Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

オーブ以降のウルトラ・クロニクル史

2月にやりたかったことを今さら

 

NOVA「さて、今回の記事はこの記事を受け継ぐ形になる」

晶華「雑感だから、いろいろネタを書いているけど、そのうちウルトラ話で書きたいことを今さら書くってことね」

NOVA「この時に話題にしていた『水星の魔女』は今が最終決戦だし、『ひろがるスカイ プリキュア』は6月にようやく4人めのキュアバタフライが登場して、番組開始時に発表されていたメンバーが勢揃いしたし、『ライダーの正義論』は『続・私的ヒーロー百科』でじっくり話を進めようと思ったし、『聖闘士星矢』ND最終章は前半が終了して、今は後半待ちだし、この時に話題にしていたネタは4ヶ月経った現在、それぞれの展開があったわけだ」

翔花「で、ウルトラマンさんも新番組のブレーザーさんが近い、と」

NOVA「ジェネスタの最終回(ついに黒幕登場)も、新番組も楽しみなんだが、とりあえず、宿題を片付けておこうって記事が今回だ」

 

改めてニュージェネレーションの歴史

 

NOVA「さて、ニュージェネレーションの戦士たちの歴史を辿ると、やはり劇場版でデビューしたウルトラマンゼロから語らないといけないんだが、長くなるので年号順に追って行こう」

 

・2009:ウルトラマンゼロ登場(『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』において敵役のベリアルを倒すウルトラの切り札、若き新星、セブンの息子として鮮烈デビュー)

NOVA「この作品の主人公はゼロではなく、2006年のメビウスと、2007年から放送されていた『大怪獣バトル』シリーズのレイなんだが、ウルトラ史的にはメビウスでM78星雲光の国(いわゆるウルトラの星)設定が復活し、平成セブンというパラレル世界を除いて80以降は途絶えていた昭和ウルトラの世界観を新世紀にリンクさせ、現代のギャラクシーファイトの礎になった作品。一方、『大怪獣バトル』はゲームの世界観とリンクして、怪獣カードとか、ウルトラマンが怪獣の力(後に先輩ウルトラの力も含む)と融合して戦うというニュージェネの要素に受け継がれていく作品。言わば、メビウスと大怪獣バトルからの発展進化が現在のウルトラの主流で、そこでナビ役を務めて行った現役主役ウルトラマンがゼロさんなんだな」

 

・2010:UFZ(ウルティメット・フォース・ゼロ)結成(劇場版『超決戦!ベリアル銀河帝国』において、ゼロが主役として、宿敵ベリアルとの多元宇宙を舞台にした仲間集め冒険ストーリーが展開)

 

NOVA「その間に、外伝DVD作品でダークロプスゼロと戦ったり、2011年のキラー・ザ・ビートスターでUFZ新たな仲間ジャンナインを加えたりしながら、一方で、ついにゼロがTVに進出したのが『ウルトラマン列伝』だ」

 

・2012:劇場版『ウルトラマンサーガ』および列伝枠内で『ウルトラゼロファイト』

 

・2013:ウルトラマンギンガ

・2014:ウルトラマンギンガS(相棒のビクトリー登場)

・2015:ウルトラマンX

 

NOVA「この3作が『新ウルトラマン列伝』の枠ということになる。一応、ゼロはニュージェネレーションの先輩枠と考えて、ギンガ以降をニュージェネレーションと見なすこともできそうだな。TVとしては、メビウス以降、久々の新人ウルトラマンになるわけだし、ゼロは別格と見なすことも可能」

 

そしてオーブ以降のニュージェネ

 

NOVA「ともあれ、1年間放送のライダーや戦隊と違って、円谷プロ東映ほどの企業体力がない。さすがに1年かけて新作映像を作り続けることは難しいので、劇場版を中心にゼロを展開し、その後は旧作の再放送にゼロさんのナビを付ける『ウルトラマン列伝』形式で、TV放送の枠を確保し、それから半年新作と半年旧作のローテーションで継続することになった。そういう放送形式が定着、そして安定したところで改めて番組タイトルを正式に『ウルトラマンオーブ』にしたのが2016年だ」

NOVA「番組タイトルとしては、2006年の『ウルトラマンメビウス』以来、10年ぶりのウルトラマンの新作タイトルということになる。ただし、列伝の枠内でゼロさんの新作、新列伝の枠内でギンガ、ギンガS、Xを5年間展開してきたんだから、10年ぶりに新作ウルトラマン登場とはならないわけだ」

 

・2016:ウルトラマンオーブ

・2017:ウルトラマンジー

・2018:ウルトラマンR/B(ルーブ)

・2019:ウルトラマンタイガ

・2020:ウルトラマンZ

・2021:ウルトラマントリガー

・2022:ウルトラマンデッカー

・2023:ウルトラマンブレーザー

 

NOVA「各作品の魅力は、今回の『ニュージェネレーションスターズ』でもたっぷり語られていたから、ここでは割愛するが、俺が今回、語りたいのは、各作品の隙間を埋める旧作紹介作品の方だな。こちらが毎回、違う趣向でウルトラ世界を広げてくれた番外編なんだが、それぞれが忘れ難い楽しさに満ち溢れていて、その趣向を堪能するのもウルトラ通の生き方だと思ってな」

 

オーブ以降の列伝史

 

NOVA「オーブ以前だと、2015年に『ウルトラファイトビクトリー』があって、これも主役作品を持たないビクトリーを補完する作品で重要だと思う」

NOVA「この作品は、坂本監督がTV本編を補完する外伝作品という形式で、後のギャラクシーファイトに通じるサブウルトラマンの活躍譚なるわけだ。この作品の受けが良かったからこそ、もっと大規模なギャラクシーファイトでウルトラ版アベンジャーズみたいな話を展開する企画が通ったのだと思う」

 

・2017:ゼロTHE CHRONICLE(ゼロクロ)

 オーブの後番組。劇場版や外伝作品、TVゼロファイトのとっ散らかったゼロさんの物語を一括整理した作品。さらに番組内で『ウルトラファイトオーブ』も展開。

 

・2018:オーブTHE CHRONICLE(オブクロ)

 ジードの後番組。オーブのTV放送傑作選、劇場版のTV放映および、オーブに関係する旧作ウルトラの紹介編。

 

・2019:ニュージェネレーション・クロニクル

 別名「ブースカ劇場」。ウルトラマンR/Bの後番組。R/B本編でゲスト出演した大御所さまことブースカが、ジードのマスコットキャラのペガと共に、ニュージェネレーションの歴史を振り返って、ショートコントを繰り広げるコミカル作品。それまではマジメに主役ウルトラがナビをしていたが、ここから路線がコミカルになって、ネタ要素が高まる。

 また、ホスト役のブースカたち以外に、迎えるゲスト俳優も紹介作品に応じて多彩で豪華だったりして、そこも番組の楽しみの一つ。

 

・2020:クロニクルZERO&GEED

 別名「ビヨンド学園」。ウルトラマンタイガの後番組。今度はジードに変身するリクと相棒のペガが、ウルトラマンゼロが運営するビヨンド学園で、ゼロと自分たちの戦いの歴史と関連作を復習するという内容。

 着ぐるみ宇宙人生徒とリクたちの学園コントが、本編以上にわちゃわちゃしていて、日常ラノベ的な雰囲気が良し。

 なぜかゲスト出演したジャグラー先生が、次作で防衛チームの隊長になるという物語のリンクも楽しめた。

 また、ウルトラマンゼロが教師をするというネタが、うちのブログ的に盛り上がった。うちの2次創作的に、リアル塾講師のNOVAがメガネンジャー司令として、ゼロさんを指揮してたネタがあり、その後でゼロさんが教師をやることになったため、何だかうちのネタと公式リアルがつながった感を覚えたり。

 もちろん、うちのネタは一ファンのお遊びで、非公式です。

 

・2021:クロニクルZ  ヒーローズオデッセイ

 ウルトラマンZの後番組。ナビ役が師匠のゼロさんに戻り、終わったばかりのZとティガの物語を振り返る。後番組のトリガーが、ティガをモチーフにした新作なので、その布石という流れ。

 

・2022:クロニクルD

 ウルトラマントリガーの後番組。作品内のレギュラーであったメトロン星人のマルゥルの家に、作品内の総集編を仕切ったデバンが転がり込んできて、ダイナの復習をしながら、次作デッカーへの予習をするような作品。

 マルゥルとデバンのショートコント風作品だけど、ブースカ劇場ほどの大らかさはなく、苦労人マルゥルがデバンのボケっぷりにツッコミ入れながら、わちゃわちゃしてる作品。

 でも、この外伝エピソードが、デッカー本編で拾われて、多元宇宙の情報通のマルゥルさんの株が上がったりも。

 

 で、次はガイア絡みのクロニクルGかと思いきや、違う路線のジェネスタブレーザーだったもんで、うちのガイアネタは少し空回りした気分。まあ、そのうちガイアにスポットが当たる日も来るさ、と思いつつ、今回の宿題総括は完了。

(当記事 完)