒い壺で儀式をしている邪悪な魔女だ」

クローディア「邪悪な魔女。つまり、ロザリンちゃんの同類ね」

ロザリン「魔女は認めるけど、邪悪じゃないし」

NOVA「魔女は儀式を邪魔されて、キシャーーッと襲いかかって来る。バトルだ。技術点10、体力点4で戦え」

クローディア「技術点10? やっぱり、ロザリンちゃんか」

 

 魔女から一撃を受けるも撃退したクローディアだった(残り体力15点)。

 魔女の残したアイテムは、ほうきの柄のみ。何の役に立つのか分からないけど、戦利品は大事に持って行くことにする。

 ここで、状態の数値を「7」にして、ロザリンの攻略を待つことになる。

 行動の数値が「27」になったら、無事に再会できるが果たして?

 

★ここまでの旅路

 

          スタート地点

             ↓

          オークの小屋

             ↓

  (鏡がないと危険) スカムダー橋

        ↑      l

       願いの井戸←野営→?

        ↓

        魔女        

 

ロザリンの旅路

 

●ロザリン(魔法使い、プレイヤー:粉杉晶華)

技術点10

体力点13/19

運点12

魔法点18/19

金貨15枚

食料10

持ち物:絹糸


NOVA「さて、スカムダー川に落ちて、下流に流されたロザリンだったが」

ロザリン「ふう、お姉ちゃんのせいで酷い目にあったわ」

クローディア「川に落ちたのは、わたしのせいじゃないし」

ロザリン「その前よ。巨大蛾から助けるときに怪我したし、その後、毒入り繭をわざわざ調べて、余計なダメージを受けるし」

クローディア「次から繭は調べないようにするから」

ロザリン「さて、頭の中のお姉ちゃんの幻とケンカするのはそれぐらいにして、ここはどこ? と辺りを確認するわ」

NOVA「スカムダー川の南岸から少し離れたところに広い湖を発見します。湖はそれほど深くなくて、最大水深1メートルで、頑張れば歩いて渡れそうですな」

ロザリン「それでも、腰まで水に浸かるのはイヤね。船はないのかしら?」

NOVA「近くに2艘の平底船があって、そばに3人の男がいるのが見えた」

ロザリン「男たちと話し合いができそうなら、近づいて船を譲ってもらえないか頼んでみるけど?」

NOVA「男たちは渡し守だと自己紹介して、この死の湖には猛毒の魚がいるから歩いて渡ると絶対に死ぬと教えてくれます」

ロザリン「未来予知! (パラグラフを覗き見して)確かに、歩いて渡るのはバッドエンドみたいね。時空魔術を習得していて良かったわ」

クローディア「それってズルくない?」

ロザリン「NOVAちゃんだって、攻略記事を書く都合だとか言い訳して、時々やってるわ。ウルトロピカルを覗いてごらんなさい」

NOVA「物語の流れと関係なく、唐突に即死バッドエンドだと興醒めになるからな。ストーリーの面白さを取るか、ゲームとしての公正さを取るかで、俺は前者を取るってだけの話だ。マジメだけど、つまらないってのはエンタメに反するからな」

ロザリン「と言うことで、こんな湖でうっかり即死するとつまらないので、さあ、どうやって湖を渡ろうかしら?」

NOVA「金貨6枚で渡してやろう、と男たちは提案するが?」

ロザリン「私は魔法使いよ。こんな時に使える魔法はないのかしら?」

NOVA「選択肢は4つだ」

 

  • 跳躍(1)で向こう岸までジャンプする。
  • 飛行(3)で湖を飛び越える。
  • 水上歩行(2)で歩いて渡る。
  • 真実看破(1)で男たちの言葉の真偽を確かめる。

 

ロザリン「跳躍は微妙に距離が足りずに、湖にポチャンと落ちて死ぬ未来が見えたわ。飛行は消費が多いので、水上歩行が正解と見た。(コロコロ)3で呪文発動も成功。魔法点は残り16点。ところで、魔法点はいつ回復するのかしら?」

NOVA「さあな。睡眠や食事で回復しないことは確かだが、魔法点が使い切りなのか、回復できるパラグラフがあるのかは先を見ないと分からん」

ロザリン「回復方法が分からない以上は、無駄遣いを避けるに越したことはないわね。とにかく、今は忍者みたいに、水上を走り抜けるわ」

NOVA「靴底を濡らしただけで、ロザリンは湖を渡り終えた。湖岸を越えた先は森になっていて、左右2本の道が続いている。どっちを選ぶ?」

ロザリン「奇数なら左、偶数なら右ってことで(コロコロ)3だから左ね」

NOVA「森の中を進んで行くと、左手から歌や音楽が聞こえて来る。音楽の出所を確認するか、気にせずに道を歩き続けるかの2択だ」

ロザリン「音楽に心惹かれてみるわ」

NOVA「すると、数十人の妖精(フェアリー)たちが集会を開いているのが分かった」

ロザリン「妖精女王の系譜にある者としては飛び入り参加してみるのも悪くはないわね」

NOVA「花冠を付けた妖精がダンスに誘って来る」

ロザリン「喜んでお付き合いするわ」

NOVA「調子に乗ったロザリンは、うっかり相手の花冠を落としてしまい、しかも踏みつけて壊してしまう」

ロザリン「あっ……」

NOVA「君は妖精女王の大事な冠を壊した罪で、魔法点をゼロにされてしまう

ロザリン「何それ? 私の魔法点を返しなさいよ。そうすれば、壊れた冠もチチンプイプイで直してあげるわ」

NOVA「妖精女王は、『冠を直すための材料は洞窟に住む邪悪なワイトに盗まれました。夜明けまでにワイトを退治してくれたら、魔法点を回復してあげましょう』と言った。君は妖精女王の示した洞窟に入ってもいいし、中からワイトを誘き出してもいい」

ロザリン「魔法も使えない状態でダンジョン探検する気はないわ。知恵と工夫でワイトを誘い出します」

NOVA「君はワイトを誘い出せる古い歌を知っていた。歌に誘われて、ワイトが飛び出して来る。ワイトを引きつけて、丘を登ってもいいし、森に逃げ込んでもいい」

ロザリン「森だと追いつかれて不利な戦いを強いられる気がしたので、丘に登ります」

NOVA「ワイトの足は君よりも速く、このままだと追いつかれることは確実です。それでも坂を登り続けるか、それとも途中の木に登って避難できることを願うか?」

ロザリン「花粉症ガールだったら、木に隠れるのが正解だろうけど、残念ながらロザリンは花粉症ガールじゃないの。だから、頑張って丘の頂上を目指します」

NOVA「丘のてっぺんで、君はワイトに追いつかれるけど、ちょうどタイミングよく夜明けの光が差し込み、ワイトを焼き滅ぼします」

ロザリン「太陽サンサン、聖なるパワーってところね。この一連の追っかけっこ、パラグラフ選択だけで最適解を選べるのがいい感じ」

NOVA「失敗すると、技術点10、体力点6のワイトと戦うことになるわけだ」

ロザリン「魔法使いの最高能力で技術点10だから、このワイトとまともに戦うのはリスクが大きいってことね。それで強引に倒してもいいけど、やっぱり力技よりは、知恵と工夫が私の流儀ってことで」

NOVA「単に2択の選択肢を、チラチラ覗き見して、結果がいい方を選んだだけじゃないか」

ロザリン「きちんと最適解を用意してくれているのは、良いゲームブックってことよ」

NOVA「まあいい。で、夜明け前にワイトを倒すという条件は満たせなかったが、それでも妖精女王は満足して、ロザリンの魔法点を原点まで戻してくれる

ロザリン「ついでに体力点も回復してくれないかしら?」

NOVA「そこまで親切ではなかったけど、代わりに数字の『1』が刻まれた指輪をくれる」

ロザリン「一つの指輪ってことかしら」

NOVA「〈1の指輪〉というだけだ」

ロザリン「何の役に立つかは分からないけど、ありがたくもらっておくわ」

NOVA「で、旅を再開するわけだが、広い道と狭い道のどっちを選ぶ?」

ロザリン「広い道」

NOVA「だったら、行動の数値を『27』にして、クローディアと合流できる」

ロザリン「狭い道だと……ドルイド僧の儀式の現場に突入して、選択を間違えると殺されてしまうわけね」

NOVA「正しい道を選ぶと、何だか未来予知みたいなことが起こって、ヒントをくれるみたいだけどな」

ロザリン「まあ、その予知情報が攻略必須なのかは分からないので、今回はパスさせてもらうわ。お姉ちゃんと何とか合流できたので、今回はここまでにしておきましょう」

(当記事 完)