ガシャを回してラッキー
NOVA「前回の記事で話題にしてみたら、コンVの必殺技の超電磁スピンをゲットしたぞ」
翔花「え? その前はグランゾンさんが弱いと言っていたら、ブラックホールクラスターが当たったりしてなかった?」
NOVA「何だか記事で、武装が弱いからって愚痴っていたら、タイミング良くドンピシャで欲しいものが当たるという快挙に続けて見舞われている」
晶華「これもアキカイザーのおかげね。ハッピーとラッキーの妖精に愛されているのよ」
NOVA「そうかもな。これでアムロさんのための武装がゲットできたら、アキカイザーのファンになってもいい」
晶華「って、今はファンじゃないの?」
NOVA「どう見ても、ゼンカイザーのパチモンだからなあ。全力全開は語呂がいいけど、秋力秋開って変だろう?」
晶華「漢字が違うわ。晶力明開。つまり晶華の力で明るく開くのよ」
NOVA「しょうりょくめいかいって読むのか?」
晶華「違う。クリスタルパワー・メイクアップって読むの」
NOVA「どこのセーラー服美少女戦士だよ」
晶華「だって今は9月。もうすぐ月見シーズンなんだから」
NOVA「なるほど、月の力か。スパロボで月の力だと、ザンボット3、ガンダムX、それにターンAガンダムが思いつくが、いずれもDDには登場しない」
翔花「でも、グランゾートさんって、テラフォーミングされた月が舞台なんでしょう?」
NOVA「翔花!」
翔花「何よ、NOVAちゃん」
NOVA「お前、テラフォーミングって難しい言葉をよく知っていたな」
翔花「そりゃあ、大地母神ガイア様より神霊候補と言われているのだから、常識よ。ギリシャ神話のガイア様は、ローマ神話ではテルース、またはテラ・マーテル(母なる大地)と呼ばれているらしいし」
晶華「すごい。何だか、お姉ちゃんじゃないみたい」
翔花「失礼ね。一応、わたしはプリースト系なんだから、神話知識は学習したの。もちろん、知らないことも多いけど、無知無能ってわけじゃないんだから」
NOVA「なるほどな。ともあれ、グランゾートは、月に地球並みの空気と重力が発生した未来社会という設定が凄いよなあ。トリガーのテラフォーミングで、雨の降る火星という設定もSF的ワンダー感覚を刺激されたが、まだまだ俺の知らない創作イメージで感じ入ることができると嬉しい限りだ」
晶華「つまり、ラッキーなNOVAちゃんは『ブラックホールクラスター』に次いで、『超電磁スピン』も手に入れて、喜び全開ってことね」
ガルーダ退治に舞い戻って
NOVA「超電磁スピン入手記念で、パート3の第1話を再プレイしてみたんだ。今度は、あしゅら男爵じゃなくて、ガルーダをコンVで撃破するためにな。ついでにブラックホールクラスターを付けたグランゾンがどれぐらいの物か試してみたくもなった」
晶華「へえ。その結果は?」
NOVA「さすがはグランゾン。ゼンカイオーに匹敵する強さを発揮したんだ」
翔花「それって、NOVAちゃんが心血を注ぎ込んで強化したゼンカイオーさんに追いついたってこと? やっぱりグランゾンさんは化け物ね」
NOVA「実際のところ、グランゾンはブラックホールクラスター以外の武器はまだ揃えていないんだ。おまけにほとんど改造もしていないのに、ここまで強くなるか、と驚いた。そんなわけで、せっかくのコンVが霞んでしまったけれど、ガルーダさんは何とか撃墜して、パーフェクトクリアした次第」
オーラバトラーの話
NOVA「そして3話だが、前話の流れからシレーヌと戦うと思いきや、先にダンバインのエピソードだ。ワールド1出身者はおおむね自分の世界に帰れたと喜んでいるし、他の世界のキャラも、ワールド2が自由の制限された軍隊調の世界観なのに対し、ワールド1は『古い感じだけど、自由で大らかで、侵略を受けているのに、人々は明るく、希望を捨てず、活気に溢れたバイタリティーある世界』というところに感じ入ってたりする」
晶華「さすがは昭和ね」
NOVA「まるでレトロワルドみたいに美化された感じだけど、他の世界が暗いからな。ワールド2はエヴァの影響で赤い海になっていたり、真ゲッターの厳しい荒野だったり、宇宙からコロニーとか小惑星が落とされそうな世界観だし」
翔花「ワールド3は?」
NOVA「コーディネーターとナチュラルが戦うコズミック・イラだな」
翔花「ワールド4は?」
NOVA「鉄血のオルフェンズだな」
晶華「どこもかしこも人間同士で争ってばかりなのね」
NOVA「ガンダムの世界観って、大抵そうだからな。まだ平和なのは、Gガンダムかビルド何ちゃらの競技バトルの世界ぐらいだ。それに比べると、ワールド1は世界支配を目論む悪の組織や宇宙人はいるけど、人間同士の戦争はないわけで。だけど、そんなスーパーな世界観に馴染めないのがショウ・ザマなんだよ」
翔花「ダンバインさんは、ワールド1で一つだけ世界観が違うものね」
NOVA「自分が帰るべき世界はバイストン・ウェルと思いつめているみたいだ。前にガラリアと一緒に帰ろうとして、果たせずに彼女を死なせてしまったことに虚しさを感じているところに、ジェリルとアレン、フェイのレプラカーン3人組がバイストン・ウェルから追放されて出現。ショウは無駄な戦いを避けるよう説得するが、好戦的な彼らは説得を受け付けないどころか、あしゅら男爵にスカウトされて、ドクターヘルの食客になってしまうわけだ」
晶華「ダンバインさんの敵って、ドレイクさんよね。ドレイク軍はどうしてるの?」
NOVA「さあ。この時点では登場していない。よって、ジェリルたちは後ろ盾を求めて、あしゅら男爵に付いていく。ドレイクみたいな世界征服の野心を持つドクターヘルの方が、正義の味方や正規軍よりも性に合っているらしい」
晶華「ドレイク軍ってティターンズと手を組むイメージが強いので、ドクターヘルと手を組むのってスパロボ初じゃない?」
NOVA「かもな。あと、故郷へのノスタルジーとか、敵であろうと説得するショウの姿に共感したのが、レイズナーのエイジだ。ダンバインとレイズナーって割と似た性質を持つユニットなのに、これまで物語での絡みが薄かったので、両作品の交流イベントも割と新鮮に映った次第だ」
デーモン暗躍
NOVA「そして、シレーヌが動き出すのが4話で、決着がつくのが5話だ。デビルマンのデーモン族は今回、鋼鉄ジーグの邪魔大王国と結託している。よって、マップでのバトルは、4話が鋼鉄ジーグメイン。5話がデビルマンメインとなる。ただし、ストーリーはデビルマンのエピソードだ」
NOVA「不動明が牧村家に挨拶に行こうとするんだな。時空転移によって1ヶ月ほど行方不明になっていたらしいんだが」
翔花「こっちは2年ぶりなのにね」
NOVA「フィクションとリアルの間で時間がズレるのは、よくある話だ。で、明のボディーガードに選ばれたのが、フルメタの宗介と、OOの刹那。でも、宗介が一般家庭でどんなトラブルを起こすかと危惧したかなめがお目付役として付いて行き、さらにギアスのカレンも同行役に巻き込まれる」
晶華「学園潜入チームってことね」
NOVA「別作品のこういうコラボ劇場がスパロボの面白さの一つだからな。しかし、日常の平和な物語の最中で、水を操るデーモンのゲルマーが原作どおりの風呂場襲撃をやらかすんだ」
翔花「悪魔とお風呂。なかなか時流をわきまえた奴じゃない?」
NOVA「本当だ。まさか、このタイミングでプレイしたら仮面ライダーにつながるとは、2年前にも去年にも想定していなかったぜ。ゲルマーイベントのタイミングが図らずもドンピシャになったじゃないか」
晶華「とにかく、お風呂場で襲撃された牧村美樹さんがピンチってのが原作なのね」
NOVA「原作ではすっぽんぽんのエロシーン全開だが、さすがにスパロボでは再現しない。とにかく、ゲルマーの水を飲まされた美樹とかなめがカレンを襲撃し、明と宗介と刹那が駆けつけるんだが、おそらく全裸全開な妄想は心の中に留めておくとして。ヒロインを人質にされてピンチという状態で、飛鳥了が救出に現れる」
晶華「原作と少し違うタイミングみたいだけど」
NOVA「原作だと、了の助っ人はシレーヌ出現後だからな。ともかく、ゲルマーの気が逸れた隙に、宗介とカレンがそれぞれ、かなめと美樹に当て身をくらわせてゲルマーの水を吐き出させるのに成功するんだが、その間に自軍は邪魔大王国の陽動作戦にあって、バトルしていた次第だ。てっきりデビルマンのバトルだと思っていたのに、鋼鉄ジーグの敵だったので、チーム編成を間違えて、ボーナスを取得し損ねたぜ」
翔花「ボーナスゲットのために、再プレイ推奨のゲームなのね」
NOVA「どうしても強化アイテムが欲しくて行き詰まったら、繰り返しプレイもしたくなるかもしれんが、現状、鋼鉄ジーグも強くないからな。今は全力全開と勇者王が強いから、まあいいか、と。いざとなったらグランゾンも使えるし」
晶華「チームを満遍なく鍛えるよりも、お気に入りの強キャラを徹底的に強化するのが楽しむコツみたいね」
NOVA「で、自軍が鋼鉄ジーグの敵と全力全開で戦って、ハンマーで光にしたりしている間に、デビルマンの怒りでゲルマーを会話イベントで焼き焦がした辺りで5話めだな。デビルマン単独で、シレーヌ&カイムのタッグと戦うことを強要される。勝てるかっての」
翔花「デビルマンさんの強化が推奨ってことね」
NOVA「TVアニメ版のデビルマンだったら、もっと強いだろうにな」
晶華「でも、青肌デビルマンさんも映画でマジンガーZ様と共演したときは、ドクターヘルの機械獣軍団に全然、攻撃が通用しなくて大ピンチだったって聞くけど?」
NOVA「ああ。空が飛べないマジンガーに挑発気味にアドバイスするけど、結局はジェットスクランダーを装着したマジンガーの前座みたいなものだったな」
NOVA「うまく、マジンガー映画をつぎはぎしたなあ、と思いつつ、実はデビルマンのアニメも、原作を完全再現したものはないんだよな。OVAもシレーヌ編で終わったし、美樹の悲劇は映像化されていないんじゃないか」
翔花「実写版があるって聞いたけど?」
NOVA「そいつは黒歴史だ。ハッピーバースデイという言葉が、その映画のせいでギャグになった」
翔花「予告編では、凄そうだけど?」
NOVA「俺も期待の大作だと思って、劇場に見に行ったんだよ。まあ、ところどころ良いビジュアルもあると思うんだが、いろいろと脱力気味のシーンが多くてな。それよりは、まだ、こっちのアニメの方がお勧めだ」
NOVA「このOVA『CBキャラ 永井豪ワールド』もスパロボの原点みたいなところがあるからなあ」
晶華「なるほどね。じゃあ、デビルマンさんの登場するスパロボDDも、原点に追いついたってことね」
NOVA「で、話をゲームに戻すと、デビルマン一人でシレーヌやカイムを倒すのは困難だが、こっちが一定量のダメージをくらうとイベント進行する負けバトル形式だな。だから、ストーリーは問題なく進むんだが、ここでデビルマンを徹底強化してシレーヌたちを単独で倒せるようにするのも、やり込み要素なんだろう。少なくとも、うちのゼンカイオー並みにデビルマンを強くしたいって誘惑には駆られたんだが、今は先に進むことにする」
翔花「孤軍奮闘してボロボロのデビルマンさんを助けに、仲間が駆けつけるのね」
NOVA「ああ。全開王と勇者王がいれば負けないな。ボーナス条件の『シレーヌとカイムへのとどめをデビルマンに刺させる』ためのHP調整にちょっと苦労したってところか。どちらかを倒せばシナリオクリアなのに、それぞれを倒すことがボーナス条件だから、これも一回で完全達成は不可能な部類だ。まあ、複数を同時攻撃できるマップ兵器があれば別だけど、デビルマンにはまだ実装されていない。ともあれ、物語としては、シレーヌとカイムはこの場では死なず、撤退して邪魔大王国の世話になる流れだ」
晶華「結果的に、あしゅらさんがガルーダさんやジェリルさんと結託し、ハニワ幻人とデーモン族が結託する敵陣営の構図が成立ってことね」
NOVA「そして不動明は、自分が牧村家に居候するとデーモンとの戦いに巻き込んでしまうと悟り、後のことは飛鳥了に託して、牧村家から距離を置こうと決めるわけだな。まあ、またデビルマンイベントがあれば帰って来るんだろうけど」
翔花「次は何?」
NOVA「パート3のクライマックスは、もう一体のグレートマジンガーを巡るバトルみたいだな。原作でも、大破したグレートはプロトタイプだったから、真のグレート復活に至る流れだろう」
晶華「こっちでは、マジンエンペラーGさんは登場しないのね」
NOVA「今のところはな。そのうちDDにも輸入されるかもしれないが」
(当記事 完)