Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

妖精女王ズ、雪山に登る(SW続フェアリーガーデン1ー4)

新体制の確認

 

NOVA「さて、妖精女王ズの続きだが、あいにく俺はGMをクビになったので、今回のプレイには参加しない」

晶華「うん、NOVAちゃんなんていなくても、私たちだけでプレイできるんだから、黙って見ているように」

翔花「一応、魔神使いのザイアスが出てきた時だけは、サブマスターとして参加するみたいだけど」

NOVA「ああ。それとプレイ中に魔神が出て来たときは、裏でザイアスが動いているってことで」

009『と言うことで、不本意にも代役GMをやらされることになった平成NOVA2009だ。プレイヤーの方が望ましいんだが』

ジョエル『サイバ☆リオン役を受け継いだ杖の精霊ジョエルです。昭和62年脳なので、ソード・ワールドを知らない16歳設定です』

ケイソン『ケケケケケイソーン』

ジョエル『彼は元殺人鬼の悪霊にして、今は改心して暗黒騎士に転職したケイソン。上手く会話ができないので、自分が通訳しながら、ダイスだけを振ってもらいます。二人で一人のサイバ☆リオンを担当するってことで』

NOVA「と言うか、どうして俺の周りには、まともな人間プレイヤーがいないんだ? 双子の精霊少女とか、サイボーグとか、杖の精霊とか、元悪霊とか、プレイヤーだけでファンタジー世界じゃないか」

ケイP『マスターNOVA、オラを忘れてもらっちゃ困るッピよ』

NOVA「おっと、メカドゴラの眷属というか、金属生命体……なのか? 何だか一番よく分からない設定のアシスタントモンスターを忘れていたぜ。とにかく、今さらながら人間プレイヤー率の極小な妄想リプレイだなあ、と傍から見ていて実感した次第」

晶華『でも、このブログ時空にまともな種族:人間って、そんなにいないでしょう?』

NOVA「いないことはないぞ。一応、ウルトロピカルのアストは改造人間で、ドクター・ウルシェードや孫娘の弥生ちゃんも人間だ。次元ドルイドのハイラスも種族は人間だな。他は宇宙人とか、怪獣の眷属とか、涼宮ハルヒが泣いて喜ぶような環境だが」

翔花「つまり、このブログ時空の人間キャラのほとんどは、ウルトロピカルの屋久島および天空宮殿に集まっているってことね」

NOVA「ということで、GM交代劇が定番となりつつある妖精郷のプレイだけど、俺はのんびりくつろぎながら見守ってようかな、と」

 

水のミーミルさんのお言葉

 

GM(009)「さて、前回、君たち宮廷団の面々は、【凍結海】の主人である水の大妖精ミーミルと対面し、彼女の配下、氷の騎士精霊スカディの腕試しに勝利したわけだ。スカディは君たちに『【凍て付く山】で待っているから、また遊びに来て欲しい』と言って、その場を辞去する」

ミリィ(晶華)「ちょっと待って。雪山には物騒なドラゴンゾンビがいて危険だって噂を聞いたんだけど」

GM「スカディは『ドラゴンゾンビ? ああ、昔、倒したドラゴンの成れの果てだな。確かに、あれは危険だが、今はおとなしく眠っているから心配ない。まあ、無理に目覚めさせて倒したいなら、そうしてもいいがね。それほどの勲しを見せてくれたなら、わたしが君たちの配下になっても構わないが、今はまだ時期尚早のようだから無理する必要はない。とりあえず、我が歓待を受けてくれれば★2つを進呈するので、良かったら来てくれ』と言い残して、そのまま瞬間移動で自分の住処に消え去った」

エマ(翔花)「★2つって、ぶっちゃけたわね」

NOVA「俺なら絶対に行かないな。雪山登山という言葉には、個人的にイヤな響きがある」

ミリィ「プレイに参加していない人は、余計な口を挟まないように。今は冬じゃないんだし、NOVAちゃんに登山しろって言ってるわけじゃないんだから」

マークス(ケイP)「スカディさんの招待については、後で検討するとして、今はミーミルさんの話を聞きましょう」

サイバ(ジョエル)「そうですね。我々はそのために、ここに来たのですから」

ミリィ「ジョエル君、リオン様はですます口調じゃないので、できればキャラに合わせた口調で喋った方がいいわよ」

サイバ「やってみる。ええと……そうだな。我々はそのために、ここに来たんだから」

ミリィ「そうそう、そんな感じ。ですます口調は、キャプテンさんの特徴ってことで」

GM「演技指導はそこまでにして、ミーミルさんはいろいろな情報をくれる。だけど、いちいち会話ロールプレイするのは手間なので、まとめ書きで示すことにしよう」

 

・妖精郷の秘密:妖精郷を創った魔女は、親友のアラマユによって封印された。理由は、魔女が妖精を支配する〈妖精王の冠〉の力で、妖精たちを不死神メティシエに捧げ、自ら神になろうとする野心を抱いたからである。妖精郷が創られた目的は、魔女が神に昇格するための巨大神殿とするためであるが、それを妖精たちの楽園に定めた功労者として、アラマユの方が称えられているのが現状だ。

 アラマユが魔女を封印したのは、親友としての心情的に完全に滅ぼすことはできなかったから。封印を解くキーワードは「魔女の名前」であり、その名前は妖精郷の歴史から表面上、抹消された。また、妖精郷がラクシアから隔離された理由は、魔女の復活に必要な魔力の供給を断つためである。ただし、そのために妖精郷は緩慢なる破滅の道のりを辿っている。アラマユとしては、妖精郷を魔女のための巨大な棺として、遠い未来に共に滅びるように仕向けたのかもしれない。

 

・妖精王の秘密:妖精王は妖精ではなく、アラマユが魔女を封印したときに、その力を弱めるために分離させた魂の善なる部分である。すなわち、魔女が本来持っていた「妖精を愛する叡智と優しさを備えた妖精女王としての心」が、「永遠の生命を求める狂気と欲望に支配された邪な心」から離れて、具現化した姿である。

 妖精王は、眠れる魔女の監視役として眠りに就いており、魔女や妖精郷と共にいずれ滅びることを覚悟している。しかし、妖精郷にいる多くの妖精が道連れになることに心を痛めており、妖精たちをラクシアに解放するためという魔女の甘言に乗せられ、ラクシアとの間に道を開いてしまった。そのためにラクシアから人族や蛮族、魔神が引き込まれる原因となったわけである。

 

GM「以上の話を、ミーミルさんは君たちにしてくれた」

ミリィ「ええっ!? 妖精郷の魔力の枯渇は、アラマユさんの計画どおりってこと? アラマユさん自ら妖精郷が破滅に向かうように仕組んでいたわけ?」

GM「そういうことになる。大妖精も含む妖精たちはアラマユを敬愛しているから、そんな話を聞かされても受け入れることはできないだろうね。唯一、クールな性格のミーミルだけが知る情報であり、カシュミーラとエマがアラマユの魂の後継者であるなら、それをどう受け止めるかが是非、知りたいとぶっちゃける」

エマ「魔力の枯渇って、魔神の仕業じゃないの?」

GM「魔神のせいで、魔力の枯渇のスピードが高まっているのも事実だ。ただ、フィットチーネが君たちのために転移門を開いたおかげで、少しは妖精郷の崩壊にも猶予ができた形になる。しかし、根本的な解決になったわけではない」

ミリィ「ええと、整理すると、こうよね」

 

・アラマユの思惑:魔女とともに妖精郷が滅べば、ラクシアの平和は保たれる。

・魔女の思惑:妖精郷を生贄に、邪神に昇格することを目指している。

・魔神の思惑:妖精郷を滅ぼして、自分たちの世界へ帰還するなり、その魔力で暴れたりしようと目論んでいる? 

 

サイバ「つまり、みんながみんな、妖精郷の破滅を意図しているってことになるわけだね」

マークス「アラマユさんは妖精郷の平和維持を考えているって思っていました」

ミリィ「しょせんは過去の女王ってことね。自分の手の届かない未来がどうなっても構わないって考えなんだわ」

エマ「とりあえず、妖精郷を守るために、わたしたちができることを考えましょう。その1、魔神をぶっ潰す」

ミリィ「そうすれば、急激な魔力の枯渇は防げそうだけど、魔力が充填されると魔女が復活する可能性が増えるのよね。それを狙って、ラクシアの転移門を妖精王に開かせたんだろうし」

エマ「もしかして、フィットチーネさんが転移門を開いたことも、魔女にとっては利益になっていたってこと?」

マークス「それは仕方ないでしょう。私たちは妖精郷を脱出する必要がありました。ずっと妖精郷にいると、同化度が溜まって脱出不能になるわけで」

サイバ「自分たちのことだけを考えるなら、妖精郷は滅ぶに任せて、アラマユさんの目論見どおり魔女ごと滅亡させる……のが正解とは言えないのか。妖精郷の住人たちにも、いろいろ縁ができたわけだし」

ミリィ「妖精郷は絶対に滅ぼさせない。だって、反F現象のあたしにとって、妖精郷がなくなることは死活問題になるし。未来の女王として、妖精郷が滅びるような未来を認めるわけにはいかないの」

エマ「アラマユさんができなかったことを、わたしたちが成し遂げる。それこそが未来を紡ぐ道ね」

 

ミーミル『アラマユ様は、妖精郷が滅亡することは必然だと考えていたようだ。この私も妖精女王がそう決めたことなら仕方ないと考えていたが、魔女の夢にもさらされて迷いが生じたのも事実。魔女が言うには、ただ滅びるよりも亡邪妖精(ファントムフェアリー)として永遠の生命を手に入れることが幸せ、と言うことらしいな』

サイバ「アラマユさんは死を受け入れ、魔女は不死(アンデッド)の道を追求した。そして妖精たちにも、亡者として自分に仕えるように強要しているってことか」

ミーミル『元より、魔女は妖精に対して強力な支配力を有している。それは我々、大妖精であっても変わらない。我らの意志に関わらず、魔女に命じられたなら逆らうことはできないのだ。ただ一つ、アラマユ様だけが魔女の呪縛を断ち切ることができる。その解放の力を持つのが〈光なるマクリール・ルー〉なのだが』

ミリィ「つまり、〈光なるマクリール・ルー〉を手に入れなければ、魔女に対して妖精魔法を使うことはできない、と?」

ミーミル『そういうことだ。我らはアラマユ様に従って緩慢なる死を受け入れるか、魔女に従って自然ならざる存在に身を堕とすか、どちらかの運命にさらされている。そして、そこに我らの意志による選択の余地はないのだ。魔女が目覚めれば我らは支配を拒めないのだし、それを望まぬなら魔女の目覚めを抑えるしかない。魔女に対抗できるのはアラマユ様のみだが、彼女ももはやこの世にはいない。故に、そなた達が真にアラマユ様の生まれ変わりであるならば、そこに何らかの希望を見出したいとは思っている』

ミリィ「分かった。あたしたちは、過去の女王アラマユさんを越えてみせる。魔女を倒して、妖精郷に滅びではなく、永遠の繁栄をもたらすように尽力する。これが未来の女王の道だと思う。カシュミーラ・ミルモワールは栄光と希望を約束するわ」

ミーミル『いとも簡単に言ってくれるな』

ミリィ「あたしの信条が、栄光と希望を肯定することだから。もちろん、今のあたしじゃ力不足なのは分かっている。まずは〈光なるマクリール・ルー〉を手に入れないと、魔女に立ち向かうことすらできないってことね」

ミーミル『魔女に立ち向かって倒すことができれば、妖精郷が邪悪化することは避けられるな。しかし、それでも魔力の枯渇という根本的な問題は避けられない』

エマ「魔神を倒すのは当然として、他に何をすればいいのかしら?」

ミーミル『妖精郷の魔力を安定させる働きをしているのは、4つの鐘楼だ。北には我がミーミルの鐘楼があって、水妖精のウンディーネに守護されている。東にはタイタンの鐘楼が、南にはイフリートの鐘楼が、西にはジンの鐘楼が存在していて、4つの鐘楼を再起動させることができれば、妖精郷を生まれ変わらせることができるやもしれぬ。それを成し遂げることも、真の女王の務めかも知れんな』

マークス「すべきことが多いですね」

ミリィ「リオン様、整理して」

サイバ「ええっ? プレイヤー参加して間がない自分に言うのは、無茶ぶりじゃないですか!?」

ミリィ「だったら、サブマスターのNOVAちゃんに仕事をあげるわ。読者のみなさんが分かりやすいように整理して」

NOVA「都合の良いときだけ頼りやがって。まあ、読者を引き合いに出されては、仕方ないな。じゃあ、TO DOリスト的に整理してみる」

 

①妖精郷を邪悪化させないよう、魔女を倒す。

 魔女の妖精支配の力を封じるためには〈光なるマクリール・ルー〉を入手しなければならない。それを入手したなら、大妖精が正式にアラマユの後継者として認めてくれる。

 

②妖精郷を滅ぼそうとしている魔神を倒す。

 魔神を操るザイアス・N・ヴァイコスを倒すには、〈炎翼剣ファルシオン〉が妖精の力で覚醒しないといけない。

 

③妖精郷の魔力を安定させる。

 そのための研究をフィットチーネがしているので、詳しくは彼女のミッションを引き受けることでストーリー進展する。

 

NOVA「他の情報としては、【妖精王の城】で眠っている妖精王が手掛かりになるな。彼を目覚めさせることは、魔女の眠りを覚まさせるフラグにもなっていて危険なんだが、彼の持つ情報や与えるミッションが攻略上、必要になったりもする」

GM「ミーミルが言うには、『もしも【妖精王の城】を復活させたとしても、それだけで妖精王が目覚めるわけではない。一定の儀式が必要になるんだが、そのための作法を私は知っている。準備ができたら、また、ここに訪ねて来ればいい』と」

エマ「妖精王って、桃井タロウ様よね」

GM「いや、それは令和NOVAがトチ狂って勝手に言ったことだ。ぼくのGMでは、そんなバカな演出にはしない」

エマ「ええ!? 忠誠を誓おうと思っていたのに〜」

ミリィ「はい、バカなことを言わないで。あたしの妖精郷はドンブラなんかには侵食させないんだから」

 

雪山登山の道

 

GM「ドンブラ脳はさておき、ミーミルさんの情報は以上だね。ここまでの話を聞いたことで、★を6つ進呈しよう。さらに、妖精郷と妖精王の重要情報を聞いたことで、冒険達成度も6%加算されて53%だ。とうとう半分を越えた形になる」

ミリィ「ようやく半分かあ。先が長いわね」

GM「ともあれ、2日めの昼のイベントはこれで終わり。次は、どこに行く?」

ミリィ「同じエリアのイベントは解決しておきたいので、【凍て付く山】に向かうわ。せっかく防寒具も買ったんだし、今ならドラゴンゾンビに会う心配もなさそうだしね」

GM「道はつながっていないので、同じエリアの移動判定が必要だね。5以上で成功だ」

ミリィ「せっかくなので、ケイソンさん、お願い」

ケイソン『ケソッ。(コロコロ)』

サイバ「7で成功」

マークス「今のところ、ケイソンさんのダイス目は安定傾向にあるようですね」

GM「では、君たちは【凍て付く山】のふもとに来た。ここと【凍結海】は寒いので、防寒具を身につけていなければ、判定にマイナス2の修正を受けるところだけど、準備万端整えているので、問題なく登って行ける。なだらかな雪道を滑らないよう慎重に歩いていると、氷の棺に閉じ込められたブラウニーを発見した」

ミリィ「久しぶりね。これで7人めかしら」

GM「ブラウニーは全部で10人いて、全て発見すると冒険達成度が2%加算されるんだ」

エマ「それで、どうやって氷の棺から解放したらいいの?」

GM「目標値14で見識判定を行え」

ミリィ「リオン様」

サイバ「ケイソン」

ケイソン『ケソッ。(コロコロ)』

サイバ「出目3だけど、ピンゾロじゃないから成功だ」

GM「妖精魔法の【アイス・コフィン】で凍らされているんだけど、魔力が切れかかっているらしく、鈍器のようなもので適当に力任せで砕いたら良さそうだね」

マークス「では、私がスパイクシールドでガンガン叩き割ります」

GM「すると、解放されたブラウニーが『うわあ、酷い目にあったよ。美人のスカディさんがいたから話しかけたら、いきなり【アイス・コフィン】だよ。ちょっと胸に触っていいか、訊いただけなのに』と悪びれずに言う」

エマ「セクハラ発言、自業自得ってものね」

サイバ「そんなセリフ、シナリオに書いてあるの?」

GM「書いてあるぞ。悪いのはシナリオライターであって、GMじゃない」

ミリィ「とにかく、セクハラブラウニーはドリアさんのところに帰ってもらって、先に進むわよ」

NOVA「まあ、雪山登山で抱き合って暖をとろうなんてことを、恥じることなくコメント欄で書いてくる輩に比べたら、マシなんだけどな」

ミリィ「いつまでも、つまらない話をネタにし続けるんじゃないわよ。その話はもう聞き飽きたし」

GM「ともあれ、今のイベントで★2点を進呈だ。そして君たちは雪山の洞窟に辿りつく。洞窟の中は暗く、時おり、悪魔の唸り声にも似た不気味な風鳴りが響いてくる。中は暗いけど、入るかな?」

ミリィ「入らずに、スカディさんに聞こえるよう、大声で呼びかける。遊びに来たわよ〜。葡萄パンも持ってるわよ〜。出て来てくれたら、1つあげるわ」

GM「葡萄パン! と嬉しそうな声と共に、洞窟の中から昼間に会ったスカディが飛び出して来る。まさか、いきなり遊びに来てくれるとはな〜と、口調だけはクールを装いながらもニヤけた顔は隠せない。D6を振って」

ミリィ「ケイソンさん」

ケイソン『ケソッ。(コロコロ)』

サイバ「2だ」

GM「だったら、『スカディのお気に入り度』が2点上昇して、3点になった。これが21点に達したら、イベントが発生する」

エマ「それまで何回も通いつめないといけないの?」

GM「あるいは、ドラゴンゾンビを倒したら、スカディが贈り物をくれるらしい。何にせよ、スカディの招待に応じたことで★2点を進呈しよう」

ミリィ「せっかく来たんだから、何か情報はくれないわけ?」

GM「スカディの話は、ミーミルのくれる情報と大差ない。ただ、『ドラゴンゾンビと戦う気になったら、声をかけてくれ。案内するから』と言ってくれる」

サイバ「強さがどれだけか、魔物知識判定をしてみる。ケイソン」

ケイソン『ケソッ。(コロコロ)』

サイバ「出目10。達成値22だ」

GM「レベル20の5部位モンスターだね。各部位のHPが100以上で、HP総計が700以上。コア部位の頭部と胴体だけでも300以上。おそらく、ラスボスの魔女よりも強いと思われる、フェアリーガーデン最強モンスターだ」

ミリィ「バトルマニアじゃない限り、戦いたいとは思わないわね。目ぼしい情報がないなら、さっさと引き返すわ」

エマ「★とブラウニーだけが収穫ね」

 

帰りの寄り道迷い道

 

GM「さて、2日めの夜だが、【おもてなし亭】へ帰るかい?」

ミリィ「ええと、葡萄パンはもう一つだけ残っているのよね。そして、この西エリアではラナスイーツを欲しがってる妖精さんがもう一人いることが分かっている」

マークス「確か【火柱の塔】のエインセルさんですね」

ミリィ「彼女に葡萄パンをあげたら〈炎精鉱〉がもらえる。そして〈炎精鉱〉があれば、【火柱の塔】にある炎の水晶塔の魔力が解放される、という情報があるわけで」

GM「水晶塔の封印を解除したら、冒険達成度が3%上昇するな」

ミリィ「この機会に、炎の封印は解除しておこうと思うのよ」

エマ「水晶塔の封印って解除しても良かったっけ?」

マークス「下手に解放すると、マナの枯渇につながるって話を聞いたような気がします」

サイバ「でも、光の封印は解除したんだよね」

ミリィ「解除することでイフリートさんの力が強くなるのだったら、解除して様子見するのもいいと思うのよ」

エマ「一応、【火柱の塔】のエインセルさんの許可は得たいところね。その上で、炎の魔力が活性化して、その力でファルシオンが強化されるなら、わたしは賛成します」

サイバ「確か、光の力でディアナを封印する結界を発動できたんだから、解放した魔力を何に使うかが大事なんだと思うけど。知識判定で何か分からないかな?」

GM「考える材料が足りないので、根拠レスな推測はあれこれできても、確信を持ったことは言えないね。ただし、【火柱の塔】のダレスさんの研究資料を紐とけば、何か分かるかも」

ミリィ「じゃあ、【火柱の塔】に行くわね。道はつながってないから移動判定は必要。ケイソンさん」

ケイソン『ケソッ。(コロコロ)』

サイバ「4だ、失敗」

GM「同じエリアの別パラグラフに移動だね。奇数で【凍結海】、偶数で【煙草好きの森】に迷い込む」

ミリィ「6ね。【煙草好きの森】だわ」

GM「煙草の煙がもうもうと立ち込め、酷いことになっている。全員、目標値15の生命抵抗判定を行え」

ミリィ&マークス「成功」

エマ&サイバ「失敗」

GM「じゃあ、失敗した人は2D点の毒ダメージを受けておいて」

エマ「8点ダメージ」

ケイソン『ケソッ。(コロコロ)』

サイバ「6点ダメージか。こんなところはすぐに出ましょう」

ミリィ「じゃあ、深夜なので【火柱の塔】も別の機会にして、【おもてなし亭】に帰りましょう。(コロコロ)7出して、無事に帰還よ。ただいま〜」

 

エマ「とりあえず、ペンネさんに枯れた薬草の話を報告します」

ペンネ『そうかあ。マナ不足の影響やねんな〜。マナ補給のために、〈土精鉱〉でもあれば何とかなるねんけどな〜。あんたら、探して来てくれへん?』

ミリィ「クエストね。でも、確か〈土精鉱〉なら持ってたはず。リオン様?」

サイバ「ああ、確かにキャラシートに書いてますね。2つも」

ミリィ「フッ、こんなこともあろうかと、〈土精鉱〉なら手に入れておいたわ。タイタン様に仕えるドルイドは伊達じゃない」

ペンネ『うわあ、さすがは未来の女王様や〜。これで【薬草園】も生き返る〜。ほんまおおきに〜』

GM「こうして、宮廷団は【薬草園】の救世主となった。〈土精鉱〉を一つ消費して、★3つを進呈しよう。キリがいいので、今回の冒険はここまでってことで」

●続フェアリーガーデンここまでの状況

 

日数経過:2日め深夜(おもてなし亭に帰還)

 

経験点:ラナのスイーツを狙う吸血鬼を撃退★2個

    フラウにスイーツを渡す★2個

    水の大妖精ミーミルに会う★2個

    ミーミルから重要情報を聞く★6個

    雪山でブラウニーを見つける★2個

    雪山でスカディの歓待を受ける★2個

    薬草園を蘇らせる★3個

    (合計★19個)

    魔物撃退分110点

収支:〈ムリアンの宝石〉、〈フラウの宝石〉

   〈水精鉱〉

   スカディのお気に入りポイント3点

   戦利品1000ガメル分

   361ガメル支払う。防寒具4人分

   美肌草(20G)、葡萄パン残り1個

   氷の羅針盤、〈土精鉱〉1個消費

ブラウニー発見数:7体

 

遂行中のミッション

・〈イフリートの炎〉の入手

 

受注したクエス

・枯れていく薬草の話をペンネに報告して、解決→達成

・光の樹のお宝を取り戻す(犯人は【虹の根元】の魔神)

 

その他の冒険目的&情報

「火柱の塔の魔力炉で〈妖精郷の鐘〉を鋳造できる」

「火柱の塔のエインセルにラナスイーツを渡せば、

〈炎精鉱〉をもらえる」

「火柱の塔に〈炎精鉱〉を持ってくれば、火の封印が解除できる」

「水晶塔の情報6ヶ所」(光は封印解除済み)

「大神殿の信者を解放できるよう成長」

 (エマのプリースト10レベル以上でイベント発生)

「凍て付く山でスカディに会う」→完全達成

「スレイプニールがいれば、妖精郷内を瞬間移動できる」

「ヒックリカエルはダジャレで世界をひっくり返し、闇に包む」

「鳥籠の木には偽女王が捕まっている」

 (レベル11以上でイベント発生)

「虹の根元には、魔神召喚の門が築かれている」

「魔女の名前はネアン。邪妖の女神を目指している」

「崩壊しかけている妖精郷を救う」

 

冒険達成度:妖精郷の真相を突き止めた+3%

      妖精王の真相を突き止めた+3%

       合計53%

(当記事 完)