Shiny NOVA&晶華のNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガールというオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

マッスル太郎リプレイの後書き

祝・連載リプレイの終了

 

NOVA「昨年秋から頑張って書いてきた『マッスル太郎の霧街冒険譚』リプレイも、ついに完結した

晶華「NOVAちゃん、おめでとう🎉」

NOVA「ありがとう。マッスル太郎カテゴリーは全部で7部構成の56記事分で、よく続いたなあ、と思う」

晶華「でも、どうして、ここで後書き記事を書くのよ。コンパーニュで書けばいいのに」

NOVA「いや、コンパーニュだと、『GMヒノキ姐さん、プレイヤーはゲンブ』という形式でミストキャッスルをプレイしたことになっているだろう? でも、現実には『作者NOVAがダイスを振ってプレイして、ほぼリアルタイムで記事書きしている妄想リプレイ』という背景があって、そういう視点の後書き記事を向こうで書くのは、露骨な種明かしみたいで一部興醒めに感じる人もいるんじゃないかと思ってな。作者視点による後書きは、舞台裏のこちらで書いた方がいいと判断したわけだ」

晶華「つまり、あちらがマッスル太郎リプレイの表舞台という位置付けで、こちらが楽屋裏みたいなもの?」

NOVA「そういうことだ。そして、ここでは作者視点での執筆後感とか書き残しておきたくなったわけだ」

晶華「で、私が話し相手なのね。シーちゃんやリウ君をコンパーニュに帰した上で」

NOVA「ああ。マッスル太郎の物語の登場人物のいないところで、話したいネタもあるからな。それと、こちらのブログでも今回初めて『ソード・ワールド』というカテゴリータグを付けることになった。今までもソード・ワールドの話は結構していたけど、『TRPG』タグでまかなっていたからな。だけど、こちらでは『D&D』タグはあったのに、『ソード・ワールド』タグは用意していなかった。キャラクタービルドもここでしたのに、カテゴリーがないと不便だと感じたので、改めて用意したわけだ」

晶華「だったら、いっそのこと、こちらでも私のカシュミーラを主役に、ソード・ワールドのリプレイを始めましょうよ。NOVAちゃんがGMをして」

NOVA「あのな。夏場で仕事が本格的に忙しくなる前に……と思って、頑張ってマッスル太郎リプレイを終わらせて、俺はホッとしているんだよ。これ以上、バタバタさせるなよ」

晶華「でも、今年は夏休みも学校があるので、平年通りに朝から授業をすることができないそうじゃない。つまり、例年の夏よりは時間があるってことでしょう? だったら、リプレイの一本ぐらい新しく始める余裕はあるわ」

NOVA「ええと、そんなGMをする余裕があるなら、パグマイアの続きをやってます。何でも8月の終わりに、ネコ版の『マウ連合君主国』が発売予定だと、SNEのサイトで発表されたようだし、マッスル太郎が終わったから、ホッと一息つく余裕ぐらい与えて下さい。お願いします」

晶華「つまり、今のNOVAちゃんはマッスル太郎に全力投球したから、私のことを相手している余裕はないってことね」

NOVA「今、相手しているじゃないか」

晶華「NOVAちゃんは、マッスル太郎と私のどっちが大切なのよ?」

NOVA「お前、マッスル太郎に嫉妬しているのか?」

晶華「だって、向こうのブログは『花粉症ガール・翔花伝』というタイトルのはずなのに、今年度はまるで『お笑い魔神・マッスル太郎伝』みたいになってるじゃない。『翔花伝』はどうなっちゃったのよ」

NOVA「そうは言っても、姉の翔花がコロナ退治に出かけると言ったまま、行方不明じゃないか。先日、ウルトラマンZで花粉症がネタになったと思ったら、東京氷河期に襲われたり、明日にはジードが現れたり、あの世界の時空もずいぶん酷いことになっていそうだな」

晶華「とにかく、お姉ちゃんの行方がはっきりするまでは、私がここで『花粉症ガール』名義のブログの伝統を守らないと」

NOVA「だからと言って、ブログのタイトルを乗っ取るなよ。『Shiny NOVA』の伝統はどうなるんだよ?」

晶華「そんな、まだ半年も経っていない名前に伝統なんてないわ。それにNOVAちゃんがいなくても、毎週シャイニーとかワンダーって言ってる宝路さんがいるんだから、しばらくNOVAちゃんはシャイニー禁止令ね」

NOVA「ちょ、お前。俺からシャイニーを奪うつもりか?」

晶華「前回も言ったように、NOVAちゃんが私を冒険に連れて行ってくれるまではこのままよ」

NOVA「シクシク(涙目)」

 

 マッスル太郎誕生秘話と育成方針

 

NOVA「気を取り直して、『マッスル太郎inミストキャッスル』リプレイの企画始め記事はこれになるかな。この時(去年の秋)、俺とヒノキ姐さんはこんなことを話していた」

ヒノキ「それでは、腹筋崩壊太郎の件じゃが」

晶華「リナ老師まで?   腹筋崩壊太郎の何がそんなにいいのよ」

ヒノキ「いや、わらわではなく、ゲンブが腹筋崩壊太郎ロスに陥ったので、先日、ソード・ワールドでキャラ作りをしてみたのじゃ(中略)そのキャラで物語を作って、記事にできないじゃろうか」

NOVA「腹筋崩壊太郎の大冒険って感じか。だったら、ソロプレイでこれなんかはどうだ?」

ヒノキ「何と。死亡率の高い霧の街じゃと?  新兄さんは腹筋崩壊太郎を殺すつもりか?」

NOVA「大丈夫。死んでも魔改造されて復活できるから。普通のキャラなら改造されると感情移入の点で辛いときもあるが、腹筋崩壊太郎なら原作が悲劇だから、むしろ改造されて何ぼってところがある。令和を守るためのゴブスレ対決とは別に、ミストでマッスルな冒険も企画してみよう。まあ、その前に翔花伝の新・屋久島編を終わらせたいが」

ヒノキ「う〜ん、ミストキャッスルかあ」

NOVA「ソード・ワールドの方も記事書きしたいし、また、いろいろリプレイとかサプリメントとか展開するから、頑張って追っかけたり、懐古したりしたいよなあ」

NOVA「いやあ、この記事を読み直して分かるように、最初は腹筋崩壊太郎を元ネタにしたキャラで、『死んで魔改造されて、どんどん怪人化が進行していく話』を想定していた。まさか一度も死なずに、霧の街を脱出するところまでプレイできるとは思ってもいなかったんだよ。あまりに嬉しいので、10年以上前のミストキャッスル著者インタビュー記事も貼り付けておこう」

www.groupsne.co.jp

晶華「でも、NOVAちゃんって、確かミストキャッスルをプレイ済みなのよね」

NOVA「ああ、今回が2度めだ。前にプレイした時は2人パーティーで、前衛神官戦士(リルドラケン)と後衛魔法盗賊(エルフ)で、パーティーが2人か3人ぐらいだと、バランスよく楽しめると思う。4人だと、プレイヤー1人じゃ扱いきれないなあ」

晶華「いや、無理して1人で扱わなくても、友だちと集まってプレイすればいいじゃない」

NOVA「現状は、そっちの方が難しいんだよな。ボードゲームTRPGをする連れは、今だと自分を入れて4人が最大なんだ。だから俺がGMをすると3人パーティーになるし、しかもキャンペーンをするほどはプレイ回数がとれないので、単発セッションになりがち。最近はそれもなくて、時間効率のいいボードゲームを年に数回やるぐらいだが、今年の上半期はコロナのせいで一度も集まれず仕舞い」

晶華「ああ、ぼっちなんだ」

NOVA「いや、時間を掛けてTRPGをする仲間がいないだけで、たまに映画を見たり、飯食ったり、カラオケに行くような連れはいるんだよ。だから、今度、ウルトラ映画をお盆休みに一緒に見に行こうという約束はできた。その連れと今年、会うのは、これが初めてとなる。前に会ったのは、昨年末のスターウォーズ以来ということだ」

晶華「つまり、コロナで連れの人と会えないから、その分の時間をマッスル太郎のプレイで昇華したことになるのね」

NOVA「まあ、前にプレイした時は、それほど時間が掛からなかったんだけど(じっくり時間をかけても一ヶ月ぐらいと記憶)、文章であれこれ書き起こすとなると、予想以上に時間を費やして、かつ楽しかったという感想になる」

晶華「楽しかったんだ」

NOVA「普通にソロプレイをするなら、プレイをしているのは自分だけなんだが、記事を書きながらだと、自分の中に構築された別キャラの気分でダイスを振ったりしているわけで。物理的には一人でダイスを振っているだけでも、心理的には複数キャラの掛け合いでゲームしているのを、自分が見ている形だ」

晶華「それは妄想よ」

NOVA「分かってるよ。だけど、そういう妄想を文章にして遊ぶことができるのは、物書きの特権だろう? それに完全に妄想だけで、ご都合主義の物語だと、自分で書いていてつまらないので、シナリオとかゲームのルールに基づいたダイス目なんかは現実を想定している」

晶華「シナリオは現実にあって、ルールに基づいた裁定もきちんとして、ダイス目も実際に振ってみて、そして結果にリアルに一喜一憂したりもして、その上でGMとプレイヤーのセリフのやり取りだけは空想の産物ってこと?」

NOVA「まあ、そういうことだけど、俺の中には『ヒノキ姐さんはこういう性格で、ゲンブとはこういう関係で、一方でゲンブの方はこういうプレイヤーで……』などとイメージが見えているから、自然にセリフが出てくる、というのもある。まあ、多分に、書いている俺がその時にハマっているものもダダ漏れしてるんだが」

晶華「マッスル太郎さんが、突然マッスルウィザードなどと言い出したりするようなケースね」

NOVA「それと、これは文章の書き手として、俺の思考回路がたまに飛躍して、『どうして、この文脈でこういうネタが飛び出して来るんだ?』と自分でも意味不明になりがちなのを、適度に和らげながら、まだ読める形にしている時がある。自分で書いていて、一番意味不明だったのは、『名誉蛮族の腕輪を手に入れたマッスル太郎が、腕輪というだけでギギの腕輪とか言い始めて、話が古代インカの遺跡に至って、その直後に太陽神殿がマップ上に出現した下り』だな。ランダムで出て来たネタが上手くつながったというか、つながるネタがあれば強引にでもつなげてしまって、そこにツッコミ入れるGMのヒノキ姐さんとか、ああいうのは計算して書けるものじゃない」

晶華「誰かと喋っているうちに話が弾んで、思わぬ方向に展開するってのはあるけど、書いているうちにそういうこともあるのね」

NOVA「で、時々、我に返って困惑するんだよ。どういう話の筋道で、今のネタが出たんだって」

 

晶華「じゃあ、質問。どうしてマッスル太郎さんはグラップラーなの?」

NOVA「理由は二つある。一つは、元ネタの腹筋崩壊太郎がマッチョなヒューマギアで、変身後は両手に鎌を持つカマキリ怪人だから。Sランクの格闘武器にエッジドアームって、それらしい武器があるんだけど、結局、マッスル太郎は途中で足技に転向したので、両手鎌は使わなかったな」

晶華「もう一つは?」

NOVA「前にプレイしたのが、それぞれファイターとフェンサーだったから、次は使ってないグラップラーで行こうと考えた。ただし、序盤は敏捷力の低さで避けられないキャラになって、しかも紙装甲なので、敵からどんどんダメージを受けるんだけど、HPは高いので何とか踏ん張って、肉を斬らせて骨を断つ的な戦法で辛うじて生き残った感じ。殺るか殺られるかの緊迫感あるバトルだったな、というのが第3部ぐらいまでの印象」

晶華「最初は避けないキャラだったのね」

NOVA「だからHPをどう回復するかをあれこれ考えた。サプリメントに掲載されていた〈ポーションインジェクター〉がなければ、もっと厳しい局面もあったろうし、回復手段を序盤は救命草、それからポーションを使い、やがてヒーリングバレットや、《マルチアクション》からのアースヒールとか、試行錯誤していたのも楽しかったなあ。それと、回避力向上の〈ミモレの布鎧〉が装備できると、ずいぶん楽になったけど」

晶華「サプリメント様々ね」

NOVA「以前のプレイ時は、ルミエルレガシィも、エピックトレジャリーもなくて、アイテム本はアルケミストワークスしか持っていなかった(発売されていなかった)から、今回は充実したアイテムサプリメントをじっくり読んで吟味する楽しみもあったなあ」

晶華「育成の試行錯誤も楽しんでいたみたいね」

NOVA「メイン技能のグラップラーとエンハンサーを中心に、攻略の必要からスカウトとセージを習得し、後は練技のためのMP獲得とHP回復のためにマギテックとコンジャラーをつまみ食いし、ポーションインジェクターを有効利用するためにレンジャーになって、7つも技能を持つようになった。これもソロゆえの多芸ぶりだな」

晶華「途中でシューター技能にまで手を伸ばそうとしていたもんね」

NOVA「マギテック技能を有効活用しようと思えば、銃器を使いこなすのも一興なんだが、さすがに『グラップラーとして自己強化して戦う』というキャラコンセプトからズレすぎると感じてな。あと、ソーサラー技能もどうしようかと思ったけど、今回はパスした。《マルチアクション》で打撃と攻撃魔法を同時に使うのは殲滅力をさらに高めてくれるんだけど、物語も終盤なので獲得経験点との兼ね合いが気になった頃合いだったからな」

晶華「とりあえず、コンジャラーとマギテックは最低限度の2レベルのみに留めていたし」

NOVA「コンジャラーは武器強化とHP回復呪文、精神力抵抗アップ用の呪文が必要で、マギテックはヒーリングバレットと、後半はエクスプローラーエイドが役に立ったな」

晶華「3レベルに上げようとは思わなかったの?」

NOVA「思ったさ。コンジャラーの3レベルは、ゴーレムやアンデッドを作ることができて、前にプレイした時は前衛壁を増やすことができて重宝した記憶がある。今回もそれをしようかと思ったんだけど、マッスル太郎がある程度強くなってきて、避けてダメージを受けにくくなったのと、回復手段が充実してきたのとで、他に壁を増やす必要がなくなったからな。それとリプレイを書いていて、ゴーレムの育成云々を文章化するのも、今回は負担が大きくなるなと感じた」

晶華「じゃあ、ゴーレムは次の機会にお預けってことね」

NOVA「そうだな。マギテックについては、レベル3で【エフェクトウエポン】を覚えさせるといいかな、と終盤は感じた。敵の弱点を見抜いたはいいものの、『土属性ダメージ+3』とか『水・氷属性ダメージ+3』とか出ても、今のマッスル太郎じゃどうしようもないからな。だから、弱点については『物理ダメージ+2』とか『命中+1』とかを除けば、リプレイ中はいちいち書かなかった。ただ、もしも【エフェクトウエポン】を覚えていたら、『敵の弱点は土でござるか。ならば土の魔力を両足に宿し、グランドキック!』というようなクレバーな、そして、よりウィザードあるいはアギト的なプレイも可能だったと思う」

晶華「属性攻撃を弱点にする敵は、ソード・ワールドで多いもんね」

NOVA「単純に『魔法ダメージ+2』とかの敵もいるけどな。対属性攻撃だと、妖精使いがエキスパートだと言えるが、マギテックの【エフェクトウエポン】も便利だ。仮面ライダーウィザードも属性攻撃のエキスパートなんだけど、それをモデルにするなら足技主体の〈ミモレの布鎧〉だけでなく、もっと属性攻撃に主体を置いた育成もすれば良かったと思いつつ」

晶華「リプレイでは実現できなかったけど、まだまだやりたいことはいろいろあったってことね」

NOVA「そういうクレバーな技も魅力的だが、最後は《ファストアクション》4回攻撃と、《カウンター》キックで遊べたので、よしとするか。いや、《両手利き》の戦闘特技を習得すればグラップラーは1ラウンド3回攻撃ができて、《ファストアクション》で6回攻撃というロマンもあったんだけど、足技じゃ《両手利き》の恩恵が得られないからな。結局、7レベルの戦闘特技は長期戦をしやすくする《練体の極意》に落ち着いたし、ヒューリカ戦とラストバトルでは、それが功を奏したと思う」

晶華「3ラウンドで効果の切れる練技を9ラウンド保たせられるというのは、長期戦におけるMP消費量が全然違うものね」

NOVA「リザードマンは地味なラスボスだったけど、ボス級にHP強化された相手3体じゃ、長期戦になるのは必然。だから《練体の極意》を覚えて正解だったよ。まあ、昔のプレイの時は後衛魔法使いが《魔法制御》(範囲攻撃魔法で味方を巻き込まないようにする戦闘特技)を覚えていたから、ファイヤーボールの連発と前衛リルドラケン戦士の《テイルスイング》(尻尾を振り回して複数的にダメージを与える攻撃)で一気に片付けた記憶もあるが」

晶華「今のソード・ワールドは、様々な育成の選択バリエーションが魅力ってことね。いろいろなキャラクターを作って、育てたくなってしまう」

NOVA「あとは、パーティーの組み合わせとか、サプリで登場した新種族や職業を試してみる楽しみもあって、これからもあれこれ楽しんでいきたいものだ」

 

物語的な感想

 

NOVA「さて、キャラ育成話はこれぐらいにして、ここでは書き手視点のストーリー感想も記しておこう」

晶華「じゃあ、第1部から順に」

NOVA「最初は、マッスル太郎が弱かったなあ。こんなので生き残れるのかなあ、と思いつつ、3枚めドジキャラのコミカル冒険譚って感じで、キン肉マンのイメージが濃厚だった」

晶華「腹筋崩壊太郎に、キン肉マンのイメージを組み合わせたのね」

NOVA「そう、そこから世紀末救世主伝説の蛮族ヒャッハーな世界観が霧の街にはあって、もう声優、神谷明さんの持ちキャラネタで遊ばせてもらったのが、第一部の終盤のモ・ルゲ戦だな」

晶華「最初はウサギ商人の奴隷から始まり、スケルトン相手でボロボロになったり、暗闇の中を迷子になったり、所持金をスリ取られて涙目になったり、徹夜と空腹でフラフラ街をさまよったり、ヒーロー性の欠片もなかったのに、生き残るのに必死で頑張っていたら、第一部の終わりに突然ヒーローっぽく覚醒して、最後はコミカルな祝宴エンドで、まずはめでたしめでたし、と」

NOVA「作者としては、試しにプレイを始めて、街の地図書きとか、どういう記事にするか試行錯誤しながら、キリのいいところで短編的に1週間ほど書いてみたってところだな。当時は、他にも書き上げたい話(翔花伝の屋久島編とか、ゴブスレリプレイの続きとか)もいろいろあって、マッスル太郎をメインにするつもりはなかったんだ」

 

晶華「だけど、半年ぐらい経ってから、『マッスル太郎、ふたたび』というタイトルで第2部が始まるのよね」

NOVA「昨年秋の時点で、書き上げたい話が秋から冬の間にほぼ書き上がって、続きをプレイしたくなったからだな。折しも仮面ライダー迅が自由と解放というテーマで鮮やかに復活したので、マッスル太郎もその波に乗ろうとしたんだ」

晶華「謎のヒーロー、仮面レンジャーというネタも用意して」

NOVA「これは、DCドラマのグリーンアローをイメージしたんだ。ファーストシーズンのアローは、フードをかぶっただけの暗殺者だったけど、セカンドシーズンから『ヒーローにはマスクが必要』とのバリー・アレン(後のフラッシュ)の助言に従い、仮面のヒーローとしてのアイデンティティーを高めていく。もちろん、仮面のヒーローというネタは日本の特撮ヒーローや、キン肉マンの覆面超人の要素も意識したけど、まさか新型コロナウィルスでのマスク着用と絡めることになるとは、第2部の時点では考えていなかったなあ」

晶華「第2部は、レジスタンスの話題や、街の四祖の話、それにライバルとなるヒューリカさんとの因縁が生まれて、物語が広がっていった感じね」

NOVA「そして、一度敗れて死にそうになったマッスル太郎が、このままではダメだとレベルアップして、ヒロインのマリリンを助けながら、ボガード三面拳と男塾ネタで戦うクライマックスになった、と」

晶華「ライバルとヒロイン登場って、実に王道物語を意識した部よね」

NOVA「まあ、ヒューリカもマリリンも、ランダムミッションやクエストでたまたま登場したキャラだけど、出たからには何とか物語に活用したいと思って、それっぽく脚色した。ただし、作者がプロットを考える小説と違って、ランダムに事件が起こるタイプのゲームなので、どちらも実際の登場回数は少ないわけだ。キャラは登場していないのに、GMとプレイヤー間の会話、意識づけでライバル扱いしたり、ヒロイン扱いしたりしている。アローの第2部で言うなら、ヒューリカはデスストローク相当だし、マリリンはサラ・ランスを意識した暗殺者ということになる」

晶華「第1部のボスが一体のボガードだったのが、第2部では三体に増えた辺り、マッスル太郎の成長具合も明確よね」

NOVA「これはラッキーな展開なんだよな。実は、マリリン救出って序盤の固定ミッションなので、運が悪ければ、いきなり最初に三体のボガードと戦わないといけなくなって、ソロではまず攻略不能になる可能性があった。自分が生き残るためには、マリリンを見捨てるヒーローらしからぬ展開もあり得たわけだ」

晶華「それは、バッドエンドの悲劇ね」

NOVA「自分が死んでゲームオーバーになるか、救出すべきキャラを助けられずにバッドエンドになるか、そういうデンジャラスでデッドリーなのがミストキャッスルなので、マッスル太郎はよくもまあ、バッドエンドを回避できたなあ、と思うばかりだ」

 

晶華「第3部は、春休み明けの4月にスタートしました」

NOVA「こちらがマッスル太郎を再開したタイミングで、公式ムービーでも腹筋崩壊太郎が復活して、うまく流れに乗れているなあ、と感じたりした。それと、ここから続編のミストグレイヴのことを意識するようになっている。当時は5月ぐらいに終わる予定だったので、夏休み前にはミストグレイヴを始められるかも、という考えもあったけど、レベルが上がったり、話が進んだりすれば、それだけ考えることや書くことも増えて、序盤のようなテンポでは書けなくなってくるんだな」

晶華「キャラの育成方針について、あれこれ考えたり、請け負ったクエストが増えてきたので、どれから手を付けるか検討したり、情報を整理したり……などの作業が増えている感じね」

NOVA「そういうのを考えるのも楽しいんだが、4月のその時期は、新型コロナと仕事のことでも考えることが多くて、結構バタバタしていた気がする」

晶華「だから、第1部と第2部ではそれぞれ一週間程度で終わっていたのが、第3部では倍の2週間ぐらい掛かるようになったのかしら」

NOVA「一気に話を進めるようなことはできなくなったな。まあ、他の事情もあるわけだが」

晶華「他の事情って?」

NOVA「マッスル太郎以外にもリプレイ記事を立ち上げる準備だったり、こちらでスパクロ記事を書いたり、特定個人とのコメント絡みで4月から6月まではやたらと神経を使わされたりなどだ」

晶華「まあ、特定個人のコメント対応以外は、NOVAちゃんが好きでやっていたから、いいんじゃないかしら」

NOVA「そうだな。俺にとっては、マッスル太郎って建設的な創作作業のつもりで、この春から一番心血を注いで書いた記事だと考えている。そこを応援してくれる声は最も嬉しいわけだし、一番のツボになるのかな。で、それが一段落した以上は、次に何をしようかな、と充電したり、企画を頭の中で巡らせたり、少し気分転換も必要かなってタイミングが今だ、と」

晶華「この後書き記事は、ちょっとした余韻のようなものね」

NOVA「余韻に浸った話をしている間に、次にしたいことが見えてくることもしばしばだ。俺の好きな、一段落した後の総括記事って奴でもある。話を戻すと、マッスル太郎の第3部は、第2部からの流れで話を膨らませながら、最後はマリリン関係のレジスタンス組織〈月夜蜂〉との接触で、街の闇の一角に踏み込んだ流れになる。物語としては、背景世界の裏があれこれ見えてくるタイミングで、人間関係が単純な善悪だけでなく、個人や組織の利害関係が複雑に絡み合う段階なわけで」

晶華「第2部で話を広げて、第3部で話を深めたってところかしら」

NOVA「書いているときは、そこまではっきり意識しなかったけどな。それよりも、闇の暗殺者集団〈月夜蜂〉ってのが、いかにも俺のツボを突いてくる設定だと思ったわけだよ。作者の川人くんのダーク寄りなセンスが俺好みで、この素材をいろいろ膨らませたくなるなあ、と改めてプレイしながら感じていた次第」

晶華「光と闇の交錯とかコントラストってのが、NOVAちゃんの好みっぽいストーリー要素だものね。マッスル太郎は表裏のない明朗快活なキャラだったんだけど、それが仮面を付けて、都市の裏で暗躍する技術を身に付けて、そして自身の闇にも向き合うドラマになるのが、この後の展開、と」

NOVA「その過程を描いた第4部から後は、次の記事に続けよう」

(当記事 完)