Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

縁の魂石の話(つまづく石)

ウルトロピカルから帰ってきて

 

NOVA「ふう、大きな仕事を片付けた気分だぜ」

翔花「これでNOVAちゃんもドンブラ脳だね♪」

NOVA「もう少し、馴染むのに時間が掛かるかと思っていたが、こうも世の中が騒然とすると、頭の中がかき混ざって、何やら秩序が崩壊して、ヒャッハーって気分になりそうだからな。世紀末ヒャッハー脳と、令和のドンブラ脳のどっちをとるかと言えば、そりゃあ、過去より現在、未来を選ぶだろう。それが俺の生きる道」

晶華「ドンブラが生きる道なんて、年始には絶対に出て来ない言葉ね」

NOVA「それにしても、俺は言霊魔術師として、あるいは花粉症ガールの父として、世間さまに謝らないといけない気分になった」

晶華「何を?」

NOVA「3月頭のここでの記事さ」

NOVA「これぐらいはな。と言うか、この2つを押し退けるほどの十大ニュースが発生したら、2022年はとんでもないってことになるだろうさ」

晶華「ロ・ウ紛争など足元に及ばないほどのトラブルが今後も頻発するのだった、とか?」

翔花「宇宙から隕石が降って来て大惨事とか、宇宙人が攻めて来て大惨事とか、天変地異がとんでもないレベルで発生して大惨事とか、次元境界線が不安定になって異次元獣が出現して大惨事とか、封印されていた邪神が復活して大惨事とか……」

NOVA「そんなことが1年のうちに次から次へと発生すれば、2022年がSFパニック過ぎる。ただでさえ、未知の病原体の脅威にさらされ、世界規模で多数の人が亡くなり続けて来た状況なのに」

NOVA「少なくとも、この記事を書いた時点では全く意識していなかったが、『宇宙から隕石が降ってきて大惨事』になりかけたし(何とか軟着陸に漕ぎ着けたが)、『天変地異がとんでもないレベルで発生して大惨事』はリアル東北で震災再び、という事象が生じてしまったし、俺ってもしかして予言者? って気分に一瞬駆られたりした」

翔花「予言者は、NOVAちゃんじゃなくて、このわたしかも知れないわね」

NOVA「だったら、イヤな予言じゃなくて、もっと良い予言をして下さい」

翔花「良い予言……ドンブラザーズがハリウッドに進出とか?」

NOVA「……その前にパワーレンジャーとして採用されるかさえ謎だな。今年は『ダイノフューリー』(騎士竜戦隊リュウソウジャー)のシーズン2だし、来年に採用されるとしたら何かなあ」

晶華「キラメイジャーだったら、まだ無難じゃない?」

NOVA「まあ、キラメイはヒラメキ〜ングの主人公とか、ドラマ的にはそれなりにぶっ飛んだ作品だったが、ビジュアル的には普通に格好いい王道作品だもんな。少なくとも、ドラマ部分は向こうで作り直すパワーレンジャーの素材としては、ゼンカイやドンブラよりは使いやすそうだ」

翔花「他に思いついた。NOVAちゃんが宝くじを当てる」

NOVA「買ってないものが当たるわけがないだろう」

晶華「だったら、今から買いに行きなさいよ。買ったら、万が一にでも当たって、大金持ちになれるかもしれないでしょう?」

NOVA「まあ、宝くじに当たるかどうかはさておき、他に良い予言はないのか?」

翔花「花粉症ガールの物語が映画化して、ハリウッドに進出とか?」

NOVA「いきなりか? まずは日本で、ウルトラかライダーか戦隊に、粉杉翔花って植物の精霊少女キャラが登場するところから始めないとな」

翔花「粉杉って苗字ならともかく、翔花って名前は普通に登場してもおかしくないけどね」

NOVA「今のところ、戦隊と翔花で検索しても該当キャラは出て来ないけどな。翔だけなら、チェンジグリフォンとか、アバレブルーの役者とかで普通に出るし、カタカナでショウならゴーグリーンがいたなあ」

翔花「う〜ん、良い予言か。ロシアとウクライナの戦争が早く終わって、みんなで平和に笑える世界が来ることかな」

NOVA「うん、ターミネーターシュワちゃんもそう願っているしな」

NOVA「ロシアと言えば、猫プリキュアのキュアコスモや、闇トラマンのカルミラ様や、新うる星のラムちゃんの声に抜擢された上坂すみれさんが、ロシアマニアの声優さんなんだな。だから、彼女が悲しんで闇堕ちしてもおかしくない現状を、俺は憂うわけだ。ロシアが世界の敵として孤立するような現状は、日本中のロシア文化好きにとって悲しむべき事態だし、ロシア国民に罪はないというのは、ロシアに知人がいる人共通の見解だ」

晶華「NOVAちゃんは、ロシアに知人がいるの?」

NOVA「ネオロシアにはいるんだけどな」

晶華「フィクションじゃなくて、リアルよ」

NOVA「直接の知人には思い当たらないが、知人の知人の知人ぐらいには、ロシアに親友がいるという人物がいても不思議じゃないと思ってるぜ。例えば、知人に宗教人がいて、その宗教組織の同志とかでロシアにつながりがあるというケースがあったりするし、知人の会社員とか教職員が外国とのコネがあって、広く活動しているなら、袖振り合うも他生の縁ってことがあり得る。もちろん、俺自身の活動範囲にはロシア人とのつながりはないが、俺の視野や想像できる範囲には単純にロシアの全てが悪いように考えることはできないってことさ」

翔花「NOVAちゃんは、ロシアの方に感情移入しているってこと?」

NOVA「ウクライナにも、ロシアにも、両方に感情移入しているんだ。だから、簡単に事の善悪を他人事みたいに上から目線で決めつけようって気にもならない。最近、とある鬱男くんが『ロシア問題に対する俺の見解をメールで質問して、あわよくば関係性を修復しようとすがってきた』が、俺は彼のことを今は心底、忌み嫌っている悪縁と判断しているので、メールで返信する気は一切ない。

「ただ、俺の見解ってことなら、『ブログで書いていることが全て』だし、彼のようにワイドショーなんかで情報を仕入れている時間もなく、仕事や自分の作業で忙しい真っ最中に、余計なことにかかずらわっている場合でもない。ただ、それでもロシアの件は大事なので、普通に生活している範囲でも情報は入ってくるし、フィクションに絡めた感想程度なら書いて、憂えることぐらいできる。あとは、素直に平和を祈ることぐらいだな」

晶華「祈ってるんだ」

NOVA「そりゃ、毎日祈るのが俺の幼少期からの日課だからな。知り合いには1時間とか2時間も平和や幸せのために祈っている人間もいるし、俺はそこまで付き合う時間もないから、今はせいぜい5分や10分ってところだが、祈りの中に『プーチンが死ねばいい』なんて邪念が湧き出たらイヤなので、他人を呪殺するような方向に想いがそれたら、すぐに気持ちを切り替えるぐらいには祈りに埋没しないようにしている。『祈ってる自分が正義なんて慢心に囚われたら、そこから暴走しないよう、自己客観視できないと信仰は突っ走り過ぎる懸念がある』からな。祈った結果、狭量な価値観に没入してしまうのは本末転倒だろうし、それは何かを書いて批評するにしても同じことさ。

「たまに気分が乗って、勢いよく書いちまうこともあるが、それがフィクションで面白く読めるならいい。でも、後から読み直して、自分を客観視して、行き過ぎた暴言は軌道修正して、できれば自分と多くの読者に不快を与えない程度のバランスは維持したいな、と考える」

晶華「つまり、NOVAちゃんのロシア問題についての見解は?」

 

NOVA「リアルにデリケートな問題だから、下手な暴言になりそうな感情は戒めながら、一日も早い平和と安定、そしてハッピーな状況が回復することを祈り、願っているってことだな。鬱な悪縁くんと、その話題で盛り上がれるとも思えないし、他にしたいこと、すべきことはいろいろある。今回のメールについては、タイミングも話題選択もセンスなく、俺をますますうんざりさせただけだ。

「もしかすると、ブログ記事で『鬱だ』と書いた俺に下手な感情移入をしたのかもしれないが、その後、状況は『新掲示板や新ブログの構築』と『保護者懇談』と『春期のあれこれ準備』と『トリガー映画を見るための友人との連絡』などに切り替わったからな。少なくとも、『今でもブログを読んでます』って言ってる人間が、ブログ上ではロシアよりも重要度の高いローカルな新ブログの話題をスルーするのでは、読者の風上にも置けないと俺は主観的に考える」

翔花「そうね。『ブログの真っ当な読者』だったら、ブログに関する大きな変化を気にかけないなんて、うっかりにも程があるってことだもんね」

NOVA「おまけに、東北の震災だろう? 験を担ぐなら、この腐れ縁から悪縁に格下げした彼のメールは、俺の視界に厄をもたらす不幸の手紙にしか見えず、転禍為福も追いつかないので、削除して消す方がいいだろうな、と考える次第だ」

 

ハッピーになるために

 

NOVA「で、厄払いのために、ハッピー講座を始めることにする」

晶華「そんなの簡単よ。ハッピーの精霊に祈る」

NOVA「簡単に言えば、それが宗教だよな。それぞれの宗教や文化の推奨する善行を積み重ねれば、その社会では受け入れられ、周囲が同胞として助けてくれ、幸せに暮らすことができる。ハッピーじゃないというのは、物理的あるいは心理的に満たされない状態になって、欲求不満が続いて、生を充足できない。自分一人で何もかも満たせる境涯なら別だが、普通は足りないものが何かしら出てきて、不幸を感じるわけだ」

晶華「だから、欲しいものを満たしてくれるのが、神さまだったり、ハッピーの精霊だったり、同じ価値観を持ってる宗教や文化の仲間だったりするわけね」

NOVA「そう。小さな社会で、善悪の道徳基準も概ね一致していて、それに違和感を感じることもなく、上手く合わせて行けて、周囲と良い関係性を保てるなら、後は……それでも生老病死の四苦は残り、永遠のハッピーは続かないというのが仏教なんだけどな。だから、人は社会との調和の先を目指して、より深い修行、仏の道や神の道、仙人の道などの奥義を求めるわけだ」

晶華「世俗の幸せを越えた先にある形而上の幸福観ね」

NOVA「例えば、古代ゲルマンの戦士の価値観では、『大いなる戦いで武勲を成し遂げ、死んでヴァルハラに迎え入れられ、主神オーディンの戦士として永遠の戦いを繰り広げること』が幸せとされた。当然、今の日本人にとっては、フィクションの武人の美学としては受け入れられても、リアルにそういう考えで日常生活を過ごしたり、言論を唱えたりすると、引かれるわけだ。

「現在、ロシア問題で『愛国心のために、命をかけて侵略者と戦う美学』を是とする風潮と、そういう英雄思想を否定する言論人の風潮が対立するのは、日本が戦後、平和主義を是として、愛国主義、戦争讃美を否定する文化で生きてきた流れがある。話せば分かる、というのが理想的文化人の在り方で、話し合いの通じない局面で決断しなければならないという試練に立たされた学者は少数派ということかもしれない」

翔花「国のために、故郷のために戦うことが正義、という価値観は、学者ではない一般日本人の多くの琴線に響きやすいものね」

NOVA「専守防衛は否定していないものな。ただ、太平洋戦争で日本が敗戦した悲劇を念頭に置くなら、『大国の圧倒的な武力に対しては、不必要に抵抗して犠牲を増やすよりも、さっさと降伏して、戦後の再建に力を注ぐ方が賢明』という訴えにも一理程度はある。相手の大国が、民主主義に基づいて、自国の文化や生活を尊重してくれるという前提条件付きだが」

晶華「ロシアはそうじゃない、と?」

NOVA「こればかりは、ロシア人の、というか今も首脳陣に根深く残っていた旧ソ連共産主義的価値観が、ウクライナの尊厳を民主主義的に認めるだろうという保証が全くできないからな。むしろ、アメリカを始めとするGHQに占領統治されて、戦後僅か6年で独立国として再出発できた日本の前例が特殊すぎたと言える。世界史的にも特殊な事例を根拠に(人、それをガラパゴスと言う)、論陣を張るのはグローバルとは程遠い主観だと思う。

「まあ、そういう内向きな特殊環境の言論人の立場では、安易にウクライナの人に『命をかけて戦うのが正義』と、うかつなことは言えないさ。とは言え、さっさと降伏して、相手に身を委ねるのが正しいとも思わんが」

翔花「降伏して、民族の誇りを奪われるくらいなら、戦って死ぬ道を選ぶってことね」

NOVA「これについては、民族的アイデンティティーが比較的希薄なことをグローバルだと考えがちな言論人には分からない感覚だな。だが、身近な例になぞらえるなら、自分の家に暴漢が乗り込んできて、家族や家財を傷つけようとしている際に、無条件降伏するか、それとも命懸けで我が家を守るか。家を守って戦うことを選んで怪我した人間に、おとなしくしてたら良かったのに、と関係ない人間が上から目線で言っても、何の説得力もないようなもんだ。

「大切なものは己の力で守り抜け、これがグローバルな常識だって世界観になった時に、日本がそれに追随するか、それとも、そろそろ80年になる戦後の平和主義価値観を絶対視して、それに殉じるのが正義と唱え続けるか、改めて考える時代になったと言うべきかな」

 

翔花「何だか、ハッピーの話じゃなくて、ロシアVSウクライナの話になってるけど?」

NOVA「戦争そのものより、価値観の分析だな。侵略したのがロシアで、ロシアが世界から孤立しそうになっている状況は、第2次大戦のドイツや日本が通った道だと分析できる。日本が加害者として太平洋戦争を始めたのは世界の常識であり、結果として日本は贖罪を真面目に果たし、アメリカ中心の西側社会に受け入れられて、平和主義と人道を国是にしているのは間違いない。まあ、一部、『十分な贖罪を果たしていないから、もっと反省して補償しろっと執念深く訴える国』もあるが、自己の利益のために相手を罵って陥れるのが正義という価値観らしいからな(その国のドラマを見るとよく分かる)。

「とにかく、どういう価値観や立場に基づいた発言かを分析せずに、短絡的に評価はできないからな。話せば分かるという価値観もあれば、話しても分からない相手もいるという価値観だってある。そして、この戦争が長引くか、早く終わるかの動向は、中国がロシアに軍事支援を続けるか、それとも見限るかによって、キャスティング・ヴォートを握っているというのが専らの見方だな」

晶華「中国が鍵ってことね」

NOVA「中国はロシア同様、共産圏の価値観を持っているとともに、ドイツを中心とするEUともつながっているから、どっちに軸足を置くかで今後の国際外交の立ち位置が決まると言ってもいい。かねてから宣言していたように、一帯一路を重視するなら、陸の道としてウクライナは要路になるから、ウクライナに恩を着せて復旧支援を名目に中華企業進出のきっかけにすることもできるし、プーチンを支援して利益をどれだけ得られるかは検討中だろうな。

「中国のおかげで、ロシアが戦争継続困難になって平和が回復した……というのが、彼の国の利益になる最良のシナリオだが、中国とロシアの間にどんな密約があるかも分からないし、西側諸国が中国を味方につけるシナリオが成功するかどうかは現時点では断定できない。希望的観測に過ぎないと言っておこう」

翔花「日本は、どう動いたらいいのかしら?」

NOVA「ミリタリー的な考え方で言えば、『邦人保護の名目で、北海道に自衛隊を増強させて、北方領土を狙っていますよってポーズをとる』のが、ロシアにとって一番痛い手ではないか、というツイートがあったな。まあ、同じようなことを第1次大戦のときにやって領地をせしめたり、いろいろ小細工を重ねることを繰り返して諸外国から警戒されてしまったんだが。あくまでミリタリーゲームの枠内なら、そういうコマの動かし方もありって話だ。

「ただし、その後、東北で震災が起こったことで、そんな余裕は全くなくなったのが実情だな。日本が何かしようとしても、震災のために動けなくなったと主張すれば、国際的に動かないことの面目は立つ。まあ、日本の政治家はのらりくらりとかわしながら、決断は自国よりも外圧に任せる形をとるのが非英雄的美徳って奴だから、余計なことを言って角を立てるよりは、状況の推移を見ながら『鳴くまで待とう』の家康さん精神で安泰を図るのがいいのではないだろうか。ただし、鳴いているのに寝たまま気づかないでバカにされることだけはないようにして欲しい」

翔花「NOVAちゃんは、日本に英雄的政治家は出て欲しくないって立場?」

NOVA「ワンマン的に主義主張を強くするリーダーよりも、周囲の外国ときちんと連携して、利益をせしめる小ズルい面を持つリーダーがいいなあ。国益に鈍感なリーダーにはなって欲しくないし、名誉よりも国としての利得を重んじるリーダー? 少なくとも、演説で世の中を動かす劇場型政治は、世の中を改革するにはいいけど、今の時代、安定性が求められているからな。

「世界が大きく動くときに、日本もそれに追随するか、それとも安定したバックアップ的バイプレイヤーのポジションを模索するか(アメリカにとってのカナダ的ポジション)、まあ、島国らしい自己と世界の客観視ができる立場を維持できればいいんじゃないか。とりあえず、国連の敵国条項から日本を外してもらえるチャンスが来るのは国益になるし、戦後80年で体制が大きく塗り替わる可能性がある状況で、国としての舵取りは間違えないでもらいたいね。国が破滅の方向に向かうと、そいつはハッピーじゃなくなるから」

 

翔花「あっ、ハッピーに戻ってきた」

NOVA「戦争とか震災とかで、立ち位置が不安定な状況では、個人の気持ちだけでハッピーを論じても仕方ないからな。何にせよ、俺にできる状況分析はここまでだ。悪縁くんがどこまで理解できたか分からないし、安易な結論を偉そうに出すつもりもないが、俺との縁を良縁に変えたいなら、昔から言ってること、『自分の責任で書ける、自分のブログを設置して、そこでまともな自己主張を定期的に書き続けること』を、きちんと果たしたらいい。

「他人に質問して、ここまでの回答を引き出したなら、自分がその回答を受け止めて、自分のブログ記事の考える材料として、より自分の意見として発展した内容の記事や見解につなげてこそ、質問に答えてもらった意味があると言えるし、そこをスルーして、その場だけの話でテキトーに流して、ちっとも積み上げた思考に至らないから、成長がなくて劣化したと言われ続けるわけで、そんな人間と関わるのは、ちっともハッピーじゃない」

 

翔花「じゃあ、NOVAちゃんにとってハッピーな予言をします。悪縁くんが、『悪縁を良縁に変えるドンブラ脳ブログを構築して、面白い記事を100個書くこと。そのうち10個ぐらい、NOVAちゃんのツボを突く当たり記事があれば、NOVAちゃんが喜んで感想コメントを入れに行く』ってことでどう?」

NOVA「つまらないメールにわずらわされることなく、面白い記事があるブログを構築してくれるなら、そいつは建設的と言えるな。この4年の間は、打率1割にも満たないダメコメントだらけで、こちらを何かと邪魔するだけだったから、そこをしっかり反省して、勢いづいたドンブラ脳ブログを始めて、頑張って継続するならば、それなりに面白く笑えるネタにもなるだろう。今の時代なら、ツッコミ入れられても『頭がかき混ざったドンブラ脳ですから』という言い訳すれば、戦隊ファンは笑って受け入れてくれるし」

 

ドンブラブログとは?

 

晶華「それで、本当にドンブラブログを作ってきたらどうするのよ」

NOVA「祭りだ祭りだ〜と騒げる。ドンブラは鬱の特効薬で、過剰に躁状態になれるからな。ドンブラ脳だと、新掲示板と新ブログが1週間で勢いよく完成するし。今の俺に言えるのは、ハッピーになるための特効薬として、ドンブラザーズを見て、ドンブラ成分を充填すればいい、と断言できるぞ」

翔花「ウクライナとかロシアを真面目に深刻に考えて、鬱クライナーになっていたNOVAちゃんが、ドンブラ脳で元気が出たんだから、効果は実証されているわね」

晶華「うわあ。何だか2人がドンブラの伝道師になってるし」

NOVA「お前も、そのうちそうなる」

晶華「私はドンブラなんかには屈しないんだから」

NOVA「フフフ、どこまで耐えられるか見物よのう(ニヤリ)。とにかく、これは当たり前の話だが、人と何かを話すのに、共通の価値観や共通の話題で楽しめるようなネタを選ぶのは前提条件だろう? 今のロシアやウクライナの話で、明るく盛り上がれるか? 俺は無理だぜ。どうしても、腫れ物に触るようにギクシャクした気分になる。ましてや、他人の話の理解やフィードバック、リアクションの薄い相手と分かっている悪縁鬱男と話すネタにしては、デリケートすぎる。

「『戦争はイヤだねえ。平和に解決したらいいのに』というのが大抵の日本人の意見だし、そこから不必要に掘り下げても、ハッピーにはならない未来が見えている。人と話すネタとしては、互いに楽しめる話題を見繕うのが社交の常識で、楽しさを共有できる信頼関係を構築した上で、深刻な話題は小出しにして、相手が不愉快になったら話題を切り替えるぐらいの配慮が必要だ。元々、引き出しの足りていない人間なんだから、日頃からコツコツ書き進めて、引き出しをここまで持ってますって証明をして、初めて深い話にもなるんじゃないかなあ」

翔花「ドンブラ脳のブログって、どんなブログ?」

NOVA「そうだな。ドンブラと言えば、アバターチェンジが特徴だろう? すると、作者がいて、自分の分身であるキャラと会話するブログであれば、適度に頭がかき混ざって、ドンブラになるんじゃないか? 作家が自分の作品のキャラと会話する遊びって、たまによく見るぜ。スティーヴン・キング氏だって、北方謙三氏だって、京極夏彦氏だって、そういうネタ記事や小説を書いているし、無印ラーリオス作者なら『クールな蓮夜』と『熱血漢の雄輝』と『鬱に悩む自分』の3人、あるいは『ヒロインの梓』に優しく強く慰めてもらったりもしながら(あるいは、蹴り飛ばされたりしながら)、自分の中の時事問題やアニメ感想などを複数視点で書いてみて、自分の内面に思い浮かぶ由無し事ことを読み直して分析できる習慣をつけるのもありだと思う」

晶華「ああ、自作小説のキャラとの会話かあ」

NOVA「たとえば、クールなキャラだったら、クールっぽい口調とかはもちろん、頭のいいことを考えないといけないんだよ。熱血漢は勢いだけで多少過激なセリフを書いたりもして、そこにクールキャラがツッコミ入れて、二つの意見のやり取りをうまく回すことができれば、ボケとツッコミの練習もできる。自分でバカなことを書いてから、自分でツッコミ入れて、考えの整理もできたりするわけだ。そういう部分が、構築できていなくて、昔、読んだ小説の受け売りみたいなセリフ回しを貼り付けているだけで、自分らしい熟成に至っていないのが、俺が読んだ彼の作品なので、結局、自己分析もろくにできていないから、キャラに深みを感じないってことじゃないかなあ」

晶華「で、結局、どういう結論に話を持って行きたいの?」

NOVA「たぶん、悪縁鬱男くんの目論見としては、『ロシア問題で心が弱っているNOVAにメールで質問を与えれば、ふらふら〜とレスを返して、どさくさ紛れに寄りを戻せる』と思ったのだろうが、タイミング悪く『NOVAは新ブログの作成に、時間をとられて、そんなつまらないメールに返信している余裕は一切ない』状況で、むしろ『新ブログ移転に際して、大変な状況(とりわけ彼の過去4年ほどのコメントを読み返して、不快度がかなり高まっていた状況)を経たから、食傷気味だった』わけだよ」

翔花「だったら、今はどうして反応しているの?」

NOVA「ドンブラ躁状態だからな。つまり、NOVAが一番、楽しめる話題はウクライナではなくて、ドンブラである。それと、新ブログおめでとうって言って、祭り気分になってくれる相手なら、『つまづく石も縁の端くれ。共に踊ればつながる縁。この世は楽園。悩みなんざぶっ飛ばせ』ってノリノリ気分になれるわけだ。つまり、ドンモモタロウを味方にできる。そこを理解しないなら、悪縁は断ち切るに限るわけで、どちらを選択するかは彼次第、と」

 

●選択肢1

   ドンブラブログを作って、コツコツ記事を書いていく。

 そこで、自分の来し方や行く末や今現在の思いをつづる作業で、「他人にとって面白い見解の持ち主であること」をアピールして、自分の生き方に一定の誇りを持つ。

 独りで誇り高く記事書きを頑張っている人間なら、そういう努力に敬意を表してもいい。

 前に書いた小説は、最初の出だしからつまらないと判断したので、NOVAは読まなかった。その後も執筆活動を続けているなら、それはそれでよし。ただし、NOVAが読む義理はない。

 昔、「ラーリオス企画に関係ない小説は読まない」と宣言したし、その宣言は今も有効である。そして、ドンブラブログは、昔のラーリオスのキャラの転生した姿として、仕切り直した世界観や物語のブログとして再構築するなら、まあ、こちらも宣言に違背することなく、読んでもいいと思える。これぐらいが妥協できる範囲である。

 

●選択肢2

   「ブログを作ったから、遊びに来て下さい」という以外の連絡を寄越してきても、もはやNOVAをうんざりさせるだけなので、全てスルーすることは確定している。

 今回は、新ブログを立ち上げた直後で、開放的になっているから、ドンブラ気分で勢い付いただけである。

 たぶん、平常心に戻ったなら、悪縁鬱男くんのメールを既読スルーせずに、わざわざこの場で相手してしまったことを後悔する可能性が大きい。

 まあ、後悔はしたくないので、しっかり反省して、今後の宣言にする。NOVAに相手してもらいたいなら、彼が自分のブログを作って自立した姿を見せることが前提である。

 そこを抜きにして、再交流はあり得ない、と宣言しておく。

 

●選択肢2の本音

 どうせ、彼が面白いブログを作って、こちらに連絡してくる可能性は、非常に低いと思われる。

 だから、ハードルを上げておくことで、こちらは気兼ねなく、彼のそれ以外のメールをゴミ箱にポイ捨てして、生真面目な良心の欠片が痛まなくて済む。

 過去のTRPGの思い出にしても、アニメ感想にしても、BASTARDにしても、高橋留美子にしても、他人のところではなく、自分のところで記事書きすることが定着すれば、こちらをわずらわせることもないだろうし、稀に面白い記事に仕上がれば、こちらが読者として楽しめる可能性はゼロじゃない。

 というか、そこまでして、ようやくWinWinの可能性が芽生えるほど、彼はこちらをタイミング悪く、わずらわせ続けてきた人間である。関わらないで済むなら、それがベストだとNOVAは考えていることを忘れてはいけない。よって、関わる条件と関わらない条件をきちんと決めておいて、プレイヤーの行動次第で、公正に結果を判定するのがGMとしての裁定手法である。

 

で、結局、緑の魂石って何?

 

晶華「NOVAちゃん、ここまで書いて、記事タイトルの話にたどり着けなかったよね」

NOVA「ああ。本来は、翔花が妖精郷から脱出した際にゲットしていたグリーンソウルの話を書こうとしたんだが、思いきり球筋が逸れてしまったことになる」

翔花「誰が悪いの?」

NOVA「そりゃあ、書いた俺がドンブラ脳なのが悪いという結論だが、間接的には特定個人がメールでおかしな質問をして来たのが悪いということになる。彼へのメールには絶対に返信しないし、絶縁宣言は解消していないんだから、いくらメールを出して来ても、それがよほど素晴らしい内容で感服しない限りはゴミとして処分されるだけなんだが(それぐらい生理的に如何ともし難いレベルで、嫌っている)。それでも『メールを読んだな。縁ができた』というドンモモタロウの声が聞こえて来て、『悪縁は断ち切るに限る』という勢いでブログ記事に反映されてしまうのが現状らしい」

翔花「つまり、今のNOVAちゃんは脳内ドンモモタロウにコントロールされてしまっているの?」

NOVA「あくまで、ブログ記事を書く際に、強い影響を受けているってことだな。そのうち、落ち着くだろうが」

晶華「恐るべきは、脚本家・井上敏樹さんの筆力ね。そこまでNOVAちゃんの精神に強く干渉するなんて」

NOVA「俺が元々、縁という言葉に強く反応する性格というのも幸いしたのか、災いしたのか自分でもよく分からないが、今回の記事は書こうと想定していた記事から大きく逸れて、軌道修正もできないまま、つまづく石になってしまった失敗作な記事ということになる」

晶華「そんな記事は公開せずに、人知れず闇から闇に処分しなさいよ」

NOVA「まあ、書いちゃったものは仕方ないだろう。消すのはいつでも消せる。このドンブラ具合を楽しめる奇特な読者さんもいるかも知れないし、つまづく石も縁の端くれって言うわけで、後世に残しておくと、何かがPONと生まれ出づるかもしれない」

翔花「とにかく、『緑の魂石(グリーンソウル)』の話のはずが、『縁(えん)の魂石』の話になっちゃったってことね」

NOVA「おお、翔花。お前が漢字ネタを出すとは、成長したな」

翔花「もうすぐ誕生日だし、自分に関係ある漢字なんだから、大切にしたいしね。緑も縁も」

晶華「だけど、ドンブラには緑の戦士がいないのよね。最近、グリーンが不遇じゃない?」

NOVA「確かに緑成分が欲しいので、懐かしの緑キャラを挙げて、当記事 完にするか」

(当記事 完)