翔花が帰って来たので
NOVA「ブログのタイトルも少し変えてみた」
翔花「Wショーカってことは、この私、粉杉翔花と……」
晶華「妹の私、粉杉晶華の2人ってことよね」
NOVA「うむ。翔花が行方不明になっている間に、タイトルに妹・晶華の名前が加わってしまったからな(去年の夏の話)。だけど、妹の名前があるのに、姉の名前がないというのは可哀想だと思って、今後は娘2人を大事なアシスタントガールとして平等に扱うようにしたわけだ」
翔花「だったら、ヒノキちゃんところのコンパーニュに私の名前が入っているよね。あっちはどうするの?」
NOVA「あっちは、翔花の名前を外して、『花粉症ガール外伝・コンパーニュ記』にするのが無難かな、と思う。向こうの主役格のヒノキ姐さんも、花粉症ガールV3の称号を持つ御仁だし、こちらがメインで、向こうが外伝ということであれば、実情を踏まえたタイトルだと思う」
晶華「元々は、お姉ちゃんの修行冒険物語を『翔花伝』という形で、屋久島編とかを中心に展開していたものね」
NOVA「ああ。その後、シロ君と一緒に琉球編なんてのも構想してはいたんだけど、屋久島編が長引いたのと、マッスル太郎(ミストキャッスル)をきっかけにTRPG妄想リプレイを始めたことで、そちらの仮想冒険がメイン記事にシフトしていった」
翔花「私は屋久島から帰って来たけど、神霊修行の末に『時を翔ける精霊少女』になったために、しばらく時空のあちこちを飛び回ったりしながら、妖精郷(フェアリーガーデン)に封印されることになったわけよね」
NOVA「で、危なっかしい娘だから、またすぐにPON! と消えてしまいそうなので、とりあえずブログタイトルの言霊魔術で、お前をここにしばらく縛りつけようかな、と考えた次第」
翔花「私が根無し草にならないよう、Wショーカで仲良くNOVAちゃんをアシストしようってタイトルね」
晶華「うん、妖精郷では、エマ・ショーカさんのプレイヤーとして頑張ってもらうんだから」
翔花「ええ? 私はエマ・ショーカ・ローズワースよりも、ジョリーダ・グィネスをプレイしたいんだけど?」
NOVA「ジョリーダちゃんだと?」
翔花「うん、NOVAちゃんが随分ご執心みたいだから」
NOVA「いや、ジョリーダちゃんはな、サイバ☆リオンの理想妄想幻想ヒロインであって、実在しないんだ。実のところ、彼の性格設定に『魅力的な異性を無視できない』というのがあって、そこをさらに強調してみようか、というロールプレイ意図もあった。
「最初はプレイボーイ的なキャラを想定していたんだけど、その割にプレイヤーの素が出て『恋愛小説が苦手』という矛盾する性格になってしまい、その辺の矛盾を解消する方法を求めた結果、『女性には親切なんだけど恋はしたことがない。だけど、妖精郷同化度の影響で、夢の女に恋をしてしまった。だから、脳内の理想像ジョリーダちゃんを求めて、妄想暴走を繰り返す』……という設定が新しく加わった。でも、そこにジョリーダちゃんが本当に出現したら、ロールプレイの思惑が狂ってしまう」
翔花「ふ〜ん、つまり、ジョリーダちゃんが実現したら、白けるってことね。夢は夢のままだから素晴らしい、と」
NOVA「そう。アニメが実写化したら、イメージが崩れてしまうのと似た感じだな。俺は実写びいきだということは先日、長文で訴えたけど、何でも実写でなければいけない、という主張はしていない。それぞれの表現手法の良さがあり、どっちが上とかそういう対立的な考え方には与しないという意見だ」
晶華「ライダー初のアニメ化が発表された『風都探偵』がきっかけで、妙な話になったんだよね」
NOVA「『風都探偵』という作品の内容とか方向性をよく知りもしないで、とある客人が『アニメ化されたら、こんな作品ができる。楽しみだ』的な話を勝手な願望展開していて、いや、『風都探偵』はそんな話じゃないから……と事実認識を歪めることを諌めたんだな。そこから、話が妙な具合に流れて、先方が『アニメを持ち上げようとする余り、実写特撮ものを貶める考えを披露した』から、まあ、趣味を通じて楽しく話せる関係性が完全に終わったな、とこっちは感じるに至ったんだが、そんなことはどうでもいいか」
翔花「風都探偵といえば、仮面ライダーWよね。昔、ここでも仮面ライダーごっこをしたことがあって、翔太郎は私で、アキちゃんは所長で、NOVAちゃんはシャドームーンだっけ?」
晶華「いいえ、私はフィリップよ。だけど、あの時は、私はアキちゃんって呼ばれてなかったから、今だと所長のイメージにもなるのか。スリッパを用意しないと」
NOVA「すると、俺が仮面ライダースカルみたいなものか。それも悪くない」
翔花「とにかく、ブログタイトルにもWの文字が入ったことで、当ブログは『仮面ライダーW』と続編『風都探偵』を今後も熱心に応援したいと思います」
NOVA「バディ物としての電王からWに至って、平成2期ライダーの礎になった作品だからな。今をときめくダイ大の三条陸さんがメインだし、W、フォーゼ、ドライブが三条色の濃いライダー作品。それと現在、YouTubeで絶賛配信中の全話執筆キョウリュウジャーだな。目下、俺の中での注目脚本家が、長谷川圭一さんと三条陸さんの二人ってことで、そこに香村純子さんが加わって2021年のマイ・フェイバリット脚本家3強といったところ。中でも三条さんの話は俺的に外れなし、という絶大な信頼感と安心感を覚えるばかりだ。これからも応援を続けたい」
(当記事 完)