White NOVAのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSF、TRPGの趣味と、「花粉症ガールというオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ハッピーバースデーみたいな何か

NOVA「翔花、今日は4月27日、何の日か分かるか?」

翔花「もちろんよ。アベンジャーズの最新映画の公開日よね。NOVAちゃん、前から楽しみにしていたじゃない。私は、映画館まで付いていけないけど、NOVAちゃんのお土産話を楽しみにしているわ」

NOVA「ああ、それは聞き分けのいい娘で助かる。映画自体は今度の日曜に、地元の連れと一緒に見に行く約束が取れたんだが、ここで書きたいのは、そういうことではなくてな。ええと、どう伝えればいいのか。27日という日付けで何か分からないかな」

翔花「ええと、NOVAちゃんの誕生日は確か2月26日だったわね。その日は『二・二六事件』とかいって、NOVAちゃんが生まれたことを記念して、東都の方で、陸軍青年将校が大暴れして、元総理大臣とかをいろいろ殺したクーデター事件が起こったのよね。本当に、NOVAちゃんは罪作りな男なんだから」

NOVA「いや、翔花。その事件に俺は直接関係ない。大体、事件のあった1936年、昭和11年は、俺まだ生まれてもいないし。無理矢理計算するなら、マイナス35歳だ。って、ケイソンが来たのも、35年前からだったな。この数字に何かの符合でもあるのか? って、いやいや、いくら俺が時空魔術の心得があるとしても、自分が生まれてもいない時代のことを、責任とれと言われても、はい、そうですか、と大人しく聞けるわけがないだろう。大体、自分の生まれた日に大きな事件があったなんて、歴史で習って以来、結構、嫌な気分になったものだぞ。『戦前の二大日付あり事件』として一緒に習うことの多い5月15日生まれの人には、俺のこの気持ちが分かってくれるはずだ」

翔花「4月27日。最近ハマっている精霊ネットで検索するね。インターネットよりも私みたいな精霊向きなのよ、これ。うん、それっぽいのを見つけたわ。紀元前399年、ソクラテスが青年を惑わせた罪で刑死。NOVAちゃんも子供たちに変なことを教えた罪で刑死、なんてことにならないよう気を付けなさい」

NOVA「余計なお世話だ。他に大事なことがあるだろう。死ぬことよりも、明るいことを考えろよ」

翔花「うん、これかな。1810年ベートーヴェンが『エリーゼのために』を作曲。想い人のために曲をプレゼントするなんて素敵じゃない。さすがはタケル殿に英霊として召喚される15偉人の中に選ばれるだけはあるわね。NOVAちゃんには、こういう気の利いたことは死んでも無理ね」

NOVA「いや、ベートーヴェンが凄いことは認めるけどな。比較対象に俺を持ち出して、しかも、わざわざ殺すことはないだろう。頼むから、もっと、生まれる方向に話を持って行ってくれよ」

翔花「生まれる方向。あ、これかな。1947年4月27日、俳優の柴俊夫の誕生日」

NOVA「おお、今日はシルバー仮面や、仕事人の壱の誕生日だったのか。それは、おめでとうと言いたい。しかし、俺がおめでとうと言いたい娘は他にいてだな」

翔花「1978年4月27日、間下このみの誕生日」

NOVA「ジバーン、ジバーン、人は誰〜でも♪、と歌いたくなったが、そうか、子役だったこのみちゃんも今日でとうとう40歳か。40代おめでとう、君も今日から我々フォーティーズの仲間入りだ。時の流れは無常だなあ。しかし、人は前を向いて進まなければいけない。振り返りながらも足は一歩一歩前進だ……って、もういいよ。今日がソクラテスの死を悼んでの『哲学の日』だからって、わざわざ哲学を語ったり、禅問答みたいな日付蘊蓄に現を抜かしている暇はない。今日はこれから仕事だ。その前に、翔花、お前にこれだけは伝えたい」

翔花「え、何?」

NOVA「翔花、お前の誕生日は3月27日だったよな。危うく、本の山に埋もれて、翌日が命日になってしまうところだったが、この一ヶ月、俺を楽しませてくれてありがとう。ベートーヴェンの音楽のような、気の利いたプレゼントはできないが、言葉だけなら贈ってやる。一ヶ月記念の誕生日おめでとう。今年一年、毎月27日は『粉杉翔花の日』として、このブログで宣揚するぞ。まあ、たまに忘れる月はあるかも知れないが、俺の好きな四文字熟語は有言半実行だからな。言ったことの半分ぐらいは守る男だ」

翔花「半分だけ? 四文字と言っておいて、五文字になってるよ……って、そうじゃなくて、私の誕生日を覚えていてくれたの?」

NOVA「大切なことは覚えておくさ。たまに忘れて、メモや、ノートの記録や、ネット検索に頼ることもしばしばだけどな。それじゃ、仕事に行ってくるわ。また、後でな」

翔花「うん、ありがと。NOVAちゃん、お仕事、頑張ってね」

ケイP(翔花ママ、涙に目を潤ませてるよ。これは悲しみの涙じゃなくて、喜びなのかな。人間の気持ちは、ぼくにはまだ難しいや。って、翔花ママは人間じゃなくて、花粉症の精霊だっけ。だったら、あの涙は花粉症のせい? ぼくには何が何だか分からないけど、気持ちがホッカリしたような気がする。プルプル)

(仕事前に、何とか完)