Shiny NOVA&晶華のNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガールというオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ようこそ妖精郷へ(SWフェアリーガーデン0ー3)

パーティー結成

 

ハイラス「それでは、ここからGMをセイリュウ殿にバトンタッチして、正式にプレイを始めるでござ〜る」

NOVA「一応、第0部は序章ということで、冒険の導入部までの予定だ」

GM(セイリュウ)「よし、準備はできたようだな。では、プレイヤー1から順に自己紹介してくれ」

NOVA「ああ、GM様。一応、これまでは目立たせるため、青字表記してきたけど、今後は普通に行くから。いちいち色を変えるのも手間なので」

GM「うむ。良きにはからえ」

カシュミーラ(晶華)「では、プレイヤー1=主役ということで私から行きます。あ、一人称はあたしで行くから。あたしは大妖精使いの娘で、カシュミーラ・ミルモワール。略して、カシューとかカーラとかにしようとしたら、NOVAちゃんに止められたので、ミーラで行きます」

NOVA「ミラ、もしくはミリィの方が良くないか。ミーラだと、やはり、こういうのを連想してしまう」

ミリィ「じゃあ、これで。ええと、自分を天才と考えている自信過剰娘で、異世界への冒険譚にハマりながら、いつか冒険の旅に出たいと思ってました。夢は『ロードス島戦記』に登場するディードリットさんみたいな、伝説に残るエルフになること」

NOVA「ああ、その『ロードス島戦記』なんだけど、さすがにそのままはまずいので、アレンジしよう。うちのキャラのご先祖、ミッドウーノ☆リオン様の書いた『リオン戦記』というタイトルで、ロードスと似たような物語がラクシアにも伝わっているという設定を考えた」

GM「ミッドウーノって、もしかして旧ソード・ワールドの世界創造の御仁のことか?」

NOVA「当リプレイはあくまでフィクションなので、現実の人名には関係がございません。まあ、公式にはできないファンとしてのお遊びと思っていただければ。なお、『リオン戦記』の元ネタは新ライダーのセイバーに登場する『ライオン戦記』由来とも言っておく」

ミリィ「まだ、番組が始まってもいないのに……」

GM「ともかく、ミッドウーノ☆リオンという御仁の書いた『リオン戦記』に、カシュミーラ、愛称ミリィというエルフの娘がハマっていて、同じような冒険の旅に出たいと思っているのだな」

ミリィ「そうなの。そこに現れたのが、NOVAちゃんのキャラね」

サイバ(NOVA)「では、引き続いて俺だ。あ、キャラの1人称はぼくだけど、時々、素の俺が混じるかもしれない。ナンパモードの時はぼくで、ハードボイルドに決めたい時は俺口調に変わるかな。基本は、ぼくということで、ぼくはサイバ☆リオン。☆表記は、ご先祖にあやかったペンネーム。ご先祖は稀代の魔法使いで、冒険の末に☆を見つけて、その自伝を架空世界風味にアレンジした小説『リオン戦記』とか『クリスタリア伝説』とかでラクシア世界に異世界冒険ファンタジーブームを引き起こした有名人。一応、魔動機文明時代の人で、リオン家はその末裔で、代々優秀な魔法使いを輩出している家柄。その子孫で自分もご先祖さまにあやかりたいと考えている軽薄な若者が、ぼくなのさ」

GM「よくもまあ、いろいろな元ネタを混じえるものよ、と半分呆れ、半分感心している」

サイバ「プレイヤーのちょっとした芸ですな。で、サイバはご先祖の冒険を研究していて、各地を旅しようと決めて、とあるエルフの森を訪れた際に、同じように『リオン戦記』のファンである娘と出会い、意気投合したわけだ」

ミリィ「え? あなたがこの小説の作者リオン様のご子孫なのですか? 嘘?」

サイバ「嘘じゃないさ。ぼくもミッドウーノ様みたいな冒険がしたくて、そして素晴らしい小説が書きたくて、旅の最中なんだよ。この森に入ったのも取材の一環でね」

ミリィ「凄い。これぞまさに天の配剤。やはり、天才のあたしには運命も味方するのね。その旅にはあたしも同行するわ。あなたが本当に英雄リオン様の名を受け継ぐに値するか、このあたしが見極めてあげる」

サイバ「おお、森に入ったら、エルフの娘が同行を申し出た。これぞ運命に違いない。よし、ラクシアの平和はぼくが……守れたらいいなあ」

GM「つまり、思いきりメタフィクションで行くということだな」

サイバ「だけど、ぼくたちのパーティーには壁役の戦士がいない。そこでピンチになったところを、一人のルーンフォークが助けてくれたんだ」

マークス(ケイP2)「キャプテン・マークスです。海に投げ出されて行方不明になったお嬢さまを探して旅している元船乗り。その旅の途中で、危なっかしい旅人2人に出会って、彼らの珍道中に巻き込まれてしまいました」

サイバ「そうか。海に消えたお嬢さまを探して、旅しているのか」

ミリィ「それって、どこかの異世界に飛ばされちゃったってことはない?」

マークス「異世界ってどこなんですか?」

サイバ「確かに、異世界転生ものは最近の流行だからなあ。海に落ちて気が付いたら、海と大地のはざまにある世界で聖戦士として祭り上げられて、妖精をお供に戦う物語を知っている。もしかすると、君のお嬢さまもオーラロードを通って、彼方の地で戦っているかもしれないよ」

マークス「う〜む、そんな不思議な話があるのですか」

ミリィ「あるのよ。あたしたちは、その不思議を求めて旅している最中。だから、あなたもお嬢さまを探しているのだったら、あたしたちの旅に付いて来た方がいいわよ。あたしたちには頼れる戦士が必要だし、あなたには導き手が必要。リオン様は世界各地の物語に通暁し、運命に導かれているお方なので、きっとあなたの探索行にも力になってくれるはず。そう、円卓の騎士を導く魔法使いのように……と目をキラキラさせて説得します」

マークス「その姿に、お嬢さまと同じ無邪気さ、真っ直ぐさを感じて、疲れた心が癒されます。確かに、当てもなくさすらうよりも、噂話や伝承に詳しそうなお二人に付いて行く方がいいのかもしれませんね」

サイバ「頼むぞ、キャプテン。ぼくたちには君のような戦士が必要だ……ということで、3人で旅を続けているわけです」

 

GM「そんなお前たち3人は今、薄桃色のもやに包まれている」

サイバ「何だ、これは? もしや、運命の導きか?」

GM「ふいに、風が吹いた。風はあっという間にもやを吹き飛ばし、一気に視界が開けた。そこはとても美しい広大な湖のほとりだ」

マークス「湖ですか。さっきまでは存在しなかったんですよね」

GM「そうだ。明らかに空間を転移した直後のような違和感、異なる風景に直面した驚きを感じる。まるで空の青を映しとったかのような、青く澄んだ湖面。水面すれすれを白い鳥が飛んでいる。高く、険しく、切り立った断崖が、まるで大神の手のひらのように湖を包み、その上からは幾筋もの滝がゴオゴオという音を響かせながら、絶え間なく流れ落ちている。断崖に囲まれた湖の唯一の岸辺に、お前たちは立っているわけだ」

ミリィ「来たわね、とうとう。あたしの希望と栄光を彩る、シャイニーでワンダーな異世界が」

GM「そう。これこそ妖精郷。お前たちが探索すべきフェアリーガーデンだ」

フェアリーガーデン  ソードワールド2.0サプリメント  ―妖精たちの空中庭園―

 

 猫妖精のグラタン

 

ミリィ「ここが本当に異世界なら、あたしの夢がかなったことになる。さすがはリオン様。口車に乗せられるのを覚悟で、半信半疑で付いて行ったら本当に異世界に来られるなんて」

サイバ「何、言ってるんだ。ぼくの言葉は、半分は妄言かもしれないけど、半分は真実さ。そして、妄言の中にも真実の欠片はいっぱい隠れている。だから、妄言を紡ぎ上げているうちに、いつしか隠れた真実を見出すことになる。それこそファンタジーの醍醐味だと、偉大な作家は言ったんだ。故人曰く、『嘘から出た真実』とはこのことだね」

マークス「すると、この世界のどこかに私の探し求めるお嬢さまが……」

サイバ「いるかも知れぬし、いないかも知れない」

GM「では、そんな戸惑っている……戸惑っている? いや、何だか喜び浮かれているお前たちの背後から、交易共通語で声が聞こえてきた。『おやや? もしかして、お客さんかな?』振り返ると、そこには黒い毛並みの猫がいる。身長1メートルほどで、2本足で直立し、青い帽子をかぶっている」

ミリィ「出たわね。妖怪ネコマタ」

GM「『誰が妖怪ネコマタやねん。古代種妖精ケットシーやさかい、そこんところよろしく頼むわ』と黒猫妖精は訴える」

ミリィ「ええと、古代種妖精って何?」

サイバ「解説しよう。古代種妖精とは、現在のラクシアではほとんど姿を見せることのなくなった古の妖精たちである。とても珍しく、特別天然記念物みたいなものと考えてくれていい。フェアリーテイマーは妖精に対して魔物知識判定に自動成功できるが、古代種妖精に対しては通常の妖精と違って、魔物知識判定に成功しないといけない。なお、このぼくは判定達成値(コロコロ)出目9で合計13だが、ケットシーのことは知っているかな?」

GMケットシー知名度は9だから、普通に知っている」

ミリィ「さすがはリオン様。物知りでいらっしゃる。天才のあたしも負けてられないわ。(コロコロ)出目5だからギリギリ達成値9ね。ケットシーのことは知っている」

GM「レベル7で、人に対して友好的な妖精だ」

サイバ「何と、この猫がレベル7とは。ははあ、と土下座するしかないではないか。🙇‍♂️ ぼく、ドゲザえもん」

ミリィ「え? 何してるの、リオン様」

サイバ「勝てない相手には、頭を下げる。これが処世術というものだ」

ミリィ「ノーブル技能2レベルのあたしとしては、そう簡単に頭を下げる習慣はないわ。大体、相手が敵対的でもないのに、むやみやたらと頭を下げてもナメられるだけ」

マークス「ところで、古代種妖精の姿は、ルーンフォークの私には見ることができるのでしょうか?」

GM「ルーンフォークは妖精が見えないという設定であったな。当然、ケットシーの姿は目にも見えず、話す声も聞こえない」

マークス「つまり、私の目には、ミリィさんが独り言を話し、突然サイバさんが土下座を始めたように見えるんですね。ああ、前からおかしな二人で大丈夫なのかな、と思っていましたが、とうとう本当に正気を失われてしまったとは……。哀れみの目で二人を見ます」

GM「すると、ケットシーはそれに気付いて、『ああ、見えていない人が一人いるみたいだね。だったら、チチンプイプイ』と何やら呪文を唱える。そして『妖精メガネ〜』と大山のぶ代っぽい声で言うと、キャプテン・マークスの目にメガネが装着される。すると、あら不思議。ルーンフォークの目にも妖精が見えるようになり、会話もできるようになるわけだ」

マークス「おお、突然、メガネが出現したと思ったら、そこに二本足で直立した黒猫が? 魔物知識判定は、平目で振って4。私はケットシーの存在を知らないので、警戒を崩さない」

ミリィ「そこはあたしが説明してあげるわ。マーくん、実はね……」

マークス「マーくん?」

ミリィ「マークスだから、マーくんでしょ? 文句ある? それとも、マーちゃんがいい?」

マークス「マーくんでいいです」

サイバ「まあ、気にするな。仮面ライダーセイバーの世界では、ジャックだってジャッ君と呼ばれるからな。マベちゃんと呼ばれる宇宙海賊のことを思えば、まだマシだろう」

マークス「だったら、ハーロックはハーロッ君ですか?」

サイバ「さすがにそれはない。全世界のハーロックファンに謝れ」

 

GM「話を進めていいか?」

サイバ「ああ、GM様。サイバにも〈妖精メガネ〉が欲しいんだが」

GM「どうしてだ? 妖精の姿は見えているんだろう?」

サイバ「いや、そのメガネには妖精語の通訳機能もあるんですよ。ケットシーは交易共通語で会話してくれているからいいんだけど、このフェアリーガーデンでは、妖精語の話せる妖精使い以外にはもれなく〈妖精メガネ〉がプレゼントされる。そうでないと、冒険が進まないからな」

GM「やむを得ぬか。しかし、姿が見えているのにメガネをあげるのも変なので、会話通訳用の〈妖精イヤー〉を特別に進呈しよう。デザインは、ネコ耳、ウサギ耳、エルフ耳の3つから自由に選べる」

サイバ「付け耳装備ですかい。だったら、エルフ耳かな。ネコ耳とウサギ耳は女の子なら可愛くていいけど、男キャラだとどうもな」

GM「だったら、チチンプイプイと呪文を唱えて、サイバの耳はエルフ耳となった」

サイバ「え? 耳そのものが変わったの? 付け耳パーツとかじゃなくて?」

GM「うむ。この妖精郷にいる間は、サイバの耳はエルフの長耳だ」

サイバ「サイバ・イヤーはエルフ耳……(とキャラシートに書く)」

ミリィ「私も何か欲しい」

GM「いや、妖精使いは素で妖精語会話ができるから必要ないだろう」

ミリィ「それでも、二人が何かをもらっているのに、妖精使いだけ何もくれないのは逆差別だと思うの」

GM「ならば、特別に〈ネコ耳カチューシャ〉をプレゼントしよう。何の特殊能力もないただの頭飾りに過ぎぬが、見た目がキュートでラブリーになれる」

ミリィ「それ重要。〈ネコ耳カチューシャ〉ゲットだよ」

 

GM「で、ケットシーはコミュニケーションの準備が整うと、ようやく自己紹介を始めるんだが……むっ、ちと長いな。おい、時空魔術師、お前にケットシー役を命ずる。今から、この文章を読み上げろ」

サイバ改めNOVA「ええ、どうして、この俺が?」

GM「うむ。このケットシーと仲間たちは、いわゆる可愛い系のキャラ付けがされているのだが、それをシナリオどおりにそのまま演じると、わしの威厳というものが失墜しそうな気がしてな。どうも、世間ではゴジラの威厳が失墜することを『堕落した』と批判する勢力が一定層いるのだよ。猫キャラを演じるゴジラをお主はどう思う?」

NOVA「ハムスターのコスプレをするゴジラ🐹と同じくらい、トホホとなりますね」

GM「おい、それは逆だ。ハムスターがゴジラのコスプレをしたのであって、ゴジラがハムスターになったわけじゃない」

NOVA「どっちでも同じです。当時は、どうしてこの2作が同時上映なのか困惑したものです。ハム太郎を見に行った子どもが、白目ゴジラの恐ろしさに泣きじゃくったそうじゃないですか」


ゴジラ·モスラ·キングギドラ大怪獣総攻撃 予告編

GM「歴史は繰り返す。今の世でも、『喋って暴れる食べ物(タンタンメン)を見て、怖がる子どもがいた』らしいからな」

NOVA「魔法少女のファンシーな映画だと思って、何も知らない親に劇場版『まどか☆マギカ』を見に連れて行かれた幼女の悲劇、なんてものもありましたからね」


劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 予告第2弾


劇場版『叛逆の物語』悪魔ほむら誕生シーン

 

NOVA「では、今はサブマスターモードで、グラタンという名のケットシーのセリフを読み上げるぞ」 

グラタン『ようこそ、〈天の及ぶところその悉くに並ぶ者なき叡智と、地上のありとあらゆる財宝にもってしても代え難い美貌とを兼ね備えたる偉大なる魔術師、すべての妖精たちにとっての妹にして姉、娘にして母、友にして恋人たる空前絶後の天才妖精使い、神々に愛されし者、“妖精女王”アラマユ・ハメスガダラス様が、この世に生み出した至宝、荘厳にして優美なる妖精たちのための永遠の楽園ーー妖精郷〉へ!

『ボクの名前は、グラタン。アラマユ様から、この妖精郷の管理人を任されているケットシーだよ』

ミリィ「ええと、説明が長すぎるんですけど。要は、『妖精郷へようこそ。この場所は、あたしに匹敵する天才妖精使いのアラマユさんが創った素晴らしい場所で、天才の後継者のあたしにプレゼントしてくれる』ってことね」

NOVA「半分合っているが、『あたし』に関する部分だけは大きな誤解だ、とサブマスターとして言っておく。ここで、サイバに戻って……」

サイバ「おお、やはり、ここが伝説の妖精郷ですか。アラマユさんの名前は、うちのご先祖の手記にもあった。すごい魔法使いの名前ですが、古代魔法時代に妖精たちの楽園として築き上げた小世界は、ラクシア世界から消失して久しいとか。妖精郷がどうして消失したのかは、古代の謎の一つとされており、もしかすると、ぼくたちはそのミステリーを解明する入り口に来ているのかもしれません。これこそ、正に運命ですよ、うんうん」

ミリィ「って、グラタンのセリフよりも長いし」

マークス「とりあえず、ここが妖精郷で、妖精郷を作ったのが古の魔法使いアラマユさんで、我々の前にいる猫妖精がグラタンという名前で、歓迎の意を示してくれているんですね」

 

GM「うむ。グラタンはペコリと頭を下げると、『お客さんが来たなら、宿屋も再開しなきゃ』と言って、帽子の下から銀の鍵を取り出して、スキップを踏みながら鼻歌を歌って、湖に向かってポーンと投げ入れる。すると、どこからともなく、ゴーンゴーンと鐘の音が聞こえてくる。驚いて辺りを見回すなら……」

サイバ「ぼくは驚かない。冷静にグラタンの動向を観察するよ」

GM「いいから驚け。驚かないと、わしの背びれが青い光を発することになるが……」

サイバ「ゲッ、そいつは驚いて、辺りを警戒するしかない」

GM「そうだろう。では、辺りの空に4つの鐘楼が浮かび上がるのが見える。この鐘楼が妖精郷の東西南北を示していることが、直感的に分かったことにする。やがて鐘の音が止むと、目の前の岸辺から湖の真ん中に向かって、石造りの橋が浮上して、その先に小さな建物が出現する。建物の壁は白く塗られ、屋根は薄桃色をしている。グラタンは誇らしそうに『あれが妖精郷自慢の宿屋〈七色猫のおもてなし亭〉だよ。最近はお客さんが少なかったから大歓迎さ』とにこやかに言う」

サイバ「なるほど。新型コロナのせいで、観光客も減ったろうからな」

GM「大丈夫だ。妖精郷には、新型コロナの影響はない」

ミリィ「本当に? 病気の蔓延してそうな霧の街と違って、妖精郷はパラダイスってことね」

GM「確かに、霧の街が陰鬱な雰囲気なのに対し、こちらは童話の世界だからな。とにかく、シナリオにはグラタンの動作が細かく書き記してあるが、全部再現すると長くなるので割愛して、お前たちは食堂に招かれ、いっしょにお茶会をしているところまで時間を飛ばすぞ」

マークス「猫がお茶を入れてくれるでありますか?」

GM「普通の猫なら、ネコ舌で冷めたお茶しか出ないのかもしれぬが、グラタンの淹れてくれるのはグルメも絶賛する最高級のホットティーだ」

ミリィ「では、エルフ貴族の完璧な作法で優雅にいただくとしましょう」

サイバ「お茶を嗜みながら、この世界についていろいろと取材を試みる」

グラタン『もちろん、いろいろ話してあげるけど、その前に君たちのことを教えてよ。どうして、この妖精郷に来たのか。何か目的があるなら、ボクもお手伝いしてあげたいからさ』

マークス「そうですか。実は……」

サイバ「おっと、今回はここまで。続きは次回のお楽しみに」

マークス(ケイP)「って、実は……の後を喋らせてもらえないのが、お約束みたいに思えて来ました」

サイバ「それも、運命なんだろうさ」

マークス「シクシク(涙目)」

 

(当記事 完)