Shiny NOVA&晶華のNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガールというオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

聖騎士と暗黒騎士と竜騎士の話(FF編)

別ブログの補完記事

 

NOVA「先日、俺はアストに『D&Dのパラディン』の話をしたらどうかって言ったんだ」

晶華「パラディンと言えば聖騎士よね。確かロードスのパーンさんもそういう称号をもらったという」

009『パーンと言えば、最初のD&Dリプレイの第2部で成長した姿で登場した際に、パラディンになっていたんだよな。ただし、ウィズダム(知恵)の能力値が13に達していないので、僧侶呪文を使うことができない肩書きだけのパラディンだったけど』

NOVA「その時はまだ設定が固まっていなかったからな。性格がローフル(法、秩序、転じて正義)の戦士だから、とりあえずパラディンになっておけという風潮があった。その名残が、小説版のロードス島戦記の最終巻タイトルにつながったのかもしれん」

晶華「最初が『灰色の魔女』で、その後、『炎の魔神』『火竜山の魔竜』と続き、『王たちの聖戦』『ロードスの聖騎士』で一度結実する」

009『前半が魔で、後半が聖となるサブタイトルの凝り方だな』

 

NOVA「で、これがアストのパラディン語り記事なんだが……」

晶華「D&Dから逸脱して、FFやドラクエに展開してしまったのね」

NOVA「何で、こんなに寄り道するんだ? とツッコミを入れたいんだが」

晶華「NOVAちゃんに、他人の寄り道をツッコむ資格はないわね」

NOVA「俺の寄り道脱線癖に感化されたのか、まあ、それでも何らかのフォローはしておきたいと思ったので、こっちでも補完記事を書くことにした」

009「妖精郷を差し置いてか?」

NOVA「なあに、妖精郷は逃げたりしないさ」

晶華「そりゃ逃げないけど、崩壊の危機にあるのよね。早く何とかしないといけないって思わないの?」

NOVA「こういうのはプレイヤーが物語を進めなければ、崩壊しないものさ。プレイヤーが行動するたびに結局、間に合わずにクリスタルが割れたり、人が殺されたりするのがコンピューターRPGの定番だからな」


PS FF5 $1 OPムービー


ファイナルファンタジーV アドバンス オープニングデモ【FF5】


ドラゴンクエスト8 OP

ケイPマーク1『クリスタルが割れたり、人が死んだりするRPGのオープニングを見せてるわけだッピ』

009『まあ、巨悪が封印されているのを、クリスタルとか封印者の血脈を断つことで解放しようというのが物語の流れだから、守り通したら巨悪が復活せずにめでたしめでたし……はいいんだけど、復活した巨悪を倒す壮大な話にはならない』

NOVA「封印は解放されてこそ話が盛り上がるんだけど、封印が目の前で解放されていくのを止められないというのは、プレイヤーとしてはなかなかストレスフルな展開続きになるわけだ」

晶華「4つある封印が3つまで解放されてしまった。あと一つの封印は何としても守り抜かないと……って流れは、燃える展開よね」

 

NOVA「封印の話はさておき、聖騎士とか暗黒騎士とか竜騎士の話は、キラメイ、セイバー、ダイ大の3大ファンタジー作品を追いかけている今が正に旬だと思うし、キラメイがもうすぐ終わってしまえば少し時期を逸するとも思うので、今回はそれを補完しようってわけだ」

 

FF4の思い出とか

 

NOVA「で、アストが思い出させてくれたんだが、今年はFF4の30周年記念でもあるんだな」


SFC版FF4 オープニング バロン軍BGM「赤い翼」 The Red Wings


Final Fantasy IV Opening HD


FINAL FANTASY IV : The After Years - Trailer (2015)

 

009『FF4のその後のストーリーだと!? ぼくの知らない未来がここにも……』

NOVA「FF4は、暗黒騎士から聖騎士パラディンに運命変転した主人公セシルの成功物語だけど、その影で悪堕ちして泣いた竜騎士カインと、暗黒魔人ゴルベーザの贖罪の物語なのがFF4TAと呼ばれる作品。それはまた、偉大な父親を持った息子セオドアのコンプレックスと成長物語でもあり、FF4時代は子どもだったパロムやポロムの成長が描かれたり、FF4のファンが満足する作品だ」


FF4ジアフター ボス戦 カインvsカイン(カイン編)【ファイナルファンタジーⅣジ・アフターイヤーズ 月の帰還 iOS】


FF4ジアフター パラディン カイン誕生(カイン編)【ファイナルファンタジーⅣジ・アフターイヤーズ 月の帰還 iOS】

 

009『まさか裏切りの竜騎士として、さんざんネタにされてきたカインがこういう形で公式に浄化されて返り咲くとはな』

晶華「代わりに、かつての主人公だったセシルさんが悪堕ちして、息子の前に立ちはだかるなんて、まるでこれね」


Ultraman Taiga The Movie Trailer [Eng Sub]

 

NOVA「もう、闇に呑まれた光とか、そこからの再覚醒とか、聖騎士と暗黒騎士、竜騎士の物語の宝庫だからな、FF4は」

009『もちろん、その前にスターウォーズを忘れてはいけないわけだが』


帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)

NOVA「昔のファイナルファンタジーのイメージソースに、D&DやドラクエなどのファンタジーRPGの他、スターウォーズのSF成分、物語成分があるのは明確だからな。ビッグスとウェッジというNPC名などからもオマージュを捧げているし、何よりもゴルベーザインパクトが大きい」


【DISSIDIA FINAL FANTASY】バトルムービー:ゴルベーザ

 

晶華「ええと、これはガルザさんの元ネタ?」

NOVA「弟じゃなくて、兄だけどな」


ファイナルファンタジーIV DS OST 黒い甲冑ゴルベーザ


[FF4]ゾットの塔 [作業用BGM]


【FF4TA月の帰還 #51】ゴルベーザ&フースーヤのコンビ再び!【ゴルベーザ編 #1】


【FF4TA月の帰還 #54】フースーヤ&ゴルベーザVS謎の少女&リヴァイアサン【ゴルベーザ編 #4】


【FF4TA月の帰還 #56】月の地下渓谷でゼロムスマインドとの戦い!【ゴルベーザ編 #6】

 

晶華「ガルザさんも気になるけど、ゴルベーザさんも気になる〜」

009『確かに。この後、どうなるんだ? 青春時代にFF4を堪能したぼくにとっても、未来の続編は気になるところだ』

NOVA「俺にとっては過去なんだがな。まあ、要所だけ挙げておくか」


【FF4TA月の帰還 #75】エクスカリバー入手とセシル完全復活!暗黒セシルと決着!【真月編 #19】


ファイナルファンタジー4 ジ・アフターイヤーズ FF4 TA iOS版 エンディング

NOVA「俺がプレイしたFF4TAは2011年に出たPSP版だが、動画アップしたのはキャラが3D化したiOS版なんだな。そちらは初めて見たので、ストーリーは知っていたとは言え、いろいろ新鮮に感じた。こちらがPSP版の戦闘シーンで……」

ファイナルファンタジーIV コンプリートコレクション - PSP
 


PSP版FF4TA 月の帰還 バンド技集

 

NOVA「こっちがiOS版」


ファイナルファンタジー4 ジ・アフターイヤーズ FF4 TA iOS版 バンド集

 

009『PSP版は最初のFF4っぽい画面演出で懐かしい。iOS版は2007年のDS版の後継って感じだな』


ファイナルファンタジーIV(DS)PV

 

クリスタルの意味 

 

晶華「ところで、プレイ動画で気になったのは、『クリスタルの造られた理由』ね。一体、何なの?」

NOVA「うむ。FFシリーズのクリスタルは象徴アイテムとして、多くの作品に登場しているが、大体は『凄い力を秘めたエネルギーソース』であり、主人公たちは『クリスタルに導かれた光の戦士』という立ち位置であることが多い。後年、クリスタルは形を変え、幻獣たちの命の結晶である魔石と呼ばれたり、星の命の欠片であるマテリアと呼ばれたりもしながら、主人公たちに力を与える奇跡の石と定義づけられる。

「物語的には、敵がクリスタルを奪ったり壊したりして世界を脅かすので、主人公がクリスタルを守らないといけない動因になるし、クリスタル自身や砕けた欠片に触れることで、新しいジョブを入手することもできる。FF5では、クリスタルは古の勇者の記憶を宿していて、その能力を主人公たちに付与することをジョブチェンジの背景設定にしているし、他にもクリスタルの力を動力源にして火力船などを動かしたり、国家安定の象徴(神の遺産)として祭ったりもするわけだ」

009『クリスタルそのものが信仰の対象であるなら、FFはパラディンのジョブ以外にも、主人公パーティー全員が「神に導かれた戦士」と解釈することも可能だな』

NOVA「そう広く定義づけると、パラディンという言葉の意味から見直さないといけないけど、FF4の場合は、主人公のセシルが一番、クリスタルの力を引き出すことができる素質を持っている。と言うのも、クリスタルは『月の民』という異星文明の産物であり、主人公セシルは月の民クルーヤと地上人の母親セシリアの間に生まれたハーフだから、親和性がある。また、クルーヤの魂がクリスタルに宿っているように思われる描写もあって、要するに父親の残留思念がセシルを助けてくれるから、セシルはパラディンなんだ」

009『でも、ゴルベーザはセシルの兄でありながら、闇堕ちしたのでクリスタルの力を十分に使えなかったんだな』

NOVA「だから、続編で改心と贖罪の機会を与えられて、クリスタルの意味も再定義されたわけだ。『月の民』の文明を支えたクリエイターなるバイオコンピューターがFF4TAのラスボスなんだが、滅びた先進文明を再建し、過ちを繰り返さないように地上にクリスタルをもたらすと共に監視し、その進化の物語を記録して、時が来れば回収し、また文明が失敗作だと判断すれば壊滅させるように起動した形だ」

晶華「ああ。よくある世界の創造者が、『はい、君たちの役目は終わった。用済みなので消えてもらうよ、失敗作くん』と上から目線で攻撃してくる奴ね」

009『で、倒されると、「バカな。創られたものが造物主を打ち負かすだと!? あり得ん。その力は一体?」と驚愕するんだな』

NOVA「まあ、最近の造物主はもっと上から目線を崩さず、『面白い。たかが退屈しのぎのゲームのコマだと思っていたものが、これだけの成長を遂げるとは。まだまだ、この世界には可能性があるようだ。じゃあ、もう少し存続させてやろうか。気が向いたら、また遊びに来てあげるよ。それまで世界を壊されないように頑張ってくれたまえ(ラスボスのアバター消滅)』とメタ演出が為されるケースがたまに見られるが、そうなると世界観にハマっているプレイヤーが白けるので、そのゲームは遠からず終了するというジンクスがあるように思う」

ケイP『それって、スパクロだッピね』

NOVA「造物主がラスボスになると、その物語は俺的には末期症状だと思うね。少なくとも、物語の造り手だったら、自分の創造したキャラに愛着を持って欲しいものだし、育成するならともかく、強権を持って破壊するような振る舞いをするのはどうかと思うな」

晶華「でも、自分が遊んだゲーム盤をきちんと箱の中に片付けて、次のゲームを一からスタートするようなものかもしれないわね。造物主の立場では」

NOVA「すると、ゲームのコマが『勝手に片付けるんじゃねえ。俺たちはこのゲーム盤の上で、しっかり生きているんだ。俺たちの世界をお前の好きにはさせない!』と攻撃してくるようなものか」

009『「バカな。ゲームのコマが意思を持って、攻撃してくるだと!?」とか、「面白い。ゲームのコマが意思を持つとはね。だったら、ゲーム盤は片付けずに、そのまま置いておくとしよう。どうしても邪魔になれば片付けるけど」とか、そういうプレイヤーの視点なら笑えるけど』

NOVA「でも、そんなゲームばかりだったら、気軽に新しいゲームを楽しむこともできないな。データだけ残して、放置してる積みゲーがいっぱいになりそうだ」

晶華「とにかく、FF4TAのクリスタルは、実は『造物主クリエイターがゲーム運営するためのお助け装置であるとともに、監視・記録装置だった』ということね」

NOVA「その意味で、創造神の遺産であることは間違いないんだが、記録する中で、強い想いを遺して死んだキャラの想念・魂まで記憶・吸収して、擬似的に心を持ったようなラストシーンだったな。詩人のギルバートがそういう霊感をもって、クリスタルに宿った故人の魂を感じとったという描写もいい。神の端末が、人の世界に触れて親和的な様相を帯びたわけだから」

晶華「意思を持った石かあ。元々、上位的存在に創られた記憶端末だったら納得かも」

 

NOVA「ところで、造物主がラスボスで、それがプレイヤーの操る主人公に倒されるというのは、メタ的には『ゲームの作り手をユーザーが倒すことかな?』と単純に考えたりもしていたんだが、最近、違った解釈ができることにも気づいた」

009『どんな解釈だ?』

NOVA「この場合の造物主は元ゲームの創り手であって、十年以上経ってからリメイク作を作っている人たちは、かつてのユーザーであり、世界を守ろうとしている側の人たちだって」

晶華「どういうこと?」

NOVA「ファイナルファンタジーシリーズの権利は誰にあると思う?」

009『ドラクエ堀井雄二さんで、FFは坂口博信さんだと聞いているが』

NOVA「堀井さんは今でもドラクエを仕切っているけど、坂口さんがFFに直接関わったのはオンラインの11(2002年スタート)までだぞ。ただし、2001年にスクウェア社を退社し、2004年にミストウォーカー社を設立している。一応、2006年のFF12にはスペシャルサンクスとして坂口さんの名前も挙がっているが、FF13(2009)以降のシリーズは坂口さんは一切関わっていない」

009『何と。それはつまり?』

NOVA「それ以降のFFはスクウェアエニックスの物だけど、最初の作り手のものではない。D&Dの作り手は故ゲイリー・ガイギャックスさんだけど、今のD&D5版……というかAD&D2版以降は伝統を受け継ぎつつも、違うデザイナーによって作り直されているようなもんだ。試しに、FF13を見てみよう」


Final Fantasy 13 XIII - Opening Credits (HD 720p)

 

晶華「普通にファイナルファンタジーっぽいけど?」

NOVA「じゃあ、こっちは?」


ブルードラゴン オープニング


BLUE DRAGON 異界の巨獣(DS) PV

晶華「ドラゴンボールドラクエっぽい?」

NOVA「絵のイメージはそうだよね。でも、音楽はFFの植松さんだし、 じゃあ、こっちは?」


ロストオデッセイ PV XBOX360


Lost Odyssey - Battle Theme (Extended)

晶華「少しFFっぽくなって来たかな?」

NOVA「じゃあ、これは?」


FINAL FANTASY XV TGS2016 トレーラー/ファイナルファンタジー15

晶華「う〜ん、何だかファイナルファンタジーってものがよく分からなくなって来た」

NOVA「俺もだ。まあ、13以降は未プレイだからなあ。こっちはまだFFだって分かるけど」


【新生FF14】オープニングムービー【FullHD】

 

009『で、結局、あんたは一体、何が言いたいんだ?』

NOVA「いやあ、俺は現役FFプレイヤーじゃないわけだし、オールドファンも含めたユーザーにFFらしさを感じさせてくれるものって何だろう? それは坂口さんなのか、植松さんなのか、それともスクウェアエニックスの古き良きFFらしさを愛する作り手なのか、それとも常に最高のCGで先鋭的な世界観を描くチャレンジ精神なのかって? 

「何にせよ、FF4TAが作られた2010年前後は、FFのクリエイターはまだ坂口さんのイメージが強かったんだと思う。しかし、FFのその後の世界は、現在その世界に生きて愛する人の手で作られ続けるべきだって想いが、『過去の時代のクリエイターを倒して、今の世界を継いでいる者が、未来を志す物語』に込められていたような気もしたり。それとは別に、俺は以前、こういうFFもプレイしていたよな」


【FFRK】FINAL FANTASY Recorded Keeper OPENING MOVIE ・ファイナルファンタジーレコードキーパーオープニングムービー


5周年記念スペシャルムービー ファイナルファンタジー レコードキーパー


FFI~XV バトルBGM メドレー Battle Medley FFRK Ver. Arrange

 

NOVA「で、バトルBGMを聞いていてワクワクできる作品はどこまでかなあ、と思ってみると、10までなんだなあ。一応、12はプレイしたんだけど、通常バトル用のBGMがないシステムなので、いまいち残るものがなかったのかな、と。まあ、今回はFFシリーズをいろいろ懐かしみつつ、俺の知らない比較的近年のFFとか、関連作なんかも今さらながら確認しながら、ちょこっと補完した気になったということで」

009『ぼくなんかは、思いきり補完したなあ。レコードキーパーとか、ディシディアとか、示されてもさっぱりだ』

NOVA「だったら、せめてこの曲で懐かしんでくれ」


Final Fantasy IX-Melodies Of Life 歌詞付

(当記事 完)