Shiny NOVA&晶華のNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガールというオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

妖精郷の、配達ミッション開始(SWフェアリーガーデン2ー3)

ほぼ3週ぶりの妖精郷リプレイ

 

NOVA「さて、久しぶりのプレイの続きだけど、今週は残念なことがある」

晶華「台風14号の接近で、週末ショッピングが楽しめそうにないってことね」

NOVA「まあ、猫マイアとか発売日付近に買わないといけないということもないのだが、場合によると月末にモンストラスロアとまとめての購入になる可能性もあるかな、と」

晶華「ショッピングできないならできないで、妖精郷探索を続けたらいいでしょ」

NOVA「ということで、ハイラスに、ケイPマーク2、準備はいいかな」

ハイラス「うむ、この一月足らずの間に、ケイP殿から文字の読み方を習ったので、私自らシナリオを少しぐらいは読むことができるようになったでござ〜る」

NOVA「そうなのか? だったら、ゴジラ様を召喚しなくても、妖精郷探索ができるってことか?」

ハイラス「セイリュウ殿は『ネコのお使いという簡単なミッション』なら、私にマスタリングするように、とおっしゃられた。冒険者レベルが5になって、重要なミッションやクエストになったら呼ぶように、とのことだ」

NOVA「つまり、GM交代ってことか。まあ、元々、体はハイラスのものだったから、見た目は大きく変わらないんだけどな」

ハイラス「GMの一人称が私になって、語尾にござるが付くでござる」

NOVA「それって、ケイPのマークスも一人称が私だから、ややこしくならないか?」

ケイP『そこは丁寧語のですます口調だから、差別化はできると思うッピ』

NOVA「まあ、それで行くか。では、GMのハイラス君、よろしく頼むよ」

ハイラス「任せるでござる。ただし、読めない字があれば、その都度、NOVA殿に質問するのでよろしく」

 

新たなミッション

 

GM(ハイラス)「では、まず前回のあらすじでござるな」

ミリィ(晶華)「はい。前回、あたしはペガサスをゲットして、晴れてペガサスライダーになりました」

サイバ(NOVA)「嘘をつくな。ペガサスライダーになるには、ライダー技能5レベルが必要だろうが。今のミリィのライダー技能は何レベルだ?」

ミリィ「3レベルだから、あと最低でも3000経験点が必要なのね。正確には、ペガサスなどの騎獣を召喚するための〈風の呼び子〉を見つけてきたの」

サイバ「そうだ。4人のケットシーがくれたミッションを順に解決しながら、経験点を稼いでいる途中だ。まず、一つめのパスタの依頼を解決したところ」

マークス(ケイPマーク2)「残りは、ペンネ、ニョッキ、ドリアの順でミッションを解決していこうという話でしたね」

サイバ「順に『薬草などの配達』『鍛治仕事に必要な炎の妖精の捜索』『蜂蜜の採取』だったな。今回は薬草配達のミッションということで」

GM「時間は15日めの朝より出発。ケットシーペンネさんが、配達内容を説明してくれるでござるよ。目的地は3ヶ所。一つは【羊ヶ原】で、残り二つは1Dを振って決めてくだされ」

ミリィ「では、リーダーのあたしが振るね。出目は1」

GM「【のどかな果樹園】に行って、〈蜂蜜漬け梨のクリームケーキ〉を5つ買ってきて、とのこと」

ミリィ「わ〜い、スイーツだあ♪   ついでに、あたしの分もゲットしたらいいのね」

サイバ「ええと、買い物代はくれるのか?」

ペンネ『そんなん、適当に立て替えといてな。5つで、合計35ガメルやさかい、大した買い物やあらへん。買ってきたら、あんさんらの欲しかったパイプ草を3つあげるから』

サイバ「パイプ草っていくらするんだ?」

ペンネ『さあ。一つ5Gで売れるって聞いたけど、こういうのは欲しい人にとっては、高値で買うてくれるんちゃう?』

サイバ「う〜ん、物々交換でうまく商売しろってことかな。で、その【のどかな果樹園】って、どこにあるか決めるぞ。(コロコロ)4の5ということは南区画か。直接、行けそうな場所だな」

マークス「では、もう一つの目的地は私めが。6」

GM「【水路のある花畑】に行って、その奥にある白い石碑に〈手向けの花〉を捧げてきて……と言って、ペンネは小さな花束をくれたでござる」

ミリィ「〈手向けの花〉は受け取ったわ。花畑は北東エリアね。前に行ったことはある場所みたい」

サイバ「羊ヶ原に行く途中で、迷いながら踏み込んだ場所だな。夜中だったので、素通りしたから、今回、改めて探索するのもいいかもしれないな」

マークス「順に回るとしたら、先に南に行って、それから改めて北東の2ヶ所を回るといい感じでしょうか」

サイバ「果樹園に行って、まずはクリームケーキをゲット。クリームケーキをパイプ草に交換してから、煙草の森のエントレットにプレゼントして、そこでのクエスト達成。その上で、北東へ行くという計画がいいかな」

●妖精郷の探索範囲(第2部3話開始時点)

 (青字は宿泊可能

  緑は新しく書き入れた場所

  赤はその他の目的地

  

 

鉱山  骨の丘         屋根付き橋

 l   l            l

花迷路大神殿ーー停留所ーー花畑羊ヶ原ー魔法陣

     l    l

   火柱の塔   l薬草園ー鏡の池

   l      l l

凍山 l煙草の森ーおもてなし亭

ll l l

ll 風車の谷ーー赤い河 果樹園

ll lll

l白百合l鳥籠の木

l の谷   l

l      l

砂の街ーl 巨人たちの墓場

    l

崩れゆく場所

  • 中央エリア:おもてなし亭、薬草園、鏡の池
  • 西エリア:煙草好きの森、火柱の塔、凍てつく山
  • 南西エリア:風車の谷、鳥籠の木、白百合の谷、崩れゆく場所、砂に埋もれた街、巨人たちの墓場
  • 南エリア:赤い河、果樹園
  • 北西エリア:大神殿、骨の丘、花園の迷路、妖精の鉱山
  • 北エリア:停留所
  • 北東エリア:羊ヶ原、花畑、屋根付き橋、魔法陣の広場

 

妖精郷と魔女の秘密(15日め昼〜夕方)

 

ミリィ「それでは、果樹園に向かって出発します。あ、それと今回は長丁場のミッションになりそうなので、騎獣のノマちゃんに乗って行くから。前の仕事の報酬で、一回だけ無料でレンタルできるのよね」

GM「そういうことでござるな。では、南の果樹園に向かうということで、移動判定をして下され」

ミリィ「2Dで6以上を出せばいいのね。(コロコロ)3。どうやら道に迷ったみたい」

サイバ「またかよ」

GM「出目3だと、異なる隣接エリアに到着するでござるな。1〜3で南西エリア、4〜6で南東エリアでござるが」

ミリィ「1だから、南西エリアね。着いた場所をランダムに決めると、4なので【崩れゆく場所】に出たわ」

サイバ「おいおい。何で、そんな危険な場所に」

マークス「急いで、この場を離れましょう」

サイバ「まあ、せっかく南西エリアに来てしまったので、同じエリアの【鳥籠の木】に寄って行こう。前回、ディーラの娘を助けたので、お礼が期待できるぞ」

ミリィ「リオンさま、意地汚いわね」

サイバ「読みたい本を読むためなら何でもするのが書痴というものさ。とにかく、夕方に【鳥籠の木】に着いた。お〜い、ディーラちゃん。本を読ませてくれないか?」

ディーラ娘『あっ、この間の変な小説家のお兄さん』

サイバ「変なは余計だ。親切だけど、お人好しのバカではない策士と教えたじゃないか。実は、我々は妖精郷のいろいろな秘密を調べるために旅をしているんだ。ディーラの書物にそれが記されているという話を聞いて、早く読みたいと思ってね」

年長ディーラ『【火柱の塔】の〈ダレス写本〉と引き換えに、と言ったではありませんか』

サイバ「〈ダレス写本〉は必ず持ってくる。約束だ。小説家は約束を守るものだというのが、最近の流行らしいからな。だから、ぼくを信じて、先に本を読ませて欲しい。あなた方の書いた本は、ぼくに読まれたがっている。君も本好きなら、本の心の声が聞こえるはずだ」

年長ディーラ『妄言と切り捨てるのは簡単ですが、本好きというのが事実なら、〈ダレス写本〉も絶対に取って来て下さいますね。一応、年端の行かない娘を助けてもらった恩義があります。小説家の約束を信じることにいたしましょう』

サイバ「わ〜い、これで本が読める」

GM「何だか、プレイヤー発言なのか、キャラクター発言なのか区別しづらいでござるが、ディーラの書物に書かれた情報を知ったことから、★2つを進呈しよう」

マークス「おお、リオンさんの本好きがただの趣味ではなく、冒険の役に立とうとは」

サイバ「フッ、ぼくの冒険の目的は、妖精郷の謎を解明することだからな。キャプテンのお嬢さま探しと、ミリィの王冠探しと同じくらい重要度が高い目的なんだ。で、ディーラの書物から手に入れた情報はどんな感じだ、GM?」

GM「私が説明するには、読み解く情報がややこしいので、ご自分でシナリオの該当部分を読んで、解説して欲しいでござるよ」

サイバ「って、プレイヤー任せかよ。まあいい。ええと、『妖精王の冠について』の1〜3と、『魔女について』の1と2を読めばいいんだな」

 

ミリィ「妖精王の冠? それは、あたしにとっても重要ね。解説をお願い」

サイバ「うむうむ。まず、妖精王の冠はアラマユが作って、妖精王に与えられたとある。あらゆる妖精を支配する魔力を持っているそうだ」

ミリィ「それは前もどこかの妖精さんから聞いた話だけど、凄い力よね。それさえ手に入れれば、あたしが妖精郷の女王になるのも夢じゃないし」

サイバ「ところが、それにはどんでん返しがある。実は、妖精王の冠を作ったのは、アラマユではなくて、アラマユの親友の魔女らしい。魔女は不死神メティシエの信奉者で、その冠もメティシエの邪悪な魔力が込められている。あらゆる妖精を支配するだけでなく、妖精郷にある6つの水晶塔と連動して膨大な量の魔力を吸収し、冠を戴く者を神へと生まれ変わらせるそうだ」

ミリィ「え? 神さまにまでなれるの?」

サイバ「ただし、メティシエの眷属の小神、つまり邪神ということだな」

ミリィ「そ、それは考えものね。神になるのはいいけど、邪神の眷属にはなりたくないわ」

サイバ「普通はそうだよなあ。君が、邪神でもなんでもいいから無闇に神の力を求めるような娘じゃなくて良かったよ。とにかく、妖精郷が創られた目的は、冠の魔力を発動するためのマナの供給源として、妖精たちを集めて閉じ込める檻ということらしい。だから、冠の力で神が生まれるとき、妖精郷は完全に崩壊消滅する」

ミリィ「それは何としても止めないといけないわ。妖精郷の女王になるのはいいけど、女王が神の力を求めて、自らの統べる世界を滅ぼすなんて、どう考えても間違っているし」

サイバ「そして、6つの水晶塔についても書かれているなあ。ええと、炎、水、土、風、光、闇の6属性に対応した水晶塔があって、今は全てアラマユに封印されているそうだ」

ミリィ「どうして?」

サイバ「そりゃ、冠の力を魔女に使わせないためだろう?」

ミリィ「つまり、悪いのは魔女さんであって、アラマユさんじゃないと?」

サイバ「アラマユは魔女の野望を止めようとしていることになるなあ。とにかく、水晶塔が6つあるんだけど、その場所までは、ディーラの本には書かれていない」

マークス「塔と言うからには、【火柱の塔】なんかがそうではないでしょうか?」

サイバ「炎の塔っぽいよなあ。まあ、『妖精王の冠について』は今のところ、これだけの情報が分かったわけだ。さらにシナリオでは2つ、水晶塔の位置と、封印解除の方法が情報として隠されているが、それを知るには別の情報源が必要だ」

 

マークス「他には、魔女について書いてあるんですよね。もしかすると、エマお嬢さまを捕まえている吸血鬼に関わりがあるのでは?」

サイバ「確かに、不死神メティシエつながりとして考えられるな。魔女は元々、妖精を愛する妖精使いであり、黒髪と黒い瞳を持つ人間の女性だったらしい。エルフのアラマユの親友だったんだけど、エルフの長寿に憧れ、永遠の生命を求めて、メティシエの誘惑に乗せられたようだ。妖精神アステリアみたいに、妖精の信仰によって自らが神となって目的を達成しようとした。そのために冠と妖精郷を創ったとのこと」

ミリィ「え? 妖精郷を創ったのも魔女さんなの? アラマユさんじゃなくて?」

サイバ「アラマユは魔女の野望を止めて、妖精郷のどこかに封印した、とある」

ミリィ「つまり、悪く言うなら、魔女さんが創った妖精郷を横から盗んで、自分が創ったかのように事実を捏造したってこと?」

サイバ「その辺はどうなんだろう。魔女が妖精郷を創ったのは、自分が邪神の眷属の小神になるためのエネルギー源として利用したいから。つまり、神になる儀式のための生贄として妖精郷という巨大魔法陣施設を築いた。そういう囚われた妖精たちを犠牲にせずに、平和に暮らせる理想郷として妖精郷を生まれ変わらせたのが、アラマユの業績ということになる」

マークス「すると、今、妖精郷が崩壊しかけているのは、魔女の封印が解けかかっているからだとか?」

サイバ「とにかく、この情報をどう扱うかは難しいよなあ。グラタンたちに教えるべきかどうかも悩むし」

ミリィ「妖精郷を創ったのは、アラマユさんじゃなくて邪悪な魔女だったとか、あなたたち妖精は邪悪な儀式の生贄として集められたんだとか、あたしがグラタンたちの立場だったら、受け入れにくいものね」

マークス「ところで、アラマユさんは今どこに?」

サイバ「古代の魔法使いだから、とっくに亡くなっているんじゃないか? いや、エルフだったら生きている可能性もあるか。あるいは、亡くなって時間が経ったから、封印の効力が弱まっているという可能性もあるなあ」

ミリィ「封印が今、どうなっているのか確認はしておきたいところね。解除されているようなら、再封印の必要もあるだろうし」

サイバ「物語のパターンとしては、封印された巨悪が目覚めようとしているのを再封印して終わるケースは少なくて、結局、クライマックスでは復活した巨悪をラスボスとして、何とか撃退する形になりそうだけどね」

ミリィ「とにかく、アラマユさんは世界の創造主ではないけど、世界の救世主なのは確かね。一方、魔女が創造主にして、かつ世界の破壊者だと」

サイバ「創造主が『この世界は失敗作だ』とか『実験のために創ったが、その役目はもう終わった』とかのたもうて、世界を滅ぼそうとする展開は神話レベルで稀にあったりするからね。とにかく、悪い魔女がいるということが分かって、妖精郷崩壊の主因らしいと推測できる。これで、ぼくの目的は達成できたと言っていいのかな」

GM「まだでござる。『妖精王の秘密』という情報を得て初めて、妖精郷消失の理由が解明できたという形になるということで」

サイバ「さらなる情報は、眠れる妖精王を起こして、本人から聞けってことか。あるいは、〈ダレス写本〉とやらに書かれてあるのかもしれんが」

 

妖精たちの宴(15日め夜〜)

 

ミリィ「では、夜になっちゃったけど、果樹園を目指して移動判定をします。(コロコロ)4」

サイバ「おい。また失敗かよ」

ミリィ「きっと、これも悪い魔女の仕業よ」

GM「南エリアの別の場所に着いたでござる」

ミリィ「ええと【花咲く丘】って場所に来たみたい」

マークス「簡単なお使いのはずなのに、道に迷ってばかりで、どんどん複雑怪奇なことになっているような気がしますね」

ミリィ「花粉症ガールの物語では、よくあることなのよ」

サイバ「作者としては、あながち否定できないんだよな。プレイヤーの俺だって、リアルでよく道に迷いがちだし」

GM「とにかく、そこは赤や黄色や白や紫の色とりどりの花が咲き乱れる丘でござる。丘の上ではさまざまな妖精たちが歌い、踊り、宴を繰り広げていて、陽気な歌い声と笑い声が風に乗って聞こえて来るでござるよ」

ミリィ「それは楽しそうね。あたしたちも宴に参加しましょう」

サイバ「やれやれ。君はお気楽でいいよなあ。世界が崩壊に向かって進んでいると言うのに」

ミリィ「だからこそ、楽しめる時に平和を満喫するのよ。そして、この平和を守ろうという決意を確かなものにするの。ハッピーを味わうことが世界を救う原動力にもなるんだから。自粛ばかりじゃ、世の中が暗くなるだけだし」

サイバ「う〜ん、それもそうか。いたずらに悲観的なのは、ぼくのキャラじゃないしな。では、宴に飛び入り参加だ」

妖精たち『おや、珍しいお客さんだ。君たちもゲームに参加しなよ。勝てば賞品ももらえるし』

サイバ「ゲームだと? それは楽しまねば」

ミリィ「賞品ですって? それはゲットしないと」

マークス「お二人の目の色が変わったようですね」

GM「ゲームは5種類あって、どれを選ぶでござるか?」

サイバ「全部だ、全部。1から順番に全部のゲームに挑戦するのが、ゲーマー魂というもの。それで時間がどれほど掛かろうとも、そんなことを忘れて堪能したいと思うのが、ゲーマーの夢なのだ」

ミリィ「さすがはリオン様。じゃあ、最初は何?」

GM「ムリアンの群れと歌合戦でござる」

ミリィ「ムリアンって、蟻っぽい外見の土の妖精ね🐜。レベル3で、土の妖精魔法と呪歌を使う」

マークス「さすがは妖精使いのミリィさんですね。判定しなくても、妖精のデータは全部分かるのですから」

GM「判定は、バード技能で行うでござるよ。ムリアンの達成値は……うわあ、ピンゾロを振ったので7でござる」

サイバ「おお、さすがはハイラスだ。きちんと空気を読んで、素人でも勝てる出目を出してくれるとは。ぼくたちの中にはバード技能の持ち主が一人もいないので、まともな出目なら勝ち目はなかった」

ミリィ「とにかく平目で7以上を出せばいいのね。(コロコロ)10が出たわ。このカシュミーラ様の美声に聞き惚れなさい」

サイバ「ぼくは11だ。特撮ヒーローソング調の熱い英雄歌を熱唱するぞ」

マークス「私は9ですね。では、海賊の心の歌である『キャプテンハーロック』とか『宝島』でも歌いますか」


宝島 1978 町田よしと (OP → slides.)

 

サイバ「とにかく、まずはカラオケ合戦を制したぞ」

GM「カラオケではないのだが、賞品は2Dで決めるでござる」

ミリィ「6ね」

GM「美肌草が2つ」

ミリィ「何それ?」

GM「お茶にして飲むと、肌がしっとりすべすべになる健康美茶の素。20ガメル分の価値があるでござる」

ミリィ「ふうん。あたしには必要ないけど、何かの交渉材料になるかもしれないわね。じゃあ、次のゲームは何?」

GM「炎の妖精サラマンダーとダンス。炎の中でダンスを踊り、生命力抵抗判定で3回成功すれば勝ちでござる。1回めの目標値は11」

サイバ「そんな体育会系の競技など、ぼくには向かん。出目3で失敗。他の2人が成功しているなら、運命変転も必要ないな」

マークス「生命力抵抗なら、基準値8の私にお任せを」

GM「では、2回めの目標値は12でござる」

ミリィ「あたしは、ここで失敗。後はマー君に任せた」

GM「3回めは13」

マークス「5を出せばいいんですね。はい、ぴったり5で成功しましたよ」

サイバ「さすがはキャプテンだ」

マークス「賞品は、また美肌草が2つですね」

ミリィ「もっと良い賞品はないの?」

GM「賞品決定のダイス目8以上で〈妖精の酒〉。11以上で〈妖精の粉〉が当たるでござるよ。ボーナス合わせて14以上なら〈妖精の宝石〉も手に入る」

ミリィ「宝石は妖精を召喚できるのよね。他は?」

GM「酒は飲むと寝る。粉は妖精の姿に変身できる他、何かのアイテムを作る材料になる」

ミリィ「粉と宝石が当たりっぽいわね。では、次のゲームに行きましょう」

 

GM「3つめは、水の妖精ウンディーネと飲み比べでござる。生命抵抗力判定で目標値16。失敗すると酔っ払って、1Dtb間あらゆる判定にマイナス1のペナルティーでござるよ」

サイバ「それはデメリットが大きいな。先に別のゲームをするというわけにはいかないか?」

GM「では、3つめは後回しで4つめ。樹木の妖精ドライアードとかくれんぼでござる。森に隠れたドライアード3体を、探索判定16で探すゲーム。ただし、男性キャラはドライアードが見つけて欲しいので、目標値14に下がる。一人5回まで挑戦できるでござるよ」

サイバ「探索かあ。基準値4だから10以上だな。5回振れるなら、1回ぐらいは成功するかも。(コロコロ)って、いきなりピンゾロで経験点50点稼いだな」

マークス「それはそれで美味しいですね」

サイバ「よし、2回めは10が出て1体見つけた。あと、3回振って、9、6、4か。4はひっくり返すと10になるが、運命変転は温存しておこう。一人1体のノルマは果たしたからな」

ミリィ「次はあたしが挑戦ね。あたしの探索基準値は6なので、目標値16だと出目10が必要なのは変わりない。6、8、10。よし、ノルマ達成よ。あとの2回は11と7なので、これで3体とも見つけたわ。1人で2体を見つけるなんて、さすがは天才のあたしね」

GM「だけど、賞品はやはり美肌草が2つのみ。では、5つめのゲームは木霊の妖精パックとの競走でござる。冒険者レベル+敏捷ボーナスで判定し、達成値分だけ進める。そして、5回の判定で100距離まで進めれば勝ちでござるよ」

サイバ「1回で平均20出せということか」

マークス「現状で、我々の基準値は7とか8ですので、この勝負で勝つのはまず不可能という計算になります」

サイバ「出目12で達成値+5というルールがあるから、それを連発できれば4回で100を越えるが、出目12が1回で25と計算した場合、残り4回の合計75だと平均19だから全て11でなければいけない。出目12が2回だと50になるので、残り3回の合計50だと平均17だから全て9以上。出目12が3回だと75になるので、残り2回の合計25だと平均13なので全て5以上か。出目12が5回中3回出せるなら、まだ見込みがあるってところだな」

ミリィ「ああ、何だかよく分からないけど、今のあたしたちの能力だと、やるだけ無駄な可能性が高いということね。挑戦することへのデメリットはあるの?」

GM「一つのゲームに参加するたびに、tbが過ぎていく可能性が高まるでござる」

サイバ「じゃあ、飲み比べと競走は勝ち目が少ないと判断して、今回はパスするか。また成長して、勝ち目が出てきて機会があれば再挑戦するってことで。5回中3回勝てただけでも上出来だ」

ミリィ「賞品が美肌草6つだけなのが残念よね」

サイバ「まあ、パイプ草と同じで、美肌草を欲しがるNPCがいれば別だけどな。とにかく、ゲームはここまでにしておこう。勝ち目の薄いゲームを楽しめるほど、ぼくは酔狂じゃないってことで」

GM「では、ゲームに参加し、1度でも勝てたことで、★2つを進呈するでござるよ。そして、宴はたけなわになり、妖精たちが酒を勧めてくる。断ることはできないので、生命力抵抗判定16を行うこと」

サイバ「結局、酒を飲まされるのか。はい、ピンゾロで失敗」

ミリィ「もう。酒に弱いんだから。って、あたしもピンゾロで失敗よ」

マークス「どうして、2人とも。私は出目5で、達成値13で失敗」

サイバ「全員失敗というのは、気に入らんな。仕方ない、ここで運命変転しておくか。ピンゾロを引っくり返して、6ゾロだ。酒を飲んだふりをして、下に垂れ流して、意識は保っておく。せっかくの妖精の宴だ。小説の材料になるネタがまだあるかもしれない」

GM「すると、サイバ☆リオンは2tb後に意識を取り戻す。全員、眠っていたなら4tbを浪費していたでござろうが」

サイバ「つまり、夜から未明になったということだな。ぼくが起こさなければ、昼まで寝ているはずだったわけで」

GM「さらに、サイバ☆リオンは妖精の歌っていた歌詞を記憶することができて、その情報で★2つを得た」

サイバ「よしよし。『酒に酔っても、酔い潰れるな。酒宴において、物語のネタは尽きまじ』という、ご先祖さまの言葉を守った甲斐があったというもの。で、どんな歌詞なんだ?」

GM「シナリオの記述をご覧あれ」

サイバ「ややこしい情報は、ぼく任せってことね。歌の内容は、七色の猫妖精ケットシーが帽子を取って妖精王を出迎えるって内容だな。色の順は『緑、金、青、黒、白、紫、赤』ということが読みとれる。妖精王を目覚めさせるには、七色のケットシーが全員そろって、正しい順に配列する手がかりのような内容だ。忘れずに情報をメモしておこう」

 

ようやく果樹園(16日め朝)

 

GM「では、翌朝未明の夜明け前。いち早く目覚めたサイバ☆リオンは仲間を起こして、旅を再開するでござる。食事と休息は十分とれたものの、酔い潰れた2人は、1Dtb間フラフラして1点の行動ペナルティーを受けるということで」

ミリィ「5が出たわ。今夜遅くにならないと回復しない。うう、胸がムカムカするぅ」

マークス「私も6が出たので、1日間は本調子じゃありませんね」

サイバ「はい、気合を入れろ。顔を洗って、シャッキリしろ」

ミリィ「一番、最初に酔い潰れていたと思ったリオン様が、どうしてこんなに元気なのよ〜」

サイバ「ご先祖の加護のおかげさ。とにかく、二人は歩くのがしんどそうなので、馬にタンデムするがいい。道案内は、ぼくが務めよう。移動判定は(コロコロ)5。おっと、危ない……が同じ南エリアだから出目5で成功なんだな」

GM「うむ。16日めの朝に、ようやく【のどかな果樹園】に到着したでござるよ」

サイバ「道に迷わなければ、昨日のうちに到着できたのにな」

ミリィ「おかげで、★6つをゲットできたんだからいいじゃない。うう、頭がガンガンするぅ」

GM「そこは、色とりどりの果実をつけた木々がひしめいている。ジュクれた果実の甘酸っぱい香りが……」

サイバ「ジュクれた……?」

GM「熟って字でござるからな」

サイバ「それは『ウれた』って読むんだ。ええい、ぼくに読ませろ。『甘酸っぱい香りが、穏やかな風に運ばれてくる。蝶が、緑の間をひらひらと飛んでいる』 はい、最後はGMよろしく」

GM「『ここは果樹園だ』でござる。では、イベントを決めるので1Dを振ってくだされ」

ミリィ「リオン様、お願い。あたしは二日酔いで弱っているから」

サイバ「それはキャラクターであって、ダイスを振るプレイヤーじゃないだろうが。そこまでロールプレイしなくていいぞ。まあ、振るけどな。5」

GM冒険者レベルの平均4を足して、イベント表の9の欄を見るのでござったな。分かりにくいルールは一つ一つ確認しなければ。ええと、イベントタイトルは『パックとリンゴ』ということで、果樹園に入ると、木霊の妖精パックと遭遇するでござるよ。何やら悪戯っぽい顔をして、リンゴをかじりながら、君たちにウインクしてみせる」

ミリィ「ええと、パックは宴のときに競走ゲームに出てきた奴よね。ええと、レベルを教えてくれないかしら」

GM「レベル9で、風の妖精魔法を得意としているでござる」

ミリィ「実は強かった?」

サイバ「さすがは『ガラスの仮面』の劇中で、シェークスピアの舞台劇『真夏の夜の夢』の登場人物にして、主人公の北島マヤが演じただけはあるな」

ガラスの仮面 21

ガラスの仮面 22


ガラスの仮面 [エイケン版 1984] NCOP


Glass mask 2005 op 1 ガラスの仮面 "promise" by candy


Glass Mask Opening 2 「ガラスの仮面 (2005)」- "zero" by Ikuta Aiko

 

ミリィ「って、どうしてガラスの仮面?」

サイバ「そりゃあ、演劇マンガのバイブルだからさ。とは言え、自分がこのマンガを読んでいた時期は旧世紀だからね。2005年にアニメの2作めが作られていたことも知らなかった。『真夏の夜の夢』のパック役は好きなキャラの一つさ」

GM「って、完全にプレイヤー発言になっているでござるな。とにかく、そのパックが君たちに話しかける」

パック『やあ、昨日の宴はどうも。だけど、ぼくとの競走を辞退するなんて、がっかりだなあ』

サイバ「風の妖精と競走して勝てるとは思えないからね」

パック『だから、今日は違うゲームを用意したのさ』

ミリィ「違うゲーム?」

パック『そう。ここに3つのリンゴがある。そのうちの一つは、まだ完全にウしていなくて酸っぱいんだ』

サイバ「ウしていない?」

GM「熟していないって書いているでござるからな」

サイバ「そっちは『ジュクしていない』って読むんだ。お前の日本語読み書きは、まだまだ未熟よのう」

GM「というか、日本語の漢字の読み書きって、言語の中でも難易度が高過ぎないでござるか? 『生』とか『日』って小学生の漢字ですら、一体いくつの読み方があるのやら。『日曜日』を『ニチヨウニチ』と読んだり、『日本』の読み方が『ニホン』『ニッポン』『ヒノモト』のどれが正解かとか、それなのに『本日』と逆にすると『ホンジツ』となったり、『一日』と書いて『ツイタチ』と読んだり、正直、異世界人には付いて行けないことも多々あるでござる」

ミリィ「そういうのは、心の目で読むのよ。日本の多様な漢字文化の空気を我が物にして、文字に宿された神聖なる力を感じとりながら、本質をつかみとるの。そうすれば、読めるようになるから。これこそ、正に日本人特有の空気を読む資質ね」

サイバ「テキトーなことを言ってるんじゃないぞ。たぶん、日本人が外国語の習得を難しいと言われている原因の一つは、言語能力の容量を日本語の読み書きに結構浪費しているんじゃないだろうか、と仮説を立ててみるが、まあ反論はいくらでもできるだろうから断言はしない。とにかく、空気を読むことのできるこのぼく、サイバ☆リオンなら、3つのリンゴから1つを見極めることなど簡単さ。小説家の観察力をナメるな」

パック『どうして、3つの中から1つを当てるゲームだって分かったのさ?』

サイバ「GMが漢字の読み書きに苦戦している間に、横からシナリオを覗き見したからに決まっている。サブマスター特権という奴だ。ええと、リンゴをよく観察するなら、見識判定10に成功すればいいとあるな。では、セージ技能4レベルで基準値7のぼくが華麗にリンゴを見極めてやろう。(コロコロ)って、ここでピンゾロが出るか、おい?」

ミリィ「リオン様の目は節穴だったようね。果物のことは、あたしに任せなさい。(コロコロ)達成値9。うう、二日酔いじゃなければ成功していたのにぃ」

サイバ「仕方ない。本日の分の運命変転を早速使うとするか。はい、6ゾロで、達成値が24。ピンゾロじゃなければ成功していたはずの判定に、無駄に大きな達成値を出した気分だが、小説家の沽券に関わる判定だからな。やむを得ん」

パック『うわあ、さすがは小説家だ。強引に運命をねじ曲げてまで、酸っぱいリンゴを言い当てたよう。だったら、賞品として〈風精鉱〉と〈パックの宝石〉をあげるね。必要なら、いつでもぼくを宝石で呼び出していいよ』

ミリィ「え? 9レベル妖精さんを召喚できるの?」

パック『1分間だけね。じゃあ、また』

サイバ「風精鉱は、イベントアイテムっぽいな」

GM「では、この後、果樹園の奥にあるスイーツ食堂に入るのでござるが、いささか長くなったので、今記事はここまで。続きは、また次回の楽しみに、でござる」

マークス「今回は寄り道脱線が多すぎましたからねえ」

●フェアリーガーデン第2部3話の状況

 

経験点:★6個、ピンゾロ分(サイバ1回、ミリィ1回)

収入:美肌草(20G)×6、風精鉱、パックの宝石

 

妖精郷同化度1(カシュミーラのみ2)

ブラウニー発見数:3体

 

遂行中のミッション

・果樹園でスイーツを購入。

・花畑の白い石碑に花を捧げる。

・羊ヶ原に薬草を配達する。

 

エスト&冒険目的

「エマのハンカチを見つけて、帽子とセットにする」

「煙草好きの森にパイプ草を持っていく」

「火柱の塔に〈炎精鉱〉を持ってくる」

「火柱の塔にいるレベル5魔動機ドゥームを倒せるよう成長」

「大神殿の信者を解放できるよう成長」

「火柱の塔にある〈ダレス写本〉を入手」

「白百合の谷のエマを救出する」

「そのために、大神殿に封印された吸血鬼シーラを解放する?」

「崩壊しかけている妖精郷を救う」

 

冒険達成度:妖精王の冠の情報2を入手(+2%)

      魔女の存在の情報1を入手(+2%)

 合計12%

(当記事 完)